JP3078504B2 - 消火栓用消防ホースの収納装置 - Google Patents

消火栓用消防ホースの収納装置

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JP3078504B2
JP3078504B2 JP09125631A JP12563197A JP3078504B2 JP 3078504 B2 JP3078504 B2 JP 3078504B2 JP 09125631 A JP09125631 A JP 09125631A JP 12563197 A JP12563197 A JP 12563197A JP 3078504 B2 JP3078504 B2 JP 3078504B2
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佐藤修
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消火栓機工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消火栓箱内に消防ホ
ース、特に保形ホースを収納するための装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】消火栓箱内の背板部にフックを並設した
ホース架を固着し、巻回した消防ホースを一輪づつ掛け
下げて支持し、該輪状を呈するホースの下部位となる前
記消火栓箱の開口部面に、両側板に至る杆体を横架す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】消火栓箱内に収納され
た消防ホースは、火災発生時における延長方向、すなわ
ち消火栓箱の開口部面に対し消防ホースの引出し角度が
180°展開可能であること及び、一人で引張り出せる
こと、引出し時にもつれないこと、など順次繰り出され
ることのほか、収納が容易であることが要求される。
【0004】上記従来技術は、消防ホースをフックに掛
け下げてあるだけなので引出し及び展開も支障なく、収
納も容易で操作性が良いように思われるが、出火時にお
いて消防ホースへ消火用の圧力水を供給すると該消防ホ
ースに多大な重量が負荷されると共に、径も脹れ、長さ
も延び、しかも直伸作用により輪形状の径も拡径される
いわゆるホースの暴れと称する現象を呈し、このために
フックから消防ホースが外れ、引出し時にからまること
があることから、従来技術後段のごとくな杆体手段を採
るが、該杆体は硬質体であることから前記給水による消
防ホースの脹れで押圧され塑性変形するばかりか、ホー
ス引出し時に該杆体にホースが引掛り、折曲してキンク
状態となる。
【0005】本発明の目的は前記課題をも解決し得る新
たな消防ホースの収納手段を提供することにより消防ホ
ースの引出し時の円滑化を計るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する消火
栓用消防ホースの収納装置は、消防ホースを巻回して収
納した消火栓箱の開口部面に、少なくとも前記消防ホー
スへの消火用圧力水供給時に該消防ホースに接すると共
に、引出し時に該消防ホースに接触して撓むコイルスプ
リングが前記巻回して収納した消防ホースの最小形円の
接線若くは該接線のやや内側に相当する部位に複数張設
されており、しかも該コイルスプリング間を該巻回して
収納した消防ホースの引出し用空間域としたものであ
る。
【0007】
【発明の効果】消火栓箱内に収納された消防ホースは、
出火時において消火用圧力水が供給されることによる太
径、伸長変化及び、直伸作用による巻回径の拡径等のい
わゆる暴れ現象の発生に際して起こる開口部面からの膨
出、及び、水加重による下方へのずれが該開口部面に張
架したコイルスプリングの弾性力により吸収抑制されて
初期に整然と巻回された順列が崩されることなく保て、
該ホースの引出しに際してもホースがコイルスプリング
に接触し、適度の制動が与えられつつ繰出されるのでか
らまることがなく、該接触においてもコイルスプリング
の撓みにより、該ホースが折曲してキンク状態になるこ
とを防止するので、引出し展開が広範囲でしかもコイル
スプリングはホース引出し後において弾性復帰するので
変形することがない。
【0008】
【実施例】図は本発明に係る消火栓用消防ホースの収納
装置を例示し、図1乃至図4は各別の収納装置例を示す
正面図、図5はコイルスプリングの掛止手段を示す断面
図、図6は同掛止手段の他例を示す斜視図で、以下各図
に基づき説明する。
【0009】図中符号1は消火栓箱を示し、該消火栓箱
1には基端を消火栓ポンプに連絡する消火栓バルブ2に
止着し、先端には放水ノズル若くは噴霧ノズル等のノズ
ル3を装着した消防ホースHを巻回して、輪状を呈する
側を前記消火栓箱1の開口部面1aに向けて収納し、該
開口部面1aには、前記巻回して収納した常態で消防ホ
ースHに接しているか、少なくとも該消防ホースHへの
消火用圧力水供給時及び該消防ホースHの引出し時に接
し、該消防ホースHを受支するコイルスプリング4を張
架してなるもので、図1に示す実施例にあっては、コイ
ルスプリング4の両端各々を消火栓箱1の対向側板1b
に止着したフック5に掛止する手段により、巻回して収
納した消防ホースHの最小形円の接線若くは該接線のや
や内側に相当する部位、換言すれば消防ホースHの引出
時に、該消防ホースHが接触する部位を通るコイルスプ
リング4、4を開口部面1aに平行に縦架張設して該コ
イルスプリング4、4間を消防ホースH引出し用の空間
域6としたもので、図2にあっては前記二条のコイルス
プリング4、4を横方向に張架した例を示し、図3にあ
ってはコイルスプリング4をほぼヒシ形状に張架し該コ
イルスプリング4にかこまれた部分を前記空間域6とし
た例を示すもので、図4にあっては掛止片7の管状部7
´に輪状のコイルスプリング4を通し、該掛止片7を消
火栓箱1の側板1bに止着したフック5´に掛止する手
段により、開口部面1aに三角形を呈するごとく張架し
た例を示す。
【0010】なお、前記コイルスプリング4は、もちろ
ん長尺弾性体であればよく、また張架及び掛止手段は多
岐にわたり、該コイルスプリング4が消防ホースHを受
支すると共に、巻回された消防ホースHの引出し用の空
間域6をほぼ巻回中央部位付近に確保する限りにおいて
前記例示に限定されるものではなく、前記掛止手段は端
部を止着する手段に置換することも可能である。
【0011】前記消火栓箱1内に収納された消防ホース
Hは、出火時において消火用圧力水が供給されることに
よる太径、伸長変化及び、直伸作用による巻回径の拡径
等のいわゆる暴れ現象の発生に際して起こる開口部面1
aからの膨出、及び、水加重による下方へのずれが該開
口部面1aに張架したコイルスプリング4の弾性力によ
り吸収抑制されて初期に整然と巻回された順列が崩され
ることなく保て、該ホースHの引出しに際してもホース
Hがコイルスプリング4に接触し、適度の制動が与えら
れつつ繰出されるのでからまることがなく、該接触にお
いてもコイルスプリング4の撓みにより、該ホースHが
折曲してキンク状態になることを防止するので、引出し
展開が広範囲でしかもコイルスプリング4はホースH引
出し後において弾性復帰するので変形することがなく、
該消防ホースHの収納においても、コイルスプリング4
をフック5、5´から外して収納するほか、張架したコ
イルスプリング4を撓ませた状態で消防ホースHを巻回
しつつ収納するなど、収納が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納装置を設けた消火栓の正面図。
【図2】図1の他例を示す正面図。
【図3】図1の他例を示す正面図。
【図4】図1の他例を示す正面図。
【図5】コイルスプリングの掛止手段を示す断面図。
【図6】図5の他例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 消火栓箱 1a 開口部面 1b 側板 2 消火栓バルブ 3 ノズル 4 コイルスプリング 5 フック 5´ フック 6 空間域 7 掛止片 7´ 管状部 H 消防ホース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消防ホースを巻回して収納した消火栓箱
    の開口部面に、少なくとも前記消防ホースへの消火用圧
    力水供給時に該消防ホースに接すると共に、引出し時に
    該消防ホースに接触して撓むコイルスプリングが前記巻
    回して収納した消防ホースの最小形円の接線若くは該接
    線のやや内側に相当する部位に複数張設されており、し
    かも該コイルスプリング間を該巻回して収納した消防ホ
    ースの引出し用空間域とした消火栓用消防ホースの収納
    装置。
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