JP3079890U - 星と月のかんさつばん - Google Patents

星と月のかんさつばん

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JP3079890U
JP3079890U JP2001000993U JP2001000993U JP3079890U JP 3079890 U JP3079890 U JP 3079890U JP 2001000993 U JP2001000993 U JP 2001000993U JP 2001000993 U JP2001000993 U JP 2001000993U JP 3079890 U JP3079890 U JP 3079890U
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修 永橋
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株式会社誠文社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】月の動きと星の動きを1枚の観察盤で見ること
ができる星と月のかんさつばんを提供する。 【解決手段】回転盤2と、回転盤2に重ね合わされるカ
バー部材3とからなり、回転盤2の一方の面が星座表示
面、他方の面が月表示面とされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小学校の理科学習時に使用する星と月のかんさつばんに関する。
【0002】
【従来の技術】
小学校における理科学習において、平成13年度までの学習指導要領では、第 5学年で月の動きについて学習し、第6学年で星の動きについて学習するように 定められている。
【0003】 したがって、5年生の児童には、月の動きや満ち欠けを見ることができる観察 盤を配布し、一方6年生の児童には、星の動きや星座を見ることができる星座盤 を配布し、授業時に持参させて学習の便宜を図っていた。
【0004】 月の動きを示す観察盤は、例えば図5に示すように、データ記載盤50と、月 齢・月形表示盤51とカバー盤52とが重ね合わされ、各盤がその中心回りに回 転するように中心点が割りピン53で止められ、各盤が連結されている。データ 記載盤50には、一番外側の周辺部に、24時間の時間目盛が記載され、この時 間目盛の内側に月齢が記載され、月齢が記載された内側にその月齢に対応する月 の形が記載されている。月齢・月形表示盤51には、月齢表示窓510と月形表 示窓511とが形成されており、月齢表示窓510にデータ記載盤に記載された 月齢が表示されるように月齢・月形表示盤51を回転させて合わせると、その月 齢に対応する月の形が月形表示窓511に表示されるようになされている。カバ ー盤52には、観察する南天に対応する半円形の観察窓520及び観測時刻表示 窓521が設けられており、東西の方位が記載されている。使用者は、月齢・月 形表示盤51の月齢表示窓510にデータ記載盤50に記載された数字が表示さ れるように各盤を適宜回転させると、それぞれ表示された観測時刻・月齢に対応 した月の形が月形表示窓511に表示される。
【0005】 また、一般的に使用されている星座盤は、図6に示すように、略楕円形状の表 示窓が形成され、その周囲に時刻目盛が記載されたカバー盤60と星座及び月日 目盛が記載された星座記載盤61とがそれぞれの中心を回転中心として回転する ように割りピン等で止められているものである。使用者が、観察日時に月日・時 刻目盛を合わせて、星座記載盤61とカバー盤60とを回転させると、かかる日 時に観察される星空を知ることができるようになされている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、平成14年度から実施される新学習指導要領では、月の動きと星の動 きとを第4学年で同時に学習させるように定められている。このため、上記した 従来技術では、月の観察盤と星座盤の2つの教材を授業時に持参する必要が生じ てくる。小学生にとって、2つの教材を持たせるのは、一方を紛失したり持参す るのを忘れたりする児童がいるなど、困難な場合が多く、ひいては授業進行の妨 げにもなると予想される。また、2つの教材を購入するのは、費用負担が大きい 。
【0007】 本考案はこうした問題点を解決するためになされたもので、月の動きと星の動 きを1枚の観察盤で見ることができる星と月のかんさつばんを提供することを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、理科学習時において使用される星と月 のかんさつばんであって、回転盤と、この回転盤に重ね合わされるカバー部材と からなり、上記回転盤の一方の面が星座表示面、他方の面が月表示面とされてい ることを特徴とする。
【0009】 この考案によれば、一枚の回転盤によって、星と月の両方を観察することがで きる。また、回転盤の表と裏とを使い分けることによって、星と月の動きをそれ ぞれ観察することができる。
【0010】 また、本考案は、理科学習時において使用される星と月のかんさつばんであっ て、回転盤と、この回転盤に重ね合わされるカバー部材とからなり、上記回転盤 のいずれか一方の面が星座表示面及び月表示面とされていることを特徴とする。
【0011】 この考案によれば、回転盤の表、若しくは裏のいずれか一方の面を見るだけで 、星と月の動きをそれぞれ観察することができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の第1の実施の形態について図を参照して説明する。この実施の 形態は、請求項1に対応している。
【0013】 図1は、本実施の形態に係る星と月のかんさつばん1の正面図(a)及び背面 図(b)、 図2は、図1(a)における回転盤2及びカバー部材3を示す正面 図、図3は、図1(b)における回転盤2及びカバー部材3を示す正面図である 。
【0014】 本実施の形態に係る星と月のかんさつばん1は、回転盤2とカバー部材3とか ら主要部が構成されている。以下、順次上記の各構成部分について説明する。
【0015】 回転盤2は、中心回りに回転させて、時刻変化に伴う星や月等の天体の動きを 知るためのものである。この回転盤2は、円盤状の厚紙で形成され、外周縁には 、鋸刃状の凹凸の刻み目が設けられており、回転盤2を回転させる際の便宜が図 られている。
【0016】 回転盤2の一方の面は星座表示面21、他方の面は月表示面22とされている 。
【0017】 星座表示面21は、星座等が記載されているものであって、周縁部に、月日を 示す日付目盛211が付されている(図2(a)参照)。
【0018】 月表示面22は、中心回りに回転させて、月の満ち欠けや太陽との位置関係、 及び時刻とその時刻に見える月の位置関係を知るためのものである。この月表示 面22には、一番外側の周辺部に、24時間の時刻目盛223が付されており、 この時刻目盛223の正午の目盛の外側に太陽が記載されている。また、時刻目 盛223の内側の周辺部に月齢224が記載され、月齢224が記載された内側 の周辺部にその月齢に対応する月の形225が記載されている(図3(a)参照 )。月表示面22には、この月表示面22に重なるように月齢・月形表示盤22 0が回転自在に取り付けられている。この月齢・月形表示盤220には、月齢表 示窓221と月形表示窓222とが形成されており、月齢表示窓221に月表示 面22に記載された月齢224が表示されるように月齢・月形表示盤220を回 転させて合わせると、その月齢224に対応する月の形225が月形表示窓22 2に表示されるようになされている(図3(b)参照)。
【0019】 カバー部材3は、回転盤2の両面に重ね合わされ、回転盤2を回転させて回転 盤2に記載された目盛り等と対応させることにより、所望の時刻における星空や 月を知るためのものである。このカバー部材3は、プラスチック等の薄板で形成 されており、星座表示面21に重ね合わされる側の面である星座表示面カバー部 31と、月表示面22に重ね合わされる側の面である月表示面カバー部32とか らなっている。したがって、星座表示面カバー部31と回転盤2の星座表示面2 1とが対向するように配置し、回転盤2の月表示面22と月齢・月形表示盤22 0とが対向しさらに月齢・月形表示盤220と月表示面カバー部32とが対向す るように配置して、これらの中心部をピン等の部材を貫通して止めることによっ て、この中心が回転中心となって、互いに回転自在になるようになされている。
【0020】 なお、カバー部材3と回転盤2との中心部をピン等の部材で止めなくても、例 えば、カバー部材3を回転盤2の外周に対応した形状にすることにより、回転盤 2とカバー部材3とが回転自在になるようにしても良い。
【0021】 星座表示面カバー部31には、略楕円形状の透明な星座観察窓310が形成さ れ、この星座観察窓310の周辺部には、星座表示面21に記載された日付目盛 211を表示するための透明な日付表示窓311が形成されているとともに、こ の日付目盛211と重ね合わせて日時を設定するための時刻目盛312が付され ている(図2(b)参照)。
【0022】 月表示面カバー部32には、半円形状の透明な月観察窓320が形成され、こ の月観察窓320の周辺部には、太陽の位置を表示するための透明な太陽観察窓 321が形成され、さらに、観察時刻を表示する時刻表示窓322が形成されて いる(図3(c)参照)。
【0023】 次に、上記構成の星と月のかんさつばん1の使用方法について、星座表示面2 1を使用する場合と月表示面22を使用する場合とに分けて説明する。
【0024】 星座表示面21を使用するとき、まず、回転盤2を適宜回して、星座表示面2 1の日付目盛と星座表示面カバー部31の時刻目盛312とを観察したい日時に 合わせて設定する。ここで、星座観察窓310に表示された星空が上記設定した 日時の星空となるので、実際の空と見比べて星座を知ること等ができる。
【0025】 月表示面22を使用するとき、月齢・月形表示盤220の月齢表示窓221に 月表示面22に記載された数字が表示されるように月齢・月形表示盤220を適 宜回転させるとともに、観察したい時刻が時刻表示窓322に表示されるように 回転盤2を回転させると、それぞれ表示された観測時刻・月齢に対応した月の形 が月形表示窓222に表示されるとともに太陽観察窓321に太陽に位置が表示 される。
【0026】 次に本考案の第2の実施の形態について図4を参照しながら説明する。この実 施の形態は請求項2に対応している。図4は、この実施の形態にかかる星と月の かんさつばん1の外観を示す概略図である。
【0027】 本実施の形態は、上記した第1の実施の形態とほぼ同様であるが、回転盤2の いずれか一方の面が星座表示面21及び月表示面22とされている点が異なって いるので、異なっている部分のみ説明する。
【0028】 回転盤2のいずれか一方の面の周縁部は、月表示面22とされており、その内 周部が星座表示面21とされている。カバー部材3に2は、この回転盤2に対応 して、星座観察窓310や月観察窓320が設けられており、また、図4には図 示していないが、日付表示窓、時刻表示窓等も、第1の実施の形態と同様に設け られている。
【0029】
【考案の効果】
以上に説明したとおり、本考案は構成されているので、一枚の回転盤によって 、星と月の両方を観察することができる。したがって、小学校の児童が月の観察 盤と星座盤の2つの教材を別個に用意する必要がなく、教師は授業をスムーズに 進行することができ、また、1つの教材を購入すればよいので、費用負担の軽減 を図ることができる。
【0030】 また、回転盤の表と裏とを使い分けることによって、星と月の動きをそれぞれ 観察することができるので、便利である。
【0031】 さらに、回転盤のいずれか一方の面を星座表示面及び月表示面とした場合は、 回転盤の表、若しくは裏のいずれか一方の面を見るだけで、星と月の動きをそれ ぞれ観察することができることができるので、表と裏を返す必要がなく、使い勝 手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態における星と月のか
んさつばんの(a)正面図及び(b)背面図である。
【図2】図1(a)における回転盤及びカバー部材を示
す正面図である。
【図3】図1(b)における回転盤及びカバー部材を示
す正面図である。
【図4】本考案の第2の実施の形態における星と月のか
んさつばんの外観を示す概略図である。
【図5】従来の月観察盤を示す分解斜視図及び正面図で
ある。
【図6】従来の星座盤を示す正面図である。
【符号の説明】
1 星と月のかんさつばん 2 回転盤 21星座表示面 22月表示面 3 カバー部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月12日(2001.3.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 理科学習時において使用される星と月の
    かんさつばんであって、 回転盤と、この回転盤に重ね合わされるカバー部材とか
    らなり、 上記回転盤の一方の面が星座表示面、他方の面が月表示
    面とされていることを特徴とする星と月のかんさつば
    ん。
  2. 【請求項2】 理科学習時において使用される星と月の
    かんさつばんであって、 回転盤と、この回転盤に重ね合わされるカバー部材とか
    らなり、 上記回転盤のいずれか一方の面が星座表示面及び月表示
    面とされていることを特徴とする星と月のかんさつば
    ん。
JP2001000993U 2001-02-28 2001-02-28 星と月のかんさつばん Expired - Lifetime JP3079890U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0563693U (ja) * 1992-01-30 1993-08-24 株式会社クボタ スカム除去装置

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