JP3078859B2 - 安定な放出制御性製剤用コーティング剤 - Google Patents

安定な放出制御性製剤用コーティング剤

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JP3078859B2 JP03044198A JP4419891A JP3078859B2 JP 3078859 B2 JP3078859 B2 JP 3078859B2 JP 03044198 A JP03044198 A JP 03044198A JP 4419891 A JP4419891 A JP 4419891A JP 3078859 B2 JP3078859 B2 JP 3078859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は細粒剤、顆粒、丸剤、錠
剤などの固形製剤を被覆する場合に用いるコーティング
剤およびそれを用いて被覆された製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】薬効成分の効力を持続させることにより
投与回数を減らしたり、また血中濃度の急激な立ち上り
を抑えて副作用を軽減したりするために各薬効成分に適
した放出速度を与えるような放出制御製剤とすること
や、苦味などのある薬効成分の味をマスキングしたり、
表面の濡れの度合を変えたりするための表面改質などは
薬効成分を有効に使う観点から重要である。固形製剤か
らの医薬品の放出を制御したり、表面を改質したり、味
のマスキングなどのために、細粒剤、顆粒剤、丸剤、錠
剤などの固形製剤をワックス類でコーティングすること
はすでに行われている。しかし、医薬品の放出の持続性
を長期間安定に保持する方法についての報告は少なく、
同方法のためにポリグリセリン脂肪酸エステルを用いる
ことについては全く知られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のワックス類でコ
ーティングしたのでは、静電気の発生等のためにコーテ
ィングの作業性が悪く安定な被膜ができにくかったり、
コーティング膜の性質が経時的に変化し、とりわけ放出
制御の目的でコーティングされた場合には、薬物の放出
速度が変化するなど、影響が大きい。今まで膜の性質が
経時的に変化するのを押える方法や経時的に変化しない
コーティング膜を見いだすのは非常に困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、経
時的に変化することなく放出制御性コーティング膜とし
ての機能を果たすようなコーティング剤を探究した結
果、ポリグリセリン脂肪酸エステルまたはそれを含有し
てなるコーティング剤を見いだした。このコーティング
剤を固型製剤たとえば、丸剤、顆粒剤もしくは細粒剤に
コーティングすると、予想外にも放出制御性製剤として
非常に安定性のすぐれた被覆製剤が得られた。とりわけ
放出制御のためのコーティングの場合には被覆製剤から
の薬物の放出が経時的に変化しない長期間の貯蔵、保存
後においてもきわめて安定な放出制御性を有する製剤が
えられた。
【0005】本発明はこれらの知見に基づくもので、ポ
リグリセリン脂肪酸エステルよりなるまたはそれを含有
してなるコーティング剤、およびそのコーティング剤で
コーティングされてなる固形製剤に関するものである。
【0006】本発明において用いられるポリグリセリン
脂肪酸エステルは、ポリグリセリンと脂肪酸とのエステ
ルである。ポリグリセリンは、「1分子中にn個(環
状)−n+2個(直鎖・分枝状)の水酸基と、n−1個
(直鎖・分枝状)−n個(環状)のエーテル結合をもっ
た多価アルコール」であり〔“ポリグリセリンエステ
ル”阪本薬品工業株式会社編集,発行(1986年5月
2日)第12頁〕、たとえば式
【化1】〔式中、nは重合度を示す。〕で表わされるも
の等が用いられ、nとしては通常2−40、好ましくは
2−10の整数が用いられる。この様なポリグリセリン
の具体例としては、たとえばジグリセリン、トリグリセ
リン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグ
リセリン、ヘプタグリセリン、オクタグリセリン、ノナ
グリセリン、デカグリセリン等が用いられ、特にたとえ
ばテトラグリセリン、ヘキサグリセリン等が繁用され
る。また、脂肪酸としては、たとえば炭素数8−40、
好ましくは12−22の飽和または不飽和高級脂肪酸等
を用いることができる。この様な脂肪酸としては、たと
えばパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、リシノ
ール酸、カプリル酸、カプリン酸、ベヘン酸等が用いら
れ、とりわけたとえばステアリン酸、オレイン酸、ラウ
リン酸、ベヘン酸、リシノール酸等が繁用される。ポリ
グリセリン脂肪酸エステルは、上記のごときポリグリセ
リンと脂肪酸とのモノエステルまたはポリエステルが用
いられる。この様なポリグリセリン脂肪酸エステルは、
分子量が通常200−5000、好ましくは300−2
000、より好ましくは500−2000であり、HL
B(hydrophilc−lypophilc ba
lance;親水性親油性バランス)が通常1−22、
好ましくは1〜15、より好ましくは2〜9のものが用
いられる。また、ポリグリセリン脂肪酸エステルは、用
いられる薬効成分およびコーティングされる製剤により
適宜選択することができるが、常温(約15℃)で固形
のもので、融点が15〜70℃好ましくは45〜70℃
のものが用いられる。本発明で用いられるポリグリセリ
ン脂肪酸エステルは、2種以上の混合物であってもよ
く、その場合1種以上の液状ポリグリセリン脂肪酸エス
テルを用いても混合物が常温で固形のものであればよ
い。ポリグリセリン脂肪酸エステルの具体例としては、
たとえばステアリン酸モノ(ジ)グリセリド、ベヘン酸
ヘキサ(テトラ)グリセリド、カプリル酸ジ(トリ)グ
リセリド、カプリン酸ジ(トリ)グリセリド、カプリル
酸モノ(デカ)グリセリド、ラウリン酸モノ(デカ)グ
リセリン、ラウリン酸モノ(ヘキサ)グリセリド、ラウ
リン酸モノ(テトラ)グリセリド、オレイン酸ジ(ト
リ)グリセリド、オレイン酸ジ(テトラ)グリセリド、
リノール酸ジ(トリ)グリセリド、リノール酸ジ(テト
ラ)グリセリド、リノール酸ジ(ヘキサ)グリセリド、
リノール酸(ヘプタ)グリセリド、ステアリン酸モノ
(デカ)グリセリド、ステアリン酸デカ(デカ)グリセ
リド、ステアリン酸モノ(テトラ)グリセリド、ステア
リン酸モノ(ヘキサ)グリセリド、ステアリン酸セスキ
(ヘキサ)グリセリド、ステアリン酸トリ(ヘキサ)グ
リセリド、ステアリン酸ペンタ(ヘキサ)グリセリド、
オレイン酸セスキ(デカ)グリセリド、オレイン酸ペン
タ(ヘキサ)グリセリド、オレイン酸モノ(ヘキサ)グ
リセリド、ラウリン酸モノ(ヘキサ)グリセリド、オレ
イン酸モノ(デカ)グリセリド、オレイン酸デカ(デ
カ)グリセリド、ラウリン酸モノ(デカ)グリセリド、
ステアリン酸トリ(テトラ)グリセリド、ステアリン酸
ペンタ(テトラ)グリセリド、オレイン酸モノ(テト
ラ)グリセリド、オレイン酸ペンタ(テトラ)グリセリ
ド、ラウリン酸モノ(テトラ)グリセリド、パルミチン
酸モノ(デカ)グリセリド、パルミチン酸デカ(デカ)
グリセリド、パルミチン酸モノ(ヘキサ)グリセリド、
パルミチン酸セスキ(ヘキサ)グリセリド、パルミチン
酸トリ(ヘキサ)グリセリド、パルミチン酸ペンタ(ヘ
キサ)グリセリド、パルミチン酸モノ(テトラ)グリセ
リド、パルミチン酸トリ(テトラ)グリセリド、パルミ
チン酸ペンタ(テトラ)グリセリド等の1種または2種
以上の混合物が用いられ、好ましくはたとえばステアリ
ン酸ペンタ(テトラ)グリセリド(たとえば阪本薬品
(株)製のPS−310等)、ステアリン酸モノ(テト
ラ)グリセリド(たとえば阪本薬品(株)製のMS−3
10等)、ステアリン酸ペンタ(ヘキサ)グリセリド
(たとえば阪本薬品(株)製のPS−500等)、ステ
アリン酸セスキ(ヘキサ)グリセリド(たとえば阪本薬
品(株)製のSS−500等)、ステアリン酸モノ(デ
カ)グリセリド、ベヘン酸モ ノ(デカ)グリセリド(例
えば阪本薬品(株)製のH−310等)またはそれらの
混合物等が繁用される。
【0007】本発明のコーティング剤は、常法に従って
製造することができ、ポリグリセリン脂肪酸エステルの
みで製造されていてもよく、またはポリグリセリン脂肪
酸エステルと通常コーティングに用いられる他の成分を
含有して製造された製剤であってもよく、あるいはその
製剤でコーティングして得られるコーティング膜(被
膜)であってもよい。コーティング膜は融点40〜12
0℃で融解しはじめるものが好ましい。
【0008】上記の他の成分の例は高分子材料であり、
そのような高分子材料としては、たとえば、ヒドロキシ
プロピルセルロース(日本薬局方第11改正,以後JP
11と略称)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(TC−5E,TC−55R;信越化学工業(株)
製)、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(AEA;三共(株)製,局外規1986)、アミノア
ルキルメタアクリレートコポリマー〔Eudragit
E100;Roehm Pharma西ドイツ(以下
RP社と略称)製〕、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースフタレート(JP11)、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースアセテートサクシネート(信越化学工業
(株)製)、カルボキシメチルエチルセルロース(CM
EC,フロイント産業製,局外規1986)、メタクリ
ル酸コポリマーL(Eudragit L100;RP
社製)、メタクリル酸コポリマーL−D(Eudrag
it L−30−D−55;RP社製)、メタクリル酸
コポリマーS(EudragitS100;RP社
製)、アミノアルキルメタクリレートコポリマー(Eu
dragit RS,RN100L,RSPML,RN
100,RSPM;RP社製)、セルロースアセテート
トリメリテート(Eastman)、ポリビニルアセテ
ートフタレート(COLORCON)、セルロースアセ
テートフタレート(JP11)、エチルセルロース(F
MC−旭化成)、Eudragit NE30−D(R
P社製)カーボポール(Goodrich compa
ry.U.S.A.)ハイビスワコー(和光純薬)など
が挙げられる。これらは一種または2種以上がポリグリ
セリン脂肪酸エステルと混合されうる。
【0009】高分子材料は通常ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル1gに対して0.0001〜100g、好ましく
は0.01〜10g、より好ましくは0.01〜2.5
gを加えてもよい。
【0010】また、本発明のコーティング剤には軟化点
または融点が40−120℃、好ましくは40−90℃
の脂質またはワックスを含有させてもよい。その例とし
ては、蜜ロウ、カルナウバロウ、鯨ロウ、レシチン、パ
ラフィン、マイクロクリスタリンワックス、たとえばス
テアリン酸、パルミチン酸等の脂肪酸またはその塩(た
とえばナトリウム塩、カリウム塩等)、たとえばステア
リルアルコール、セチルアルコールなどの高級脂肪アル
コール等が挙げられる。
【0011】脂質またはワックスは一種または二種以上
をポリグリセリン脂肪酸エステルに混合してもよい。そ
の好ましい割合はポリグリセリン脂肪酸エステル1gに
対して脂質またはワックス0.0001〜100g、好
ましくは0.01〜10g、より好ましくは0.01〜
2.5gである。
【0012】したがって、本発明のコーティング剤中ポ
リグリセリン脂肪酸エステルの含有率は通常14−10
0%(w/w)、好ましくは20−100%(w/
w)、より好ましくは20〜60%(w/w)である。
【0013】本発明のコーティング剤を用いて固型製
剤、たとえば、細粒剤、顆粒剤、丸剤、錠剤などをコー
ティングすることにより、固型製剤中の薬効成分の放出
をコントロールし、かつ放出が長時間(0.5〜48時
間程度)持続する様な持続性を与え、その持続性が経時
的に変化しない様にすることができ、また味のマスキン
グをすることができる。
【0014】薬効成分は適宜選択できる。通常ヒトに対
する医薬として用いられる薬効成分の例は、塩酸フェニ
ルプロパノールアミン、マレイン酸クロルフェニラミ
ン、塩酸フェニレフリン、テオフィリン、カフェイン、
塩酸プロカインアミド、セファレキシン、アンピシリ
ン、モルシドミン、インドメタシン、スルフイソキサゾ
ール、スルファダイアジン、ジアゼパム、パルプロ酸、
キニジン、アスピリン、3,4−ジヒドロ−2,8−ジ
イソプロピル−3−チオキソ−2H−1,4−ベンズオ
キサジン−4−アセティックアシド(以下AD−546
7と称する)、塩酸デラプリル、イプリフラボン、トレ
ピプトン、デ(N−メチル)−N−エチル−8,9−ア
ンハイドロエリスロマイシンA6,9ヘミアセタール、
硝酸イソソルバイド、ケトプロフェン、シクランデレー
ト、イデベノン、2−(12−ヒドロキシデカ−5,1
0−ジイニル)−3,5,6−トリメチル−1,4−ベ
ンゾキノン(以下AA−861と称する)、サリチル
酸、イブプロフェン、エピネフリン、ハロペリドール、
レセルピン、アスコルピン酸、アセトアミノフェン、プ
ロベネシド、ビンポセチン、エスタゾラム、アセタゾー
ルアミド、パパベリン、トルブタミド、プロプラノロー
ル、モルフィン、エフェドリン、スコポラミン、クロル
プロマジン、塩酸マニジピン、セラチオペプチダーゼ、
r−FGF、IL−2、インシュリン、インターフェロ
ン、SODなどである。これらの薬効成分は固型製剤中
に0.0001%−95%(w/w)、好ましくは0.
1%〜90%(w/w)含まれる。
【0015】本発明で用いられる固型製剤中細粒剤は公
知の造粒機等を用いて作ることができ、細粒の大きさは
通常500−10μmの粒子75重量%以上、500μ
m以上の粒子5重量%以下、10μm以下の粒子10重
量%以下であり、好ましくは500−105μmの粒子
75重量%以上、500μm以上の粒子5重量%以下、
74μm以下の粒子10重量%以下である。また顆粒剤
も公知の方法で作ることができ、顆粒の大きさは、たと
えば1410−500μmの粒子90重量%以上、17
7μm以下の粒子5重量%以下である。丸剤、錠剤につ
いても公知の方法でつくることができ、丸剤は例えば
0.1gであり、錠剤は直径2mm〜30mm、好まし
くは5mm〜20mmである。
【0016】またこれら固型製剤にふくまれる有効成分
としてはヒトへの医薬品のみならず動物用医薬品および
飼料添加剤等が用いられ、たとえばタイロシン、セデカ
マイシン等のマクロライド系抗生物質、クロルテトラサ
イクリン等のテトラサイクリン系、ペニシリン系、セフ
ァロスポリン系、ハイグロマイシン等のアミノグリコシ
ド系、エンラマイシン等のポリペプタイド系、クロラム
フェニコール、フロルフェニコール等のポリエーテル系
抗生物質、合成抗菌または抗原虫剤、例えばモネンシ
ン、ベノフロキサシン等、セラチアペプチターゼ、フィ
コマイセスリパーゼ、トリプシン、ジアスターゼ、セル
ラーゼ等の酵素類、ラクトバチルスアシドフィルス、ラ
クトバチルスビフィダス等の乾燥生菌末類、ヨードカリ
ウム、ヨウ素酸カルシウム、硫酸第一鉄、フマル酸鉄な
どのミネラル類、ビタミン類(例えばチアミン、ピリド
キシン、メナジオン、葉酸、ニコチン酸)などを一種又
は二種以上を混合して用いることができる。固型製剤中
これら有効成分の含有量は0.0001%−95%(w
/w)、好ましくは0.01%−90%(w/w)であ
る。
【0017】また、固体状の農薬製剤はたとえば粒剤な
どは散布後水に接すると製剤中に含まれている有効成分
が生物効果を発揮する上で必要な濃度以上に製剤から急
速に溶出してしまう場合がある。このような場合、作物
に対して葉枯れや、生育抑制などの薬害を与えたり、一
旦溶出した農薬有効成分が水中や土壌中ですみやかに分
解して消失して、有効成分が生物効果を発揮できない場
合がある。このため農薬においても本発明のコーティン
グ剤を適用して薬効を表わすのに適した速度で放出させ
ることができる。そのような農薬成分としてたとえばピ
リダフェンチオン、クロルピリホスメチル、ロテノン、
ケルセン、ベンゾメート、カルタップ、ブプロフェジン
等の殺虫剤、パリダマイシンA、ストレプトマイシン、
オキシテトラサイクリン、ノボビオシン、ミルディオマ
イシン、硫酸銅、キャプタン、ポリカーバメートなどの
殺菌剤、フェノチオール、シマジン、プロメトリン、ピ
ラゾレート、パラコート、グリホサート、アラクロール
等の除草剤、アンシミドール、インドール酪酸、エチク
ロゼート、オキシエチレン高級アルコール、クロルメコ
ート等の植物成長調整剤を一種又は二種以上を混合して
用いることができる。固型製剤中、農薬成分の含有量は
0.0001%〜95%(w/w)、好ましくは0.0
1%〜90%(w/w)である。
【0018】また、食品の分野で用いられている、5′
−リボヌクレオタイド、乾燥酵母エキス、クエン酸、酒
石酸等の食品添加物、メチオニン、塩酸リジン等のアミ
ノ酸類、しいたけ、かつお節などのフレーバー、チアミ
ンピリドキシン、メナジオン、葉酸、アスコルビン酸、
ニコチン酸、トコフェロール、ビタミンAなどのビタミ
ン類、ヨードカリウム、ヨウ素酸カルシウム、硫酸第一
鉄、フマル酸鉄などのミネラル類、フラクトオリゴ糖、
エリスロポエチン、グルタチオン、タウリン、ビフィズ
ス菌、大豆レシチン、イノシトール等のような健康食品
または機能性食品に含まれる成分を一種または複数種混
合して0.0001%−95%(w/w)、好ましくは
0.01%−90%(w/w)含む固型製剤の形にして
本発明のコーティング剤を適用してもよい。
【0019】本発明のコーティングを行う場合には、必
要に応じて、コーティングに一般的に用いられるその他
の界面活性剤、高分子類材料、たとえば、ポリビニルピ
ロリドン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ースや、その他の固形添加剤、たとえば、タルク、軽質
無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、カオリン、デ
ンプン、結晶セルロース、乳糖、マンニトール、ソルビ
トール、シュークロース、無水リン酸カルシウム等を本
発明のコーティング剤の製造時に適宜(たとえば固形添
加剤を20〜0重量%)混合添加した後に、または混
合添加することなく別々に固型製剤に適用してコーティ
ングしてもよい。
【0020】コーティングには、それ自体公知の方法を
採用できる。すなわち、パンコーティング法、流動コー
ティング法、転動コーティング法などにより行うことが
できコーティング剤が水(使用割合は40−90重量
%)または有機溶媒(例えばメタノール、エタノール、
インプロピルアルコール等のアルコール類、アセトン等
のケトン類、クロロホルム、ジクロロメタン、トリクロ
ロエタン等のハロゲン化炭化水素類等)に他の成分を分
散または溶解した液として製造されている場合には、た
とえば、スプレーするなどの操作によりコーティングを
行ってもよい。また、本発明のコーティング剤をポリグ
リセリン脂肪酸エステル、その他の添加剤を加熱溶融・
混合し、水と混和して乳化させて製造したのち、固型製
剤の表面に噴霧し、乾燥することにより被覆製剤とする
こともできる。また、コーティングパンのような装置の
中で温風により予熱した被コーティング物(固型製剤)
中に本発明のコーティング剤を投入して溶融、展延させ
ることによりコーティングすることもできる。
【0021】固型製剤は通常25−60℃、好ましくは
25−40℃でコーティングするのがよい。
【0022】コーティングに要する時間はコーティング
方法、コーティング剤の性質や使用量、固型製剤の性質
などを考慮して適宜選択することができる。
【0023】コーティング剤の所要量は錠剤では錠剤重
量の0.1−30%(w/w)、好ましくは0.5−1
0%(w/w)であり、丸剤、顆粒剤ではそれらの重量
の0.1%−50%(w/w)、好ましくは1%−20
%(w/w)、細粒剤ではその重量の0.1−100%
(w/w)、好ましくは1%−50%(w/w)であ
る。
【0024】かくして得られる本発明の被覆製剤は、 1.有効成分の放出速度が制御されており、その放出速
度が経時的に変化しない、 2.苦味等の有効成分の味がマスキングされている、 3.投与回数が減らせる、 4.有効成分の副作用を軽減できる、 等の優れた効果を有しており、その他使用方法等につい
ては、従来の被覆製剤(または固型製剤)と同様に用い
ることができる。
【0025】実施例1 (1) ノンパレイル−101(ウロイント産業)10
0gに回転速度400rpm、送風温度50℃、品温4
0℃で、塩酸フェニルプロパノールアミン100gとコ
ーンスターチ100gの混合物を蒸留水と交互に噴霧
し、次いで減圧下(約5mmHg)40℃で乾燥して塩
酸フェニルプロパノールアミンがコーティングされた大
きさ670μm〜1110μmの顆粒270gを得た。 (2) 上記の顆粒270gに、ステアリン酸ペンタ
(テトラ)グリセリド50gを塩化メチレン300ml
に溶解した溶液を1分間5mlの速度で噴霧し、その間
品温を35℃に保って、ステアリン酸ペンタ(テトラ)
グリセリドが顆粒に対して8%(w/w)コーティング
された大きさ1190μm以下の被覆顆粒260gを得
た。
【0026】実施例2 実施例1、(1)で得た顆粒、83gにステアリン酸
(テトラ)セリド、モノ(テトラ)グリセリド、66g
を塩化メチレン200mlにとかした溶液を1分間に2
mlの速度で噴霧し、その間品温を35℃に保ってステ
アリン酸モノ(テトラ)グリセリドが顆粒に対して19
%(w/w)コーティングされた大きさ1000μm以
下の被膜顆粒108gを得た。得た顆粒について、日局
溶出試験法(パドル法)に従い溶出液(0.007%の
ドデシル硫酸スルホン酸ナトリウムを含む水)900m
l中で溶出試験を行った。顆粒を40℃で1週間保存し
た後の溶出試験結果を同時に示す。 保存後も溶出率は変わらず安定であった。
【0027】実施例3 実施例1、(1)で得た顆粒83gにステアリン酸ペン
タ(テトラ)グリセリド66gおよびタルク66gを塩
化メチレン200ml中に分散させた液を1分間に2m
lの速度で噴霧し、その間品温を35℃に保って固形成
分が顆粒に対して36%(w/w)コーティングされた
大きさが1000μm以下の被覆顆粒80gを得た。
【0028】
【発明の効果】本発明のコーティング剤を用いた被覆製
剤は、長期間の保存においてもそのコーティング膜の性
質に変化がなく、放出制御のためにコーティングした場
合には、医薬の放出速度が長期間変化しないきわめて安
定な被覆製剤であり、マスキングや表面改質のために施
したコーティングの場合にも長期間変化することなく、
その機能を果たすことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 47/14 A61K 47/44 CA(STN)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリグリセリン脂肪酸エステルよりなる
    またはそれを含有してなる安定な放出制御性製剤用コー
    ティング剤。
  2. 【請求項2】 ポリグリセリン脂肪酸エステルおよび脂
    質またはワックスを含有してなる請求項1記載のコーテ
    ィング剤。
  3. 【請求項3】 コーティング剤の融点が40〜120℃
    である請求項1記載のコーティング剤。
  4. 【請求項4】 請求項1のコーティング剤でコーティン
    グした安定な放出制御性被覆製剤。
  5. 【請求項5】 ポリグリセリン脂肪酸エステルが常温で
    固形である請求項1記載のコーティング剤。
  6. 【請求項6】 ポリグリセリン脂肪酸エステルの融点が
    15−70℃である請求項1記載のコーティング剤。
  7. 【請求項7】 ポリグリセリン脂肪酸エステルのHLB
    が1−15である請求項1記載のコーティング剤。
  8. 【請求項8】 ポリグリセリン脂肪酸エステルのポリグ
    リセリンの重合度が2−40である請求項1記載のコー
    ティング剤。
  9. 【請求項9】 ポリグリセリン脂肪酸エステルのポリグ
    リセリンがジグリセリン、テトラグリセリン、ヘキサグ
    リセリン、ヘプタグリセリン又はデカグリセリンである
    請求項1記載のコーティング剤。
  10. 【請求項10】 ポリグリセリン脂肪酸エステルの脂肪
    酸がカプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
    ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リシノ
    レイン酸又はベヘン酸である請求項1記載のコーティン
    グ剤。
  11. 【請求項11】 ポリグリセリン脂肪酸エステルの脂肪
    酸が飽和脂肪酸である請求項1記載のコーティング剤。
  12. 【請求項12】 ポリグリセリン脂肪酸エステルがステ
    アリン酸ペンタ(テトラ)グリセリド、ステアリン酸モ
    ノ(テトラ)グリセリド、ステアリン酸ペンタ(ヘキ
    サ)グリセリド、ステアリン酸セスキ(ヘキサ)グリセ
    リド、ステアリン酸モノ(デカ)グリセリド、ベヘン酸
    ヘキサ(テトラ)グリセリド又はそれらの混合物である
    請求項1記載のコーティング剤。
  13. 【請求項13】 ポリグリセリン脂肪酸エステルを20
    −100重量%含有する請求項1記載のコーティング
    剤。
  14. 【請求項14】 ポリグリセリン脂肪酸エステルを20
    −60重量%含有する請求項1記載のコーティング剤。
  15. 【請求項15】 ポリグリセリン脂肪酸エステル、水及
    び固形添加物から成る請求項1記載のコーティング剤。
  16. 【請求項16】 20−60重量%のポリグリセリン脂
    肪酸エステル、40−90重量%の水及び20−60重
    量%の固形添加物から成る請求項15記載のコーティン
    グ剤。
  17. 【請求項17】 固形添加物がタルク、デンプン、乳
    糖、マンニトール、シュークロース又はそれらの混合物
    である請求項22記載のコーティング剤。
  18. 【請求項18】 脂質またはワックスがパラフィン、マ
    イクロクリスタリンワックス、高級脂肪酸または高級ア
    ルコールである請求項2記載のコーティング剤。
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