JP3078560U - 折畳式の自転車の車体フレーム - Google Patents

折畳式の自転車の車体フレーム

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 後立起フォークパイプの上端部をスライドレ
ール前後の相違な箇所の位置決め溝内に係止すると、車
体フレームの折畳程度を変え、これによってシートの高
度の調整を実現することができ、自転車が折り畳んで調
整された後に、乗用することができるだけでなく、自動
車のブート内に便利に預けることができる折畳式の自転
車の車体フレームを提供する。 【解決手段】 本考案の折畳式の自転車の車体フレーム
は、アップパイプ5と、後立起フォークパイプ13と、
平フォーク12と、下パイプ10とを備え、アップパイ
プの前端部は回転軸14により揺動可能に前パイプに関
節連接され、後立起フォークパイプと平フォークとが一
つの回転軸により揺動可能に関節連接され、アップパイ
プの下方にはスライドレール6が設けられ、スライドレ
ールの前後の相違な箇所にはそれぞれ位置決め溝7が設
けられ、後立起フォークパイプの上端部が位置決め溝内
に係止されることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自転車に関する。とくに自転車の車体フレームに関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来の普通の自転車の車体フレームはいずれも固定式のものである。ある折畳 式自転車は車体フレーム部で前車輪を後車輪の方向へ折り返ることによって折畳 を行なうのであり、しかし、折り畳まれた状態で乗用することができないことに なってしまう、その折畳は放置に便利するためだけである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は新しい折畳式の自転車車体フレームを提供することであり、こ の折畳式の自転車車体フレームはその車体フレームのある程度の折畳によってシ ートの高度の調整を実現することができ、折畳調整した後の自転車は乗用するこ とができるだけでなく、自動車のブート内に便利に預けることもできる。
【0004】 本考案の折畳式の自転車の車体フレームはアップパイプと、後立起フォークパ イプと、平フォークと、下パイプとを備えた自転車の車体フレームにおいて、ア ップパイプの前端部は回転軸により揺動可能に前パイプに関節連接し、後立起フ ォークパイプの下端部は一つの回転軸により平フォークに揺動可能に関節連接し 、アップパイプの下方にはスライドレールが設けられ、スライドレールの前後の 相違な箇所にはそれぞれ位置決め溝が設けられ、後立起フォークパイプの上端部 が位置決め溝内に係止されることを特徴とする。
【0005】 また、前記折畳式の自転車車体フレームのアップパイプと後立起フォークパイ プがいずれも回転軸ピンを軸にして回転することができ、後立起フォークパイプ の上端部をスライドレールの前側寄りの位置決め溝内に係合すると、車体フレー ムの折り畳み程度は大きくなり、アップパイプの後端にあるシートの高度は低く なる。かえて、後立起フォークパイプの上端部をスライドレールの後側寄りの位 置決め溝内に係合すると、シートの高度は高くなる。この自転車は折畳されたら 乗用できるだけでなく、便利に放置することができ、とりわけ自動車などの車に 載置するのに適合する。
【0006】
【考案の実施の形態】
つぎに、図面と実施例を結合して本考案をさらに詳しく説明する。
【0007】 図1で示した実施例において、折畳式の自転車の車体フレームはアップパイプ 5と、後立起フォークパイプ13と、平フォーク12と、下パイプ10とを備え 、この折畳式の自転車の車体フレームは、アップパイプ5の前端部は回転軸8に より揺動可能に前パイプ9に関節連接し、後立起フォークパイプ13の下端部が 平フォーク12に一つの回転軸14により揺動可能に関節連接され、アップパイ プ5の下方にはスライドレール6が設けられ、スライドレール6の前後の相違な 箇所にはそれぞれ位置決め溝7が設けられ、後立起フォークパイプ13の上端部 が位置決め溝7内に係止されることを特徴とする。強度を高めるために後立起フ ォークパイプ13の上端部には一つの位置決め軸2が設けられ、後立起フォーク パイプ13とアップパイプ5は急速作動ボルト3により互いにロック・固定する 。また、後立起フォークパイプ13の下支点はクランク軸スリーブ11または下 パイプ10に設けられていてもよい。本考案はとりわけ小型自転車に適用する、 折り畳まれた後に、自転車を自動車のブート内に便利に預けることができ、携帯 には非常に便利である。
【0008】
【考案の効果】
本考案によれば、後立起フォークパイプの上端部をスライドレール前後の相違 な箇所の位置決め溝内に係止すると、車体フレームの折畳程度を変え、これによ ってシートの硬度の調整を実現することができ、自転車が折り畳んで調整された 後に、乗用することができるだけでなく、自動車のブート内に便利に預けること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の折り畳み式自転車の車体フレームの一
実施の形態の構造の簡略な説明図である。
【図2】図1の後立起フォークパイプおよび急速作動ボ
ルト部分の構造の簡略な説明図である。
【符号の説明】
1 弛み止めナット 2 位置決め軸 3 急速作動ボルト 4 シートチューブ 5 アップパイプ 6 スライドレール 7 位置決め溝 8 回転軸 9 前パイプ 10 下パイプ 11 クランク軸の連接部 12 平フォーク 13 後立起フォークパイプ 14 回転軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アップパイプ(5)と、後立起フォーク
    パイプ(13)と、平フォーク(12)と、下パイプ
    (10)とを備えた折畳式の自転車の車体フレームであ
    って、前記アップパイプ(5)の前端部が回転軸(8)
    により前パイプ(9)に揺動可能に関節連接され、後立
    起フォークパイプ(13)の下端部が一つの回転軸(1
    4)により平フォーク(12)に揺動可能に関節連接さ
    れ、アップパイプ(5)の下方にはスライドレール
    (6)が設けられ、スライドレール(6)の前後の相違
    な箇所にはそれぞれ位置決め溝(7)が設けられ、後立
    起フォークパイプ(13)の上端部が位置決め溝(7)
    内に係止されることを特徴とする折畳式の自転車の車体
    フレーム。
  2. 【請求項2】 前記後立起フォークパイプ(13)の上
    端部には一つの位置決め軸(2)が設けられ、後立起フ
    ォークパイプ(13)とアップパイプ(5)とが急速作
    動ボルト(3)を介してロック・固定される請求項1記
    載の折畳式の自転車の車体フレーム。
  3. 【請求項3】 前記後立起フォークパイプ(13)の下
    支点がクランク軸スリーブ(11)または下パイプ(1
    0)に設けられる請求項1または2記載の折畳式の自転
    車の車体フレーム。
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