JP3079879U - 文字情報付き蛇腹状保護管 - Google Patents

文字情報付き蛇腹状保護管

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JP3079879U JP2001001863U JP2001001863U JP3079879U JP 3079879 U JP3079879 U JP 3079879U JP 2001001863 U JP2001001863 U JP 2001001863U JP 2001001863 U JP2001001863 U JP 2001001863U JP 3079879 U JP3079879 U JP 3079879U
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裕史 長久
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住商メタレックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来用いられていた注意シールを用いること
なく、蛇腹状保護管に文字情報を表示できるようにする
こと。 【解決手段】 中空状筒体を呈する樹脂製の蛇腹状保護
管において、該保護管の外表面に文字情報を直接表示し
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は文字情報付き蛇腹状保護管に係り、さらに詳しくは建設施工現場等で 各種配管を、釘打ちや衝撃等から保護するために利用される蛇腹状の樹脂製保護 管であって、その保護管の外表面に文字情報を直接表示する考案に関する。
【0002】
【従来の技術】
マンション、住宅、オフィスビル等の各種建設施工現場では、電気工事、ガス 工事、電話工事、上下水道工事、暖冷房空調工事、間仕切り工事、内装工事等が 行われ、それらの工事にともない、建物内には各種配管が網の目のように張りめ ぐらされる。また、その現場では、各工事に従事する作業者が入れ替わり立ち替 わりに、入り交じった状態で工事が進められることが多い。
【0003】 また一般的に、床暖房等に用いられる温水配管は架橋ポリエチレン管で形成さ れるが、断熱目的とその架橋ポリエチレン管の保護の目的から、この架橋ポリエ チレン管は蛇腹状保護管で包み込まれている。
【0004】 上記したような建設施工現場での環境下にあっては、床下、天井及び間仕切り 壁内の配管工事おいて、安全に配管するという目的から、配管の保護が求められ ることが多い。 例えば、各種配管に釘を打ったり、あるいは重量物を落下させたりして、配管 を損傷させることは、絶対に避けなければならない。このため、損傷を受け易い 配管、あるいは損傷を受けると甚大な損害が発生するような配管には、作業者に 対する注意を喚起するために、「釘打ち厳禁」「釘打ち禁止」「釘打ち注意」等 の注意喚起情報を印刷した注意シールを貼付して、その対策をとっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、配管が平滑面であるものに対しては、注意シール11を貼付しても 剥離等の弊害は起こらないが、上述の蛇腹状保護管10にこの注意シール11を 貼付した場合には、剥離等の弊害が起こり易かった(図2参照)。
【0006】 すなわち、蛇腹状保護管10はその構成上、貼付面10aが凹凸面であったた め完全な貼付が困難であり、さらに蛇腹状保護管10は曲げて使用されることも 多く、その場合には曲げて伸ばされた部分は注意シール11が剥がれ易くなり、 一方縮んだ部分は注意シール11に皺が発生してそこから破れ易くなるという問 題があった。
【0007】 さらに注意シール11を貼付するということは、貼付面がほこりをかぶったり した場合や、水に濡れたりした場合には、どうしても糊の粘着力が低下して剥が れ易くなってしまうという現実もあった。 また、注意シール11は離型紙でその貼付面を保護しているため、使用の際に 剥した離型紙がゴミとなってしまい、その始末に困るという問題もあった。
【0008】 本考案は、蛇腹状保護管に文字情報を直接表示することで、上述の全ての問題 点を解消しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため本考案の請求項1は、中空状筒体を呈する樹脂製の蛇腹状保護管にお いて、該保護管の外表面に文字情報を直接表示したことを特徴とする。
【0010】 上記した請求項1に係る文字情報付き蛇腹状保護管によれば、文字情報が保護 管の外表面に直接表示されるので、貼付した注意シールのように文字情報が保護 管から剥がれてしまうということはない。
【0011】 請求項2は、文字情報が、印刷により施される文字情報であることを特徴とす る。 このため、印刷機による簡単な操作で、蛇腹状保護管の製造と同時に、文字情 報の表示も行うことができるので、結果的に文字情報付き蛇腹状保護管の製造効 率を向上させることができる。
【0012】 請求項3は、文字情報が、作業者に対する作業の注意喚起情報であることを特 徴とする。 ここで作業者とは、工事現場にいる全ての作業者のことであるが、特に本考案 の蛇腹状保護管の設置作業に従事する者以外の作業者にとって、注意喚起情報の 存在意義が大きなものとなる。 このため、作業者は当該蛇腹状保護管を見るだけで、作業上の注意を喚起され ることになり、作業ミスによる事故の発生を未然に防止できる。
【0013】 請求項4は、文字情報が、作業者に対するスローガン情報であることを特徴と する。ここで言う作業者の意義も、前項で述べた内容と同じである。 このため、作業者は当該蛇腹状保護管を見るだけで、作業意識の向上が図られ ることになり、作業効率を上昇させるとともに、作業ミスによる事故の発生を防 止することができる。
【0014】 請求項5は、文字情報が、当該保護管の製造元情報であることを特徴とする。 製造元の名称を蛇腹状保護管に表示することにより、施工現場にて製造元を簡 単に確認することができ、責任主体が明確になるとともに、製造元の宣伝広告機 能も発揮できる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明するが、本考案の内容はこの 範囲に限られるものではない。 図1は本考案の斜視図であって、蛇腹状保護管1の外表面1aに,文字情報2 が直接表示されている。 なお本考案における蛇腹状保護管1とは、縮径部と拡径部を繰り返して外表面 が凹凸状を呈し、直線部や曲線部を自由に形成することができる可撓性の保護管 のことであり、図1に示されるようなものを意味する。
【0016】 ここで、文字情報2を蛇腹状保護管1の外表面1aに直接表示する方法として は、どのような手段によるものであってもかまわないが、例えばインクジェット プリンタを利用する印刷手段を採用した場合には、被印刷面が凹凸面を呈する蛇 腹状保護管1の外表面1aに対して、平滑面に対する印刷と殆ど差のない状態で 対応できるようになる。 樹脂製の蛇腹状保護管1の製造工程の後に、このような条件の印刷機(図示し ない)をセットすることで、蛇腹状の保護管の製造と、本考案に係る文字情報の 印刷とを連続して行い、両工程を効率的に完了させることが可能となる。
【0017】 なお文字情報2の表現形式としては、管の直径寸法、長さ寸法、蛇腹形状の態 様、管の地色等を考慮して、実際の現場で作業者が読み易い文字数、文字の大き さ、文字の太さ、文字間隔、文字の色彩等を適宜工夫する必要がある。 また、この文字情報2を、蛇腹状保護管1の長手方向に沿って平行状に表示す ることも、あるいは直交状に表示することも、さらには傾斜状に表示することも 自由であるし、この文字情報2を広角度から視認できるようにするために、複数 行の表示にしたりすることもできる。加えて、文字情報2を日本語表示の外に外 国語表示としたり、あるいは数字や記号を含めた表示にすることも自由である。
【0018】 上記のような印刷の手段で、文字情報2を蛇腹状保護管1の外表面1aに直接 表示するが、ここで文字情報の内容は、特に制限されるものではない。 例えば、それが作業者に対する作業の注意喚起情報であったり、作業者に対す るスローガン情報であったり、当該保護管1の製造元情報であったりしても良く 、その表現態様もまた自由に選択することができる。
【0019】 作業者に対する作業の注意喚起情報の例としては、蛇腹状保護管1が釘打ちや 重量物の落下による損傷を特にきらうため、「釘打ち厳禁」「釘打ち禁止」「釘 打ち注意」「釘打ち防止」、あるいは「落下厳禁」「落下禁止」「落下注意」「 落下防止」、さらには「衝撃厳禁」「衝撃禁止」「衝撃注意」「衝撃防止」等が 考えられる。
【0020】 ついで作業者に対するスローガン情報の例としては、工事施工の安全確保の観 点から、「安全第一」「注意一秒事故一生」「誠心誠意」「努力」「根性」等が 考えられる。
【0021】 上記の構成に係る本考案は、蛇腹状保護管1の提供業者が、蛇腹状保護管1の 製造工程に付随して、印刷により文字情報2を蛇腹状保護管1の外表面1aに直 接表示することで、蛇腹状保護管1の完成と、文字情報2の直接表示との完成を 効率的に行うことができ、従来の注意シール方式と比較して工事現場での煩わし さが大幅に軽減され、製造コストも低廉なものとなり、表示された文字情報の表 示安定性も格段に優れたものとなると同時に、シールから剥す離型紙のゴミも発 生しないので、環境にも優しいものとなる。
【0022】
【考案の効果】
よって本考案は、蛇腹状保護管の外表面位置に文字情報が常に安定した状態で 表示できることとなり、文字情報が剥がれて読めなくなるというような事故は起 こらず、作業者は安心して自らの作業に集中することができ、そこで行われる施 工工事は、安全でスピードアップが図られるという優れた効果が達成できる。
【0023】 また、工事現場で何枚もの注意シールを貼付するというような煩わしい作業か ら解放されるため、現場施工に従事する作業者の手間を著しく軽減することがで き、文字情報付き蛇腹状保護管の製造コストも注意シールを不要とすることから 低廉なものとなり、さらに離型紙ゴミも発生させない等の種々の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る蛇腹状保護管の斜視図である。
【図2】従来の蛇腹状保護管の斜視図である。
【符号の説明】
1…本考案の蛇腹状保護管 1a…本考案の蛇腹状保護管の外表面 2…文字情報 10…従来の蛇腹状保護管 10a…従来の蛇腹状保護管の貼付面 11…注意シール

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状筒体を呈する樹脂製の蛇腹状保護
    管において、該保護管の外表面に文字情報を直接表示し
    たことを特徴とする文字情報付き蛇腹状保護管。
  2. 【請求項2】 文字情報が、印刷により施される文字情
    報であることを特徴とする請求項1記載の文字情報付き
    蛇腹状保護管。
  3. 【請求項3】 文字情報が、作業者に対する作業の注意
    喚起情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    文字情報付き蛇腹状保護管。
  4. 【請求項4】 文字情報が、作業者に対するスローガン
    情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の文字
    情報付き蛇腹状保護管。
  5. 【請求項5】 文字情報が、当該保護管の製造元情報で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の文字情報付
    き蛇腹状保護管。
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