JP3078889U - ヒータ線を固定する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱風ヒータにおけるヒータ線が、短絡して断
線を防ぐことを目的とする。 【解決方法】 絶縁体にネジのようならせんあるいは等
間隔のピッチを作り、そこにコイルを巻きつけて、コイ
ルを固定する方法である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、熱風ヒータにおけるヒータ線を固定する方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ヒータ線を巻くとき、巻き上げたヒータ線同士が接触しないように絶縁 体の棒あるいはパイプに巻きつける。または外周の管に密着させるように配置す る方法があげられる。

【０００３】

【考案が解決しようとしている課題】

しかしながら、管に送風するときおよび可動部に取り付けた場合の振動により 、ヒータ線同士が接触あるいはヒータ線の金属疲労によって、短絡して断線する 欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、絶縁体の棒あるいはパイプに、ネジのようならせんまたは等間隔の のピッチを作る。その溝の中にヒータ線を巻きつけるような構造にする。よって 上記課題を解決するものである。

【０００５】

【実施例】

次に、本考案を実施例によりさらに詳細に説明する。

【０００７】 実施例１は図１に示すように、らせんのピッチをつけた絶縁体１の溝をつける 。そして、その溝の中にヒータ線を巻きつける。

【０００８】

【考案の効果】

本考案に係る熱風ヒータは、送風したときにヒータ線が固定されているために 、ヒータ線同士の接触およびヒータ線の金属疲労がしなくなり、短絡による断線 が起こらなくなる。そのために熱風ヒータの寿命が長くなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案における断面図である。

【図２】従来のヒータ線を絶縁体棒に巻きつける方法の
断面図である。

【図３】従来のヒータ線を外周の管に密着させる方法の
断面図である。

【符号の説明】

１ ネジ状にピッチをつけた絶縁体 ２ ヒータ線 ３ 外周の管 ４ 送風 ５ 熱風 ６ 絶縁体棒

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ヒータ線を溝のついた絶縁体に巻きつ
   けてヒータ線を固定することを特徴とする熱風ヒータ。