JPH0453810A - 透明性樹脂 - Google Patents

透明性樹脂

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JPH0453810A
JPH0453810A JP15991290A JP15991290A JPH0453810A JP H0453810 A JPH0453810 A JP H0453810A JP 15991290 A JP15991290 A JP 15991290A JP 15991290 A JP15991290 A JP 15991290A JP H0453810 A JPH0453810 A JP H0453810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
polymer
transparent resin
component
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP15991290A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Doi
亨 土井
Tomohiro Ishikawa
朋宏 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Publication of JPH0453810A publication Critical patent/JPH0453810A/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は透明性樹脂に関するものである。本発明による
樹脂は透明性および柔軟性に優れ、成形品、シート、フ
ィルム等の広範な分野に利用できる。
(従来の技術) 従来、マレイミド系共重合体について種々の検討がなさ
れている。例えば、メタクリル酸メチルにN−芳香族置
換マレイミドを共重合する方法が、特公昭箱43−97
53号公報、特開昭第61=141715号公報、特開
昭第61−171708号公報および特開昭第62−1
09811号公報に、スチレン系樹脂にN−芳香族置換
マレイミドを共重合する方法が、特開昭第47−689
1号公報、特開昭第61−76512号公報および特開
昭第61−276807号公報に開示されている。しか
し、これらの方法で得られる樹脂はN−芳香族置換マレ
イミド含有量が増すほど耐熱性は良好となるが、脆い、
加工性が悪い、着色する等の問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、透明性、柔軟性に優れた樹脂を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らはこの問題に鑑み、鋭意検討した結果、主鎖
中に構成成分(I)と構成成分(II)を含有する透明
性樹脂であり、特に、構成成分(1)がポリマー全体の
50〜98モル%、構成成分(II)がポリマー全体の
50〜2モル%であり、ポリスチレン換算の重量平均分
子量が1×103以上5×106以下であることを特徴
とする透明性樹脂が上記の目的を満たすことを見い出し
本発明を完成するに至った。
C,H2・・1 H3 −CH2−C− (n)  H3 構成成分(I)を与える化合物としては、N置換基とし
て炭素数か3〜18のアルキルマレイミド類、例えば、
N−n−プロピルマレイミド、N−1−プロピルマレイ
ミド、N−n−ブチルマレイミド、N−1−ブチルマレ
イミド、N−sブチルマレイミド、N−t−ブチルマレ
イミド、N−n−ペンチルマレイミド、N−n−へキシ
ルマレイミド、N−n−ヘプチルマレイミド、Nn−オ
クチルマレイミド、N−ラウリルマレイミド、N−ステ
アリルマレイミド等が挙げられる。
これらは、1種または2種以上組み合わせて用いること
ができる。
また、N−置換基として炭素数が3〜6のものを用いる
と樹脂の耐熱性を維持する上で好ましい。
構成成分(I)の含有量は、ポリマー全体の50〜98
モル%、好ましくは、50〜90モル%、さらに好まし
くは50〜85モル%である。また、構成成分(1)が
98モル%を越えると生成するポリマーは脆くなり好ま
しくない。
構成成分(II)を与える化合物は、イソブチンであり
、その含有量はポリマー全体の2〜50モル%、好まし
くは10〜50モル%、さらに好ましく15〜50モル
%である。
また、必要ならば本発明の目的を損なわない範囲で、他
のビニル系モノマーを共重合させることができる。他の
ビニル系モノマーとしては、スチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン、1゜3−ブタジェン、イソプレ
ンおよびこれらのハロゲン置換誘導体、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸シクロヘキシ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル等の
メタクリル酸エステル類、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸シクロヘキシ
ル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル等のアク
リル酸エステル類、酢酸ビニル、安息香酸ビニル等のビ
ニルエステル類、メチルビニルエーテル、エチルビニル
エーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル等のビニルエーテル類、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、無水マレイン酸、N−フェニルマレイミド、N−カ
ルボキシフェニルマレイミド、アクリロニトリル、エチ
レン、プロピレン、1−ブテン、2−ブテン、および1
−ヘキセンより選ばれる1種類以上の化合物が挙げられ
る。
これらモノマーの重合は公知の重合法、例えば塊状重合
法、溶液重合法、懸濁重合法および乳化重合法のいずれ
でも採用可能であるが、溶液重合法が特に好ましい。
重合開始剤としては、ペンゾイルバーオギサイド、ラウ
リルパーオキサイド、オクタノイルパオキサイド、アセ
チルパーオキサイド、ジ−ニブチルパーオキサイド、t
−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパー
オキシベンゾエート等の有機過酸化物、または、22−
アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)2.2
゛ −アゾビス−(2−ブチロニトリル)、2,2゛−
アゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2゛−ア
ゾビスイソブチレート、1.1゛−アゾビス−(シクロ
ヘキサン−1−カルボニトリル)等のアゾ系開始剤が挙
げられる。
溶液重合法において使用可能な溶媒としては、ベンゼン
、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキサ
ン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトン、メチ
ルエチルケトン、ジメチルホルムアミド、イソプロピル
アルコール、ブチルアルコール等が挙げられる。
重合温度は開始剤の分解温度に応じて適宜設定すること
ができるが、−船釣には40℃〜150℃の範囲で行う
ことか好ましい。
ここで、生成する樹脂の重量平均分子Jii(Mw)は
、ゲルパーミェーションクロマトグラフィー(GPC)
により求めることができる。本発明の樹脂の分子量はポ
リスチレン換算で1×103以上5X106以下、特に
、I X 10’以上5×105以下のものが好ましい
。分子量が5×106を越える場合には成形性が悪くな
り、1×103未満の場合には、得られる樹脂が脆い等
の問題が生ずる。
なお、本発明において得られる樹脂には必要に応じてヒ
ンダードフェノール、有機リン酸エステルのような熱安
定剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ヒンダード
アミン系紫外線安定剤、各種潤滑剤、各種フィラー等を
添加してもよい。
(発明の効果) 本発明による樹脂は透明性および柔軟性に優れ、成形品
、シート、フィルム等の広範な分野に有用である。
(実施例) 以下本発明を実施例により説明するが、本発明は実施例
に限定されるものではない。
生成したポリマーのガラス転移温度(T g)は、(株
)セイコー電子製DSC200を用いて、窒素中、10
℃/min、の昇温速度で測定した。
生成したポリマーの分子量は、ゲルパーミェーションク
ロマトグラフィー(GPC)東ソー(株)製HLC−8
02Aを用いてポリスチレン換算により求めた。
実施例1 撹拌機、窒素導入管、温度計および脱気管の付いた1g
オートクレーブにN−n−ブチルマレイミド76.6g
 (0,5モル)、2,2°−アゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)0.8g(5,0XIO−3モル)お
よびトルエン800mgを仕込み、窒素で数回パージし
た後、イソブチン56.1g (1,0モル)を仕込み
、60℃で5時間反応を行った。
反応内容物をエタノールに注ぎ、ポリマーを析出させた
。得られたポリマーをトルエンーエタノルで再沈澱精製
した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は52
.8gであった。
得られたポリマーの元素分析結果(C;68゜Ow t
%、H;8,9wt%、N;7,0wt%)より、生成
したポリマー中のマレイミド単位は52モル%であった
。このポリマーは重量平均分子量(Mw)32.7X1
0’  Tg=107℃であった。このポリマーを20
0℃、5Kg/cm2でプレスすることにより厚さ1m
mのシートを得た。このシートは無色透明であり、着色
は認められなかった。
実施例2 実施例1に記載の反応装置にN−n−へキシルマレイミ
ド90.6g (0,5モル)、2,2゜−アゾビスイ
ソブチロニトリル(AIBN)0゜8g (5,0XI
O−3モル)およびトルエン800m1)を仕込み、窒
素で数回パージした後、イソブチン14゜Og (0,
25モル)を仕込み、60℃で3時間反応を行った。
反応内容物をエタノールに注ぎ、ポリマーを析出させた
。得られたポリマーをトルエンーエタノルで再沈澱精製
した後、減圧下60℃で24時間乾燥した。収量は42
.5gであった。
得られたポリマーの元素分析結果(C;67゜7 w 
t%、H;8,8wt%、N;7.2wt%)より、生
成したポリマー中のマレイミド単位は80モル%であっ
た。このポリマーは重量平均分子量(Mw)22.2X
10’  Tg=112℃であった。このポリマーを2
00℃、5Kg/cm2でプレスすることにより厚さ1
mmのシートを得た。このシートは無色透明であり、着
色は認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1により得られたポリマーの■Rスペク
トルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構成成分( I )がポリマー全体の50〜98モ
    ル%、構成成分(II)がポリマー全体の50〜2モル%
    であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量が1×10
    ^3以上5×10^6以下であることを特徴とする透明
    性樹脂。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (nは3〜18の整数を示す) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)
JP15991290A 1990-06-20 1990-06-20 透明性樹脂 Pending JPH0453810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5424380A (en) * 1991-10-31 1995-06-13 Tosoh Corporation Resin composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5424380A (en) * 1991-10-31 1995-06-13 Tosoh Corporation Resin composition

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