JP2793535B2 - 消火栓用消防ホースの支持具 - Google Patents
消火栓用消防ホースの支持具Info
- Publication number
- JP2793535B2 JP2793535B2 JP29523195A JP29523195A JP2793535B2 JP 2793535 B2 JP2793535 B2 JP 2793535B2 JP 29523195 A JP29523195 A JP 29523195A JP 29523195 A JP29523195 A JP 29523195A JP 2793535 B2 JP2793535 B2 JP 2793535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire hose
- fire
- support
- hanging
- rod portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は消防ホース、特に保
形ホースを壁面設置型の消火栓箱に収納するための支持
具に関するものである。
形ホースを壁面設置型の消火栓箱に収納するための支持
具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 イ）複数のフックを並列した基板を消火栓箱内の背板に
横設して、各フックに消防ホースを輪状にしつつ順次掛
下げる。
横設して、各フックに消防ホースを輪状にしつつ順次掛
下げる。
【０００３】ロ）消火栓箱の開口部に両側壁に至る棒体
からなる支持杆を横設して、輪状に束ねた消防ホースを
該支持杆の内側に収める。
からなる支持杆を横設して、輪状に束ねた消防ホースを
該支持杆の内側に収める。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】壁面設置型の消火栓箱
に消防ホースを収納する手段としては、「ホースリール
型式」と上記従来技術に示す「それ以外の型式」があ
り、どちらも火災発生時において消防ホースの延長方
向、すなわち消火栓箱取付け面に対するホースの引出し
角度が１８０°展開可能であると共に、一人で引張れる
など操作が容易であること及び、当該ホースがもつれる
ことなく引出せ、しかも収納も容易であることが求めら
れる。
に消防ホースを収納する手段としては、「ホースリール
型式」と上記従来技術に示す「それ以外の型式」があ
り、どちらも火災発生時において消防ホースの延長方
向、すなわち消火栓箱取付け面に対するホースの引出し
角度が１８０°展開可能であると共に、一人で引張れる
など操作が容易であること及び、当該ホースがもつれる
ことなく引出せ、しかも収納も容易であることが求めら
れる。
【０００５】前記よりすると従来技術における（イ）
は、フックに消防ホースを掛下げるだけなので、延長方
向の展開に支障がなく、引出し及び、収納についても容
易で操作性が良好に思われるが、フックから消防ホース
が外れやすいために引出し時に多数のフックから同時に
消防ホースが外れてからまることが懸念され、（ロ）に
あっては引出し延長時に常に消防ホースの周面が支持杆
を擦ることとなるため、該消防ホースが傷むだけでなく
延長方向によってはキンク状態となる恐れがあり、しか
も支持杆を潜らせて収納しなければならず煩雑である。
は、フックに消防ホースを掛下げるだけなので、延長方
向の展開に支障がなく、引出し及び、収納についても容
易で操作性が良好に思われるが、フックから消防ホース
が外れやすいために引出し時に多数のフックから同時に
消防ホースが外れてからまることが懸念され、（ロ）に
あっては引出し延長時に常に消防ホースの周面が支持杆
を擦ることとなるため、該消防ホースが傷むだけでなく
延長方向によってはキンク状態となる恐れがあり、しか
も支持杆を潜らせて収納しなければならず煩雑である。
【０００６】本発明の目的は前記「それ以外の型式」に
おける課題を解決せんとする消防ホースの支持具を提供
するものである。
おける課題を解決せんとする消防ホースの支持具を提供
するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を充足する消火
栓用消防ホースの支持具は、輪状に束ねた状態の消防ホ
ースを掛下げる掛下げ杆部と、前記束状の消防ホースの
側面を押える押え杆部を備えると共に、該掛下げ杆部と
押え杆部の先端部位が常態において互いに近接し、前記
消防ホースの引出し時における引張り力を伴う消防ホー
ス径の通過ごとに押開かれる引出し口を備えてなるもの
である。
栓用消防ホースの支持具は、輪状に束ねた状態の消防ホ
ースを掛下げる掛下げ杆部と、前記束状の消防ホースの
側面を押える押え杆部を備えると共に、該掛下げ杆部と
押え杆部の先端部位が常態において互いに近接し、前記
消防ホースの引出し時における引張り力を伴う消防ホー
ス径の通過ごとに押開かれる引出し口を備えてなるもの
である。
【０００８】
【実施例】図中符号１は支持具を示し、該支持具１は上
下両端部位に取付け孔２を穿設した縦長の基板３を備
え、基板３には上端寄りに突設した支持片４の先端に復
帰スプリング５を介設した杆体６をビス４′で螺着吊設
してなる押え杆部ａを配設すると共に、該基板３の下端
寄りには復帰スプリング７を介設した杆体８を突設して
なる掛下げ杆部ｂを配設して側面視方形と成し、しかも
前記押え杆部ａにおける杆体６の先端部位と掛下げ杆部
ｂにおける杆体８の先端部位が間隙を存して近接してな
る引出し口９を設ける。
下両端部位に取付け孔２を穿設した縦長の基板３を備
え、基板３には上端寄りに突設した支持片４の先端に復
帰スプリング５を介設した杆体６をビス４′で螺着吊設
してなる押え杆部ａを配設すると共に、該基板３の下端
寄りには復帰スプリング７を介設した杆体８を突設して
なる掛下げ杆部ｂを配設して側面視方形と成し、しかも
前記押え杆部ａにおける杆体６の先端部位と掛下げ杆部
ｂにおける杆体８の先端部位が間隙を存して近接してな
る引出し口９を設ける。
【０００９】図３に示す支持具１ａは掛下げ杆部ｂの構
成がそれぞれ復帰スプリング７，７′を介設した二条の
杆体８，８′からなると共に、支持片４の基端をＬ字状
に形成して基板３を貫通する取付け孔２を穿設してな
り、他は前記支持具１と略同様の構成である。
成がそれぞれ復帰スプリング７，７′を介設した二条の
杆体８，８′からなると共に、支持片４の基端をＬ字状
に形成して基板３を貫通する取付け孔２を穿設してな
り、他は前記支持具１と略同様の構成である。
【００１０】なお、復帰スプリング５，７はゴム製など
弾性体であれば良く、押え杆部ａ及び掛下げ杆部ｂにお
ける杆体６，８は、いわゆる丸棒に限らないばかりか、
全長にわたってスプリングなどの弾性体で構成すること
も可能であると共に、全体が側面視方形に限られるもの
ではない。
弾性体であれば良く、押え杆部ａ及び掛下げ杆部ｂにお
ける杆体６，８は、いわゆる丸棒に限らないばかりか、
全長にわたってスプリングなどの弾性体で構成すること
も可能であると共に、全体が側面視方形に限られるもの
ではない。
【００１１】しかして消火栓箱Ｄ内の背板ｄ略中央部位
に支持具１，（１ａ）の基板３を当てて取付け孔２を介
してビス１０で螺着し、押え杆部ａのビス４′を外した
状態で輪状に束ねた消防ホースＨごと掛下げ部ｂに掛下
げたのち、前記ビス４′で押え杆部ａを螺着して出荷し
ビルの壁面に据付けるもので、出火時にあっては消防ホ
ースＨを把持して引張ることにより、消防ホースＨ径が
支持具１（１ａ）の引出し口９に挾まれた状態から各復
帰スプリング５，７に抗して押開き、順次一輪宛引出さ
れるものである。鎮火後に消防ホースＨを支持具１（１
ａ）に収納する際は、該消防ホースＨを輪状にしつつ一
輪宛引出し口９に当接させて押え杆部ａ及び掛下げ杆部
ｂの各復帰スプリング５，７に抗して押込むことにより
該引出し口９が押開かれ、これを繰返して消防ホースＨ
を掛下げ杆部ｂに掛下げて収納するか、ビス４′を外し
て前記出荷時と同様操作により収納する。
に支持具１，（１ａ）の基板３を当てて取付け孔２を介
してビス１０で螺着し、押え杆部ａのビス４′を外した
状態で輪状に束ねた消防ホースＨごと掛下げ部ｂに掛下
げたのち、前記ビス４′で押え杆部ａを螺着して出荷し
ビルの壁面に据付けるもので、出火時にあっては消防ホ
ースＨを把持して引張ることにより、消防ホースＨ径が
支持具１（１ａ）の引出し口９に挾まれた状態から各復
帰スプリング５，７に抗して押開き、順次一輪宛引出さ
れるものである。鎮火後に消防ホースＨを支持具１（１
ａ）に収納する際は、該消防ホースＨを輪状にしつつ一
輪宛引出し口９に当接させて押え杆部ａ及び掛下げ杆部
ｂの各復帰スプリング５，７に抗して押込むことにより
該引出し口９が押開かれ、これを繰返して消防ホースＨ
を掛下げ杆部ｂに掛下げて収納するか、ビス４′を外し
て前記出荷時と同様操作により収納する。
【００１２】また消防ホースＨの収納に際し、支持具１
ａにおける支持片４と基板３を貫通して螺着したビス１
０だけを外すことにより押え杆部ａを取り除き、輪状に
束ねた消防ホースＨごと掛下げ杆部ｂに掛下げることも
可能であり、該手段は支持具１においても適用可能であ
ることは言うまでもない。
ａにおける支持片４と基板３を貫通して螺着したビス１
０だけを外すことにより押え杆部ａを取り除き、輪状に
束ねた消防ホースＨごと掛下げ杆部ｂに掛下げることも
可能であり、該手段は支持具１においても適用可能であ
ることは言うまでもない。
【００１３】前記によれば、輪状に束ねた消防ホースが
１箇所の押え杆部と掛下げ杆部により掛下げ収納されて
おり、引出し時においては復帰スプリングがどの方向に
も曲がり、しかも引出し口を押開く際に適度の制動がか
けられつつ一輪宛引出せるので、引出し延長方向が広範
囲に展開されると共に、引出し時の消防ホースのもつ
れ、からまりが無く消火作業が迅速に行え、しかも収納
にあっても安易である。
１箇所の押え杆部と掛下げ杆部により掛下げ収納されて
おり、引出し時においては復帰スプリングがどの方向に
も曲がり、しかも引出し口を押開く際に適度の制動がか
けられつつ一輪宛引出せるので、引出し延長方向が広範
囲に展開されると共に、引出し時の消防ホースのもつ
れ、からまりが無く消火作業が迅速に行え、しかも収納
にあっても安易である。
【００１４】
【発明の効果】輪状に束ねた消防ホースが押え杆部及び
掛下げ杆部からなる支持具により掛下げ収納され、しか
も引出し時に消防ホース径の通過ごとに押開かれる引出
し口により一輪宛引出されるので、該引出し時の消防ホ
ースのもつれ、からまりを防ぎ、引出し延長方向も広範
囲に展開できるので消火作業が効率的に行える。
掛下げ杆部からなる支持具により掛下げ収納され、しか
も引出し時に消防ホース径の通過ごとに押開かれる引出
し口により一輪宛引出されるので、該引出し時の消防ホ
ースのもつれ、からまりを防ぎ、引出し延長方向も広範
囲に展開できるので消火作業が効率的に行える。
【図１】支持具の使用状態を示す正面図。
【図２】支持具の側面図。
【図３】他例支持具の斜視図。
１ 支持具 １ａ 支持具 ２ 取付け孔 ３ 基板 ４ 支持片 ４′ ビス ５ 復帰スプリング ６ 杆体 ７ 復帰スプリング ８ 杆体 ９ 引出し口 １０ ビス ａ 押え杆部 ｂ 掛下げ杆部 Ｄ 消火栓箱 ｄ 背板 Ｈ 消防ホース ｈ ノズル
Claims (1)
- 【請求項１】 輪状に束ねた状態の消防ホースを掛下げ
る掛下げ杆部と、前記束状の消防ホースの側面を押える
押え杆部を備えると共に、該掛下げ杆部と押え杆部の先
端部位が常態において互いに近接し、前記消防ホースの
引出し時における引張り力を伴う消防ホース径の通過ご
とに押開かれる引出し口を備えてなる消火栓用消防ホー
スの支持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29523195A JP2793535B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 消火栓用消防ホースの支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29523195A JP2793535B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 消火栓用消防ホースの支持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09135918A JPH09135918A (ja) | 1997-05-27 |
| JP2793535B2 true JP2793535B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17817915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29523195A Expired - Fee Related JP2793535B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 消火栓用消防ホースの支持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2793535B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7331586B2 (en) | 2004-04-09 | 2008-02-19 | Pierce Manufacturing Company | Vehicular storage system |
| JP4875743B2 (ja) * | 2009-12-01 | 2012-02-15 | 中央理化工業株式会社 | 消火装置 |
| JP6403315B2 (ja) * | 2014-06-25 | 2018-10-10 | ニッタン株式会社 | 移動式消火装置 |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP29523195A patent/JP2793535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09135918A (ja) | 1997-05-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6439360B1 (en) | Reel dispenser for power cord application | |
| CA2650866A1 (en) | Accessory mounting systems and mounting methods thereof | |
| US6330949B1 (en) | Hanger storage system | |
| US4903911A (en) | Hose reel for central vacuum cleaning system | |
| US20100072314A1 (en) | Wall-mounted retractable clothesline assembly | |
| JP2793535B2 (ja) | 消火栓用消防ホースの支持具 | |
| CA2954052A1 (en) | Towel dispensing system including a bracket and water-resistant container with a handle | |
| US5961062A (en) | Retaining cords | |
| JPH10203735A (ja) | 着脱式簡易コードリール | |
| US4934625A (en) | Holder and carrier for elongated flexible members | |
| JP3886231B2 (ja) | 消火装置 | |
| US20040026558A1 (en) | Cable management system | |
| JPH1147303A (ja) | 消火栓用保形ホース保持枠及び消火栓装置 | |
| US7946524B1 (en) | Device for holding the free end of a spool-wound item at a point-of-sale display | |
| JP2000308692A (ja) | 消火栓用消防ホースの受支装置 | |
| US9629350B2 (en) | Fishing pole holder and alert system for ice fishing | |
| US5454539A (en) | Plate holder device | |
| US1047113A (en) | Hand-reel. | |
| JP5988343B1 (ja) | ロール状シート用ホルダまたはそれ用の補助ホルダ | |
| US5612999A (en) | Coiled cord holding assembly | |
| JP2019175894A (ja) | コードケース | |
| JP3085912B2 (ja) | 天井設置型消火栓装置 | |
| JP2000070398A (ja) | 消火栓用保形ホースの収納体 | |
| JP2004229700A (ja) | 内巻き式消火栓装置 | |
| JP2002271953A (ja) | コードホルダ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |