JP2021004430A - エプロン、およびエプロンの製造方法 - Google Patents

エプロン、およびエプロンの製造方法 Download PDF

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Kazuya Fukasawa
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Abstract

【課題】 エプロンを着用する着用者に不快感を与えず、身体に着用した衣服の汚れを確実に防止し、審美性を向上させたエプロンを提供することを目的とする。【解決手段】 右後襟ぐり部126が、前襟ぐり部112の右側から右後身頃123に、着用者のウエストB方向、かつ左後身頃122方向にわたって形成され、左後襟ぐり部125が、前襟ぐり部112の左側から左後身頃122に、着用者のウエスト方向、かつ右後身頃123方向にわたって形成され、留め具140が、右後身頃123と左後身頃122とを開閉自在に留める。【選択図】図1

Description

本発明は、エプロンに関し、特に、着用者が着衣している衣服の汚れを防止するエプロン、およびエプロンの製造方法に関する。
従来から、身体に着用した衣服の汚れを防止するために、衣服の上から着用するエプロンが使われている。特に離乳食が始まった赤ちゃんや乳幼児では、乳幼児が自分で食事をする際に、食べこぼしてしまうことが多く、食べ物をうまく口に運べない乳幼児にとって、食べこぼしたものをキャッチすることで衣服の汚れを防止するベビーエプロンは欠かせない(たとえば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1で公開されたおでかけ幼児用小物入れ付きベビーエプロンの詳細を示す正面図である。
図4に示すように、ベビーエプロン10は、乳幼児の顎下から胸元にかけて覆うエプロン本体11と、エプロン本体11の上部両側に幼児の肩から背中側に回して先端部を接合する一対の係止部分12、13と、エプロン本体11の下部の裏側に開閉具付きで裏返すことで食べこぼしを収容可能とするポケット14と、を備えている。
また、ポケットは、エプロン本体11と、係止部分12、13と、たとえば幼児用フォークや幼児用スプーンと、を収容することも可能とし、エプロン本体11、係止部分12、13、ポケット14は、柔軟性素材により形成してある。
一対の係止部分12、13は先端部にたとえば面ファスナーのような留め具15、16を備えており、エプロン本体11を乳幼児の顎下に配置した状態で、乳幼児の首後ろに係止部分12、13を回して、留め具15、16によって係止部分12、13が固定される。これにより、ベビーエプロン10の掛け外しが容易になる。
実用新案登録第3203693号公報
しかし、ベビーエプロン10を装着される乳幼児にとって、首の周りにまわされて固定される係止部分12、13の存在は、非常に不快であり、乳幼児が長時間にわたってベビーエプロン10を装着し続けるのは非常に困難であるという問題があった。
通常、係止部分12、13は、エプロン本体11が乳幼児の顎下から離れないように、首回りに合わせて固定する。このように、乳幼児の首回りに合わせた状態で食事をする乳幼児にとっては、自分の首の周りが常に何かがまとわりついた状態であり、時間の経過と共に不快感が増加し、やがて自らの手で留め具15、16を外してしまうことが考えられる。
ベビーエプロン10では、ベビーエプロン10の掛け外しが容易になるように留め具15、16が設けられており、留め具15、16を外してしまうと、エプロン本体11が乳幼児の顎下や身体から離れてしまい、本来の目的である身体に着用した衣服の汚れを防止することができなくなってしまう問題が生じる。
この乳幼児にベビーエプロン10を装着する際に、乳幼児の不快感を低減するためには、係止部分12、13が乳幼児の首にまとわりつかないように、乳幼児の首と係止部分12、13との間に隙間をつくって緩めた状態で、留め具15、16を固定する方法が考えられる。
この場合、エプロン本体11の重さでベビーエプロン10が下に垂れ下がり、留め具15、16が乳幼児の首の後ろに接する状態で固定はされるが、エプロン本体11と乳幼児の顎下との間に隙間が生じてしまう。
このように、エプロン本体11と乳幼児の顎下との間に隙間が生じてしまうと、その隙間から食べこぼした食べ物が入り込んでしまい、本来の目的である身体に着用した衣服の汚れを防止することができなくなってしまう問題が生じる。
また、エプロン本体11と乳幼児の顎下との間に隙間が生じることで、その隙間から食べこぼした食べ物が入り込んでしまうだけでなく、ゆるんだ状態で装着されたエプロンの審美性も悪い。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、エプロンを着用する着用者に不快感を与えず、身体に着用した衣服の汚れを確実に防止し、審美性を向上させたエプロン、およびエプロンの製造方法を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、着用者が着衣している衣服の汚れを防止するエプロンにおいて、前襟ぐりの右側から右後身頃に、前記着用者のウエスト方向、かつ左後身頃方向にわたって形成される右後襟ぐり部と、前記前襟ぐりの左側から左後身頃に、前記着用者の前記ウエスト方向、かつ前記右後身頃方向にわたって形成される左後襟ぐり部と、前記右後身頃と前記左後身頃とを開閉自在に留める留め具とを備えることを特徴とするエプロンが提供される。
これにより、右後襟ぐり部が、前襟ぐりの右側から右後身頃に、着用者のウエスト方向、かつ左後身頃方向にわたって形成され、左後襟ぐり部が、前襟ぐりの左側から左後身頃に、着用者のウエスト方向、かつ右後身頃方向にわたって形成され、留め具が、右後身頃と左後身頃とを開閉自在に留める。
また、本発明では、着用者が着衣している衣服の汚れを防止するエプロンの製造方法において、前襟ぐりの右側から右後身頃に、前記着用者のウエスト方向、かつ左後身頃方向にわたって形成される右後襟ぐり部を形成する工程と、前記前襟ぐりの左側から左後身頃に、前記着用者の前記ウエスト方向、かつ前記右後身頃方向にわたって形成される左後襟ぐり部を形成する工程と、前記右後身頃と前記左後身頃とを開閉自在に留める留め具を配置する工程とを備えることを特徴とするエプロンの製造方法が提供される。
これにより、右後襟ぐり部が、前襟ぐりの右側から右後身頃に、着用者のウエスト方向、かつ左後身頃方向にわたって形成され、左後襟ぐり部が、前襟ぐりの左側から左後身頃に、着用者のウエスト方向、かつ右後身頃方向にわたって形成され、留め具が、右後身頃と左後身頃とを開閉自在に留める。
本発明のエプロン、およびエプロンの製造方法によれば、右後襟ぐり部が、前襟ぐりの右側から右後身頃に、着用者のウエスト方向、かつ左後身頃方向にわたって形成され、左後襟ぐり部が、前襟ぐりの左側から左後身頃に、着用者のウエスト方向、かつ右後身頃方向にわたって形成され、留め具が、右後身頃と左後身頃とを開閉自在に留めるので、エプロンを着用する着用者に不快感を与えず、身体に着用した衣服の汚れを確実に防止し、審美性を向上させることができる。
本実施の形態に係るエプロンの詳細を示す正面図および背面図である。 留め具によって留められる開閉部の詳細を示すエプロンの背面図である。 装飾具の詳細を示す正面図である。 特許文献1で公開されたおでかけ幼児用小物入れ付きベビーエプロンの詳細を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るエプロンの詳細を示す正面図および背面図である。
図1に示すように、エプロン100は、身体に着用した衣服の汚れを防止するために、衣服の上から着用するエプロンであって、ここでは特に乳幼児の女の子が着用することで、食べこぼしなどで乳幼児が衣服を汚してしまうことを防止する乳幼児用エプロンとして以下を説明する。
エプロン100は、たとえば麻や綿などの天然素材による生地で形成されており、前身頃110、前身頃110から背面側に逢着された後身頃120、前身頃110および後身頃120の両側に逢着された袖部130を備えている。
なお、前身頃110および後身頃120は、着丈A方向の中間部付近に形成されたウエストラインBよりも下側にスカート部111およびスカート部121が形成され、スカート部111およびスカート部121は逢着により一連に形成されている。また、ウエストラインBとスカート部111およびスカート部121との間には、ギャザーが形成されて装飾されている。
またスカート部111およびスカート部121の長さは任意の長さで形成することができるが、乳幼児がイスなどに座った状態で膝まで十分に隠れる状態であることが望ましく、これにより乳幼児が食べこぼしなどにより着用している衣服を汚してしまうことを防止することができる。
後身頃120は、着用する乳幼児の左半身側に配置された左後身頃122と、着用する乳幼児の右半身側に配置された右後身頃123と、左後身頃122と右後身頃123との間でスカート部121にわたって着丈A方向に設けられ、左後身頃122と右後身頃123との少なくとも一方を背開き可能に開閉する開閉部124を備えている。
また、前身頃110および後身頃120の上部には、乳幼児の頭部を上部方向に通すための開口部である襟ぐりが形成されている。ここでは、前身頃110に形成される襟ぐりを前襟ぐり部112、左後身頃122に形成される襟ぐりを左後襟ぐり部125、右後身頃123に形成される襟ぐりを右後襟ぐり部126とする。
前身頃110に形成される前襟ぐり部112は、乳幼児が着用する衣服が露出しないように、乳幼児の首回りに合わせた半円状の開口部が形成されている。なお、前襟ぐり部112の形状は、半円状だけでなく、乳幼児が着用する衣服が露出しない形状であれば、どのような形状で形成してもよい。
また、内部にゴムなどの伸縮部材を備えたギャザーを前襟ぐり部112に形成することで開口部の伸縮性を向上させることで、より乳幼児が着用する衣服が露出しないようにしたり、審美性を向上させたりすることもできる。
左後身頃122に形成される左後襟ぐり部125は、前襟ぐり部112の左半身側からから側のウエストラインB方向にかけて斜めに形成されている。また、右後身頃123に形成される右後襟ぐり部126は、前襟ぐり部112の右半身側から左後身頃122側のウエストラインB方向にかけて斜めに形成されている。
開閉部124は、左後身頃122と右後身頃123との少なくとも一方を背開きして乳幼児がエプロン100を着用した後に、たとえばここでは、右後身頃123の上に左後身頃122の一部が重なるようにして開閉部124が閉じられる。
閉じられた開閉部124と左後襟ぐり部125と右後襟ぐり部126との交点付近には、着脱自在の留め具140が設けられ、留め具140によって左後身頃122と右後身頃123との間に形成された開閉部124が閉じられた状態で留められる。
このように、左後襟ぐり部125と右後襟ぐり部126とが互いに反対側の下部に向けて設けられ、ウエストラインB付近に設けられた留め具140によって開閉部124が閉じられて留められるので、着用する乳幼児の首後ろの両側から、ウエストラインBの中心部付近に抱えて逆三角形の開口部が形成される。
これにより、エプロン100を着用した乳幼児は背中部分が解放され、首回りにエプロン100がまとわりつく感じが低減されるので、不快感なくエプロン100を着用することができる。また留め具140が背中付近に設けられているため、首後ろに留め具が設けられた場合と比較して手が届きにくく、乳幼児が自分でエプロン100を取り外してしまうことを防止することもできる。
また、前身頃110と後身頃120とが逢着された状態で、後身頃120に形成された開閉部124が留め具140によって閉じられるので、前身頃110全体が乳幼児の身体にフィットし、乳幼児の身体とエプロン100との間に隙間を形成することなく、乳幼児が着用する衣服が汚れてしまうことを防止することができる。
前身頃110および後身頃120の両側に逢着された袖部130は、乳幼児が着用する衣服が露出しないように、乳幼児の肩から手首まで覆うような長袖形状で形成される。また、袖部130の手首側の先端は、内部にゴムなどの伸縮部材を備えたギャザーを形成することで袖部130の伸縮性を向上させ、袖部130の先端を細く縮めることで、袖部130の先端が食べ物などに付着することを防止することができる。
なお、本実施の形態のエプロン100では、袖部130を乳幼児の肩から手首まで覆うような長袖形状で形成したが、袖部130の長さは任意の長さで形成でき、半袖状や袖部130を設けないノンスリーブ状でエプロン100を形成することもできる。
エプロン100の周面には、装飾具150を取り付けることができる。たとえば、図1では装飾具150をリボン状の装飾体として形成し、リボン状の装飾具150を左後身頃122と右後身頃123とを繋ぐようにして、左後身頃122と右後身頃123との両側から着脱が自由にできるように取り付けて固定する。
これにより、乳幼児が動いた際に留め具140が外れてしまったとしても、左後身頃122と右後身頃123とを繋ぐようにしてリボン状の装飾具150が取り付けられているので、閉じられた開閉部124が開いてしまうことを防止することができる。また、乳幼児がエプロン100を着用するときには、邪魔にならないように装飾具150を完全にエプロン100から取り外すことができる。
また、リボン状の装飾具150は、乳幼児が歩いて移動する際に、周辺の突起物にリボン状の装飾具150が引っかかって乳幼児が転倒してしまったり、エプロン100が破損してしまったりする恐れがある。
そこで、装飾具150を左後身頃122と右後身頃123との両側から着脱が自由にできるように取り付けられるので、必要に応じて装飾具150をエプロン100から完全に取り外すことができる。これにより、装飾具150が周辺の突起物などに引っかかって転倒したり、エプロン100が破損したりすることを防止することができる。
上記の構成によって、左後身頃122または右後身頃123のいずれか一方、または左右両方向へ後身頃120を開閉部124により背開きすることができるため、乳幼児がエプロン100を着脱するときに、開閉部124を開いて容易に着脱したり、させたりすることができる。
また、前身頃110と後身頃120とには、スカート部111、121が一連に逢着されることによってワンピース型に形成することができ、乳幼児の首元から下半身まで身体全体を覆うことがきるため、食べこぼしなどで乳幼児が衣服を汚してしまうことを大幅に防止することができる。
また、エプロン100を麻や綿などの天然素材による生地でワンピース型に形成することで、様々な装飾をエプロン100に形成することができるので、装飾性や審美性を向上することができ、乳幼児自身や乳幼児の親御さんもビニール製のいかにもエプロンという感じの汚れ防止具を装着させた感覚ではなく、洋服を着せる感覚でオシャレを楽しみながら食事をすることができる。
さらに、エプロン100を形成する生地は、麻や綿などの糸に撥水コーティングを施した糸で形成された撥水加工が施された生地を使用することで、撥水効果を備えることができる。
これにより、水分が生地についても、水分がはじかれるため生地が濡れにくく、エプロン100に付いた汚れを容易に拭き取ることができる。また汚れによるエプロン100への染み付きなどを防止することができる。
また、塩化ビニールなどので表面を被覆するなどの防水加工と異なり、撥水加工が施された生地でエプロン100を形成することで、エプロン100に通気性を備えることができる。
これにより、エプロン100を着用した乳幼児は、エプロン100の内部に湿気がこもることで不快になることを防止することができ、乳幼児は快適にエプロン100を着用することができる。
なお、本実施の形態では、乳幼児の女の子が着用することで、食べこぼしなどで乳幼児が衣服を汚してしまうことを防止する乳幼児用エプロンとして以下を説明したが、形状や装飾具をかえることで、乳幼児の男の子が着用する乳幼児用エプロンだけでなく、大人の男性や女性が利用するエプロンの形態をとることもできる。
また、本実施の形態では、留め具140を着脱自在の留め具として説明したが、留め具140を縫製などで常時固定された状態で留めておくこともできる。この場合、乳幼児は前襟ぐり112と、左後襟ぐり部125および右後襟ぐり部126とで形成された開口部に頭部を挿入することでエプロン100を着用することができる。
図2は、留め具によって留められる開閉部の詳細を示すエプロンの背面図である。
図2に示すように、留め具140は、左後身頃122と右後身頃123とを接続し、開閉部124を閉じた状態で留めるためのものであり、ウエストラインBの中心部付近の、左後襟ぐり部125と右後襟ぐり部126とが交わる場所に設けられる。
これにより、留め具140が後身頃120の中心部付近に設けられるため、左後襟ぐり部125と右後襟ぐり部126とを結合と、開閉部124の閉合とをバランスよく、しかも1カ所の留め具140で留めることができる。これにより、乳幼児にエプロン100を留める親御さんは、容易に乳幼児にエプロン100を着用させて、エプロン100が外れないように乳幼児に固定することができる。
留め具140は、たとえば凸部と凹部とを組み合わせることで固定するスナップボタンであって、スナップボタン凸部141が右後身頃123の表側に設けられ、スナップボタン凹部142が左後身頃122の裏側に設けられる。
開閉部124を閉じる際には、右後身頃123の上に左後身頃122を重ねるように移動させて、スナップボタン凸部141とスナップボタン凹部142とを重ね合わせて結合する。これにより、容易に開閉部124を閉合することができる。
また、スナップボタン凹部142は、ウエストラインBに沿って複数配置することができる。たとえば図2に示すように、スナップボタン凹部142Aおよびスナップボタン凹部142BをウエストラインBに沿って複数のスナップボタン凹部142を配置することで、スナップボタン凸部141とスナップボタン凹部142Aとを組み合わせて留めるよりも、スナップボタン凸部141とスナップボタン凹部142Bとを組み合わせて留めた方が、エプロン100の身丈を小さくすることができる。つまり、1つの右後身頃123のスナップボタン凸部141に対して、複数のスナップボタン凹部142を左後身頃122のウエストラインBに沿って配置することで、エプロン100のサイズを調整することが可能になる。
なお図2の説明では、1つの右後身頃123のスナップボタン凸部141に対して、複数のスナップボタン凹部142を左後身頃122のウエストラインBに沿って配置する例で説明したが、逆に1つの左後身頃122のスナップボタン凹部142に対して、複数のスナップボタン凸部141を右後身頃123のウエストラインBに沿って配置してもよい。またスナップボタン凸部141とスナップボタン凹部142とを入れ替えて配置してもよい。
また、留め具140は、開閉部124を自在に開閉できるものであればよく、スナップボタンのほかにも、一方側に配置された面ファスナーのフック状に起毛されたフック側と、他方側に配置されたループ状に起毛されたループ側とを組み合わせて固定したり、一方側に配置されたボタンと、他方側に配置されたボタンホールとを組み合わせて固定したりしてもよい。
また留め具140は、閉じられた開閉部124と左後襟ぐり部125と右後襟ぐり部126との交点付近だけに配置するだけでなく、開閉部124に沿って複数の留め具140を点状に配置し、開閉部124が開かないように留めることもできる。また、ファスナーを開閉部124に沿って設けて、開閉部124を閉じるようにしてもよい。
また、エプロン100の周面には、装飾具150を取り付けることができ、装飾具150を取り付けるための留め具151および留め具152を備えるようにしてもよい。
装飾具150は、たとえば左後身頃122と右後身頃123とを連結するような帯体に装飾された装飾体であって、帯体によって左後身頃122と右後身頃123とを連結することができる。
留め具151は、たとえば前身頃110と後身頃120との逢着部分に突出するように設けられたタグ153に配置されるスナップボタン凹部である。また留め具152は、留め具140より下部で後身頃120の裏側面に配置されるスナップボタン凹部である。
この留め具151と留め具152とを連結するように、装飾具150に設けられたスナップボタン凹部を組み合わせて固定することで、容易に左後身頃122と右後身頃123とを連結でき、かつ審美性を向上することができる。
図3は、装飾具の詳細を示す正面図である。
図3に示すように、装飾具150は、帯体154、装飾部155、留め具156、および留め具157を備えている。
帯体154は、左後身頃122と右後身頃123とを連結するためのものであって、エプロン100の前身頃110または後身頃120の任意の位置に配置された留め具151および留め具152を連結する十分な長さを備えた帯である。
帯体154の中心部付近には、エプロン100を装飾するために、あらかじめ蝶々結びなどが形成された装飾部155が、エプロン100の外側の一方側面に向けて固定されている。
帯体154の一方の端部には、装飾具150をエプロン100に固定するための留め具156であるスナップボタン凸部が他方側面に向けて配置され、ここでは図示しない留め具151と組み合わせて固定される。
帯体154の他方の端部には、装飾具150をエプロン100に固定するための留め具157であるスナップボタン凸部が一方側面に向けて配置され、ここでは図示しない留め具152と組み合わせて固定される。
また、留め具157は、帯体154に沿って複数配置することができる。たとえば図3に示すように、留め具157Aおよび留め具157Bを帯体154に沿って配置するように、複数の留め具157を配置することで、留め具152と留め具157Aとを組み合わせて留めるよりも、留め具152と留め具157Bとを組み合わせて留めた方が、固定される帯体154の長さを小さくすることができる。
前述のように、留め具140を固定する組み合わせにより、エプロン100の身丈のサイズが調整可能であるが、このとき左後身頃122と右後身頃123とを連結する帯体154の長さを調節しないと、帯体154にたるみが生じて審美性がわるくなる。
このとき、帯体154と組み合わせる留め具157を入れ替えることで、固定される帯体154の長さを調節することができるため、エプロン100に取り付けられる装飾具150を正しい位置で装着することができる。
なお、留め具151および留め具152は、エプロン100の任意の位置に設けられるが、留め具151をタグ153に配置するときは、突出したタグ153を留め具151と連結する留め具152側に折りたたんだときの表側面に配置し、また留め具152を左後身頃122やスカート部121の裏面側に配置することで、留め具151の上から帯体154が重なるようにして留め具151と留め具156とが組み合わせて留められ、左後身頃122と右後身頃123とが重なる間に帯体154が差し込まれるようにして留め具152と留め具157とが組み合わせて留められることで、装飾具150とタグ153との結合部、および装飾具150と留め具152との結合部を隠すことができるので、さらに審美性を向上することができる。
なお、本実施の形態では、前身頃110または後身頃120に配置される留め具151、および留め具152に形状をスナップボタン凹部、装飾具150に配置される留め具156および留め具157の形状をスナップボタン凸部としたが、いずれか一方の形状を入れ替えて組み合わせることもできる。
具体的には、留め具151および留め具157の形状をスナップボタン凸部とし、留め具152および留め具156の形状をスナップボタン凹部とすることで、装飾具150は、一定方向でのみ固定することができるようになる。
たとえば、留め具151および留め具157は、共にスナップボタン凸部であるため、組み合わせて固定することができなくなり、留め具151はスナップボタン凹部である留め具156としか組み合わせて留めることができない。このため、帯体154は上下いずれか一方向でしか固定できない。
装飾具150に方向性がある装飾体の場合は、このように留め具を配置することで、装飾体を一定方向に向けた状態で、エプロン100に装飾具150を取り付けることができるので、装飾具150の取り付ける方向間違いを防止することができる。
また、本実施の形態では、装飾具150を、帯体154、あらかじめ蝶々結びなどの形状に形成された装飾部155、留め具156、および留め具157を備え、帯体154と組み合わせる留め具157を入れ替えることで、固定される帯体154の長さを調節したが、十分な長さの帯体154の両端に1つの留め具156と1つの留め具157とを配置し、帯体154で蝶々結びを形成することで長さを調節するようにしてもよい。
具体的には、帯体154は、左後身頃122と右後身頃123とを連結するためのものであって、エプロン100の前身頃110または後身頃120の任意の位置に配置された留め具151および留め具152を連結し、さらに帯体154を結ぶことで蝶々結びなど装飾部155を形成可能な十分な長さを備えた帯である。
帯体154の一方の端部には、留め具156であるスナップボタン凸部が他方側面に向けて配置され、帯体154の他方の端部には、留め具157であるスナップボタン凸部が一方側面に向けて配置される。
留め具156はここでは図示しない留め具151と組み合わせて固定され、留め具157は、ここでは図示しない留め具152と組み合わせて固定される。
上記のように蝶々結びを形成可能な十分な長さの帯体154で、左後身頃122と右後身頃123とを連結した状態で、帯体154を用いて蝶々結びの装飾部155を形成する。
このとき、左後身頃122と右後身頃123とを連結する帯体154の長さを調節しながら蝶々結びの装飾部155を形成することで、帯体154のたるみをなくすことができるので、装飾具150の審美性を保つことができる。
また、帯体154を自由に結んで装飾部155を形成することができるので、蝶々結びだけではなく、様々な形状の装飾部155を形成することができ、装飾部155のデザインの自由度が向上する。
100 エプロン
110 前身頃
111、121 スカート部
112 前襟ぐり部
120 後身頃
122 左後身頃
123 右後身頃
124 開閉部
125 左後襟ぐり部
126 右後襟ぐり部
130 袖部
140、151、152、156、157、157A、157B 留め具
141 スナップボタン凸部
142、142A、142B スナップボタン凹部
150 装飾具
153 タグ
154 帯体
155 装飾部
A 着丈
B ウエストライン

Claims (9)

  1. 着用者が着衣している衣服の汚れを防止するエプロンにおいて、
    前襟ぐりの右側から右後身頃に、前記着用者のウエスト方向、かつ左後身頃方向にわたって形成される右後襟ぐり部と、
    前記前襟ぐりの左側から左後身頃に、前記着用者の前記ウエスト方向、かつ前記右後身頃方向にわたって形成される左後襟ぐり部と、
    前記右後身頃と前記左後身頃とを開閉自在に留める留め具と、
    を備えることを特徴とするエプロン。
  2. 前記留め具は、
    前記右後襟ぐり部と、前記左後襟ぐり部と、前記右後身頃と、前記左後身頃とが重なる位置に設けられること、
    を特徴とする請求項1記載のエプロン。
  3. 前記留め具は、
    凹部および凸部を押し合わせて留めるスナップボタンであること、
    を特徴とする請求項1記載のエプロン。
  4. 前記着脱式留め具は、
    前記凹部または前記凸部のいずれか一方を複数配置して、前記凹部および前記凸部の組み合わせ位置によって固定位置を調整すること、
    を特徴とする請求項3記載のエプロン。
  5. 前記右後身頃と前記左後身頃とを着脱自在に連結する帯体、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のエプロン。
  6. 前記帯体は、
    外側に向けて配置された装飾体を備えること、
    を特徴とする請求項5記載のエプロン。
  7. 前記装飾体は、
    前記帯体の長さを調節しながら結締された結締体であること、
    を特徴とする請求項6記載のエプロン。
  8. 撥水加工された天然素材によって形成されること、
    を特徴とする請求項1記載のエプロン。
  9. 着用者が着衣している衣服の汚れを防止するエプロンの製造方法において、
    前襟ぐりの右側から右後身頃に、前記着用者のウエスト方向、かつ左後身頃方向にわたって形成される右後襟ぐり部を形成する工程と、
    前記前襟ぐりの左側から左後身頃に、前記着用者の前記ウエスト方向、かつ前記右後身頃方向にわたって形成される左後襟ぐり部を形成する工程と、
    前記右後身頃と前記左後身頃とを開閉自在に留める留め具を配置する工程と、
    を備えることを特徴とするエプロンの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102436217B1 (ko) * 2022-05-25 2022-08-25 주식회사 더제이앤 착용감을 개선한 아동용 원피스 및 이의 제조 방법

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