JP3078419B2 - ノズル固定用金枠の着脱装置 - Google Patents
ノズル固定用金枠の着脱装置Info
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- JP3078419B2 JP3078419B2 JP05046456A JP4645693A JP3078419B2 JP 3078419 B2 JP3078419 B2 JP 3078419B2 JP 05046456 A JP05046456 A JP 05046456A JP 4645693 A JP4645693 A JP 4645693A JP 3078419 B2 JP3078419 B2 JP 3078419B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、製鉄工程で使用される
溶鋼鍋に取り付けられる溶鋼の注出、閉止を行うスライ
ディングノズルカセット（以下、ＳＮカセットと称す）
に装着される耐火物製のノズルを交換する際に、該ノズ
ルを固定する金枠を取り外すノズル固定用金枠の着脱装
置に関するものである。
溶鋼鍋に取り付けられる溶鋼の注出、閉止を行うスライ
ディングノズルカセット（以下、ＳＮカセットと称す）
に装着される耐火物製のノズルを交換する際に、該ノズ
ルを固定する金枠を取り外すノズル固定用金枠の着脱装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、溶鋼鍋に取り付けられて溶鋼の注
出、閉止を行うＳＮカセットに装着される耐火物製のノ
ズルの交換は、該ノズルを固定する金枠を人手によるハ
ンマリング作業で外していた。このため作業員に対する
負荷が高いうえに、人手によって金枠を外すため時間が
かかるという問題があった。また金枠の締付は手加減で
行うため、ノズルの脱落事故を起こしたり、締め過ぎに
より装置を傷めるという問題もあった。
出、閉止を行うＳＮカセットに装着される耐火物製のノ
ズルの交換は、該ノズルを固定する金枠を人手によるハ
ンマリング作業で外していた。このため作業員に対する
負荷が高いうえに、人手によって金枠を外すため時間が
かかるという問題があった。また金枠の締付は手加減で
行うため、ノズルの脱落事故を起こしたり、締め過ぎに
より装置を傷めるという問題もあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ノズルを固定する金枠の着脱を自動化して
省力化を図るとともに、ノズルの交換時間を短縮すると
ともに、金枠の締付力を一定にしてノズルの脱落事故や
損傷をなくすことにある。
する課題は、ノズルを固定する金枠の着脱を自動化して
省力化を図るとともに、ノズルの交換時間を短縮すると
ともに、金枠の締付力を一定にしてノズルの脱落事故や
損傷をなくすことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、トルクと回転
角が制御できる駆動機構によって正逆回動されるガイド
ホーン付きの金枠着脱ヘッドを昇降装置に浮動自在に支
持させるとともに、該金枠着脱ヘッドに金枠掛止機構
と、ノズル押え機構とを設けたことを特徴とするもので
ある。
角が制御できる駆動機構によって正逆回動されるガイド
ホーン付きの金枠着脱ヘッドを昇降装置に浮動自在に支
持させるとともに、該金枠着脱ヘッドに金枠掛止機構
と、ノズル押え機構とを設けたことを特徴とするもので
ある。
【０００５】
【作用】溶鋼の注出、閉止を行うＳＮカセットのノズル
の中心が金枠着脱ヘッドの中心と一致するよう昇降装置
を昇降調整したうえ、該昇降装置を前進させて昇降装置
に浮動自在に支持されている金枠着脱ヘッドのガイドホ
ーンをノズルに嵌挿する。ガイドホーンがノズルに嵌挿
されると金枠着脱ヘッドのノズル押え機構はノズルの先
端を押圧する。そしてトルク制御される駆動機構を作動
させて金枠着脱ヘッドを回動させれば、金枠は金枠掛止
機構に係合保持されることとなる。さらに金枠脱着ヘッ
ドを回動させてＳＮカセットの金枠締結用テーパ溝と係
合している金枠を回動させ、金枠締結用テーパ溝と金枠
との係合を解く。
の中心が金枠着脱ヘッドの中心と一致するよう昇降装置
を昇降調整したうえ、該昇降装置を前進させて昇降装置
に浮動自在に支持されている金枠着脱ヘッドのガイドホ
ーンをノズルに嵌挿する。ガイドホーンがノズルに嵌挿
されると金枠着脱ヘッドのノズル押え機構はノズルの先
端を押圧する。そしてトルク制御される駆動機構を作動
させて金枠着脱ヘッドを回動させれば、金枠は金枠掛止
機構に係合保持されることとなる。さらに金枠脱着ヘッ
ドを回動させてＳＮカセットの金枠締結用テーパ溝と係
合している金枠を回動させ、金枠締結用テーパ溝と金枠
との係合を解く。
【０００６】次に、金枠が係合保持されている金枠掛止
機構を金枠着脱ヘッド共々後退させてノズルから金枠を
抜き出す。このときノズルはノズル押え機構によりＳＮ
カセットに押圧されているので金枠のみがノズルから抜
き出されることとなる。またノズルの装着を行う場合
は、金枠着脱ヘッドの金枠掛止機構に金枠を係合保持さ
せたうえ、前記とは逆に作動させてノズルを嵌合保持し
た金枠をＳＮカセットに装着した後、金枠掛止機構と金
枠の係合を解き、金枠着脱ヘッドのみを後退させればよ
い。
機構を金枠着脱ヘッド共々後退させてノズルから金枠を
抜き出す。このときノズルはノズル押え機構によりＳＮ
カセットに押圧されているので金枠のみがノズルから抜
き出されることとなる。またノズルの装着を行う場合
は、金枠着脱ヘッドの金枠掛止機構に金枠を係合保持さ
せたうえ、前記とは逆に作動させてノズルを嵌合保持し
た金枠をＳＮカセットに装着した後、金枠掛止機構と金
枠の係合を解き、金枠着脱ヘッドのみを後退させればよ
い。
【０００７】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。１はガイドホーン２ａ付きの金枠着脱ヘッ
ド２を浮動自在に支持する昇降装置であり、該昇降装置
１は金枠着脱ヘッド２をノズルの中心と一致するよう昇
降動させるサーボモータ駆動の昇降機構３と、金枠着脱
ヘッド２をノズルの中心と一致するよう左右位置を調整
するエアシリンダ駆動の左右調整機構４と、金枠着脱ヘ
ッド２を前進させるエアシリンダ駆動の前進機構５とよ
りなるものである。また前記昇降機構１に設けられる金
枠着脱ヘッド２の左右調整機構４と前進機構５のロッド
は金枠着脱ヘッド２に固定されないため、金枠着脱ヘッ
ド２の位置調節を行った後、左右調整機構４と前進機構
５のロッドを後退させると金枠着脱ヘッド２は後方及び
左右方向に自由に移動できる浮動状態となる。
に説明する。１はガイドホーン２ａ付きの金枠着脱ヘッ
ド２を浮動自在に支持する昇降装置であり、該昇降装置
１は金枠着脱ヘッド２をノズルの中心と一致するよう昇
降動させるサーボモータ駆動の昇降機構３と、金枠着脱
ヘッド２をノズルの中心と一致するよう左右位置を調整
するエアシリンダ駆動の左右調整機構４と、金枠着脱ヘ
ッド２を前進させるエアシリンダ駆動の前進機構５とよ
りなるものである。また前記昇降機構１に設けられる金
枠着脱ヘッド２の左右調整機構４と前進機構５のロッド
は金枠着脱ヘッド２に固定されないため、金枠着脱ヘッ
ド２の位置調節を行った後、左右調整機構４と前進機構
５のロッドを後退させると金枠着脱ヘッド２は後方及び
左右方向に自由に移動できる浮動状態となる。
【０００８】６はサーボモータによりトルクと回転角を
制御される駆動機構であり、該駆動機構６は金枠着脱ヘ
ッド２を設定角度だけ所定トルクで正逆回動させるもの
である。７は金枠着脱ヘッド２に設けられる金枠掛止機
構で、該金枠掛止機構７は金枠８のハンドル９を係合保
持させる係止溝１０を切欠形成した一対の弧状係止板１
１と、係止溝１０に係合保持されたハンドル９を弧状係
止板１１に押圧する押付シリンダ１２とよりなるもので
ある。
制御される駆動機構であり、該駆動機構６は金枠着脱ヘ
ッド２を設定角度だけ所定トルクで正逆回動させるもの
である。７は金枠着脱ヘッド２に設けられる金枠掛止機
構で、該金枠掛止機構７は金枠８のハンドル９を係合保
持させる係止溝１０を切欠形成した一対の弧状係止板１
１と、係止溝１０に係合保持されたハンドル９を弧状係
止板１１に押圧する押付シリンダ１２とよりなるもので
ある。
【０００９】１３はノズル押え機構であり、該ノズル押
え機構１３は当板１４をガイドホーン２ａに摺動自在に
嵌挿するとともに、該当板１４に、ノズル２０をＳＮカ
セット１６に押圧するばね１５を設けたものである。１
７は金枠着脱ヘッド２を上下方向にガイドするリニアモ
ーションガイド、１８は金枠着脱ヘッド２を左右方向に
ガイドするリニアモーションガイド、１９は金枠着脱ヘ
ッド２を前後方向にガイドするリニアブッシングであ
る。
え機構１３は当板１４をガイドホーン２ａに摺動自在に
嵌挿するとともに、該当板１４に、ノズル２０をＳＮカ
セット１６に押圧するばね１５を設けたものである。１
７は金枠着脱ヘッド２を上下方向にガイドするリニアモ
ーションガイド、１８は金枠着脱ヘッド２を左右方向に
ガイドするリニアモーションガイド、１９は金枠着脱ヘ
ッド２を前後方向にガイドするリニアブッシングであ
る。
【００１０】このように構成されたものは、溶鋼鍋に装
着される溶鋼の注出、閉止を行うＳＮカセット１６のノ
ズル２０を交換する際、先ず昇降装置１を昇降動させて
金枠着脱ヘッド２の中心がノズル２０中心と一致するよ
う調整し、左右調整機構４と前進機構５により金枠着脱
ヘッド２の位置を設定したうえ、左右調整機構４と前進
機構５のロッドを後退させて金枠着脱ヘッド２を浮動状
態とする。そして昇降装置１をＳＮカセット１６に向け
て移動させて昇降装置１に浮動自在に支持されている金
枠着脱ヘッド２のガイドホーン２ａをノズル２０の孔に
嵌挿する。
着される溶鋼の注出、閉止を行うＳＮカセット１６のノ
ズル２０を交換する際、先ず昇降装置１を昇降動させて
金枠着脱ヘッド２の中心がノズル２０中心と一致するよ
う調整し、左右調整機構４と前進機構５により金枠着脱
ヘッド２の位置を設定したうえ、左右調整機構４と前進
機構５のロッドを後退させて金枠着脱ヘッド２を浮動状
態とする。そして昇降装置１をＳＮカセット１６に向け
て移動させて昇降装置１に浮動自在に支持されている金
枠着脱ヘッド２のガイドホーン２ａをノズル２０の孔に
嵌挿する。
【００１１】このとき金枠着脱ヘッド２に設けられるノ
ズル押え機構１３はばね１５の付勢下にノズル２０を押
圧することとなる。そして図４（ａ）に示される状態か
ら、金枠着脱ヘッド２に設けられた金枠掛止機構７の一
対の弧状係止板１１に切欠形成された係止溝１０に金枠
８のハンドル９が係合するよう駆動機構６を作動させ
る。駆動機構６の作動により一定角度だけ所定のトルク
で金枠着脱ヘッド２は回動されて金枠８のハンドル９は
図４ｂに示されるよう係止溝１０に係合されるととな
る。
ズル押え機構１３はばね１５の付勢下にノズル２０を押
圧することとなる。そして図４（ａ）に示される状態か
ら、金枠着脱ヘッド２に設けられた金枠掛止機構７の一
対の弧状係止板１１に切欠形成された係止溝１０に金枠
８のハンドル９が係合するよう駆動機構６を作動させ
る。駆動機構６の作動により一定角度だけ所定のトルク
で金枠着脱ヘッド２は回動されて金枠８のハンドル９は
図４ｂに示されるよう係止溝１０に係合されるととな
る。
【００１２】さらに金枠着脱ヘッド２を所定角度、所定
トルクで回動させると、金枠８のハンドル９は係止溝１
０の端部に当接するため、金枠８が回動してＳＮカセッ
ト１６の金枠締結用テーパ溝２１に係合されている金枠
８の係止爪２２は金枠締結用テーパ溝２１の係脱用縦溝
に移動される。そして金枠掛止機構７の押付シリンダ１
２を作動させ、係止溝１０に金枠８のハンドル９を押圧
して金枠掛止機構７に金枠８を固定させたうえ、金枠着
脱ヘッド２を後退させれば、金枠掛止機構７に固定され
た金枠８は金枠締結用テーパ溝２１の係脱用縦溝から抜
き出されるとともに、ノズル２０から抜き出されること
となる。このときノズル２０が金枠８と一緒に移動され
ないように、ノズル押え機構１３の当板１４でノズル２
０を押圧する。
トルクで回動させると、金枠８のハンドル９は係止溝１
０の端部に当接するため、金枠８が回動してＳＮカセッ
ト１６の金枠締結用テーパ溝２１に係合されている金枠
８の係止爪２２は金枠締結用テーパ溝２１の係脱用縦溝
に移動される。そして金枠掛止機構７の押付シリンダ１
２を作動させ、係止溝１０に金枠８のハンドル９を押圧
して金枠掛止機構７に金枠８を固定させたうえ、金枠着
脱ヘッド２を後退させれば、金枠掛止機構７に固定され
た金枠８は金枠締結用テーパ溝２１の係脱用縦溝から抜
き出されるとともに、ノズル２０から抜き出されること
となる。このときノズル２０が金枠８と一緒に移動され
ないように、ノズル押え機構１３の当板１４でノズル２
０を押圧する。
【００１３】金枠８がノズル２０から外されたら、ノズ
ル２０を新しいものと交換したうえ、前記同様金枠着脱
ヘッド２を再びＳＮカセット１６に近づけて、ガイドホ
ーン２ａをノズル２０の孔に嵌挿する。そして金枠掛止
機構７に保持されている金枠８の係止爪２２をＳＮカセ
ット１６の金枠締結用テーパ溝２１の係脱用縦溝に嵌合
させた図４（ｃ）に示される状態から、金枠着脱ヘッド
２を回動させて金枠締結用テーパ溝２１に金枠８の係止
爪２２を係合させる。金枠締結用テーパ溝２１に係止爪
２２が係合されたら、金枠掛止機構７の押付シリンダ１
２を逆作動させて金枠８のハンドル９の押圧を解くとと
もに、金枠着脱ヘッド２を逆回動させて弧状係止板１１
の外側部によりハンドル９を回動させて金枠締結用テー
パ溝２１に金枠８の係止爪２２を深く差し入れることに
より、ＳＮカセット１６に金枠８を装着させ、所定のト
ルクのところで回動を停止させる。その後、金枠着脱ヘ
ッド２をもとの待機位置まで駆動機構６により戻し回転
を行った後に金枠着脱ヘッド２を後退させる。
ル２０を新しいものと交換したうえ、前記同様金枠着脱
ヘッド２を再びＳＮカセット１６に近づけて、ガイドホ
ーン２ａをノズル２０の孔に嵌挿する。そして金枠掛止
機構７に保持されている金枠８の係止爪２２をＳＮカセ
ット１６の金枠締結用テーパ溝２１の係脱用縦溝に嵌合
させた図４（ｃ）に示される状態から、金枠着脱ヘッド
２を回動させて金枠締結用テーパ溝２１に金枠８の係止
爪２２を係合させる。金枠締結用テーパ溝２１に係止爪
２２が係合されたら、金枠掛止機構７の押付シリンダ１
２を逆作動させて金枠８のハンドル９の押圧を解くとと
もに、金枠着脱ヘッド２を逆回動させて弧状係止板１１
の外側部によりハンドル９を回動させて金枠締結用テー
パ溝２１に金枠８の係止爪２２を深く差し入れることに
より、ＳＮカセット１６に金枠８を装着させ、所定のト
ルクのところで回動を停止させる。その後、金枠着脱ヘ
ッド２をもとの待機位置まで駆動機構６により戻し回転
を行った後に金枠着脱ヘッド２を後退させる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、前記説明によって明らかよう
に、金枠着脱ヘッドを昇降装置に対して左右及び前方向
に浮動状態で支持させているから、ＳＮカセットのノズ
ルとガイドホーンのとの間に若干のずれがあってもガイ
ドホーンを容易にノズルに挿通させることができる。ま
た金枠着脱ヘッドを回転角とトルクが制御される駆動機
構により、ＳＮカセットの金枠締結用テーパ溝の角度に
応じて金枠の係止爪を回動できるから、金枠の係止爪を
金枠締結用テーパ溝の端部に衝突させることなく係脱さ
せることができ、さらに金枠のハンドルを金枠掛止機構
の係止溝の端部に衝突させるとなく係脱させることが可
能となり、係止爪やハンドルあるいは金枠締結用テーパ
溝や係止溝を損耗させたり、破損するとなく金枠を着脱
できる。
に、金枠着脱ヘッドを昇降装置に対して左右及び前方向
に浮動状態で支持させているから、ＳＮカセットのノズ
ルとガイドホーンのとの間に若干のずれがあってもガイ
ドホーンを容易にノズルに挿通させることができる。ま
た金枠着脱ヘッドを回転角とトルクが制御される駆動機
構により、ＳＮカセットの金枠締結用テーパ溝の角度に
応じて金枠の係止爪を回動できるから、金枠の係止爪を
金枠締結用テーパ溝の端部に衝突させることなく係脱さ
せることができ、さらに金枠のハンドルを金枠掛止機構
の係止溝の端部に衝突させるとなく係脱させることが可
能となり、係止爪やハンドルあるいは金枠締結用テーパ
溝や係止溝を損耗させたり、破損するとなく金枠を着脱
できる。
【００１５】しかも金枠を過不足のない締付力で締めつ
けることができるので、ＳＮカセットに装着されるノズ
ルが脱落したり、締付すぎによる装置の損傷をなくする
ことができる。またノズル押え機構を設けているため、
金枠を外す際にノズルが金枠と一緒に抜け出ることがな
く、ノズルを金枠脱着ヘッドに巻き込むことがない。さ
らに溶鋼鍋のＳＮカセットのノズルの交換を自動化でき
るので、作業員の負荷を軽減は勿論のこと、省力化が可
能となるうえに、ノズル交換を効率よく行うことができ
るもので、従来の問題点を解消したノズル固定用金枠の
着脱装置として業界にもたらすところ極めて大なもので
ある。
けることができるので、ＳＮカセットに装着されるノズ
ルが脱落したり、締付すぎによる装置の損傷をなくする
ことができる。またノズル押え機構を設けているため、
金枠を外す際にノズルが金枠と一緒に抜け出ることがな
く、ノズルを金枠脱着ヘッドに巻き込むことがない。さ
らに溶鋼鍋のＳＮカセットのノズルの交換を自動化でき
るので、作業員の負荷を軽減は勿論のこと、省力化が可
能となるうえに、ノズル交換を効率よく行うことができ
るもので、従来の問題点を解消したノズル固定用金枠の
着脱装置として業界にもたらすところ極めて大なもので
ある。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明の実施例を示す平面図である。
【図３】本発明の金枠着脱ヘッドを示す一部切欠正面図
である。
である。
【図４】金枠掛止機構の係止部と金枠のハンドルとの係
合状態を示す説明図である。
合状態を示す説明図である。
【図５】ＳＮカセットとノズル及び金枠と金枠脱着ヘッ
ドを分解して示す斜視図である。
ドを分解して示す斜視図である。
１ 昇降機構 ２ 金枠着脱ヘッド 2a ガイドホーン ６ 駆動機構 ７ 金枠掛止機構 13 ノズル押え機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−31436（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−23520（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−7920（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−223469（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−200532（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−187783（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−160768（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B22D 41/34 520 B22D 11/10 340 B22D 41/56 B22D 11/10 320
Claims (1)
- 【請求項１】 トルクと回転角が制御できる駆動機構
(6) によって正逆回動されるガイドホーン(2a)付きの金
枠着脱ヘッド(2) を昇降装置(1) に浮動自在に支持させ
るとともに、該金枠着脱ヘッド(2) に金枠掛止機構(7)
と、ノズル押え機構(13)とを設けたことを特徴とするノ
ズル固定用金枠の着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05046456A JP3078419B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ノズル固定用金枠の着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05046456A JP3078419B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ノズル固定用金枠の着脱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06254670A JPH06254670A (ja) | 1994-09-13 |
| JP3078419B2 true JP3078419B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=12747669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05046456A Expired - Fee Related JP3078419B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ノズル固定用金枠の着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3078419B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8016652B2 (en) | 2004-11-02 | 2011-09-13 | Toshitaka Tanaka | Airflow diffuser (diffuser fan) and air conditioner |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH708284B1 (de) * | 2013-07-11 | 2023-11-15 | Refractory Intellectual Property Gmbh & Co Kg | Verfahren und Wechselvorrichtung zum automatischen Auswechseln einer Ausgusshülse eines Schiebeverschlusses an einem metallurgischen Gefäss. |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP05046456A patent/JP3078419B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8016652B2 (en) | 2004-11-02 | 2011-09-13 | Toshitaka Tanaka | Airflow diffuser (diffuser fan) and air conditioner |
| US8562398B2 (en) | 2004-11-02 | 2013-10-22 | Toshitaka Tanaka | Airflow diffuser (diffuser fan) and air conditioner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06254670A (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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