JP3078372U - スノーボード用ブーツのバインディング装置 - Google Patents

スノーボード用ブーツのバインディング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スノーボードに結合されるスノーブーツのバ
インディングおよび分離が、略ワンタッチで容易にでき
るようにすること。 【解決手段】 スノーボードを行うときに着用するスノ
ーブーツ30の底の中央部位両側には係止部材112,
114を突設し、そのスノーブーツ30が結合されるバ
インディングプレート10の両側にはスノーブーツ30
の係止部材112,114に分離可能に結合するために
弾性的に回動可能に支持されたジョー123,143か
ら成るバインダー120,140を設ける。ジョー12
3は操作レバー1223によって支持されるようになっ
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スノーボードにブーツをバインディングするために使用されるスノ ーボード用ブーツのバインディング装置に関し、特に、スノーボードを行うとき に着用されるスノーブーツのバインディングおよび分離を容易にする、略ワンタ ッチ構造のバインダーを採用したスノーボード用ブーツのバインディング装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、スノーボードは数年間使用されて来ており、現在ではスノーボーデ ィングは若い人達に人気がある冬季スポーツとなっている。従って、スノーボー ダー達は、スノーボーダー達の足の動きを柔軟にしてくれるブーツや或いは雪の 上をよりスリルにスライディングできるボード自体の構造に対する重要性をよく 知っているが、また、スノーボードとブーツとのバインディングに対する便利性 も重要視している。
【0003】 既存の“スノーブーツバインディング”は、国際出願番号PCT/US94/ 1049(国際公開番号WO9035、公開日付1995年4月6日)に開示さ れている通り、バインディングプレートのヒール(Heel)部とトー(Toe)部位 に、スノーブーツの中央に埋設されたロッドに対し係止または解除されるように なっている固定ジョー(Jaw)および作動ジョーが設けられ、その固定ジョー対 し作動ジョーをスライディングさせながら掛かるようにする力を付与する操作レ バーと、その操作レバーを前記プレートに支持させるハウジング等と、から構成 されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような構成のバインディング装置は、構造が複雑であるた めに経済性に劣るという問題があり、特に前記の如きバインディング装置の構造 では、スノーボーダー達がボードに対しブーツをバインディングする時、バイン ディングやバインディング解除時に一々操作レバーを操作しなければバインディ ングまたはバインディング解除をすることができないので、不便である。
【0005】 本考案は、そのような従来のものにおける諸欠点を解消しようとしてなされた もので、その目的は、スノーブーツのバインディングおよび解除をするときの容 易性と便利性および安全性を同時に付与して、すべてのライダー(Rider)達に とってスノーブーツに対するバインディング作業をより楽に、より簡便に行うこ とができるようにしたスノーボード用ブーツのバインディング装置を提供するこ とにある。 また、本考案の別の目的は、構造を簡潔化して生産性および経済性を向上させ たスノーボード用ブーツのバインディング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
これらの目的を達成するために、本考案によるスノーボード用ブーツのバイン ディング装置は、スノーボードにブーツをバインディングするためのバインディ ング装置であって、前記スノーボードに結合して着用されるスノーブーツの底の 中央部位両側に突設された係止部材;前記スノーボードに結合されて前記スノー ブーツと前記スノーボードとを結合するためのバインディングプレート;前記ス ノーブーツの係止部材に対応する前記バインディングプレートの両側位置に対向 設置されて前記スノーブーツの係止部材に分離可能に結合するよう弾性的に回動 可能に支持されたジョーから成る複数個のバインダー;を含むことを特徴とする 。
【0007】 ここにおいて、前記複数個のバインダーのうちの一つである第1バインダーは 、区画突条により仕切られた二つの収容溝を有し、前記バインディングプレート に結合されている第1支持胴体;前記二つの収容溝のうちの一方である第1収容 溝内に弾性的に回動可能に軸支され、いずれか一側には前記スノーブーツの係止 部材が係合する係止溝が設けられると共に、その反対側には前記係止部材を前記 係止溝から解除するための突起が設けられている第1ジョー;前記二つの収容溝 のうちの他方である第2収容溝内の、前記第1ジョーの突起との対面位置におい て弾性的に回動可能に軸支されていて、下部には前記区画突条の上部を経由して 前記第1収容溝側に延びて前記第1ジョーの突起部位を支持する支持片が設けら れると共に、上部には所定広さの取っ手部が設けられている操作レバー;を含む ことを特徴とする。
【0008】 また、前記複数個のバインダーのうちの一つである第2バインダーは、収容溝 を有し、前記バインディングプレートに結合されている第2支持胴体;前記第2 支持胴体の収容溝内に弾性的に回動可能に軸支された状態で立設され、いずれか 一側には前記スノーブーツの係止部材に係合する第2係止溝が設けられている第 2ジョー;を含むことを特徴とする。
【0009】 更に、前記第1および第2支持胴体を前記バインディングプレートに締結する ために、螺子孔を有する締結板を更に備えるのが望ましい。 前記ジョーおよび操作レバーを弾性的に回動可能に支持する弾性付与部材とし ては、いずれもスプリングを用いることができる。その場合には、そのスプリン グの一端は前記支持胴体に支持され、他端は前記ジョーおよび操作レバー側にそ れぞれ支持されるようにする。
【0010】 本考案の前記の如き構成は、スノーボーダー達にスノーボードに対するスノー ブーツのバインディング/解除を容易にできるようにして、より便利で簡便な使 用上の利点を提供し、製作者達には経済性を提供する効果がある。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら本考案によるスノーボード用ブーツのバイ ンディング装置のより望ましい実施例を詳細に説明する。 図1は、本考案によるスノーボード用ブーツのバインディング装置の使用例を 示す斜視図である。 図面表示は、本考案によるバインディング装置100によりスノーボード20 とバインディングされたスノーブーツ30をスノーボードライダー40が着用し た状態を示したもので、そのバインディング装置100は左右のブーツ30およ びバインディングプレート10にそれぞれ対向設置されるが、それら左右のブー ツ30およびバインディングプレート10にそれぞれ設けられるバインディング 装置100は両側すべてが同一であるため、以下では左側のバインディングプレ ート10およびブーツ30に設けられたバインディング装置100の構造だけを 一例に挙げて説明することにする。
【0012】 図2は図1からスノーボードは省きスノーブーツとバインディングプレートを 分離して示した分離斜視図であり、図3は図2表示のバインディングプレートだ けを上から見て示した平面図である。 先ず、スノーブーツ30は、ライダー達の足を収容保護する甲皮32と底34 とから成っており、その底34には、バインディング装置100を構成する後述 する第1および第2バインダー120,140と対応する両側中央部位に、それ ら第1および第2バインダー120,140に結合されるようにした係止部材1 12,114が両側に突設されている。それらの係止部材112,114は、ス ノーブーツ30の成型時に底34に一体に埋設した高強度のアルミニウムのよう な金属材質により形成される。そのようにスノーブーツ30の底34にアルミニ ウムのような金属材質を埋設して前記係止部材112,114を形成する方法は 一般的な技術であるため、本実施例では具体的な説明は省く。
【0013】 バインディングプレート10は、前記スノーブーツ30をスノーボード20に 結合するときに用いられるもので、そのバインディングプレート10には、スノ ーブーツ30を収容するときそのスノーブーツ30の係止部材112,114を バインディングするための第1および第2バインダー120,140が両側に取 り付けられている。また、その後側にはハイバック16がバインディングプレー ト10に支持された状態で立設されている。
【0014】 次に、前記バインディング装置100の具体的な構成について、図4および図 5を参照して説明する。 図4は図3のI‐I線方向に沿った拡大断面図であって、バインディング装置 の平常時の状態を示す図面であり、図5は図4と同じ方向から見て示した断面図 であって、ブーツがバインディング装置にバインディングされた状態を示す図面 である。 バインディング装置100は、スノーブーツ30の係止部材112,114に 対応するバインディングプレート10の両側に対向設置されてスノーブーツ30 の係止部材112,114に分離可能に結合する機能を発揮する第1および第2 バインダー120,140を備えている。
【0015】 第1バインダー120は、区画突条121により仕切られた二つの収容溝12 2a,122bを有していて前記バインディングプレート10に結合される第1 支持胴体122を備えている。その第1支持胴体122は、バインディングプレ ート10の底面側に位置する締結用螺子孔131が設けられた締結板132と共 にバインディングプレート10を挟持する状態で螺子135締結されることによ り、バインディングプレート10に対して堅固で安定的な状態で取り付けられて いる。その締結板132もまた、前記第1バインダー120のように軽く高強度 のアルミニウム材質で製作される。
【0016】 前記第1支持胴体122に設けられた収容溝122a,122bの底面部位は 半円筒面を成し、後述する第1ジョー123と操作レバー1223の回動が自由 に行われるようにされている。その第1ジョー123もまた、第1収容溝122 aに順応するようにするために、その底部が略半円筒形に形成されている。そし て、その第1ジョー123は、第1支持胴体122の第1収容溝122aの内部 に弾性的に回動可能に軸支124された状態を成すようにされている。
【0017】 第1ジョー123のいずれか一側には、スノーブーツ30の係止部材112が 掛かるようにした係止溝125が設けられている。また、その反対側には、その 係止溝125にブーツ30の係止部材112が係合した状態で支持されるように するための突起126が設けられている。第1ジョー123は全体的にL字状を 成すようにされていて、その第1ジョー123のブーツ30との対面端部128 はバインディングプレート10の内部に延びて位置するようにされ、ブーツ30 のバインディング時にそのブーツ30が当接するようにされている。
【0018】 前記軸124は、第1ジョー123と一体化されてその第1ジョー123の両 側から突出した状態とされ、前記第1支持胴体122の両側壁部129(図3参 照)に回動可能に支持されている。従って、第1ジョー123は、第1支持胴体 122の支持壁部129を支持点として、図2で見て矢印方向に回動可能な状態 とされている。更に、前記軸124の周囲には、弾性付与部材の一つである弾性 スプリング127が挿設されている。そのスプリング127の一端は前記第1収 容溝122aの底面部位に支持され、他端は前記第1ジョー123に支持されて いて、第1ジョー123を前記支持壁部129に対して弾性的に支持するように している。こうして、その第1ジョー123は、平常時には突起126が前記区 画突条121に支持された状態となり、端部128だけが前記バインディングプ レート10の内部に延びて傾く状態で位置するようにされている(図4)。
【0019】 このような状態にあるとき、スノーブーツ30をバインディングするためにバ インディングプレート10の内部に位置させると、そのブーツ30の係止部材1 12が第1ジョー123の端部128を押圧するようになり、それによって、第 1ジョー123は前記スプリング127に抵抗しながら軸124を支持点として 回動して、第1ジョー123の係止溝129の内部に係止部材112が収容され るようにする。一方、その係止部材112とは反対側の係止部材114は、後述 する第2バインダーの第2ジョー143を軸144を支持点として強制的にやや 背面側に回動させながら進入して、第2ジョー143の係止溝145の内部に進 入して係合する。こうして、ブーツ30がバインディングプレート10に自動的 にバインディングされる(図5参照)。
【0020】 このように、前記第1ジョー123の端部128がブーツ30の係止部材11 2によって押圧されて第1ジョー123がスプリング127に抵抗しながら軸1 24を支持点として回動した状態では、図5に示した通り、第1ジョー123の 背面側に隣接して設けられた操作レバー1223が弾性的に回動し、第1ジョー 123を強く支持する。そして、それにより、第1ジョー123がブーツ30の 係止部材112から離脱することが防止され、より安定的なロッキング状態が保 たれる。
【0021】 操作レバー1223もまた、前記第1支持胴体122の第2収容溝122bの 半円筒面に順応させるためにその下端部が略半円筒形を成すように形成されてい て、第1支持胴体122に弾性的に回動可能に軸支1224されている。その操 作レバー1223の下部の一部位には、前記区画突条121の上部を経由して前 記第1収容溝122a側に延びる延長部1226が形成されており、その延長部 1226が前記第1ジョー123の突起126の隣接部位と当接することにより 、その第1ジョー123が図5の位置に回動した状態から元の状態に戻ることの ないように支持されるようになっている。また、操作レバー1223の上端には 、該操作レバー1223の回動操作を容易にできるようにした所定広さの取っ手 部1225が設けられている。更に、その操作レバー1223においても、前記 第1ジョー123と同様に、前記軸1224は操作レバー1223と一体化され てその操作レバー1223の両側から突出した状態で前記第1支持胴体122の 第2収容溝122bの両側壁部に回動可能に支持されている。
【0022】 前記軸1224の周囲には、弾性付与部材の一つである弾性スプリング122 7が挿設されている。そのスプリング1227の一端は前記第1支持胴体122 に支持され、他端は前記操作レバー1223に支持されていて、その操作レバー 1223に、第1ジョー123側に向けて回動させる弾性圧力が付与されるよう になっている。従って、操作レバー1223は、第1ジョー123が図5の位置 に回動すると、その第1ジョー123の回動と同時にスプリング1227の弾性 圧力により第1ジョー123側に回動する。その際、操作レバー1223の延長 部1226が前記区画突条121に当接することにより、それ以上の回動が規制 される。そして、その延長部1226が区画突条121に支持された状態で、図 5に示されている通り、第1ジョー123の突起126を支えるようになる。こ のようにして、第1ジョー123が図4に示した状態に戻ることがなく、係止溝 125に係止部材112が係止されているような、ブーツ30の安定的なバイン ディング状態になる。
【0023】 前記第1バインダー120と対向して取り付けられた第2バインダー140も また、第1バインダー120のように、収容溝142aを備えていて前記バイン ディングプレート10に結合されるようにした第2支持胴体142を備えている 。その第2支持胴体142は、前記第1支持胴体122と同様に、バインディン グプレート10の底面側に位置する締結用螺子孔151を設けた締結板152と 共にバインディングプレート10を挟持する状態で螺子154締結されることに より、バインディングプレート10に、より堅固で安定的な状態で取り付けられ るようになっている。その締結板152も、前記第1バインダー120の締結板 132と同様に、軽くて高強度のアルミニウム材質で製作される。
【0024】 前記第2支持胴体142に設けられた収容溝142aは、前記第1支持胴体1 22の収容溝とは異なり、一部位、即ち後側部位だけを半円筒面にして、後述す る第2ジョー143の回動が自由に行われるようにされている。その第2ジョー 143もまた、前記収容溝142aに順応させるためにその底部のいずれか一側 後端部だけを略円筒形にして、第2支持胴体142の収容溝142aに立設した 状態で弾性的に回動可能に軸支144された状態とされている。また、その第2 ジョー143の上端部も、前記スノーブーツ30の係止部材114の柔軟な移動 のために略半円筒形に近い曲面部とされている。 その第2ジョー143のいずれか一側、即ち、前記スノーブーツ30の係止部 材114との対面部位には、その係止部材114が掛かるようにした係止溝14 5が設けられている。
【0025】 この第2ジョー143においても、軸144は第2ジョー143と一体化され てその第2ジョー143の両側から突出した状態を成し、第2支持胴体140の 両側支持壁部149に回動可能に支持されている。その軸144の周囲には、弾 性付与部材の一つである弾性スプリング147が挿設されている。そのスプリン グ147の一端は前記収容溝142aの底面部位に支持され、他端は第2ジョー 143に支持されていて、その第2ジョー143を、前記支持壁部149に対し て弾性的に、且つ直立状態で回動可能に支持するようにされている。
【0026】 従って、この第2バインダー140においては、スノーブーツ30をバインデ ィングプレート10側にバインディングするとき、そのブーツ30の係止部材1 14が第2バインダー140の上端部位と接するようになると、前記第1バイン ダー120とは異なり、直立状態でスプリング147に抵抗しながら軸144を 支持点としてやや回動する状態となって、係止部材114が前記係止溝145側 に収容される。そして、スプリング147の復元力により元の状態に回動し、そ れによって、係止溝145の内部から係止部材114が離脱することのない、ロ ッキングされた状態となる(図5参照)。
【0027】 上述の如きバインディング状態、即ち、図5に示した状態でバインディングさ れたブーツ30をバインディングプレート10から分離しようとする場合には、 図5に示した通り、前記第1バインダー120において第1ジョー123を支持 していた操作レバー1223の取っ手部1225を矢印方向に加圧する。すると 、その操作レバー1223は前記軸1224を支持点として回動するため、その ときまで第1ジョー123を支持していた操作レバー1223の延長部1226 は第1ジョー123から離れる状態になる。そして、操作レバー1223の延長 部1226により支持されていた第1ジョー123は、その操作レバー1223 からの支持力が解除される瞬間、前記スプリング127の復元力により回動しな がら迅速に図4に示した元の状態に戻り、それによって、ブーツ30の係止部材 112は第1ジョー123の係止溝125から解放される解除状態となる。従っ て、ブーツ30は、バインディングプレート10から解放された第1バインダー 120側から先に持ち上げられながら分離される。そして、それによって、第2 バインダー140の係止溝145からも容易に分離できるようになる。このよう にして、ブーツ30のバインディング状態から分離された状態に容易に転換する ことができる。
【0028】 以上、本考案によるスノーボード用ブーツのバインディング装置の具体的な技 術を添付図面を参照して説明したが、これは本考案で最も望ましい実施例の一例 だけを挙げて説明したもので、この技術内容が本考案を限定するのではない。ま た、本考案によるスノーボード用ブーツのバインディング装置は、請求の範囲を 逸脱しない範囲内で多様に変形および模倣できるのは、当分野の通常の知識を有 する者であれば容易に理解できるであろう。 例えば、上述の実施例とこれに係る図面においては、解除およびロッキング用 の操作手段を有する第1バインダー120と操作手段がない第2バインダー14 0とを一組として設けたものについて説明したが、経済性が許されるならば、操 作手段を有する一対の第1バインダー120を一組として設けることもできるこ とは、前記実施例に係る図面から容易に理解できるであろう。
【0029】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、バインディングプレートにはスノーブーツのバ インディングおよび分離を容易にするための略ワンタッチ構造のバインディング 装置を採用したことにより、すべてのライダー達にスノーブーツのバインディン グおよび解除作業をより便利で簡便にできるようにした効果を付与し、また、簡 潔なバインディング装置の構造により生産性向上および経済性を有するようにし た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスノーボード用ブーツのバインデ
ィング装置の使用例を示した斜視図である。
【図2】図1からスノーボードは省き、スノーブーツと
バインディングプレートとを分離して示した分離斜視図
である。
【図3】図2のバインディングプレートだけを上から見
て示した平面図である。
【図4】図3のI−I線方向に沿った拡大断面図であっ
て、バインディング装置の平常時の状態を示した図面で
ある。
【図5】図4と同じ方向から見て示した断面図であっ
て、ブーツがバインディング装置によりバインディング
された状態を示した図面である。
【符号の説明】
10:スノーボード 20:バイン
ディングプレート 30:スノーブーツ 100:バイン
ディング装置 112,114:係止部材 120,140:第
1、第2バインダー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノーボードにブーツをバインディング
    するためのバインディング装置であって、 前記スノーボードに結合して着用されるスノーブーツの
    底の中央部位両側に突設された係止部材;前記スノーボ
    ードに結合されて前記スノーブーツと前記スノーボード
    とを結合するためのバインディングプレート;および前
    記スノーブーツの係止部材に対応する前記バインディン
    グプレートの両側位置に対向設置されて前記スノーブー
    ツの係止部材に分離可能に結合するよう弾性的に回動可
    能に支持されたジョーから成る複数個のバインダー;を
    含むスノーボード用ブーツのバインディング装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個のバインダーのうちの一つで
    ある第1バインダーは、 区画突条により仕切られた二つの収容溝を有し、前記バ
    インディングプレートに結合されている第1支持胴体;
    前記二つの収容溝のうちの一方である第1収容溝内に弾
    性的に回動可能に軸支され、いずれか一側には前記スノ
    ーブーツの係止部材が係合する係止溝が設けられると共
    に、その反対側には前記係止部材を前記係止溝から解除
    するための突起が設けられている第1ジョー;および前
    記二つの収容溝のうちの他方である第2収容溝内の、前
    記第1ジョーの突起との対面位置において弾性的に回動
    可能に軸支されていて、下部には前記区画突条の上部を
    経由して前記第1収容溝側に延びて前記第1ジョーの突
    起部位を支持する支持片が設けられると共に、上部には
    所定広さの取っ手部が設けられている操作レバー;を含
    むことを特徴とする請求項1記載のスノーボード用ブー
    ツのバインディング装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個のバインダーのうちの一つで
    ある第2バインダーは、 収容溝を有し、前記バインディングプレートに結合され
    ている第2支持胴体;および前記第2支持胴体の収容溝
    内に弾性的に回動可能に軸支された状態で立設され、い
    ずれか一側には前記スノーブーツの係止部材に係合する
    第2係止溝が設けられている第2ジョー;を含むことを
    特徴とする請求項1記載のスノーボード用ブーツのバイ
    ンディング装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2支持胴体を前記バイ
    ンディングプレートに締結するための締結用螺子孔を有
    する締結板を更に備えていることを特徴とする、請求項
    2または3記載のスノーボード用ブーツのバインディン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 前記ジョーおよび操作レバーを弾性的に
    回動可能に支持するために用いられている弾性付与部材
    はいずれもスプリングであり、前記スプリングの一端は
    前記支持胴体に支持され、他端は前記ジョーおよび操作
    レバー側にそれぞれ支持されていることを特徴とする、
    請求項2または3記載のスノーボード用ブーツのバイン
    ディング装置。
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