JP3078919U - 詰め石穴開放式円筒形蛇籠 - Google Patents

詰め石穴開放式円筒形蛇籠

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吉伸 水谷
賢吉 林
俊道 軍司
一憲 澤田
盛生 辻
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Koiwai Farm Ltd
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Koiwai Farm Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒形蛇籠の胴網のずれ落ちを防止しつつ石
詰め穴を大きくし、詰め石の大きさの選択幅を広げ、石
詰め、整形作業が容易にできるようにする。 【解決手段】 胴網1のずれ落ちを防止と形状を保つた
め、蓋5および丸輪6に設けた小輪7、8および9、1
0に、骨直線2および3をそれぞれ通し、列線11、1
2を骨直線2、3の方向にそれぞれ寄せることにより、
列線11、12間が石詰め穴として開放される。石詰め
作業後は、列線11、12を開放部中央に寄せ結合用骨
直線4にて列線11、12に交互に通し結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、法覆工、根止工、水利工、床止工、護岸工等に用いられる円筒形蛇籠 に関する。
【0002】
【従来の技術】
法覆工、根止工、水利工、床止工、護岸工等の土木工事において円筒形蛇籠を設 置する場合、予め胴網部詰め石穴より人手により石を詰め、それをクレーン車等 により運搬し設置、あるいは設置場所において円筒形蛇籠に胴網部詰め石穴より 人手により石詰めを行う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の円筒形蛇籠における胴網部詰め石穴は小さくまたその数が 少ない。これは石詰め作業中の胴網のずれ落ち防止のためである。このため利用 可能となる石は胴網部詰め石穴より小さいものに限られ、また胴網部詰め石穴と 胴網部詰め石穴の間隔が長いため整形の作業が面倒となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図2に示すように胴網部の一部が開放され、また図3に示すように開 放部が係合う構造を有してなることを特徴とする円筒形蛇籠で、これにより利用 可能となる石の大きさの選択幅が広がり、また詰め込み整形の作業を容易にさせ 、よって上記課題を解決するものである。
【0005】
【実施例】
図1は詰め石穴開放式円筒形蛇籠の斜視図である。円筒形蛇籠は籠の形状を保持 する骨直線部2および3、結合用骨直線部4、蓋部5、丸輪6、詰め石全体を包 む胴網1から構成されている。胴網1は蓋部5、丸輪6に結合固定されているが 、丸輪6に設けた小輪7から8までの短間隔の方の間および蓋部5に設けた小輪 9から10までの短間隔の方の間は結合固定されていない。 骨直線部2、3は組立の際、石詰め作業用開放部の間隔を保つと共に丸輪6より 胴網のずれ落ちを防止し籠の形状を保つ。結合用骨直線4は石詰め後、石詰め作 業用開放部を閉じる結合線である。
【0006】 図2は円筒形蛇籠の石詰め作業用開放部の開放時の状況を示す。石詰め作業用開 放部は胴網1の列線11と列線12の間が開放されており、列線11、12を骨 直線2、3の方向にそれぞれ寄せる事により石詰め作業用開放部として利用する 。その際、胴網1の列線11、12を放すため蓋部5および丸輪6より胴網1が ずれ落ちることが考えられる。この胴網1のずれ落ちを防ぐため蛇籠を組み立て る際に胴網1に通した骨直線2、3を丸輪6に設けた小輪7、8および蓋部5に 設けた小輪9、10に通し、石詰め作業用開放部として利用するとともに、円筒 形蛇籠の形状を保持する。
【0007】 図3は円筒形蛇籠の石詰め作業用開放部の閉鎖状況を示す。石詰め後、石詰め作 業用開放部は列線11、12を開放部中央に寄せ結合用骨直線4にて列線11、 12に交互に通し石詰め作業用開放部を結合する。
【0008】 以上は詰め石作業用開放部における骨直線2本と結合線1本の円筒形蛇籠につい て述べたが、石詰め作業時の円筒形蛇籠の型くずれをさらに防ぐためには、胴網 1と丸輪6、蓋部5との結合固定部にそれぞれ小輪を増やし、骨直線を通し結合 固定することにより、それが可能となる。なお結合用骨直線は結合用コイルスプ リングであってもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案に係る詰め石穴開放式円筒形蛇籠は、石詰め作業用開放部が大きくまた作 業時の型くずれが防止されるので、詰め石の大きさの選択幅が広がり、石詰め、 整形作業が容易にでき、土木工事等における実用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 詰め石穴開放式円筒形蛇籠の斜視図
【図2】 組立後の詰め石穴の拡大図
【図3】 石詰め作業後の詰め石穴結合状況の拡大図
【符号の説明】
1 ・・・ 胴網 2、3、4 ・・・ 骨直線 5 ・・・ 蓋 6 ・・・ 丸輪 7、8、9、10 ・・・ 小輪 11、12 ・・・ 列線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 澤田 一憲 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 (72)考案者 辻 盛生 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジグザグ状に折曲した列線をその折曲し
    た部分において相互に係合した胴網と2つの小輪を有し
    た円形線材である丸輪およびその丸輪に胴網を張った蓋
    と、小輪に通された2本の骨直線および1本の結合用骨
    直線または結合用コイルスプリングで構成され、胴網と
    丸輪および蓋は結合固定されているが、小輪に通された
    2本の骨直線間の胴網部だけは開放および係合すること
    を特徴とする円筒形蛇籠。
  2. 【請求項2】 3つ以上の小輪を有した円形線材である
    丸輪およびその丸輪に胴網を張った蓋と、小輪に通され
    た3本以上の骨直線より構成されたことを特徴とする請
    求項1記載の円筒形蛇籠。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6445106B1 (ja) * 2017-07-27 2018-12-26 瀬戸内金網商工株式会社 円筒形蛇篭及びその製造方法
JP2021011773A (ja) * 2019-07-09 2021-02-04 鹿島建設株式会社 複合型ネット材及びそれを用いた土木用籠材

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