JP3076437B2 - 金属部品のメッキ方法 - Google Patents

金属部品のメッキ方法

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JP3076437B2
JP3076437B2 JP04012603A JP1260392A JP3076437B2 JP 3076437 B2 JP3076437 B2 JP 3076437B2 JP 04012603 A JP04012603 A JP 04012603A JP 1260392 A JP1260392 A JP 1260392A JP 3076437 B2 JP3076437 B2 JP 3076437B2
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実 柴田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属部品にメッキする
ための技術、特に、フープ状のキャリア本体に長手方向
に一定ピッチで多数の部品を突設したものにメッキする
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フープ状のキャリア本体に長手方
向に一定ピッチで多数の部品を突出したものを連続して
メッキする方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メッキ加工
費用は被メッキ材の送り速度、1m当たりの部品ピッチ
で決定されるため、上記の従来例のようにフープ状のキ
ャリア本体に長手方向に一定ピッチで多数の部品を突出
したものを連続してメッキする場合、組み立て工程等の
条件によって部品ピッチが決定されると、メッキ加工費
を下げるにはメッキ速度を増大(電流密度を上げ、設備
を大型化して搬送速度を増す)する手段しかなかった。
そして、メッキ速度を増大するには設備が大型化し、コ
ストアップの原因になるという問題があった。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、簡単な
方法によりメッキ速度を増大しなくてもメッキ加工のコ
ストを低下させ、メッキ加工の生産性の増加がはかれる
金属部品のメッキ方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決して本発明の目的を達成するため、本発明の金属部
品のメッキ方法は、フープ状のキャリア本体1に長手方
向に一定ピッチで多数の部品2を突出させ、キャリア本
体1に部品ピッチの1/2のピッチで搬送用パイロット
孔3を設け、少なくとも一方のキャリア本体1の側面に
突起4を突設し、2つのキャリア本体1を長手方向に部
ピッチの1/2のピッチずらして近接対向させると共
に突起4を隣りのキャリア本体1の側面に当接し、搬送
用のパイロット部材を2つのキャリア本体1の搬送用パ
イロット孔3に通して2つのキャリア本体1を同時に搬
送しながらメッキすることを特徴とするものである。
【0006】
【0007】
【作用】上記のような本発明によれば、フープ状のキャ
リア本体1に長手方向に一定ピッチで多数の部品2を突
出させ、キャリア本体1に部品ピッチの1/2のピッチ
で搬送用パイロット孔3を設け、2つのキャリア本体1
を長手方向に部品ピッチの1/2のピッチずらして近接
対向させ、搬送用のパイロット部材を2つのキャリア本
体1の搬送用パイロット孔3に通して2つのキャリア本
体1を同時に搬送しながらメッキするので、2つのキャ
リア本体1を近接させた状態で同時に搬送しながら、そ
れでいて各キャリア本体1に一定ピッチで突出した部品
2が重複するようなことなく、確実にメッキ加工ができ
るようになったものである。
【0008】そして、少なくとも一方のキャリア本体1
の側面に突起4を突設し、2つのキャリア本体1を長手
方向に部品ピッチの1/2のピッチずらして近接対向さ
せると共に突起4を隣りのキャリア本体1の側面に当接
し、搬送用のパイロット部材を2つのキャリア本体1の
搬送用パイロット孔3に通して2つのキャリア本体1を
同時に搬送しながらメッキするので、キャリア本体1の
間に隙間5を形成できて、確実にメッキができるように
なったものである。
【0009】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1、図2には本発明の一実施例が示して
ある。金属フープ材をプレスにより連続して打ち抜いて
フープ状のキャリア本体1とこのキャリア本体1に長手
方向に一定ピッチで多数の部品2を突設形成してある。
この部品2としては、例えば、電気機器に用いる端子
板、接点板、ポスト等種々のメッキされるべき部品2が
考えられる。添付図面に示す実施例においては、メッキ
されるべき部品2としてポストの例が示してある。上記
の金属フープ材を連続して打ち抜いてフープ状のキャリ
ア本体1とこのキャリア本体1に長手方向に一定ピッチ
で多数の部品2を突設形成する打抜き工程において、同
時にキャリア本体1に部品ピッチの1/2のピッチで搬
送用パイロット孔3を連続して打ち抜き形成するもので
ある。ここで、搬送用パイロット孔3はキャリア本体1
の各部品2の真下の位置と部品2間2の真下の位置とに
位置するように上記部品ピッチの1/2のピッチで形成
される。
【0010】上記のようにしてフープ状のキャリア本体
1に長手方向に一定ピッチで多数の部品2を突出させる
と共にキャリア本体1に部品ピッチの1/2のピッチで
搬送用パイロット孔3を設けた後、部品2にメッキ加工
をするのであるが、メッキ加工をするに当たっては、以
下のようにする。すなわち、図2のように2つのキャリ
ア本体1を長手方向に部品ピッチの1/2のピッチずら
して近接対向させることで両キャリア本体1の長手方向
に設けた搬送用パイロット孔3同士が1/2のピッチず
れた状態で連通するので、この1/2のピッチずれた状
態で連通する両キャリア本体1の搬送用パイロット孔3
に搬送用のパイロット部材(図示せず)を通して搬送用
パイロット部材ごと両キャリア本体1を搬送してメッキ
槽(図示せず)に送り、このように搬送用のパイロット
部材を2つのキャリア本体1の搬送用パイロット孔3に
通して2つのキャリア本体1を同時に搬送しながらメッ
キするものである。このようにすることで、メッキ速度
を増大(電流密度を上げ、設備を大型化して搬送速度を
増す)することなく2倍のメッキ加工生産性が得られる
ことになる。そして、メッキ加工が終了すると近接対向
しながら同時に搬送されていた2つのフープ状のキャリ
ア本体1は別れてそれぞれの巻き取り工程に移動するも
のである。図2においてイはメッキ工程を示している。
このようにして部品2に連続してメッキ加工したフープ
状のキャリア本体1を巻き取ったコイル状のものを次の
組み立てラインに持って行き、そこで巻き戻ししながら
フープ状のキャリア本体1から順番にメッキされた部品
2を切取り手段により切り取り、ロボットなどにより電
気器具のボディやその他の部品に組み込むものである。
なお、フープ状のキャリア本体1に一定ピッチで多数の
部品2を突設するように金属フープ材を打ち抜くに当た
り、部品2のピッチは例えば、上記の電気部器具の組み
立てラインにおける部品2の切取り工程、ロボットによ
る組み込み工程等の種々の条件によりそれぞれ設定され
るものである。
【0011】また、一方又は両方のキャリア本体1の側
面に突起4を突設し、2つのキャリア本体1を長手方向
に部品ピッチの1/2のピッチずらして近接対向させた
際に突起4隣りのキャリア本体1の側面に当接するよ
うにしてある。このようにキャリア本体1の側面に突起
4を突設し、2つのキャリア本体1を長手方向に部品
ッチの1/2のピッチずらして近接対向させた際に突起
4を隣りのキャリア本体1の側面に当接すると、キャリ
ア本体1の間に隙間5を形成できて、確実にメッキがで
きることになる。なお、突起4の形成は金属フープ材を
プレスにより連続して打ち抜いてフープ状のキャリア本
体1とこのキャリア本体1に長手方向に一定ピッチで多
数の部品2突設する際に同時にプレスにより形成する
ようにしてもよいものである。
【0012】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、フー
プ状のキャリア本体に長手方向に一定ピッチで多数の部
品を突出させ、キャリア本体に部品ピッチの1/2のピ
ッチで搬送用パイロット孔を設け、2つのキャリア本体
を長手方向に部品ピッチの1/2のピッチずらして近接
対向させ、搬送用のパイロット部材を2つのキャリア本
体の搬送用パイロット孔に通して2つのキャリア本体を
同時に搬送しながらメッキするので、2つのキャリア本
体を近接させた状態で同時に搬送しながら、それでいて
各キャリア本体に一定ピッチで突出した部品が重複する
ようなことがなく、確実にメッキ加工ができ、この結
果、メッキ速度を変えなくてもメッキ加工生産性が従来
の2倍になり、メッキ加工コストを1/2にできるとい
う利点がある。
【0013】また、少なくとも一方のキャリア本体の側
面に突起を突設し、2つのキャリア本体を長手方向に部
品の1/2のピッチずらして近接対向させると共に突起
を隣りのキャリア本体の側面に当接するようにしたの
で、メッキ加工時に同時に搬送しているキャリア本体の
間に隙間を形成できて、部品に確実にメッキができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における部品を一定ピッチで
突設したキャリア本体の斜視図である。
【図2】同上の2つのキャリア本体を合わせて同時に搬
送しながらメッキするのを説明するための平面図であ
【符号の説明】
1 キャリア本体 2 部品 3 搬送用パイロット孔 4 突起

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フープ状のキャリア本体に長手方向に一
    定ピッチで多数の部品を突出させ、キャリア本体に部品
    ピッチの1/2のピッチで搬送用パイロット孔を設け、
    少なくとも一方のキャリア本体の側面に突起を突設し、
    2つのキャリア本体を長手方向に部品ピッチの1/2の
    ピッチずらして近接対向させると共に突起を隣りのキャ
    リア本体の側面に当接し、搬送用のパイロット部材を2
    つのキャリア本体の搬送用パイロット孔に通して2つの
    キャリア本体を同時に搬送しながらメッキすることを特
    徴とする金属部品のメッキ方法。
JP04012603A 1992-01-28 1992-01-28 金属部品のメッキ方法 Expired - Lifetime JP3076437B2 (ja)

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JPH05202497A JPH05202497A (ja) 1993-08-10
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