JP3078962U - 卓上カレンダー - Google Patents

卓上カレンダー

Info

Publication number
JP3078962U
JP3078962U JP2001000743U JP2001000743U JP3078962U JP 3078962 U JP3078962 U JP 3078962U JP 2001000743 U JP2001000743 U JP 2001000743U JP 2001000743 U JP2001000743 U JP 2001000743U JP 3078962 U JP3078962 U JP 3078962U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calendar
paper
supporting leg
piece
desk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001000743U
Other languages
English (en)
Inventor
隆男 野崎
Original Assignee
野崎印刷紙業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 野崎印刷紙業株式会社 filed Critical 野崎印刷紙業株式会社
Priority to JP2001000743U priority Critical patent/JP3078962U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3078962U publication Critical patent/JP3078962U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再利用が容易で自然に優しく、また、単なる
美麗なカレンダーとしてだけでなく、様々な機能を備え
た卓上カレンダーの提供。 【解決手段】 背紙2に暦紙3を重ねてその上辺部で一
体に接着し、一枚ずつ除去可能とする。背紙2に支持脚
構成部分6を有する。さらに、表紙4を備え、表紙4に
席札5を着脱可能とすることがある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は、卓上で利用する小形のカレンダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
卓上カレンダーには種々に趣向を凝らしたものが多い。透明なプラスチックカ バーに必要枚数の暦紙を入れ、差し替えるものや蝶番構造を作ってめくり返して 行くもの、別途に準備されているスタンドに立て掛けるものなどである。 なお、暦紙とは暦を記載してある枚葉のことであり、必要枚数は少なくとも1 年の12ケ月を表示するのに必要な枚数のことである。従って、月単位カレンダ ーで言えば12枚のこともあれば6枚のこともあり、年末、年始をダブらせるな どの場合には12枚を越えることもある。 しかし、いずれも場合もプラスチックや蝶番構造あるいはスタンドに紙以外の 素材が使われており、製品のコストを押し上げている。また、プラスチックや金 属が使用されていると再生紙として利用するときに分別が必要で、結局は、全部 を廃棄することが多く、資源を浪費するばかりか、環境を汚染する恐れすらある 。 また、卓上カレンダーは机上の装飾品としても考慮されており、図柄に美しい ものや芸術性の高いものが選定されている。しかし、単に装飾品としての機能に すぎず、机上で邪魔になったり、飽きたり、あるいは暦としての機能がなくなる と捨てられてしまい、折角の卓上カレンダーが十分に利用されていない面がある 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、再利用が容易で自然に優しく、また、単なる美麗なカレンダーと してだけでなく、様々な機能を備えた卓上カレンダーの提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 卓上カレンダーを1枚の背紙と必要枚数の暦紙で構成する。背紙は通常暦紙よ りも厚く、一般に厚紙と呼ばれる程度の剛性を備えている。暦紙の紙質は、印刷 の内容やデザイン上からさまざまである。背紙と暦紙は重ねてその上辺部で一体 に接着し、暦紙はミシン目や接着を弱くすることで一枚ずつ除去可能とする。 そして、平らな背紙に一部を残した切り込みにより支持脚構成部分を形成する 。具体的には、背紙に設定した縦方向の軸線に対して対称に配置された支持脚片 と前記の軸線を横断し両端部が支持脚片に入り込んだ補強片を切り込みによるパ ターンで形成する。支持脚片は前記軸線側で軸線に対して平行な対向辺を折線と して折り上げ、補強片は下辺または上辺を折線として折り上げるものであり、支 持脚片の対向辺が交差する補強片の位置に設けた係合用の凹部を、支持脚片の、 補強片の端部が切り抜かれたことによる凹所に形成した凸部に係合して、両側の 支持脚片を補強片で折り上げ状態に維持する。 背紙と暦紙に加えて表紙を設け、表紙に差し込み口や差し込み袋を付設してこ れに別途に準備する席札を着脱可能(差し替え可能)にすることがある。席札は 複数枚を準備しておく。
【0005】 暦紙に絵柄部分と暦部分を設け、絵柄部分に別途に準備する写真や気に入った 印刷物などの装飾片を取り付けられるようにすることがある。取り付けは着脱が 容易なように装飾片の角に相当する箇所に切り込みを四隅あるいは二隅の箇所に 入れておく。装飾片は暦紙に対してこの切り込みを利用して角を係合させて取付 けられる。 さらに、暦紙に絵柄部分と暦部分を設け、絵柄部分を絵葉書として切り離し可 能に形成しておくことがある。カレンダーの装飾として使用された美しい写真や 絵を再利用することができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は、第1の実施形態を示し、縦145mm、横125mmの大きさをした 卓上カレンダー1であり、同じ大きさの背紙2と暦紙3および表紙4を備えてい る(図3イ、ロ、ハ)。符号5は別途に準備した席札(図1 ロ)であり、この 図では、外出して席に居ないことを伝えている。なお、席札5は表裏を2段に分 けて使用し、一枚に4種のメッセージを記録することができる。
【0007】 背紙2は比較的硬い上質紙であり、切り込みによるパターンとして支持脚片6 a,6bと補強片7を形成してある。支持脚片6a,6bは縦方向の軸線p(図 3イ)に対して対称に配置され、補強片7は前記の軸線pを横断し両端部が支持 脚片6a,6bに入り込んだ配置となっている。切り込みによるパターンは、支 持脚片6a,6bについては前記軸線p側で軸線pに対して平行な対向辺8a, 8bを残してあり、補強片7に関しては下辺9を残してある。
【0008】 さらには、補強片7の端部が支持脚片6a,6bに入り込んでいる箇所では 、補強片7の形態に合わせて切り込みが入れられている。補強片7端部の形態は 、対向辺8a,8bの線が補強片の上辺10と交差する位置にそれぞれ係合用の 凹部11a,11bを有すると共に、上辺10から下辺9へなだらかに下る曲線 部分の下辺近くに係合用の凸部12を有している。対向辺8a,8bの線が下辺 9と交差する位置をQにすると、位置Qから係合用凹部11a,11bの先端ま での距離d1は係合用凸部12の先端までの距離d2よりも若干大きくしてある 。 なお、この実施形態では、補強片7の両端部を補強するために下辺の両端から 下方へ対向辺8a,8bにいたる切り込みとして三角形状部分(ハッチング個所 )を設けている。
【0009】 支持脚片6a,6bは対向辺8a,8bを折線としてそれぞれ折り上げ、補強 片7は下辺9を折線として折り上げる。すると、支持脚片6a,6bの面は背紙 2の面から直立して底辺が机上に接し、卓上カレンダー1を立ち姿勢に維持する 。補強片7は、折りあげると両端部の係合用凹部11a,11bが折り上げた支 持脚辺6a,6bの係合用凸部12,12に係合して、支持脚片6a,6bが元 の平坦な位置に戻ってしまうのを防止する。すなわち、補強片7は、支持脚片6 a,6bが卓上カレンダー1を立ち姿勢に維持するのを補強する。
【0010】 図5(イ、ロ)は第2の実施形態であり、暦紙3に特徴を有する。暦紙3は絵 柄部分13と暦部分14に区画されており、絵柄部分13に別途に準備する写真 15(装飾片の一つ)を係合するための切り込み16を四隅(あるいは二隅)に 入れてある。絵柄部分にはもちろん適切な図柄や風景が印刷されている。写真1 5に変えてお気に入りの図柄を切り取ったものを装飾片として利用することもで きる。
【0011】 暦部分14は通常のものであり、この実施形態においては一枚に1ヶ月分を印 刷してある。1ヶ月の長期間にこの暦紙3の図柄に飽きるなどしたときには、気 に入った装飾片を取りつけて雰囲気を変えることができる。また、その月にあっ た出来事に関する写真などを取り付け、その暦紙を切り離さないでおけば、年間 の行事を記録したアルバムともなる。 なお、この実施形態では暦紙3に重ねて適宜枚数のメモ用紙17を併設してお くことがある。暦紙3のスペース以上に写真を取り付けておきたい場合に便利で あり、記録が散逸せず、写真に関するメモも残しておくことができる。
【0012】 図6(イ、ロ)と図7は第3の実施形態であり、暦紙3に特徴を有する。暦紙 3は絵柄部分13と暦部分14を有し、絵柄部分13の大きさを絵葉書として切 り離し可能に形成してある。また、この実施形態における支持脚片6は、第1、 第2の実施形態のものと構造が異なり、背紙2を底辺部分で折り返した二重のも のとし、その折り返し部分18をさらに内側へ折り返して先端縁19の両側をも との背紙2部分に差し込んで固定してある。 カレンダーとしては使用済みとなった美麗な図柄を絵葉書として再利用するこ とができ、無駄がない。
【考案の効果】
卓上カレンダーとしてプラスチックや金属を用いておらず、そのままで再生紙 資源になるので、再利用が容易で自然に優しい。また、この卓上カレンダーは、 単なる美麗なカレンダーとしてだけでなく、席札の機能、アルバムとしての機能 あるいは使用後に絵葉書として利用できる機能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は前面から見た斜視図、(ロ)は席札の
平面図
【図2】背面から見た斜視図
【図3】(イ)は背紙の平面図、(ロ)は暦紙の平面
図、(ハ)は席札を取り付けた表紙の平面図
【図4】補強片部分の平面図
【図5】第2の実施形態を示し、(イ)は暦紙の平面
図、(ロ)はメモ用紙の平面図
【図6】第3の実施形態を示し、(イ)は暦紙の平面
図、(ロ)はその裏面の平面図
【図7】背面から見た斜視図(第3の実施形態)
【符号の説明】
1 卓上カレンダー 2 背紙 3 暦紙 4 表紙 5 席札 6 支持脚片 7 補強片 8 対向辺 9 下辺 10 上辺 11 係合凹部 12 係合凸部 13 図柄部分 14 暦部分 15 写真(装飾片) 16 切り込み 17 メモ用紙 18 折り返し部分 19 先端縁

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の背紙と必要枚数の暦紙を有し、
    背紙に暦紙を重ねてその上辺部で一体に接着すると共に
    暦紙を一枚ずつ除去可能としてあり、背紙に支持脚構成
    部分を有することを特徴とした卓上カレンダー。
  2. 【請求項2】 背紙と暦紙に加えて表紙を有し、表紙に
    席札を着脱可能としてあることを特徴とした請求項1に
    記載の卓上カレンダー。
  3. 【請求項3】 暦紙は絵柄部分と暦部分を有し、絵柄部
    分に別途に準備する装飾片を係合するための切り込みを
    四隅あるいは二隅に入れてあることを特徴とした請求項
    1または2に記載の卓上カレンダー。
  4. 【請求項4】 暦紙は絵柄部分と暦部分を有し、絵柄部
    分を絵葉書として切り離し可能に形成してあることを特
    徴とした請求項1または2に記載の卓上カレンダー。
  5. 【請求項5】 支持脚構成部分は平らな背紙に一部を残
    した切り込みにより形成されており、縦方向の軸線に対
    して対称に配置された支持脚片と前記の軸線を横断し両
    端部が支持脚片に入り込んだ補強片とからなり、支持脚
    片は前記軸線側で軸線に対して平行な対向辺を折線とし
    て折り上げ、補強片は下辺または上辺を折線として折り
    上げるものとし、支持脚片の対向辺が交差する補強片の
    位置に設けた係合用の凹部を、支持脚片の、補強片の端
    部が切り抜かれたことによる凹所に形成した凸部に係合
    して、両側の支持脚片を折り上げ状態に維持するもので
    あることを特徴とした請求項1〜4のいずれか一つに記
    載の卓上カレンダー。
JP2001000743U 2001-01-16 2001-01-16 卓上カレンダー Expired - Lifetime JP3078962U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000743U JP3078962U (ja) 2001-01-16 2001-01-16 卓上カレンダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000743U JP3078962U (ja) 2001-01-16 2001-01-16 卓上カレンダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3078962U true JP3078962U (ja) 2001-07-27

Family

ID=43211865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001000743U Expired - Lifetime JP3078962U (ja) 2001-01-16 2001-01-16 卓上カレンダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3078962U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2259215A1 (en) Combined event calendar and picture frame
JP2002019330A (ja) スクラップブック
US20050019518A1 (en) Stickers with pockets
JP3078962U (ja) 卓上カレンダー
US6216378B1 (en) Photo-frame postcard structure and product
KR100889048B1 (ko) 종이를 접어서 만든 엽서 액자 제작 방법
US20100186275A1 (en) Framing and matting kit
KR200415835Y1 (ko) 물품 지지구
JP3181613U (ja) 書類フォルダ
JP3240044U (ja) 紙製ファイル
JP3116429U (ja) 組立て式パンフレットホルダー及びそれを形成するための収納ポケット部材
JP3239029U (ja) 陳列ケース
JP3110286U (ja) アルバム
KR200436966Y1 (ko) 지지구가 설치된 물품 거치대
JP2001162972A (ja) 厚 紙
JP3055450U (ja) 卓上カレンダー
KR20000001083U (ko) 액자 겸용 앨범
JP3024619U (ja) メッセージカード付きカレンダー
JP3064877U (ja) 卓上カレンダ―
JP4343759B2 (ja) カレンダー用紙
US20080078817A1 (en) Photograph mailer with integral frame
JPH027778Y2 (ja)
JP2507499Y2 (ja) 写真台紙
JP3036084U (ja) インデックス
JP4249589B2 (ja) シールシート付きカレンダー

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term