JP3076907U - 衣 服 - Google Patents

衣 服

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JP3076907U
JP3076907U JP2000007282U JP2000007282U JP3076907U JP 3076907 U JP3076907 U JP 3076907U JP 2000007282 U JP2000007282 U JP 2000007282U JP 2000007282 U JP2000007282 U JP 2000007282U JP 3076907 U JP3076907 U JP 3076907U
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apron
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snap
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和子 大石
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Morito Co Ltd
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Morito Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能性、あるいは、装飾性を有しながらも、
状況の変化に対応でき着替える必要のない衣服を提供す
る。 【解決手段】 着用時に表面となる部分に3つ以上のス
ナップボタンを等間隔に有する衣服であって、該スナッ
プボタンに係脱可能なスナップボタンを有し、かつ、こ
れらスナップボタン対によって該衣服に着脱自在な付属
品を1つ以上有する衣服。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ベースとなる衣服と、その衣服にさまざまな機能あるいは意匠性を 追加する付属品に関する。
【0002】
【従来の技術】
衣服にはさまざまな機能部、装飾部(併せて「機能部」と云う)があり、その 衣服の特徴部分となっている。しかし、その特徴部分により、TPOなどによっ て逆にその衣服を着用しにくくなる場合がある。
【0003】 例えば、エプロンなどは調理、食器洗い時に多く着用されるが、その際、急な 来客などで、エプロン自体で手を拭いたりして応対する場合がしばしばある。こ のような場合を想定すると、エプロンの素材としては、タオル地などの吸水性に 優れたものが適していると考えられるが、例えばこのようなタオル地エプロンを 着用したままの買い物等の外出には躊躇が生じる。
【0004】 また、幼児や、要被介護者などが食事する場合、口からこぼれたものによる衣 服の汚れを防ぐため、よだれかけ、ないし、ナプキン類似のものを着用させるが 、このような「よだれかけ」を着用したままの外出や来客との対応にもためらい が生じる。
【0005】 さらにファー(毛皮状のもの)、ビーズ、金属チェーン等の比較的派手な装飾 のついた衣服も、昼間の外出時の着用にはためらいがあり、昼間から夜にかけて の外出時には途中で着替えたり、あるいは着替えのために帰宅するなど、気遣い が要求される場合がある。
【0006】 このような機能性を発揮する衣服や、装飾性を有する衣服の場合、それら機能 や装飾の故に一般に着用できない場合が多かった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した従来の問題点を改善する、すなわち、機能性、あるいは、 装飾性を有しながらも、状況の変化に対応でき、着替える必要のない衣服を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の衣服は上記課題を解決するため、請求項1に記載の通り、着用時に表 面となる部分に3つ以上のスナップボタンを等間隔に有する衣服であって、該ス ナップボタンに係脱可能なスナップボタンを有し、かつ、これらスナップボタン 対によって該衣服に着脱自在な付属品を1つ以上有する衣服である。
【0009】 このような構成により、上記付属品に機能性あるいは、装飾性(併せて「機能 性」と云う)を持たせることにより、その付属品を取り外すことにより従来その 特別な機能性によってかえって一般的な着用を妨げられてきたような衣服の常時 着用が可能となる。また、一般的な衣服に付属品を付けることによりその時々の 要求に合った機能を付加させることが可能となり、さらに、機能部が本来有すべ き性質を失った場合その機能部のみを交換し長期間その衣服を着用することが可 能となる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の衣服について図を用いて説明する。 図1は、本考案に係る衣服であるエプロンA、特にその前身頃部を示す図であ る。
【0011】 このエプロンAは1対の肩紐1を用いて肩から吊し、さらに、身体のウエスト に巻くようにして、身体の後ろで1対の面ファスナA2、A2’で止めて着用す るもの(図2参照)である(面ファスナの代わりにスナップボタン、スライドフ ァスナあるいはホックを用いることができる)。
【0012】 肩紐1の着用時に表面となる部分には多数のスナップボタン1a1が長さ方向 に等間隔に配されたテープ1aが取り付けられている。 肩紐1の長さはエプロン本体部A1の裏面に設けられたテープ1aの多数のス ナップボタン1a1およびこれらのスナップボタン1a1と係脱可能なスナップボ タン(2個、図示せず)とによって着用者の要求する長さに調整することができ る。
【0013】 さらにこのエプロンAには付属品として、カバー2が付属している。このカバ ー2は、機能性として吸水性に富むタオル地からなり、その上端裏面には多数の スナップボタン2a1が長さ方向に等間隔に配されたテープ(本例では布製)2 aが縫着されており、このスナップボタン2a1が肩紐1のスナップボタン1a1 に係脱可能となっていてエプロンに着脱自在となっている。(図3参照。なお、 図3にはスナップボタンを外してカバー2を一部めくった状態を示している)
【0014】 このカバー2で着用者がその濡れた手を拭いても、エプロン本体部A1は濡れ ず、さらにエプロンAの下に着用している、スカート、ズボン等(図示せず)が 濡れることがない。さらにカバー2により食器洗いなどで着用者が水を浴びても 、エプロン本体A1及びスカートなどが濡れることがほとんどない。
【0015】 さらにカバー2が濡れて、あるいは、汚れて着用に適しないようになったらス ナップボタンの機能を利用して容易に別のカバーに交換することができ、また、 外出や来客等でカバー2が気になるときには容易に外すことができる。
【0016】 なお、図中符号3を示してあるものは鍋つかみであり、その図中裏面側にある 面ファスナ3a(図3参照)とエプロン本体部A1表面に配された面ファスナ4 によって着脱可能となっていて、必要に応じて容易に着脱して利用することがで きる。この例では鍋つかみ3はカバー2とエプロン本体部A1との間に位置する ように着脱できるため、食器洗いや調理などの際にも鍋つかみ3が濡れたり、汚 れたりすることがない(図1では、カバー2の一部をめくり、この鍋つかみ3を 見えるようにしている)。
【0017】 上記の例では、位置が大まかに一致すれば係着することができる面ファスナの 性質を利用し、鍋つかみ3の脱着やエプロンAの着用を容易にしている。これに 対して、スナップボタンは係着に際しては面ファスナに比べて位置合わせが厳密 であるが、スナップ感があるためその係着が確実であり、かつ、小面積でも係着 力が強いと云う利点がある。
【0018】 エプロン本体部A1表面に配された面ファスナ4はエプロン本体部A1の花の デザインに一体化して違和感を与えないようにされている。
【0019】 なお、図1〜3はエプロンについて説明したが、同様の構造で、肩紐つきスカ ートあるいは上着とすることができる。このとき、肩紐の長さ方向に多数配され たスナップボタンを利用して、例えばタオル地などの吸水性に優れた素材からな り、裏面にスナップボタンを有するよだれかけ(あるいはナプキン(本発明では これらを併せてよだれかけと云う))を必要な位置に付けることができる。この ような構造によりこのよだれかけは容易に取り外し、交換できる。
【0020】 さらに上記のように着用時に表面となる部分に3つ以上スナップボタンを等間 隔に有することにより付属品の係着を確実にすることが可能となり、また付属品 の係着箇所を調整することも可能となる。
【0021】 図4には本考案に係る他のエプロンBについて示した。このエプロンでは前身 頃の着用者のウエストライン部には多数のスナップボタン5a1が長さ方向に等 間隔に配されたテープ5aが縫着されていて、吸水性のあるタオル地からなるカ バー6の裏面上端に縫着されたテープ6aに配された多数のスナップボタン6a 1 とそれぞれ係着するようになっていて、カバー6は着脱可能となっている。こ のように多数のスナップボタンによってカバー6が着脱可能となっているため、 不用意に外れることがない。このカバー6にはポケット6bが付属している。
【0022】 図5は本考案に係る他のエプロンCの前身頃部を示した図である。このエプロ ンCでも前身頃の着用者のウエストライン相当部には多数のスナップボタン7a 1 が長さ方向に等間隔に配されたテープ7aが水平方向に縫着されている。撥水 性のある樹脂フィルムからなるカバー8の裏面上端に縫着されたテープ8aに配 された多数のスナップボタン8a1とそれぞれ係着するようになっていて、カバ ー8は着脱可能となっている。このカバー8は上記のように撥水性を有している ため、比較的多量の水を浴びてもエプロン本体部C1が濡れることがない。この エプロンの場合、付属品として撥水性のあるカバーを用いているが、必要に応じ て、吸水性のカバーと交換してもよい。
【0023】 上記エプロンA〜Cにおいて、それぞれのカバーに付いているスナップボタン はオス(凸型)であり、それぞれの本体部に付いているのはメス(凹型)である ため、カバーを用いないで着用した場合もスナップボタンが引っかかったりせず 、そのため着用者の行動の妨げになることがない。
【0024】 上記例のように等間隔でスナップボタンを有するテープを用いることで、スナ ップボタンを1つずつ縫着する手間が省け、ミシンなどの機械縫着が容易となる 利点がある。
【0025】 このようなスナップボタンを有するテープとしては、無地のテープでもよいが 、印刷や刺繍などの装飾性を有していると衣服としての違和感が少なく、さらに 上記テープが、スナップボタンをデザインの一部となる意匠を有するものである と付属品を取り付けていないときの着用時に積極的に装飾とすることができる。 このようなテープとして、図6(a)及び(b)にその例(布テープ)を示し た。図中符号9を付して示されているものが、スナップボタンである。
【0026】 なお、上記例においては、付属品としてエプロンのカバー等について説明した が、本考案はこれらに限定されることなく、ファー、ビーズ、金属チェーン等な どの装飾性を有する付属品(目立たない箇所にスナップボタンが配されている) を有する衣服も含む。この場合、装飾性を有する付属品を交換することで、その 衣服のイメージを変えることができる。
【0027】 また、これら付属品を外すことで、従来躊躇が生じていた昼間の着用が可能と なり、その後、必要に応じて別途携帯した付属品を取り付けるだけで、昼間から 夜にかけての外出であっても着替えることなく対応することができる。
【0028】 さらに、装飾性を有する付属品を外すことにより、クリーニングや洗濯が容易 となるとともに、これら付属品の傷みを防ぐことによって衣服としての寿命を長 持ちさせることが可能となる。
【0029】
【考案の効果】
本考案の衣服は、機能性、あるいは、装飾性を有しながらも、外出などでの着 用にためらいを生じにくい衣服であり、さらに必要に応じた機能性を有する付属 品と交換することにより、介護用(被介護用)、普段用、部屋着用、作業用、外 出用などのTPOにある程度合致させて対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る衣服の一例(エプロンA)を示す
図である。
【図2】エプロンAを展開した状態を示す図である。
【図3】エプロンAの説明図である。
【図4】本考案に係る衣服の一例(エプロンB)を示す
図である。
【図5】本考案に係る衣服の一例(エプロンC)を示す
図である。
【図6】(a)3つ以上のスナップボタンが、テープの
長さ方向に等間隔に配されたテープであって、スナップ
ボタンをデザインの一部となる意匠を有するテープを示
す図である。 (b)他のテープの例を示す図である。
【符号の説明】
A 本考案に係る衣服(エプロン) A1 エプロン本体部 A2、A2’ 面ファスナ B 本考案に係る衣服(エプロン) C 本考案に係る衣服(エプロン) C1 エプロン本体部 1a、2a、5a、6a テープ 1a1、2a1、5a1、6a1 スナップボタン 1 肩紐 2、6 カバー(吸水性を有する) 3 鍋つかみ 3a、4 面ファスナ 6b ポケット 8 カバー(撥水性を有する)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着用時に表面となる部分に3つ以上のス
    ナップボタンを等間隔に有する衣服であって、該スナッ
    プボタンに係脱可能なスナップボタンを有し、かつ、こ
    れらスナップボタン対によって該衣服に着脱自在な付属
    品を1つ以上有することを特徴とする衣服。
  2. 【請求項2】 上記衣服がエプロンであって、上記付属
    品が吸水性素材からなるカバーであることを特徴とする
    請求項1に記載の衣服。
  3. 【請求項3】 上記衣服がエプロンであって、上記付属
    品が撥水性のカバーであることを特徴とする請求項1に
    記載の衣服。
  4. 【請求項4】 鍋つかみが着脱自在に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の衣
    服。
  5. 【請求項5】 上記付属品がよだれかけであることを特
    徴とする請求項1に記載の衣服。
  6. 【請求項6】 上記3つ以上のスナップボタンが、テー
    プの長さ方向に等間隔に配されたものであって、該テー
    プを介して衣服に取り付けられていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の衣服。
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