JP3070197U - 包装用カートン - Google Patents
包装用カートンInfo
- Publication number
- JP3070197U JP3070197U JP2000000035U JP2000000035U JP3070197U JP 3070197 U JP3070197 U JP 3070197U JP 2000000035 U JP2000000035 U JP 2000000035U JP 2000000035 U JP2000000035 U JP 2000000035U JP 3070197 U JP3070197 U JP 3070197U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flaps
- flap
- panel
- notch
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 その成形時に変形を起こすことがなく、また
切抜部をうまく切抜くことができる包装用カートンを提
供する。 【解決手段】 天面パネル、底面パネル、2枚の側面パ
ネル、4枚の外フラップ、4枚の内フラップを有するブ
ランクシートの、各パネル間及び、パネルとフラップ間
の折曲線に沿って折曲げることによって、形成される包
装用カートンであって、内フラップの側端縁と側面パネ
ルの折曲線の延長線との間に、幅2mm以内の切欠が設け
られ、外フラップの側端縁は、下向きに傾斜した切欠と
なっている。
切抜部をうまく切抜くことができる包装用カートンを提
供する。 【解決手段】 天面パネル、底面パネル、2枚の側面パ
ネル、4枚の外フラップ、4枚の内フラップを有するブ
ランクシートの、各パネル間及び、パネルとフラップ間
の折曲線に沿って折曲げることによって、形成される包
装用カートンであって、内フラップの側端縁と側面パネ
ルの折曲線の延長線との間に、幅2mm以内の切欠が設け
られ、外フラップの側端縁は、下向きに傾斜した切欠と
なっている。
Description
【0001】
この考案は、段ボール等の厚紙からなる包装用カートンに関する。
【0002】
従来被包装体を包装する包装用カートンは、図4にその展開平面図で示すよう に、天面パネルB1、底面パネルB3、2枚の側面パネルB2,B4、外フラッ プC1〜C4、内フラップD1〜D4、エンドフラップEを有するブランクシー トAによって構成されている。そしてこれらのパネル、フラップを各パネルB1 〜B4及びエンドフラップE間の折曲線1〜4、ならびに各パネルB1〜B4と 、各フラップD1〜D4との間の折曲線5,6に沿って折曲げることによって、 図6に天面図で示すような包装用カートンが形成される。
【0003】 このような包装用カートンのブランクシートAにおいては、成形時に内フラッ プD1〜D4を折り込み易くするために、外フラップC1〜C4、内フラップD 1〜D4の側端縁間に幅が8〜10mmの切欠Fが設けられている。この切欠Fにつ いて、図5に天面パネルB1、底面パネルB3、側面パネルB4、内フラップD 4、外フラップC3,C4を引用して説明する。この切欠Fは、折曲線3の延長 線3′に関して左右対象に全幅Hとなっている。
【0004】 ところでこのようなブランクシートAによって形成される包装用カートンは、 それが組立てられる際にかかる外部からの力や、包装される缶等の整列の崩れ等 によって、図6に示すように内フラップD1〜D4の両側端縁8が切欠Fのため に、天面パネルB1及び底面パネルB3の内側面に当接しないことによって図7 に示すように、外フラップC1〜C4が所定の位置に正確に位置することなく、 変形した包装用カートンが生ずるという問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 そこでこのような問題を解消する包装用カートンとして、(1)実開昭54-146 627号公報、(2)実開昭60-96209号公報、(3)実開昭59-38217号公報に開示さ れたものが提案されている。前記の包装用カートン(1),(2)は、内フラッ プの先端角部で、胴部パネルの内壁に当接させることによって、形成時の包装用 カートンの変形を防止しようとするものである。また前記の包装用カートン(3 )は、内フラップの最大幅を、胴部パネルで形成される空間の内のり寸法より大 きく、かつ外のり寸法より小さくしたものである。
【0006】 しかしながらこれらの包装用カートンは、内フラップの先端角部に突起部を形 成し、又は成形後コーナとなる部分から除々に内フラップの幅を広くしたものと なっているため、ブランクシートの製造の際、切欠をうまく切抜くことができな いという問題がある。
【0007】 そこでこの考案の目的は、前記のような従来の包装用カートンのもつ問題を解 消し、その成形時に変形を起こすことがなく、また切欠をうまく切抜くことがで きる包装用カートンを提供するにある。
【0008】
この考案は前記のような目的を達成するために、天面パネル、底面パネル、2 枚の側面パネル、4枚の外フラップ、4枚の内フラップを有するブランクシート の、各パネル間及び、パネルとフラップ間の折曲線に沿って折曲げることによっ て、形成される包装用カートンにおいて、請求項1に記載の考案は、内フラップ の側端縁と側面パネルの折曲線の延長線との間に、幅2mm以内の切欠が設けられ 、外フラップの側端縁が傾斜した切欠となっていることを特徴とするものである 。
【0009】 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、外フラップの側端 縁と側面パネルの折曲線の延長線との間の切欠幅は、6〜10mmとなっていること を特徴とするものである。
【0010】
図1〜3に示すこの考案の実施の形態において、前記従来例と同様の部分には 同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分について説明する。この 実施形態における外フラップC1〜C4の側端縁7と、これに隣接する内フラッ プD1〜D4の側端縁8との間に切欠Fが設けられている。この切欠Fについて 、図2に天面パネルB1、底面パネルB3、側面パネルB4、内フラップD4、 外フラップC3,C4を引用して説明する。ここで側面パネルB4の内寸をaと し、内フラップD4の最大幅をbとした場合、a−b≦4mm、すなわち側面パネ ルB4の折曲線2,3の延長線2′,3′から、内フラップD4の側端縁8まで の最大幅d≦2mmとなることが望ましい切欠Fが形成されることとなる。
【0011】 このような構成とすることにより、内フラップD4の折曲時に、内フラップD 4が外フラップC3,C4にひっかかることがなく、しかも折曲したものは、図 3に示すように内フラップD3,D4の側端縁8が、天面パネルB1及び底面パ ネルB3の内側面に当接して、包装用カートンの成形時における変形の発生が防 止される。このようなことは他の内フラップD1,D3においても同様であるこ とはいうまでもない。
【0012】 このようなものにおいて、図2において、外フラップC3,C4の側端縁7は 傾斜して切欠F′を形成している。この切欠F′の幅すなわち折曲線2,3の延 長線2′,3′と、側端縁7との最大幅eは最小で6mm以上とする。この幅eを これより小さくすると、ブランクシートAの切欠に、抜取られる部分が残ってし まう場合がある。また切欠F′は、外フラップC3,C4の幅が、糊付けするの に十分な幅が残るような大きさに適宜設定することができるが、糊付け強度及び 包装用カートン成形後の美観上の問題から、幅eは6〜10mm程度とすることが望 ましい。
【0013】 前記のような包装用カートンを組立てた場合、切欠の最大幅が前記のような幅 以内に設けられていることから、内フラップD1,D2,D3,D4の側端縁8 が、天面パネルB1及び底面パネルB3の内側面に当接するので、内フラップD 1,D2,D3,D4の側端縁8と、天面パネルB1及び底面パネルB3との間 に空間が発生しないので、包装用カートンの成形後にその側面から外圧がかかっ た場合でも、内フラップD1,D2,D3,D4が、胴部の断面形状を支持して 変形の発生するのを防止する。
【0014】
この考案は前記のように、天面パネル、底面パネル、2枚の側面パネル、4枚 の外フラップ、4枚の内フラップを有するブランクシートの、各パネル間及び、 パネルとフラップ間の折曲線に沿って折曲げることによって、形成される包装用 カートンであって、内フラップの側端縁と側面パネルの折曲線の延長線との間に 、幅2mm以内の切欠が設けられ、外フラップの側端縁は、傾斜した切欠となって いるので、成形時及び成形後に外圧がかかっても変形を起こすことがなく、また 切欠をうまく切抜くことができるという効果がある。
【図1】この考案の実施形態の展開平面図である。
【図2】同上の図1の線2に囲まれた部分の拡大図であ
る。
る。
【図3】同上の組立後の平面図である。
【図4】この考案と同種の包装用カートンの1例の展開
平面図である。
平面図である。
【図5】同上の図4の線5に囲まれた部分の拡大図であ
る。
る。
【図6】同上の組立後の平面図である。
【図7】同上の変形時における平面図である。
1 折曲線 2 折曲線 3 折曲線 3′ 延長線 4 折曲線 5 折曲線 6 折曲線 7 側端縁 8 側端縁 A ブランクシート B1 天面パネル B2 側面パネル B3 底面パネル B4 側面パネル C1 外フラップ C2 外フラップ C3 外フラップ C4 外フラップ D1 内フラップ D2 内フラップ D3 内フラップ D4 内フラップ E エンドフラップ F 切欠
Claims (2)
- 【請求項1】 天面パネル、底面パネル、2枚の側面パ
ネル、4枚の外フラップ、4枚の内フラップを有するブ
ランクシートの、各パネル間及び、パネルとフラップ間
の折曲線に沿って折曲げることによって、形成される包
装用カートンにおいて、内フラップの側端縁と側面パネ
ルの折曲線の延長線との間に、幅2mm以内の切欠が設け
られ、外フラップの側端縁が傾斜した切欠となっている
ことを特徴とする包装用カートン。 - 【請求項2】 外フラップの側端縁と側面パネルの折曲
線の延長線との間の切欠の最大幅は、6〜10mmとなって
いることを特徴とする請求項1に記載の包装用カート
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000035U JP3070197U (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 包装用カートン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000035U JP3070197U (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 包装用カートン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070197U true JP3070197U (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=43203605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000035U Expired - Lifetime JP3070197U (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 包装用カートン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070197U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020097434A (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | レンゴー株式会社 | 面取箱 |
-
2000
- 2000-01-07 JP JP2000000035U patent/JP3070197U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020097434A (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | レンゴー株式会社 | 面取箱 |
JP7232635B2 (ja) | 2018-12-18 | 2023-03-03 | レンゴー株式会社 | 面取箱 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |