JP3076687B2 - ガラス板用スクラブ洗浄装置 - Google Patents
ガラス板用スクラブ洗浄装置Info
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Description
ラス基板の表面を洗浄するためのスクラブ洗浄装置のス
ポンジブラシに関する。
ス板の表面を洗浄する洗浄機は、図5のように酸処理槽
1、第一水洗槽2、第二水洗槽3、スクラブ洗浄部4、
IPA(イソプロピルアルコール)ベーパー乾燥部5を
備えている。
いる台座7と、台座7をローダ部8から持ち上げてガラ
ス板6を酸処理槽1から第一水洗槽2、第二水洗槽3へ
移動させる第一アーム9と、第二水洗槽3内の台座7か
らガラス板6を一枚ずつ取り出してスクラブ洗浄部4、
IPAベーパー乾燥部5を経てアンローダ部10の台座
7へ移動させる第二アーム11が設けられている。
めて少ないスポンジブラシが使用されるスクラブ洗浄装
置が設けられている。スポンジブラシはガラス板6の表
面の細かい異物等を除去する場合に適している。
径39mmの4個のスポンジブラシ12および2個のブ
ラシ13がそれぞれ間隔がない状態で千鳥状に配設さ
れ、スポンジブラシ12およびブラシ13がガラス板6
を挟み込むように対向して配置され、その構成が上下二
段に設けられている。そして、スポンジブラシ12の洗
浄面に洗浄用流体(純水)を通す孔14が4ケ所形成さ
れている。
浄するとき、台座7に載せられた4枚のガラス板6が第
一アーム9によって、酸処理槽1から第一水洗槽2、第
二水洗槽3へと順次浸漬されながら搬送されていく。そ
して、第二水洗槽3内から引き上げた後、第二アーム1
1により台座7上のガラス板6を1枚ずつ把持して、ス
クラブ洗浄部4内へ移動させる。
シ12およびブラシ13が回転し、ガラス板6の表面に
押し付け、スポンジブラシ12の孔14から純水を吐出
させ、ガラス板6を上下移動させてガラス板6の洗浄を
行う。
板6の洗浄を行うとき、スクラブ洗浄装置のスポンジブ
ラシ12の孔14を通して純水を吐出させているので、
スポンジブラシ12の外側が膨らむ。しかも、図9のよ
うに隣接するスポンジブラシ12が隙間がない状態で配
置されているので、ガラス板6の接触面の周囲は隣接す
るスポンジブラシ12が干渉しあって、ガラス板6と接
しない部分が発生する。また、スポンジブラシ12をガ
ラス板6に強い力で押し付けているので、接触面の中央
部が擦り減る。
6と接しない部分では洗浄ができなくなり、洗浄むらが
発生し、図10の如く、幾本かの筋状に点在したサイズ
が3μmまでの異物15が残ることがあった。
士の隙間をなくして洗浄性を向上させるガラス板用スク
ラブ洗浄装置の提供を目的とする。
る課題解決手段は、図1〜3の如く、複数個の円形スポ
ンジブラシ21をガラス板6の表面に押し付けて洗浄用
流体を流しながら洗浄するスクラブ洗浄装置において、
隣接するスポンジブラシ21が一定の間隔を空けて千鳥
状に配置され、スポンジブラシ21は、洗浄時にガラス
板6に押し付けられたときその接触面で、隣接するスポ
ンジブラシ21の先端外周部同士が接触するよう、その
外径が設定され、スポンジブラシ21の中央に、洗浄用
流体を吐出させるための吐出孔23が形成されたもので
ある。
を洗浄するとき、一定の間隔を空けて千鳥状に配された
複数個のスポンジブラシ21が回転され、スポンジブラ
シ21の中央に形成された吐出孔23から純水が吐出さ
れる。そして、スポンジブラシ21をガラス板6に押し
付ける。
板6との接触面が広がって隣接するスポンジブラシ21
との隙間がなくなるので、ガラス板6の表面をむらなく
洗浄できる。
装置のスポンジブラシの構成図、図2は同じくその断面
図、図3は洗浄時のスポンジブラシの側面図、図4は洗
浄後のガラス板表面を示す図である。
等のガラス板を洗浄する洗浄機は、図5に示すものと同
様である。図5の全体構成については、従来技術の項で
説明したので、その詳細な説明は省略し、本発明の要部
であるスクラブ洗浄装置を中心に説明する。
の如く、洗浄機のスクラブ洗浄部4内に設けられた複数
個の円形スポンジブラシ21およびブラシ22をガラス
板6の表面に押し付けて洗浄用流体を流しながら洗浄す
る。
およびブラシ22が一定の間隔を空けて千鳥状に配置さ
れ、前記ガラス板6を挟み込むように両側に設けられ、
その構成が上下二段になっている。
接触面は、洗浄時にガラス板6に押し付けたとき隣接す
るスポンジブラシ21の接触面と接触するよう、その外
径が設定され、前記スポンジブラシ21の中央には、洗
浄用流体を吐出させるための吐出孔23が形成されてい
る。
ルマール(PVF)製で円筒形に形成され、千鳥状に4
個配設されている。そして、スポンジブラシ21の直径
は36mm、高さ10mmで、それぞれ回転自在に設け
られたブラシ台24に取り付けられ、洗浄時には、各ブ
ラシ台24は図示しないモータにより約400〜600
rpmで回転する。
21の両外側の第二アーム11に当接する部分に1個ず
つ設けられている。そして、直径39mmのブラシ台に
直径0.1mmのナイロン製のブラシが多数立設され、
モータによりスポンジブラシ21と同期して回転する。
は、図示しないエアシリンダにより互いに近接離間し、
洗浄時にガラス板6を挟みつけ、約3kg/cm2の圧
力でガラス板6に押し付けられている。
中央に貫通された直径9mmの孔で、洗浄時には、水圧
1〜2kg/cm2、流量10〜20リットル/分の純
水が吐出される。
浄するとき、台座7に載せられた4枚のガラス板6が第
一アーム9によって、酸処理槽1から第一水洗槽2、第
二水洗槽3へ順次搬送され、それぞれの工程が実行され
る。
し、次に第二アーム11が作動して台座7上のガラス板
6を1枚取り、スクラブ洗浄部4上に移動する。
ガラス板6がスクラブ洗浄部4内へ下降し、対向したス
ポンジブラシ21の間に挿入される。このとき、モータ
によりスポンジブラシ21およびブラシ22が回転駆動
され、吐出孔23から純水が吐出され、エアシリンダの
作動により、ガラス板6をスポンジブラシ21およびブ
ラシ22が両側から押し付ける。
板6との接触面が広がり隣接するスポンジブラシ21の
隙間がない状態で、ガラス板6に当接している。また、
ブラシ22は、ガラス板6の端部と第二アーム11に当
接している。
下二段に配されたスポンジブラシ21およびブラシ22
の間を4〜5回往復して、ガラス板6表面の洗浄を行
う。
1が上昇して次の乾燥部5へ移動し、ガラス板6の乾燥
が終了すると、第二アーム11がアンローダ部10に用
意された台座7上にガラス板6を置く。
へ移動し、第二水洗槽3内の台座7上から2枚目のガラ
ス板6を取って、スクラブ洗浄部4へ移動してスクラブ
洗浄を行う。以下同じ動作で4枚目のガラス板6の洗浄
が終了すると、第一アーム9はローダ部8へ移動し、次
のガラス板6が供給され、アンローダ部10のガラス板
6は次の工程へと移動する。
のマスク異物検査装置で検査すると、図4の如く、筋状
に点在していた異物15は、ほとんどなくなり、異物1
5の数は、実使用上問題の無いレベルに達する。
洗浄するとき、直径36mmのスポンジブラシ21が一
定の間隔を空けて配置されているので、洗浄時にガラス
板6との接触面が広がって、隣接するスポンジブラシ2
1との隙間がなくなる。
シ21の中心に形成されているので、ガラス板6にスポ
ンジブラシ21を強い力で押し付けても、スポンジブラ
シ21のガラス板6との接触面の中央部は擦り減らな
い。
でき、安定した洗浄性が維持できる。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
求項1,2によると、ガラス板の表面を洗浄するとき、
一定の間隔を空けて配置されたスポンジブラシは、洗浄
時にガラス板との接触面が広がって隣接するスポンジブ
ラシの隙間がなくなるので、ガラス板にはスポンジブラ
シの接触しない部分はなくなり、ガラス板の表面をむら
なく洗浄できる。
成されているので、ガラス板にスポンジブラシを強い力
で押し付けても、スポンジブラシのガラス板との接触面
の中央部が擦り減らないので、安定した洗浄性が維持で
きるといった優れた効果がある。
ポンジブラシの構成図
成図
Claims (3)
- 【請求項1】 複数個の円形スポンジブラシをガラス板
の表面に押し付けて洗浄用流体を流しながら洗浄するス
クラブ洗浄装置において、隣接するスポンジブラシが一
定の間隔を空けて千鳥状に配置され、スポンジブラシの
ガラス板との接触面で、洗浄時にガラス板に押し付けた
とき隣接するスポンジブラシの先端外周部同士が接触す
るよう、スポンジブラシの外径が設定されたことを特徴
とするガラス板用スクラブ洗浄装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のガラス板用スクラブ洗浄
装置において、スポンジブラシの中央でガラス板との接
触面に対して垂直方向に貫通し、洗浄用流体を吐出させ
るための吐出孔が形成されたことを特徴とするガラス板
用スクラブ洗浄装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のガラス板用スク
ラブ洗浄装置において、スポンジブラシがポリビニルホ
ルマール製であることを特徴とするガラス板用スクラブ
洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181893A JP3076687B2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ガラス板用スクラブ洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1181893A JP3076687B2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ガラス板用スクラブ洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222550A JPH06222550A (ja) | 1994-08-12 |
JP3076687B2 true JP3076687B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=11788375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1181893A Expired - Lifetime JP3076687B2 (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ガラス板用スクラブ洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076687B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107511357A (zh) * | 2017-10-21 | 2017-12-26 | 南京同旺铝业有限公司 | 一种铝板的在线清洗装置 |
CN216324041U (zh) * | 2019-06-19 | 2022-04-19 | 日本电气硝子株式会社 | 玻璃板的清洗装置 |
CN115365251A (zh) * | 2022-08-16 | 2022-11-22 | 深圳市易天自动化设备股份有限公司 | 玻璃清洗装置和玻璃清洗设备 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP1181893A patent/JP3076687B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06222550A (ja) | 1994-08-12 |
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