JP3077426U - 六角形包装箱 - Google Patents
六角形包装箱Info
- Publication number
- JP3077426U JP3077426U JP2000007836U JP2000007836U JP3077426U JP 3077426 U JP3077426 U JP 3077426U JP 2000007836 U JP2000007836 U JP 2000007836U JP 2000007836 U JP2000007836 U JP 2000007836U JP 3077426 U JP3077426 U JP 3077426U
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- bottom plate
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- side plate
- hexagonal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 補強材料を用いることなく底板片を補強する
ことができ、しかも、組立工程が複雑化しない六角形包
装箱を提供する。 【解決手段】 側板折目線を介して6枚の側板片を左右
方向に連設して構成される箱胴部と底板折目線を介して
一の前記側板片の下辺部から下方に連設される六角形の
底板片とを備え、前記箱胴部を前記側板折目線で六角形
状に折り曲げ、前記底板片を前記底板折目線で折り曲げ
て六角形状の前記箱胴部の底面を塞ぐように構成された
六角形包装箱であって、前記底板片には該底板片の左右
両側を三角形状に区切る左右一対の対角線上に第2底板
折目線が形成され、前記三角形状部分を該第2底板折目
線で上方に折り曲げて傾斜面部が形成され、該傾斜面部
の側辺部は該側辺部に対応する六角形状の前記箱胴部の
側板片の左右方向の長さよりも長くなるように設定され
て該側辺部の全長にわたって該側板片に接するように構
成されている。
ことができ、しかも、組立工程が複雑化しない六角形包
装箱を提供する。 【解決手段】 側板折目線を介して6枚の側板片を左右
方向に連設して構成される箱胴部と底板折目線を介して
一の前記側板片の下辺部から下方に連設される六角形の
底板片とを備え、前記箱胴部を前記側板折目線で六角形
状に折り曲げ、前記底板片を前記底板折目線で折り曲げ
て六角形状の前記箱胴部の底面を塞ぐように構成された
六角形包装箱であって、前記底板片には該底板片の左右
両側を三角形状に区切る左右一対の対角線上に第2底板
折目線が形成され、前記三角形状部分を該第2底板折目
線で上方に折り曲げて傾斜面部が形成され、該傾斜面部
の側辺部は該側辺部に対応する六角形状の前記箱胴部の
側板片の左右方向の長さよりも長くなるように設定され
て該側辺部の全長にわたって該側板片に接するように構
成されている。
Description
【0001】
本考案は、紙などのシート材に折目線を入れて組み立てられ、主に千枚漬け等 のように円形若しくは円形に近い形状の被収納物を収納するのに用いられる六角 形包装箱に関する。
【0002】
この種の六角形包装箱は、図7に示すように、折目線を介して左右方向に連設 される6枚の側板片100を六角形に折り曲げて箱胴部101を形成し、一の側 板片100の下辺部から折目線を介して連設される六角形の底板片102を折り 曲げて箱胴部101の底面を塞ぐように構成されている。
【0003】 しかし、六角形包装箱は紙などのシート材で形成されているので変形しやすく 、 被収納物の重量が大きい場合には、被収納物の重みで運搬中等に底板片102が 変形するという問題があった。
【0004】 そこで、補強材料を用いて底板片を補強することが考えられるが、部品点数が 多くなって組立工程が複雑化し、製造コストが高くなる。
【0005】
本考案は、前記の点に鑑みてなされたものであって補強材料を用いることなく 底板片を補強することができ、しかも、組立工程が複雑化しない六角形包装箱を 提供することを目的とする。
【0006】
本考案は前記目的を達成するため、シート材を折り曲げて形成され、平面的に 展開した状態において側板折目線を介して6枚の側板片を左右方向に連設して構 成される箱胴部と底板折目線を介して一の前記側板片の下辺部から下方に連設さ れる六角形の底板片とを備え、前記箱胴部を前記側板折目線で六角形状に折り曲 げ、前記底板片を前記底板折目線で折り曲げて六角形状の前記箱胴部の底面を塞 ぐように構成された六角形包装箱であって、前記底板片には該底板片の左右両側 を三角形状に区切る左右一対の対角線上に第2底板折目線が形成され、前記三角 形状部分を該第2底板折目線で上方に折り曲げて傾斜面部が形成され、該傾斜面 部の側辺部は該側辺部に対応する六角形状の前記箱胴部の側板片の左右方向の長 さよりも長くなるように設定されて該側辺部の全長にわたって該側板片に接する ように構成されたことを特徴とする六角形包装箱を提供する。
【0007】 また、前記箱胴部には、三角形状の前記傾斜面部の頂点に対応する前記側板折 目線と交差するようにして前記箱胴部に切断線が設けられ、該切断線の両端から 前記側板片の下辺部にかけて第2側板折目線が設けられ、前記箱胴部を六角形状 に折り曲げるときに前記切断線と前記第2側板折目線とで囲まれる部位を前記箱 胴部の内側に折り込むことにより抜止部が形成され、前記底板片の前記傾斜面部 は前記抜止部により支持されるのが望ましい。
【0008】 また、六角形状の前記箱胴部のうち前記底板片が連設される前記側板片と対向 する前記側板片の下辺部から第3底板折目線を介して固定板片が連設され、該固 定板片が前記第3底板折目線で折り曲げられて前記底板片の下面に固定されるの が望ましい。
【0009】 また、前記6枚の側板片の各上辺部から上部折目線を介して6枚の折込片がそ れぞれ連設され、前記展開状態において左右に位置する各3枚の前記折込片が折 込用折目線を介して連続し、該3枚の折込片において隣接する前記折込片の一方 に前記第2側板折目線の下端から斜め上方に延びる傾斜折目線が設られることよ り、前記3枚の折込片が連なった状態で六角形状の前記箱胴部の内側に折込み可 能となるように構成されるのが望ましい。
【0010】
以下、本考案の実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は六角 形包装箱Aの展開図を示し、図2は組み立てられた六角形包装箱Aの斜視図を示 し、図3乃至図5は六角形包装箱Aの組立工程を示している。
【0011】 図1に示すように、六角形包装箱Aは箱胴部1と底板片2と固定板片3とを備 えている。
【0012】 箱胴部1は略同寸法で矩形の第1乃至第6の側板片4a乃至4fを側板折目線 5aを介して左右方向に連設して構成され、一端に位置する側板片4fの端部に は糊代41が形成されている。
【0013】 また、箱胴部1には切断線7が水平に設けられ、この切断線7は第1及び第2 の側板片4a,4b間及び第4及び第5の側板片4d,4e間の側板折目線5a と交差している。
【0014】 切断線7の両端から第1、第2、第4及び第5の側板片4a、4b,4d,4 eの下辺部にかけて第2側板折目線5bが設けられ、切断線7と第2側板折目線 5bとで囲まれる部位に抜止部8が形成されている。
【0015】 箱胴部1のうち第3側板片4cの下辺部からは底板折目線5cを介して底板片 2が連設されている。底板片2は、矩形部2aの左右の両側辺部から第2底板折 目線5dを介して三角形状部分2bを連設して構成され、全体で左右対称で略正 六角形状になるように形成されている。
【0016】 底板片2の三角形状部分2bは、辺部a1の辺長が第2側板片4b及び第4側 板片4dの下辺部の辺長よりも長く、辺部a2の辺長が第1側板片4a及び第5 側板片4eの下辺部よりも長くなるように形成されている。即ち、底板片2の左 右方向に延びる対角線b1の長さは、底板片2を折り曲げたときに該対角線b1 と合致する六角形状に組み立てられた箱胴部1の対角線b2(図2に示す)より も長くなるように設定されている。また、底板片2の辺部a2には糊代21が形 成されている。
【0017】 箱胴部1の第6側板片4fの下辺部からは固定用折目線5eを介して矩形の固 定板片3が連設されている。固定板片3は、底板片2の矩形部2aと同寸法に形 成され、中央部には中央折目線5fが形成されている。なお、第6側板片4fは 、箱胴部1が六角形状に折り曲げられたときに第3側板片4cと対向するもので ある。
【0018】 第1乃至第6の側板片4a乃至4fの各上辺部からは頂面板6及び折込用折目 線5gを介して第1乃至第6の折込片9a乃至9fがそれぞれ連設されている。 第1乃至第3の折込片9a乃至9cは第2折込用折目線5h及び長孔部10を介 して連設され、第4乃至第6の折込片9d乃至9fも第2折込用折目線5h及び 長孔部10を介して連設されている。また、第1、第3、第4及び第6の折込片 9a,9c,9d,9fの端部には折込用折目線5gの端部を起点とする傾斜折 目線5iが設けられ、第1折込片9a及び第3折込片9cの側端縁の上部には上 係合片11が設けられ、第4折込片9d及び第6折込片9fの側端縁の下部には 下係合片12が設けられている。
【0019】 このように構成される六角形包装箱Aは、以下のようにして組み立てられる。
【0020】 まず、図3に示すように、底板片2の三角形状部分2bを第2底板折目線5d で上方に折り曲げて傾斜面部2cを形成し、底板片2の糊代21を上方に折り曲 げ、底板片2を底板折目線5cで内側に折り曲げる。
【0021】 一方、図4に示すように、箱胴部1を側板折目線5aで六角形に折り曲げて底 板片2を囲み、糊代41を第1側板片4aに重ね合わせて貼着する。
【0022】 箱胴部1を六角形状に折り曲げるときには、第2側板折目線5bで抜止部8が 箱胴部1の内側に折り込んで底板片2の三角形状部分2bを支持する。
【0023】 なお、底板片2の三角形状部分2bの糊代21を側板片4a,4eに貼着する が、底板片2の三角形状部分2bは抜止部8により支持されるので、糊代21の 貼着を省略しても良く、糊代21自体も省略しても良い。
【0024】 次に、固定板片3を固定用折目線5eで折り曲げると共に、固定板片3を中央 折目線5fで折り曲げて2重にした後、固定板片3を底板片2の下面側に重ねて 貼着する。
【0025】 次に、図5に示すように、連続する3枚の折込片9a,9b,9c(9d,9 e,9f)の中間に位置する折込片9b(9e)を内側に折り込むことにより、 折込片9b(9e)の両側に位置する折込片9a,9c(9d,9f)もそれに 従って折り込まれる。このとき、第2折込用折目線5h及び傾斜折目線5iで折 れ曲がることにより、折込片9a,9b,9c(9d,9e,9f)は箱胴部1 の内側にスムーズに折り込まれる。
【0026】 また、折込片9a乃至9fを完全に折り込まれたときには、上係合片10と下 係合片11とが係合して折込片9a乃至9fの戻りが防止される。
【0027】 折込片9a、9b、9d、9eは台形状に形成され、折込片9a、9b、9d 、9eが完全に折り込まれたときには、図6に示すように、底板片2の三角形状 部2bの辺部の上方に位置して三角形状部2bの起き上がりを防止する。
【0028】 なお、底板片2や固定板片3をいずれの側板片4a乃至4fから連設するかは 適宜設計変更され、また、それに伴い抜止片8の形成位置も変更されるものであ る。
【0029】
本考案の六角形包装箱によれば、底板片の三角形状部分を上方に折り曲げるこ とにより、フラットな底板片に較べて曲げに対する底板片全体の抵抗力が増し、 底板片の変形等を防止できる。
【0030】 また、抜止部により底板片の三角形状部分を支持するので、底板片を折り曲げ ても底板片の支持を確実に行うことができる。
【0031】 しかも、底板片を変形させて底板片の補強を行い、側板片の一部である抜止部 により底板片の三角形状部分を支持するので、補強用材料が不要になり、部品点 数の増加による組立作業能率の低下を防止でき、製造コストの面でも有利になる 。
【図1】本考案の実施形態の六角形包装箱を示す展開図
である。
である。
【図2】本考案の実施形態の六角形包装箱を示す斜視図
である。
である。
【図3】本考案の実施形態の六角形包装箱の組立工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】本考案の実施形態の六角形包装箱の組立工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】本考案の実施形態の六角形包装箱の組立工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】図2のX―X線断面図である。
【図7】従来例の斜視図である。
A 六角形包装箱 1 箱胴部 2 底板片 2a 矩形部 2b 三角形状部分 2c 傾斜面部 3 固定板片 4a乃至4f 側板片 7 切断線 8 抜止部
Claims (4)
- 【請求項1】 シート材を折り曲げて形成され、平面的
に展開した状態において側板折目線を介して6枚の側板
片を左右方向に連設して構成される箱胴部と底板折目線
を介して一の前記側板片の下辺部から下方に連設される
六角形の底板片とを備え、前記箱胴部を前記側板折目線
で六角形状に折り曲げ、前記底板片を前記底板折目線で
折り曲げて六角形状の前記箱胴部の底面を塞ぐように構
成された六角形包装箱であって、 前記底板片には該底板片の左右両側を三角形状に区切る
左右一対の対角線上に第2底板折目線が形成され、 前記三角形状部分を該第2底板折目線で上方に折り曲げ
て傾斜面部が形成され、 該傾斜面部の側辺部は該側辺部に対応する六角形状の前
記箱胴部の側板片の左右方向の長さよりも長くなるよう
に設定されて該側辺部の全長にわたって該側板片に接す
るように構成されることを特徴とする六角形包装箱。 - 【請求項2】 前記箱胴部には、三角形状の前記傾斜面
部の頂点に対応する前記側板折目線と交差するようにし
て前記箱胴部に切断線が設けられ、 該切断線の両端から前記側板片の下辺部にかけて第2側
板折目線が設けられ、 前記箱胴部を六角形状に折り曲げるときに前記切断線と
前記第2側板折目線とで囲まれる部位を前記箱胴部の内
側に折り込むことにより抜止部が形成され、 前記底板片の前記傾斜面部は前記抜止部により支持され
ることを特徴とする請求項1記載の六角形包装箱。 - 【請求項3】 六角形状の前記箱胴部のうち前記底板片
が連設される前記側板片と対向する前記側板片の下辺部
から第3底板折目線を介して固定板片が連設され、 該固定板片が前記第3底板折目線で折り曲げられて前記
底板片の下面に固定されることを特徴とする請求項1又
は2記載の六角形包装箱。 - 【請求項4】 前記6枚の側板片の各上辺部から上部折
目線を介して6枚の折込片がそれぞれ連設され、前記展
開状態において左右に位置する各3枚の前記折込片が折
込用折目線を介して連続し、該3枚の折込片において隣
接する前記折込片の一方に前記第2側板折目線の下端か
ら斜め上方に延びる傾斜折目線が設られることより、前
記3枚の折込片が連なった状態で六角形状の前記箱胴部
の内側に折込み可能となるように構成されることを特徴
とする請求項1から3のいずれかに記載の六角形包装
箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007836U JP3077426U (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 六角形包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007836U JP3077426U (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 六角形包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077426U true JP3077426U (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=43210442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000007836U Expired - Lifetime JP3077426U (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | 六角形包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077426U (ja) |
-
2000
- 2000-11-01 JP JP2000007836U patent/JP3077426U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |