JP3076870U - 液体封入方計磁石 - Google Patents

液体封入方計磁石

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JP3076870U JP2000008106U JP2000008106U JP3076870U JP 3076870 U JP3076870 U JP 3076870U JP 2000008106 U JP2000008106 U JP 2000008106U JP 2000008106 U JP2000008106 U JP 2000008106U JP 3076870 U JP3076870 U JP 3076870U
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俊和 湯佐
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東京磁石工業株式会社
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(57)【要約】 (修正有) 【課題】方位・方角表示を合わせて組み立て易く、ま
た、方位・方角表示が磨耗しないようにする。 【解決手段】中空体1を二分割した下半体2の開口縁2
aの一部に目印2bを付け、下半体の内底面2cの永久
磁石3を固定する位置には、永久磁石の前後左右位置に
当接する突起2fを形成し、目印にN極またはS極を合
わせて水平方向に着磁した永久磁石を固定し、外周に方
位・方角表示4aを施した上半体4の上面の平坦面4c
に、建造物、人物、キャラクターなどの表示4dを施し
た上半体の外周縁4bを、下半体の開口縁の内側に、方
位・方角表示を目印に合わせて嵌合し、下半体の外底面
部2dの中央部に垂直に形成した筒部2eに重い球体5
を回転自在に嵌合して永久磁石を内蔵する中空体を形成
し、透明な球体容器6を二分割し外底面7aを平坦に形
成した下半球体7と上半球体8とを嵌合させた球体容器
の中に、透明液体9に浮遊させて中空体1を封入して構
成した液体封入方計磁石。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、水平方向に着磁した永久磁石を内蔵し、底部の中央部に垂直に形 成した筒部に重い球体を回転自在に嵌合し、外周面に方位・方角表示を施した中 空体(コンパスボール)を、透明な球体容器内に、透明液体に浮遊させて封入し た液体封入方計磁石の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、水平方向に着磁した永久磁石を内蔵し、外周面に方位・方角を表示した 中空体を、透明な球体容器内に封入した透明液体に浮遊させた液体封入方計磁石 としては、種々なものが作られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の液体封入方計磁石は、永久磁石を内蔵する中空体を二分割した 下半体の内底面に取り付けた永久磁石のN極またはS極に、上半体の外周縁部に 表示した「南」、「北」などの方位・方角表示を合わせて組み立てることが困難 であった。 また、中空体を二分割した下半体の内底面に、単に接着材を介して 永久磁石 を固定していたが、それでは永久磁石を内底面の中心部に固定することが難しく 、かつ、その固定が不安定であった。 また、液体封入方計磁石が大きく揺動すると、前記中空体の外周が、透明な球 体容器の内面に当たり、中空体の外周に表示した「南」、「北」、「東」、「西 」の方位・方角表示が磨耗して消えるなどの問題があった。
【0004】 この考案は、このような問題を無くし、永久磁石を内蔵する中空体を二分割し た下半体の内底面の中心部に取り付けた永久磁石のN極またはS極に、上半体の 外周縁部に表示した「南」、「北」などの方位・方角表示を合わせることを容易 にすること。 また、中空体を二分割した下半体の内底面の中心部に、永久磁石を接着などで 固定することを容易にし、かつ、安定に固定されるようにすること。 また、液体封入方計磁石が大きく揺動して、中空体の外周が透明な球体容器の 内面に当たっても、中空体の外周に表示した「南」、「北」、「東」、「西」の 方位・方角表示が磨耗して消えないようにすること。 また、永久磁石を内蔵する中空体を二分割した上半体の上面を平坦にして、そ の平坦面に神社、仏閣、守り本尊、名所、史跡、仏像、建造物、人物、キャラク ターのような表示を施して、商品の購買意欲を向上させるようにすることを目的 とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に係る考案は、図1〜図4を参照して説明 すると、永久磁石を内蔵する中空体1を二分割した下半体2の開口縁2aの一部 に目印2bを付け、前記下半体2の内底面2cの永久磁石3を固定する位置には 、その永久磁石3の前後左右位置に当接する突起2fを形成し、前記目印2bに N極またはS極を合わせて水平方向に着磁した永久磁石3を固定し、外周に「南 」、「北」などの方位・方角表示4aを施した上半体4の上面を平坦に形成し、 この平坦面4cに、神社、仏閣、守り本尊、名所、史跡、仏像、建造物、人物、 キャラクターのような表示4dを施した上半体4の外周縁4bを、前記下半体2 の開口縁2aの内側に、前記「南」、「北」などの方位・方角表示4aを前記目 印2bに合わせて嵌合し、前記下半体2の外底面部2dの中央部に垂直に形成し た筒部2eに重い球体5を回転自在に嵌合して永久磁石を内蔵する中空体1を形 成し、透明な球体容器6を二分割し外底面7aを平坦に形成した下半球体7と上 半球体8とを嵌合させた球体容器6の中に、透明液体9に浮遊させて前記永久磁 石を内蔵する中空体1を封入して構成したことを特徴とする液体封入方計磁石と したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の液体封入方計磁石の具体的な実施の形態について図面を参照 して詳細に説明する。
【0007】 図1はこの考案の液体封入方計磁石の縦断側面図、図2は永久磁石を内蔵する 中空体を二分割した下半体の平面図、図3は透明な球体容器の中の透明液体に浮 遊させた前記永久磁石を内蔵する中空体の平面図、図4はこの考案の液体封入方 計磁石の側面図である。
【0008】 この考案は、永久磁石を内蔵する中空体1を二分割した下半体2の開口縁2a の一部に突起や刻印や塗布などによる目印2bを付け、前記下半体2の内底面2 cの永久磁石3を固定する位置には、その永久磁石3の前後左右位置に当接する 突起2fを形成し、前記目印2bにN極またはS極を合わせて水平方向に着磁し た永久磁石3を前記突起2fに固定し、外周に「南」、「北」などの方位・方角 表示4aを施した上半体4の上面を平坦に形成し、この平坦面4cに、神社、仏 閣、守り本尊、名所、史跡、仏像、建造物、人物、キャラクターのような表示4 dを施した上半体4の外周縁4bを、前記下半体2の開口縁2aの内側に、前記 「南」、「北」などの方位・方角表示4aを前記目印2bに合わせて嵌合し、前 記下半体2の外底面部2dの中央部に垂直に形成した筒部2eに鋼球(ボール) のような重い球体5を回転自在に嵌合して永久磁石を内蔵する中空体1(コンパ スボール)を形成する。 また、透明な球体容器6を二分割した、外底面7aを平坦に形成した下半球体 7と上半球体8とを嵌合させた球体容器6の中に、透明液体9に浮遊させて前記 永久磁石3を内蔵する中空体1を封入して液体封入方計磁石を構成する。
【0009】 前記中空体1を形成する下半体2の外底面部2dの中央部に垂直に形成した筒 部2eに鋼球(ボール)のような重い球体5を回転自在に嵌合することにより、 前記中空体1が揺動しても、前記中空体1の下半体2の外底面部2dの中央部に 垂直に形成した筒部2eに回転自在に嵌合した重い球体5が、下半球体7の中心 部に転がると、その転がり力によって、中空体1の下半体2の外底面部2dの中 央部に垂直に形成した筒部2eも前記下半球体7の中心部に寄せられるので、前 記中空体1の揺動が止まる。 なお、前記永久磁石3の平面形状は、矩形、正方形など種々なものでもよく、 その形状にはこだわらず、水平方向にN極、S極が着磁されておればよい。
【0010】 なお、透明な球体容器6を二分割した下半球体7の外底面7aを、載置させる ことができるように平坦に形成し、また、上半球体8の頂部には吊り下げ部材1 0が取り付けられ、この吊り下げ部材10の上端には係止環11が取り付けられ ている。また、図示していないが、前記下半球体7の外底面7aに吸着盤を取り 付けて、この液体封入方計磁石を吸着させるようにすることもできる。 また、前記実施の形態においては、図1に示すように、球体容器6の中の中空 体1の上方に、空気層(透明液体9の無い層)が形成されているが、必ずしもそ のようにしなければならないものではなく、球体容器6の中に透明液体9が満杯 されていてもよい。 また、球体容器6の中の中空体1は、中空体1に内蔵された永久磁石の重みで 透明液体9の中で沈むようになっている。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、前記のように、永久磁石を内蔵する中空体を二分割した下半体の 開口縁の一部に目印を付け、前記下半体の内底面の永久磁石を固定する位置には 、その永久磁石の前後左右位置に当接する突起を形成したので、前記目印にN極 またはS極を合わせて水平方向に着磁した永久磁石の取り付けが簡単で、かつ、 安定する。 また、外周に「南」、「北」などの方位・方角表示を施した上半体の上面を平 坦に形成し、この平坦面に、神社、仏閣、守り本尊、名所、史跡、仏像、建造物 、人物、キャラクターのような表示を施したので、商品の購買意欲を向上させる ことができる。 また、上半体の「南」、「北」などの方位・方角表示を行った外周縁を、前記 下半体の開口縁の内側に、前記「南」、「北」などの方位・方角表示を前記目印 に合わせて嵌合して永久磁石を内蔵する中空体を組み立てるようにしたので、こ の中空体が大きく揺れて、透明な球体容器の内周に当接しても、前記方位・方角 表示が磨耗して消えるような問題がない。 また、前記下半体の外底面部の中央部に垂直に形成した筒部に重い球体を回転 自在に嵌合することにより、前記中空体が揺動しても、前記中空体の下半体の外 底面部の中央部に垂直に形成した筒部に回転自在に嵌合した重い球体が、下半球 体の中心部に転がると、その転がり力によって、中空体の下半体の外底面部の中 央部に垂直に形成した筒部も前記下半球体の中心部に寄せられるので、前記中空 体の揺動が速やかに止まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の液体封入方計磁石の縦断側面図であ
る。
【図2】永久磁石を内蔵する中空体を二分割した下半体
の平面図である。
【図3】透明な球体容器の中の透明液体に浮遊させて前
記永久磁石を内蔵する中空体の平面図である。
【図4】この考案の液体封入方計磁石の側面図である。
【符号の説明】
1 中空体 2 下半体 2a 開口縁 2b 目印 2c 内底面 2d 外底面部 2e 筒部 2f 突起 3 永久磁石 4 上半体 4a 方位・方角表示 4b 外周縁 4c 平坦面 5 重い球体 6 球体容器 7 下半球体 7a 外底面 8 上半球体 9 透明液体 10 吊り下げ部材 11 係止環

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石を内蔵する中空体(1)を二分割
    した下半体(2)の開口縁(2a)の一部に目印(2
    b)を付け、前記下半体(2)の内底面(2c)の永久
    磁石(3)を固定する位置には、その永久磁石(3)の
    前後左右位置に当接する突起(2f)を形成し、前記目
    印(2b)にN極またはS極を合わせて水平方向に着磁
    した永久磁石(3)を固定し、外周に「南」、「北」な
    どの方位・方角表示(4a)を施した上半体(4)の上
    面を平坦に形成し、この平坦面(4c)に、神社、仏
    閣、守り本尊、名所、史跡、仏像、建造物、人物、キャ
    ラクターのような表示(4d)を施した上半体(4)の
    外周縁(4b)を、前記下半体(2)の開口縁(2a)
    の内側に、前記「南」、「北」などの方位・方角表示
    (4a)を前記目印(2b)に合わせて嵌合し、前記下
    半体(2)の外底面部(2d)の中央部に垂直に形成し
    た筒部(2e)に重い球体(5)を回転自在に嵌合して
    永久磁石を内蔵する中空体(1)を形成し、透明な球体
    容器(6)を二分割し外底面(7a)を平坦に形成した
    下半球体(7)と上半球体(8)とを嵌合させた球体容
    器(6)の中に、透明液体(9)に浮遊させて前記永久
    磁石を内蔵する中空体(1)を封入して構成したことを
    特徴とする液体封入方計磁石。
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