JP3049304B2 - スノーボード・ブーツおよびバインディング装置 - Google Patents
スノーボード・ブーツおよびバインディング装置Info
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- A63C10/02—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
- A63C10/10—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders using parts which are fixed on the shoe, e.g. means to facilitate step-in
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
品に関し、具体的には、スノーボードにブーツを固定す
るためのバインディング組立品に関する。このバインデ
ィング組立品は、ブーツに取り付けられ、スノーボード
に取り付けられた一対のバインディングと掛合可能なベ
イル要素と、氷雪が詰まる空洞を排する構造要素を有し
て設計されるバインディングとを含む。
に固定するために多くの種類のバインディングが発明さ
れてきたが、以下に述べるようにこれらの装置には未解
決の問題がいくつか残されている。スノーボードは、一
端または両端が上を向いた細長い構造物である。通常は
対で使用する一般的な雪スキーよりも普通は丈が短く幅
広い。別々のスキーにつま先を前にして足を固定する代
わりに、普通は足をほぼ横方向に向けて単一のスノーボ
ードに固定する。ただし多少位置を調整すると有効であ
る。初めて見るときには、その使用法は小型のサーフボ
ードのように見える。大きな違いは、サーフボードでは
乗り手の足はサーフボードの上に載せるだけだが、スノ
ーボードでは、最良の操縦性を得るために乗り手の足を
ボードに固定する必要があるということである。現在の
スノーボードのバインディングは、大きく2つのカテゴ
リーに分類される。ソフトブーツ用とハードブーツ用で
ある。どちらの種類のブーツを選ぶかは、ライディング
・スタイルに依存する。ソフトブーツはフリースタイル
およびフリーライディングに使用され、ハードブーツは
アルペンおよびレースに用いられる。ソフトタイプのボ
ード・バインディングのある種類のものは、スノーボー
ドに装着されたプレートに取り付けた2本または3本の
ストラップを使用する。このストラップはブーツの甲の
上をまわし、また、足首を巻いて、ラチェット・バック
ルで固定される。この種のバインディングは、スキー・
リフトに向かうときなど平坦面または上り坂を進む場合
に、少なくとも片方のブーツをバインディングから必ず
外さなくてはならないことを含め、いくつかの非常の困
難を伴う。この特定の問題を強調するために、一般的な
シナリオを考える。乗り手はまず前足をボードに固定す
る。こうするために、雪の中に座り、手を伸ばしてバイ
ンディングの中またはブーツの底にたまった雪を取り除
き、次いで、ゆるんでいる一連のストラップを開き、ブ
ーツをバインディングに載せる。手袋をはめた手で、一
連のラチェット機構のバックルを締め、前足のブーツを
固定する。前足のブーツが固定できれば、山頂へ向かう
リフトに乗り込む準備ができたことになる。山頂に到着
したら、後足のブーツを同じようにボードに装着しなけ
ればならない。スキーヤーが丘の下に到達すると、バイ
ンディングから後足のブーツを外す。この手順は滑走の
たびに繰り返され、平均すると1日に40回から50回にも
達する。
手袋をはめた手でぎこちなくおこなう煩わしさだけでは
なく、危険でもあるということだ。1992−1993年のシー
ズン中、Tahoe地域でスノーボーダー2名が重い雪の中
で窒息死したと報告されている。多くのこのような緊急
事態では、動きやすくするためにボードを素早く外すこ
とができることが非常に重要である。ストラップ式のバ
インディングを使う場合の付加的な問題は、ストラップ
からの圧力が、特にリフトに乗っている間、使用者の足
に伝わることである。1日中この圧力を受けていると、
筋肉疲労や筋肉痛を起こす。
ングを設計する試みがおこなわれてきた。この例を以下
の議論中で説明する。これらの試みの問題は、これら
が、氷雪が詰まるポケットやクレバスを含む複雑な機構
で、操作上の困難や障害を引き起こすことである。
なことは上に論じた。加えて、より一般的な二本スキー
具に一般的に組み込まれているようなスノーボードの自
動解放機構の必要性を考えるかもしれない。これに対す
る解答は、従来の雪スキーでは、使用者の足は、別々の
長いスキーに固定されているということである。転倒し
た場合、手足のもつれや様々なてこ運動が生じる可能性
は大きい。それに対してスノーボード用途では、両足が
相対的に短い単一のボードに固定される。この条件で
は、損傷を与えるようなてこ作用がスキーヤーの手足に
加わる可能性はそれほど高くない。また、従来の雪スキ
ーに使用される原理がスノーボードのバインディングに
適用できないかと考えるかもしれない。解答はやはり、
2つの用途は非常に異なるというものである。例えば、
従来の雪スキーは堅固なブーツとともに使用されるた
め、ソフトタイプの雪スキー・ブーツとの使用に要求さ
れるものとは異なるタイプのバインディングが必要とな
る。また、従来の雪スキーの解放機構は、その設計を支
配し、スノーボードには有効ではない。これは、スノー
ボード上のブーツはボードの長手方向に対して概略横断
方向に装着されるので、この条件では、このようなバイ
ンディングを解放するのに必要なてこ運動を生じないた
めである。
ィングの設計要素の一つが着脱の容易さであることは明
らかである。他の要素には、単純さ、低コストおよび信
頼性などがある。着脱の容易さの問題を扱ったバインデ
ィング設計の一例が、足で下方に押し込んで装着できる
バインディングを説明しているPozzobon他による米国特
許第4728118号の開示である。ブーツの底面が、ボード
に取り付けられた上方に突出する取り込み延長部分と整
合する空洞を有し、この空洞の一つが、摺動自在に装着
され、バネが装填されていて、バインディングの突起が
ブーツの所定の位置にはまり込むようになっている。こ
の方法の不利益の一つは、ブーツの底面に空洞があるこ
とであり、適切に機能させるために氷雪が詰まらないよ
うにしておかなくてはならない。また、このバインディ
ングは多数のバネおよび摺動可能な部品を有し、綿密に
設計、製造をおこなわないと、水分が浸入しやすく、氷
の形成によって動かなくなってしまう。
装着された、ソケットを形成する上を向いた取り込みエ
ッジを有するプレートからなるバインディングが開示さ
れている。整合メイティング・プレートがブーツの底面
に取り付けられ、使用者は、ソケットを整列させ、摺動
自在に掛合させなければならない。ソケットのロック機
構が、凍ると解放機構を操作不能にすることがある水分
を浸入させる可能性のあるクレバス、および摺動板とソ
ケットの間の連結を操作中に隠す。
れた、固定位置の長手方向に向いたソケットを一方の側
に、対向して配置されたバネを装填した摺動自在のソケ
ットをもう一方の側に備えたプレートを有するバインデ
ィングを開示している。ブーツの一方の側から長手方向
に突出した1つの縁、およびブーツの他の一方の側から
の対向する縁を有するプレートが、Kincheloeと同様の
方法でブーツに取り付けられる。操作時、使用者は、こ
のプレートの1つの縁を第1のソケットに置き、反対側
の縁を、テーパの付いた縁に対してプレートの縁を使用
者が押し下げると、対向する縁がソケットにはまり込む
までソケットが移動するようなテーパの付いた縁を有す
る摺動自在ソケットの上で下方に押圧する。この設計の
不利益は、バインディングのプレートのソケット内部に
氷雪が形成され、十分な掛合が不可能または困難になる
ことである。また、バネを装填した摺動自在のソケット
は、多数のバネおよび交互連結部品を有し、このため、
凍ると機構を操作不能にする水分が浸入する可能性が高
まる。
側に突出した縁を有するプレートをブーツに取り付け
る、Glaserの発明と同様のバインディングが開示されて
いる。一方の側に個別のソケットを有するバインディン
グ部分がボードに装着される。他の一方の側には、バネ
を装着しヒンジを取り付けたキャップ部材からソケット
が形成されており、使用者がブーツを所定の位置に押し
下げると、ソケットが、ブーツのプレートの突出した縁
上の所定の位置にはまる。この設計の不利益は、ソケッ
トの中、特にヒンジの部分に雪が詰まり、適切な操作が
できなくなることである。完全なロックが得られなかっ
た場合、装置は固定されているように見えるが、機能は
不十分で、ブーツに上向きの圧力がかかると必要もなく
はずれることがある。
まりを防ぎ、取付後バインディングが確実に固定される
バインディング機構の必要性が明らかにある。
ソフトまたはハードブーツの使用で示したように、乗り
手の足を支持する調整可能な支持の必要性である。スキ
ーヤーが、足および足首の支持の程度を調整できる方法
またはブーツ・システムは現在存在していない。
プで、手動で解放するまで使用者をボード上に維持す
る、スノーボードとともに用いる改良型のバインディン
グを提供することにある。
ボードのバインディングを提供することにある。
造することができるバインディングを提供することにあ
る。
りにくいバインディングを提供することにある。
ーボードのバインディングを提供することにある。
をより均一にするバインディングを提供することにあ
る。
ーツの下の氷雪の集積を補償するバインディングの確実
な掛止機構を提供することにある。
持の量および角度を調節することのできる装置を提供す
ることにある。
ノーボードに取り付けるバインディング組立品であり、
氷雪が詰まり、動作を阻害する可能性のある空洞を無く
すように設計されている。このシステムは、ブーツに装
着され、堅固なループの形態を有し、ブーツのソールの
それぞれの側面から延び出す第1および第2のベイル、
およびスノーボードに取り付けられた一対のバインディ
ングを含む。それぞれのバインディングは、間に摩擦座
金をはさんでスノーボードに回動自在、調整可能に装着
するための細長いみぞ穴を有するベースを含む。ループ
形のかぎ形構造が、かぎを外側に向けてベースの一方の
側から延びている。ベースの反対側には、ベイル受け切
欠きに達する外下方に傾斜したカム形表面を有する直立
する端部を含むループ形構造がある。バネを装填したラ
ッチが、切欠きの外上方に回動自在に装着され、概略外
側に突出するハンドルをレバーの旋回心軸の一方の側
に、ベイル掛止部分を旋回心軸の他の一方の側に有する
レバーを含む。第1のベイルをかぎの上に置き、次いで
第2のベイルを掛止部分に向け、カム形構造と掛合する
ように下方に押し込むことによって、第2のベイルが傾
斜面によって切欠きに誘導され、そこでラッチによって
保持されると、第1のベイルは、かぎと掛合する位置に
引っ張られる。ベイル掛止部分が、氷または雪の集積あ
るいは摩耗にかかわらず確実に掛止するカム形表面を有
する。バインディングを外すには、掛止ハンドルを上方
に回動して、ベイルを解放するだけでよい。
ブーツおよびバインディング装置が、ブーツの底面内側
に調整可能なブーツ・インサートおよびプレートがシャ
ンクを含む。プレートはベイル要素に相互連結されるこ
とが好ましい。使用者の足の周囲に形成されるプレート
と調整可能なブーツ・インサートの組合せにより、足お
よび足首の支持の角度および量をスキーヤーが調整する
ことができるようになる。
また、使用者の完全な制御の下でレバーを一動作させる
だけで簡単に着脱できることである。
集積し、バインディングの適切な動作を阻害する空洞を
排除することである。
の単純さである。
ップを排除することによって、使用中および、いす式リ
フトに乗ったときなどの非荷重の状態の両方で、使用者
の足にかかる圧力の分布をより均一にすることである。
集積に適合するラッチを提供することである。
ングする本発明の好ましい実施形態の使用法を示す図で
ある。
ンディングの分解図である。
立品の分解図である。
におけるバインディングに対するベイルの様々な位置を
示す一連の断面図である。
図である。
発明の代替の実施形態を示す図である。
ル組立品を含むラッチの代替の実施形態を示す図であ
り、第10A図ではベイルが掛合位置にあり、第10B図では
ベイルが完全なロック掛合状態にある。
し、切欠きのあるホイールを含むラッチの他の実施形態
を示す図である。
含むラッチを示す図である。
たブーツの透視図である。
構成のインサートを備えたブーツの断面図である。
ある。
調整した第16図の調整可能足支持の側面図である。
ィング組立品の代替の実施形態を示す図である。
かぎ形部材を有するバインディングの部分として、前面
の凹所を有する代替のラッチの実施形態を用いた、ベイ
ル要素の様々な掛合段階を示す図である。
図は、内側を向いたかぎ形部材を有するバインディング
の部分として、前面の凹所を有する代替のラッチの実施
形態を用いた、ベイル要素の様々な掛合段階を示す図で
ある。
装置を示す図である。
ール、突起ラッチ、および内側を向いたかぎ形部材を示
す図である、 好ましい実施形態の説明 使用時における本発明の好ましい実施形態を第1図に
示す。バインディング組立品16および18を介してブーツ
10および12がスノーボード14に装着されている。図示の
ように、ボード14は上に向いたフロントエンド15、およ
び任意で上に向けることもできるテールエンド17を有す
る。ブーツ10および12は、通常の使用方法である、ボー
ドの長手方向に対して横位置に示してある。スキーヤー
は、レバー76および77を上に引くだけで迅速かつ簡単に
バインディングからブーツを外すことができる。バイン
ディングへの固定は、バインディング上にブーツを置
き、下方に踏みつけることによってブーツを適所に掛止
させることによっておこなう。機能は、次の詳細な説明
で詳しく説明する。ボード上でブーツのつま先が、図示
の正確な横位置から内側または外側へとれる角「A」も
合わせて図示しておく。角「A」の調整については後に
説明する。
み込まれた好ましい実施形態の詳細を示す。ブーツ10と
組立品16は、第2図の装置の鏡像に過ぎず、これとは別
に示す必要はない。バインディング組立品18は、ベイル
組立品20およびバインディング44を含む。ベイル組立品
20は、ほぼ長方形または台形で、前側セグメント22は後
側セグメント24よりいくぶん長くなっている。前側セグ
メントおよび後側セグメントは、ベイルの第1および第
2の対向する端セグメント26および28によって相互に連
結されている。後側セグメント24よりも前側セグメント
22が長くなっていることで、ベイル・セグメント26およ
び28が互いにいくぶん外側を向く。このようにする目的
は、セグメント26および28の向きをブーツのソール30と
実質的に平行にするためである。ブーツに余計な突起が
あると歩行に支障が出る可能性があるので、この向き
は、空間を節約する目的から好ましい。セグメント26お
よび28を互いに平行とするなど、他の適用も機能するも
のであり、本発明の趣旨に包含される。図示のベイル組
立品20は、保持板32をボルト34で固定することによっ
て、ブーツ12のソール30にボルト締めされる。ベイル組
立品20は、ブーツ12両側の破線のとおりに、位置36およ
び38でブーツ12上に位置する。左右両側のベイル開口部
40および42が実質的に長方形であることに格別の注意を
払われたい。好ましい実施形態では、ベイル組立品20
は、次の詳細説明で明らかとなるように、バインディン
グ44との接触を確実に最大とする円筒形の横断面を有す
るセグメント26および28で組み立てられる。この棒状構
造は、最大長さを構造上材料のゲージ・レシオとする効
率の良い形状である。横断面が円形であることは、バイ
ンディングに押し込む際にカム形表面およびラッチと様
々な角度で接触するために必要なことであり、好まし
く、このことは図面から十分に見てとれる。ベイル側面
セグメント22および24は、ベイルの2つの端セグメント
26および28の間の堅固で不変の空間を形成すること、お
よびブーツにホールドダウン支持を提供することの、2
つの重要な機能を果たす。保持板、ベイル、およびソー
ル30へのアタッチメントを組み立てる他の方法は、当業
者には明白であり、本発明の趣旨に含まれるものであ
る。代替の方法として、成形したブーツのソールに、成
形/鋳造のベイルと保持板を一体として取り付けるもの
がある。
する。図中フレーム48は、ボルト104を穴100を通してボ
ード14のねじ穴102に緊締することによって、フレーム4
8とボード14をボルト止めする際に、これらの間の摩擦
面となるガスケット49を示すために持ち上げて示してい
る。フレーム48は、ベース46の第1の側56にあって、頂
部をクロスバー58で連結された、上方および外方向に弧
を描くかぎ形の前部部材52および後部部材54を有する。
かぎ形部材52および54は、ベイルを受ける凹所60および
62を形成するように構成される。部材52、54とクロスバ
ー58によって形成されたループ形構造は、開口59を通し
て氷および雪を通過させることができる。凹所60および
62の表面は、これに付着する氷または雪を除去するのに
十分な圧力を、掛止するベイル要素の表面に付勢するよ
う狭く設計される。セグメント26、28の好ましい実施形
態では、これらの横断面は円形であり、これにより、各
セグメント26、28と表面62、72の接触面積は最小限とな
って、この条件が高い圧力を生んで、セグメントの表面
から氷および雪を効率的にぬぐい去ることができる。第
1の側56にほぼ対向するベース46の第2の側64には、フ
レーム48が上方へ曲げられて、それぞれが内部アップラ
イト66および外部アップライト68を有する一対の鞍形側
面部材63、65が形成されている。内部アップライト66の
頂部は、クロスバー70によって相互に連結され、外部ア
ップライト68の頂部は、ピボット・シャフトまたはピン
69によって連結されている。アップライト66の外縁は、
外側に傾斜し、ベイル受け切欠き74に達するカム形表面
72を形成する。アップライト68の間にはラッチ76が配置
され、アップライト68にピン69によって回動自在に取り
付けられる。
は、部材52、54およびクロスバー58と同様にループ構造
を形成し、氷雪が詰まる空洞が一切ない構造を提供す
る。狭いカム形表面72は、ベイル要素28との接触時に高
い圧力を生じて、これから氷雪を除去する。
れ、正確に形成された4つのみぞ穴の形状を呈する。こ
の穴にボルト104を挿通し、フレーム48をボード14に固
定する。ボルト104を緩めると、フレーム48を回動させ
て、第1図に関して簡単に説明した、ブーツ10、12の方
向角「A」を調整することができる。図示の長穴が好ま
しいが、穴100の数および形状は様々でよく、段階的な
調整のできる、軸「B」と同軸の円周に沿ってフレーム
48に穿設された多数のボルト通し穴としてもよい。
ましい構造を提示する。本発明の趣旨、すなわち主とし
て氷雪が詰まる空洞を排したループ状構造および新規の
カム形ラッチを保持した各種修正が可能であることは、
当業者には明白であろう。これらの修正は本発明の趣旨
に含まれるものである。例えば、2つのアップライト部
材66およびかぎ形部材52および54を示したが、切欠いた
凹所にベイル・セグメントを案内する目的には、これら
を1つまたは複数使用することが可能であり、これらの
変形は、本発明の一部として見なされるべきものであ
る。
88をより明瞭に示す。アップライト68は、頂部近くでピ
ン69によって連結される。ラッチ76およびバネ88は、ピ
ン69に装着される。ばね88は、組立中に予め緊張が与え
られ、次の説明で詳細に説明するように、切欠き74にベ
イル要素が掛合したときに、ラッチ76がベイル要素上に
係止する位置に付勢する機能を果たす。第2図または第
3図のように、ベイル要素がバインディングからはずさ
れているときには、第2図に示すように、クロスバー70
は都合よく、ラッチ76をこの上に係止させる止め具の働
きをする。これは、本発明の任意の機能である。バネ88
は、バネ保持みぞ穴92に保持されるかぎ形端部90、およ
び組立時にみぞ98に入れられ、ラッチ76の底面96を圧す
るてこ部分94を有する。
のループ形構造がより明瞭に示されている。この構造
は、クロスバー70、軸69、およびラッチ76の下の開口99
を通して氷雪が自由に移動するようにする、雪を集める
空洞のない新規の特徴を提供する。
ボルト止めしたフレーム48が示されている。
ング44にブーツを固定するラッチの操作をさらに詳細に
示す。第4図ないし第7図は一般に、ベイル・セグメン
ト26がまず、かぎ52およびクロスバー58の外側の表面12
2に横方向に係止されるように、ベイル・セグメント28
の横方向の動きを誘導し、ベイル・セグメント28の外下
方への誘導の際の表面72の機能上の重要性を示すもので
あり、ベイル・セグメント28が下方へ押されるときに
は、セグメント28は操作によって、まずラッチ76の表面
110によって、次いで、表面の縁72によって横外方に誘
導され、このときセグメント26がかぎ52側に引かれる。
次にさらに詳細に説明する。第4図には、ラッチ76が、
とい形の上面110と、ベイルを掛合、すなわち掛止する
表面112とを含む延長部分108を有することが示されてい
る。表面112は、複合曲率を有し、第1の部分114は、ピ
ン69の中心から定義される、ラッチ76の回転軸116から
の半径R1を有する。軸116からクロスバーまでの距離R2
は、半径R1よりいくぶん大きく、延長部分108は、クロ
スバー70を部分的に越えて上方に移動することができ
る。表面112は、軸116からの半径R3を有する第2の部分
118を有する。R3はR1より大きい。さらにR2の寸法は、
延長部分108が上方へ回動するときに、下部部分118の前
がクロスバー70の表面で妨害され、この表面上に係止さ
れて、バネ88の影響を受けたラッチ76の回転が止まるよ
うな寸法と定義される。ラッチの回動をバー70で止める
この特徴は、第4図に示すようにベイル・セグメント28
を外すときに機能する都合の良い特徴である。R1および
R3の選定を含むカム形表面112の新規の寸法決定の重大
な機能は、次の説明でより詳細に説明するように、ベイ
ル・セグメント28を切欠き74内にロックすることであ
る。ベイル受け切欠き74の寸法は、軸116に対して決定
するものであり、ベイル・セグメント28が切欠き74に嵌
合したときに、表面112の第2の部分118がセグメント28
と掛合し、セグメント28を決められた位置にロックする
ような寸法とする。軸116から表面112までの半径が、R1
からR3に徐々に増加することによって、ブーツの下また
は切欠き内にたまった氷雪の結果、切欠き74内でのベイ
ル・セグメント28の位置がずれたり、製造公差または摩
耗によって寸法の変化が生じた場合であっても、表面11
2が、要素28を締めつけて動けなくする。この重要な特
徴は、以下の図面により詳細に示される。図示のように
ラッチ76は、ハンドル、またはレバー延長部120を有
し、これにより使用者は、第4図ないし第7図に示すよ
うにラッチを逆時計回りに回転させて、ベイル・セグメ
ント28を切欠き74から外すことができる。
び第2の端セグメント26および28をバインディング44に
掛合させ、保持する方法を順に示す。参考として、第5
図ないし第7図の各図には、一つ前の図におけるベイル
の位置を示すためにベイルの形の破線が含まれている。
第4図に示すように、端セグメント26は最初、開口42を
通してかぎ部材52に接続されたクロスバー58上に置か
れ、次いで下げられて、第4図および第5図に示すよう
に、破線で示された117の第1の部分から119の第2の部
分に移動し、表面122と掛合する。次いで、ブーツ12お
よびベイル・セグメント28は時計回りに回動され、セグ
メント28が、ラッチ76の表面110と掛合し、これを、破
線121で示す部分から123の第2の部分まで逆時計回りに
回動させて、カム形表面72と掛合する。好ましい実施形
態では、表面110はとい形であり、この構成は、ベイル
・セグメント28を一時的に誘導するのに役立ち、バー70
の左側へ滑り落ちるのを防ぎ、また、ベイル・セグメン
ト28の下方推力をラッチ76の回転運動に変換する。
125から位置127へ外下方に移動すると、カム形表面72が
ベイルを、矢印132で示すように右方に引っ張り、セグ
メント26が位置134から位置136に引かれて、かぎ部材5
2、54と掛合する。セグメント28が表面72を下方に動く
とき、セグメント28はラッチ76の先端138を通過し、ラ
ッチが、第1の位置131から第2の位置133に回動して進
路からはずれることに留意されたい。
らはずれ、破線で示す位置135から位置137に移動し、端
セグメント26および28がバインディング44と完全に掛合
している。この位置では、セグメント28は切欠き74中に
完全に係入し、セグメント26は、かぎ形凹所60中に十分
引かれている。セグメント28が先端138を通過すると、
バネ88によって回動されてラッチは位置139から位置141
に移動し、表面118は端セグメント28の頂部と当接する
ことに留意されたい。この位置でベイルは、バインディ
ング44に完全に取り込まれる。セグメント26が上方に移
動しようとしても、かぎ形部材52、54がこれに抵抗し、
セグメント28が上方に移動しようとするとラッチ76が抵
抗する。切欠き74の上方でわずかに外側に軸116が位置
することは、セグメント28の固定において重要な設計パ
ラメータである。この位置141では、第2のセグメント2
8上の上向きの力が、主として軸116方向へ向かう表面11
2に対する分力を生むが、これがラッチ76を回動させる
ことはない。軸が、切欠き74からわずかに外側にあるた
め、小さな分力が、表面112の接線方向に生じ、ラッチ
を時計回りに回動させようとするが、前述のように軸11
6からカム形表面112までの距離は徐々に増大しているた
め、表面112の半径の大きな部分がセグメント28と接触
し、このような運動は、その部分を、表面112と切欠き7
4の間でさらに強く圧接する。また、表面112と表面72の
間の開口143の形状も、セグメント28の運動を妨害す
る。第7図にはまた、ラッチが位置139に保持された場
合に、セグメント28が完全に切欠き74中に係入すると、
セグメント28と表面112の間に間隙123が生じることが示
されている。これもまた、表面112がカム形状であるこ
との結果であり、これにより、フレーム45からブーツが
浮いている125などで、ブーツの下に雪または氷があっ
たり、セグメントを浮かしている切欠き74に氷があった
りしても、セグメント28を強く固定して、切欠き内のセ
グメント28の係止部分の変形に対してラッチ76が調整さ
れることになる。最初の掛止の後、氷または雪が圧縮さ
れた場合、バネ88が表面112を付勢していることによ
り、ラッチは時計回りに自動的に回動して、セグメント
28との接触を維持する。この特徴は、セグメント28と切
欠き74の底面の間にわずかな間隙127が生じる位置にバ
インディングが示されている第7a図に、おそらくはより
明瞭に示されている。
半径を有するラッチのカム形表面112の好ましい輪郭を
より詳細に説明する。様々な線の長さ145は、これらの
線が交差する点での表面112の半径を表す。表面112の曲
率に関するこの情報は、軸116に対する表面112の位置を
詳細に示した第4図に関する前記の説明の追加説明であ
ることに留意されたい。
示せず)を切欠き74に取り込むラッチ装置140の代替の
形状が示されている。この実施形態は、断面で示す、貫
通する穴またはその他の通路144を有するブロック142を
含む。ブロックは、これから外側に突き出ているブラケ
ット146を有し、これにレバー148がヒンジで取り付けら
れており、バネ150で付勢されて矢印152で示す方向に回
動する。レバー148は、使用者がラッチを外すことので
きるハンドルとして機能する第1の端部154、およびテ
ーパのついた端部160を有する掛止ピンまたは掛止棒158
にヒンジで取り付けられた第2の端部156を有し、端部
セグメント28(図示せず)が端部160を、ベイルをバイ
ンディングに掛合するプロセス中に押圧し、端部セグメ
ント28が、矢印162に示す下方向に移動し、バネ150の力
に抗してピン158を右方向に押動し、表面130に沿って、
切欠き165の係止位置164までカム運動する。この実施形
態に、ベイルがバインディング44に掛合する初期の段階
を助けるベイル誘導部材166を任意選択で追加すること
を含めることもできる。この開示を読んだ後になって
は、切欠き165にベイルを取り込むこの外のラッチ構成
も当業者に明白であることに疑いはなく、これらは本発
明の趣旨に含まれるものである。
図に示す。第10A図および第10B図に、ベイルの端部セグ
メント26を受ける外向きのかぎ形部材170を有するバイ
ンディングを示す。かぎ形部材170の反対側に、ベース
・プレート174から上方に延びている鞍形の延長部分172
がある。かぎ形部材170、ベース・プレート174、および
部材172の概略の構造は、第2図ないし第7図のものと
同様である。かぎ形部材170および鞍形延長部分172はそ
れぞれ、ベースまたはフレーム174に装着または形成さ
れた一対のうちの一つであり、それぞれがクロスバー17
6および178で連結されている。描写を簡単にするため
に、側平面図のみを示す。第2図ないし第7図の装置と
同様の方法で、外下方に傾斜した表面180があり、これ
が、セグメント28を誘導し、セグメント26を、表面204
に接触させた後にかぎ170のかぎ形凹所182に引き入れ
る。
着された、半円形の凹所188を有する取り込みブロック1
84を含む。ハンドル190が、ブロック184の一方の側の第
1の端部にピン186からある距離においてピン192で回転
自在に装着される。ハンドルはまた、ピン198によって
ハンドル190に連結された第1の端部196およびピン202
によってプレート187に回動自在に連結された第2の端
部200を有する二重回動部材194によって、プレート187
にも回動自在に連結されている。セグメントが、図10B
に示す掛止位置に置かれると、ハンドル190は、バネ203
によって第10A図の解放位置への移動を制限される。
188を、セグメント28を受け入れる上向きの位置におい
たブロック184が示されている。セグメント26は下方移
動により表面204と接触する位置に移動し、同様にセグ
メント28を下方に押し込むことにより、セグメント28
は、表面206に誘導されて凹所188に係入し、これによ
り、第10図に示すようにブロック184が反時計回りに回
動して、ハンドル190および部材194が第10B図に示す位
置に移動し、ハンドル190および部材194の方向付けによ
って、セグメント28の上方向の押し上げが阻止される位
置にロックされる。
止機構を示すものである。第10図と同様に、ベース・プ
レート174から延び、クロスバー176で連結された一対の
かぎ形部材170、クロスバー178によって連結された対向
する鞍形延長部分210があり、延長部分210は、ベイルの
第2のセグメント28を誘導する外下方に延びた表面212
を有する。ラッチは、図示しないベース174から延びて
いる支持板に軸216で装着された円形部材214から成る。
円形部材は、セグメント28を掛合する半円形のカット・
アウト218、および回動自在に装着されたハンドル224の
突起222がこれに嵌合したときに、部材214が時計回りに
回動しないように捕捉されるいくつかのロッキング・イ
ンデント220を有する。ハンドルは、ピン228によって支
持226に回動自在に装着される。バネ229が、第3図のバ
ネ88と同様に、ハンドル224および車軸228に装着され、
突起222が凹所220に付勢する。第11B図および第11C図
に、それぞれ中間位置および最終的なロック位置のベイ
ル・セグメント26、28および円形部材214を示す。
材230とともに機能し、外下方に傾斜した表面232を有す
る掛止機構を示す。ベース234は、ベース234から上にカ
ーブした弾力のある主バネ部材238の動きを制限する止
め具延長部分236を有する。ハンドル240が、部材238に
ボルト止めされ、外上方に傾斜した表面242を有し、表
面242と表面232の間にくさび形の開口244を形成し、こ
の開口に、セグメント28を捕捉し、それを表面232に沿
ってハンドル240の底部246に達するまで誘導し、この位
置で、弾力のある主バネ238が、セグメント28上に跳ね
戻り、セグメント28を半円形のみぞ248の適所に捕捉す
る。セグメントは、ベースに取り付けられ、セグメント
をみぞ248に向けて上方に付勢するように構成された副
バネ250上に係止される。
に剛性を与えるために内側に配置されたシャンク・プレ
ート260を備えたブーツ12の透視図である。
たねじ立てしたラグ(図示せず)を有し、ベイル28、プ
レート32およびプレート260をソール30に強く圧締する
ために、この穴に、ボルト34が、保持板32の通し穴264
およびブーツのソール30の対応する穴(図示せず)を通
して固定される。
インサート・ライザ(insert riser)270を含み、これ
らは第13図には示されていないが、以下の図で詳細に説
明する手段で一体に保たれている。
示せず)でブーツ12に固定されるため、インサート26
6、プレート260およびブーツ12は協働して、スキーヤー
の足および足首に対する堅固な支持を与える。これの利
益は、スキーヤーが前傾したときには、つま先端272に
下方向274の圧力がかかり、かかと端276は持ち上がろう
とする(方向278)ことである。同様に、後方へ傾いた
ときには、つま先は上がり、かかとに下方向の圧力がか
かる。第1図に戻ると、これらの動きにより、スノーボ
ードのどちらかの縁に圧力がかかるだろうことがわか
る。足および足首を堅固に支持する利点は、スキーヤー
が、効果的につま先からかかとに重心を移動するために
つま先に対して足首を堅固に保持するときに脚および足
の筋肉を使う必要が無くなることである。取り外し可能
なインサート266によってさらに、スノーボード・スキ
ーヤーが、インサート266を着脱するだけで、ハード・
ブーツまたはソフト・ブーツの機能を選択することがで
きるようになる。また、ソール30がすでにかなり堅固な
場合には、このシステムは、プレート260なしで、つま
り第2図のブーツおよびバインディング組立品にインサ
ート266を追加するだけで、前述と同じように機能す
る。
つの変数であり、好みに合わせて調節する必要がある。
この機能は、本体268に対するライザ部分270の位置を変
更できる2ピース・インサート266によって提供され
る。ライザ270は、プレートまたは構造を一体に固定す
る当業者周知の各種の手段で本体268に取り付けられ
る。好ましい実施形態では、ベルクロ(VELCRO)製品の
ような、半恒久的で取り外し可能な接着性の材料を使用
する。これらの位置については、以下の図で詳細に説明
する。
方法を詳細に示す。ソール30の穴282を通してボルト34
を螺挿するためのねじ立てしたラグ280がプレート260に
取り付けられる。ボルト34およびねじ立てラグ280が示
されているが、プレート260およびベイル組立品をソー
ルおよび/または互いに固定する当業者に周知の方法は
他にも多数あり、これらは本発明の趣旨に包含されるべ
きものである。相互連結は、永続的なものでも非永続的
なものでもよい。プレート260をソール30に永続的に組
み付けるものは、プレート260の上に配置する調整可能
インサート266または調整のできないインサートととも
に使用するのが特に適している。第14図に詳細を具体的
に示した非永続的な組付けは、プレート260とソール30
の間に底面をはさみ込むインサートとともに用いると非
常に有効である。
ト284を用いる代替の実施形態は、インサート支持構造
を使用者が修正する際の簡便さは犠牲になるが、より大
きな剛性をシステムに与える。本発明は、簡単に取り外
せるインサート266、および脱着性の劣る、永続性のイ
ンサート284の両方を含むものである。
す。破線286は、インサートの形状が各種あって良いこ
とを示すものである。スキーヤーは、独自の必要に応じ
て選択し、取り付けることのできるいくつかの異なるイ
ンサートを購入することができよう。
示す。本体部分268は、第1および第2の側面271および
273と、背部275を有する。2つの接着要素290および292
が、本体268の2つの側面のそれぞれに取り付けられて
いる。インサート・ライザ270は、対向する2つの内面
に配置された対応するパッド294および296を有する。点
線298は、パッド296および294をパッド290および292に
接着させてインサート・ライザ270が本体268に取り付け
られたところを示す。
よく、こうすると、ライザ・インサート270の位置取り
の柔軟性が増し、また、スキーヤーのかかとをここから
出すことができるようになる。
図、第17C図に示す。第17A図では、ブーツのソール面と
スキーヤーの脚の軸の角度が85度と直立に近くなってお
り、第17C図になると70度とかなり前方に傾いている。
当然ながら、本発明の調整がこの範囲に限定されるもの
ではない。第16図に示した接着パッド290、292、294お
よび296は、この図では象徴的な単一の矩形300で代表さ
せている。実際には、パッド290および292が、パッド29
4および296と常に完全に重なり合うわけではなく、この
配置は、本体268の頂部とライザ270の頂部との距離
「A」によって示される、本体268に対するライザ・イ
ンサート270の位置に依存する。
形態を有するバインディング301を示す。ラッチ302は、
第18図のフレーム304への適用に限定されるものではな
く、第2図のバインディング44上のラッチ76の代わりと
しても使用できるものである。ラッチ302には、第4図
に示したラッチ76の表面112と同様の掛止面306がある。
ラッチ302も、ハンドル308およびとい形の上部表面310
を有するが、とい形の凹所312を、掛止面306の上部の第
1の部分314に有する点でラッチ76と機能的に異なる。
下部の第2の部分316は、第8図に詳細を説明したラッ
チ76の第2の部分118と同様の形状を有する。凹所312の
目的は、多量の雪または氷がフレーム上に集まった場合
に、ベイル要素をより堅固に取り込むことである。これ
については、以下の図の説明で詳細に説明する。
レーム304のプラットフォーム324の上方にラッチ302を
支持する2つの直立部材322に取り付けられたクロスバ
ー318に装着される。バネ320が、ラッチ302を直立部材3
22に相互連結し、ラッチ302を時計回り方向に付勢す
る。
形部材326があり、内側を向いたベイル受け凹所328を形
成する。幅狭い縁329は、フレーム304に対する支持を追
加し、ベイル・セグメントに対する高圧支え面として機
能する。
ることができる。第18図にそのような一方法を示す。フ
レーム304に大きな円形開口330がある。キャップ・プレ
ート331は、ボルトが穴337を通してスノーボードに螺挿
されると、(図示せず)キャップ・プレート331が穴330
上にはめ合い、キャップ・プレート331の縁335でフレー
ムの縁333を押しつけるように構成される。縁339は、キ
ャップ・プレート331の円形の隆起を示すためのもの
で、穴330に締りばめされるような寸法を有し、フレー
ム304を取り込む。第2図と同じように、アイテム49と
同様の、ゴムまたはその他適当な材料でできた摩擦層を
フレーム304とスノーボードの間に置き、締め付けても
よい。
図、第20B図、第20C図、第20D図、および第20E図の説明
中で詳細に述べる。
ていれば、ラッチ302と機能的には同じである。この構
成を、第19A図、第19B図、および第19C図に示す。これ
らの図は、表面336の第1の部分334に凹所332を有する
代替のラッチ338以外は、第4図、第5図、第6図、第
7図、および第7A図と同じ構成部品を示している。第19
A図では、ベイルの第2の端部セグメント28が、ラッチ3
38を少し押し下げ、先端340を通過しようとする位置に
ある。第19B図は、セグメント28が、先端340を通り過
ぎ、ラッチ338を逆時計回りに少し回動させて、凹所332
の位置にきたところである。これがセグメント28の固定
位置であり、多量の氷または雪が340に集積するゆとり
が残されている。セグメント28に上向きの推力が働く
と、ラッチ338が時計回りに回動し、凹所332の下部342
および/または表面336の下部343が、セグメント28を押
圧し、これをカム形表面72に押しつけて上方向への移動
に抵抗する。スキーヤーの体重および狭いカム形表面72
に起因する高い圧力によって、340の氷雪が圧縮され、
押し出されると、第19C図に示すようにセグメント28は
下方に移動して、ベイル受け切欠き74に入る。ベイル・
セグメント28が下方に移動するのと同時に、ラッチが逆
時計回りにさらに回動することが可能となり、第2の部
分343がセグメント28の上に移動する。この時点で、ベ
イル・セグメント28にかかる力は、第7図および第7A図
に関して説明したものと同じである。第2の部分343の
輪郭は、第8図の第2の部分118の輪郭と動作上は同様
である。
図に、ベイル組立品350がどのようにバインディング301
と掛合するかを示す。スキーヤーの足(図示せず)がベ
イル組立品350を下方へ押し込むと、第1の端部セグメ
ント352は、かぎ形延長部分326の内側に傾斜した縁354
の上に置かれ、これによって、内側に誘導される。第2
の端部セグメント356は、ラッチ302のとい形の上部表面
310上に置かれる。
304のリム329上に置かれ、ベイル受け凹所328に係入す
る位置にある。
係入し、スキーヤーの体重に起因する力によって第2の
端部セグメント356が表面310に向かって押圧され、ラッ
チ302が逆時計回りに、セグメント356が下方に回動され
る。
過ぎ、凹所312に嵌合している。この時点で、セグメン
ト356が再び上方に移動することが抑制される。なぜな
ら、このような動きにより、ラッチは時計方向に回動し
ようとし、これにより、表面316または凹所312の下部36
2がセグメント356を押圧するように動き、これが第1の
セグメント352をかぎ形部材326方向に押圧して、この方
向への移動を制限するからである。凹所312の表面およ
び部分316は、セグメント356との接触が、セグメント35
6の軸または中心の上方で生じるように設計されるた
め、上方への動きが阻止される。凹所312およびリム329
は、間隙364に、かなりの量の氷または雪を集積させる
ことができるような寸法とすることが好ましい。スキー
ヤーの体重は、狭いリム329とも相まって、セグメント3
52および356とリム329の間に高い圧力を生じさせ、氷雪
を圧砕し、セグメント356をさらに下方に移動させ、最
終的にラッチ302が、バネ320によって付勢されて時計回
りに動き、表面316をセグメント356に向ける。これを第
20E図に示す。この段階での保持の原理は、ラッチ76に
関して詳細に論じたものと同様である。第20E図での保
持力は、第7図、第7A図、および第19C図の説明におい
て述べたものとは異なる。ラッチからセグメント356へ
の保持圧は、第20E図の実施形態では、かぎ形部材326に
伝達されるが、第7図、第7A図、および第19C図では、
カム形表面72に伝達される。
ィングを詳細に説明してきたが、外側に向いたかギ形部
材ではない、内側に向いたかぎ形部材326を有するフレ
ームとともに、本明細書に説明した他のラッチを使用す
ることも本発明に含まれる。具体的には、このラッチ
は、第2図ないし第8図のラッチ76および第9図、第10
A図、第10B図、第11A図、第11B図、第11C図、および第1
2図に説明したラッチを含む。さらに、本発明は、内側
または外側に向いたかぎ形部材と協働する他の掛止機構
を含む。また、支持のためかぎ形部材326間に追加され
るクロスバーなど、構造のその他の修正も含まれる。同
様に、第2図ないし第7A図に説明したバインディング
は、クロスバー58および70なしでも機能するのであり、
この修正も、本発明の趣旨に含まれるものである。ま
た、アイテム54、66、68など、あらゆる数のかぎ形部
材、直立部材、およびカム形表面を使用することができ
るものである。氷雪が詰まる空洞のないバインディング
を提供する目的、および耐高圧支え面を提供する目的
は、このような修正を用いて達成されるものであり、こ
れらは本発明の趣旨に含まれるものである。
0の両方の機能を履行する輪郭を付けた閉ループのバー3
70を含む本発明の代替の構造を示す。バー370は、ブー
ツ372のソール374を堅固にし、第2図の端部セグメント
26および28に関して説明した機能を果たすセグメント37
6および378を有する。
内を、ブーツのつま先端386およびかかと端388に向かっ
て延びている。第21図に示すようにこのブーツは、ソー
ル374の側面延長部分390を使って、開口392および394を
画定する。この代わりに、ブーツ内部に延びるループ37
0のセクション396および398に依存して、第2図のベイ
ル組立品と同様な方法で、開口392および394の側部ヲ画
定することもできる。第21図の、ソール374とバー370と
の組立品は、当技術分野で周知の成形技術を使って製造
することができる。第21図のブーツ組立品は、前述の全
てのバインディングおよびインサートとともに使用する
ことができる。第21図に示す実施形態は、ソール補強材
とベイル組立品の一体化の一例である。その他の製造方
法も本発明の趣旨に含まれる。例えば、ループ370の補
強材部分を、ソール内に成形したプレートで置き換える
こと、またはこの部分を、棒格子または穴あきプレート
とすることができる。いずれの場合もこれらは、端部セ
グメントと接続する延長部分に一体化して連結される。
に向いたかぎ形部材400、および第11A図、第11B図、お
よび第11C図に示したラッチに類似したラッチ402を使用
する代替の実施形態を示す。第22A図では、第1の端部
セグメントがレッジ404上に、第2の端部セグメントが
凹所406中に位置している。ベイル組立品350に下向きの
圧力が加わると、第2の端部セグメントがホイール408
を、逆時計回りに回動させ、第2のベイル要素は、かぎ
形部材400に向かって下方に移動する。第2の端部セグ
メント356の動きは、第1の端部セグメント352に伝わ
り、これを凹所410に係入する。第2B図および第2C図に
示すように、この動きは、第2の端部セグメントが、完
全に下まで移動するまで、すなわちベース412上のレー
ル(図示せず)に係止されるまで続く。第22D図に示す
ように、この位置で、第1の端部セグメントは凹所410
に、第2の端部セグメントは凹所406に完全に取り込ま
れる。上方向への動きは、バネを装着したレバー418の
突起416と掛止したロッキング・インデント414によって
制限される。ベイル組立品を取り外すには、ハンドル42
0を押し下げ、インデント414から突起416を外すだけで
よい。
のある種の変更および修正は当業者には明白であること
が理解されるだろう。よって、添付の請求の範囲が、本
発明の真の趣旨と範囲に含まれるこのような変更および
修正の全てをカバーするものとして解釈されることを意
図するものである。
Claims (3)
- 【請求項1】ブーツをそのソールでスノーボードに装着
するバインディング装置であって、 このバインディング装置は、 (a)(i)ブーツのソールに取付けられ、該ソールの
第1側面から横方向に延在する第1のベイルと (ii)ブーツのソールに取付けられ、上記第1側面とは
反対側になる上記ソールの第2側面から横方向に延在す
る第2のベイル とから成るベイル手段と、 (b)(i)ボードに取付けられるベースと、 (ii)上記ベースの1側面に取付けられたフックと、 (iii)上記第2のベイルを取り外し自在に固定するラ
ッチ とから成る上記ベイル手段に係合するバインディング手
段とから構成され、 前記第1のベイルはブーツの第1側面の外側に突出した
状態にあり且つこのブーツの第1側面とほぼ平行な部分
を有する第1セグメントを形成すると共にこの第1のベ
イルはブーツの第1側面からループ状に突出しており、 前記第2のベイルはブーツの第2側面の外側に突出した
状態にあり且つこのブーツの第2側面とほぼ平行な部分
を有する第2セグメントを形成すると共にこの第2のベ
イルはブーツの第2側面からループ状に突出しており、 上記フックは上記第1のベールとその垂直方向と水平方
向の両方向でしっかりと係合するための高圧接触を与え
る湾曲状に狭くなったフック状縁り部を有する、 ことを特徴とするバインディング装置。 - 【請求項2】ブーツのソールに取付けられ、該ソールの
第1側面から横方向に延在する第1のベイルと、ブーツ
のソールに取付けられ上記第1側面と反対側の該ソール
の第2側面から横方向に延在する第2のベールとから成
るベイル手段と;スノーボードに取付けられ狭い支え面
を有するベースと、該ベースの一側面に取付けられ上記
第1のベールの垂直方向と水平方向の両方向でしっかり
と係合するための高圧接触を与える湾曲状に狭くなった
フック状縁り部を有するフックと、上記第2のベイルを
取り外し自在に固定するラッチとから成りベール手段と
係合するバインディング手段とから構成されるブーツを
そのソールでスノーボードに装着するバインディング装
置において、 前記ラッチは、 a) 第2のベイルを固定するラッチング位置とこの第
2のベイルを解除するアンラッチング位置の間で枢軸の
周囲で回転するよう枢着されたラッチ素子と、 b) 上記枢軸の回りで且つ上記ラッチング位置に向か
って上記ラッチ素子をバイアスするスプリング素子と、 c) 上記枢軸上に前記ラッチ素子を回動可能に取付け
る枢着支持手段 とから構成され、 前記ラッチ素子は、 i) 前記枢軸から第1の最大距離を有する上記の第1
の部分と該枢軸からの前記第1の距離よりも大きな該枢
軸からの第2の最大距離を有する下部の第2の部分とを
含み、所定の輪郭に従うカム形ベイル係合面を有する上
記枢軸から延出するベイル係合手段と ii) 上記ベイル係合手段を前記枢軸の回りで前記アン
ラッチング位置に回動させるのに使用する前記枢軸から
延出するハンドル手段 を具備しており、 前記枢着支持手段は前記第1の部分および第2の部分が
前記枢軸に対して、前記第2のベイルが狭い支え面に向
って位置するときに、前記ラッチ素子が前記スプリング
素子によってラッチング位置に回動可能であり、前記カ
ム形ベイル係合面が前記ベイルに接触し、このベイルを
前記狭い支え面に向って保持するような位置に位置する
ことを特徴とするバインディング装置。 - 【請求項3】ブーツをそのソールでスノーボードに装着
するバインディング装置であって、このバインディング
装置は、 (a)(i)ブーツのソールに固定され、その第1の側
面から横方向に延在する第1のベイルと (ii)ブーツのソールに固定され上記第1の側面の反対
側の第2の側面から横方向に延在する第2のベイルと から成るベイル手段と; (b)(i)スノーボードに固定されるベースと (ii)上記ベースの片面に固定された複数のフック形素
子と (iii)上記第2のベイルを取り外し自在に固定するラ
ッチ素子 とから成るベイル手段と係合するバインディング手段と
から構成され、上記複数の各フック形素子は上方向且つ
横方向に延在し、第1のベールの垂直方向と水平方向の
両方向でしっかりと係合するため高圧力接触を行う湾曲
状に狭いフック形縁りを有することを特徴とするバイン
ディング装置。
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