JP3076010U - ターミナルベース及びターミナル構造 - Google Patents
ターミナルベース及びターミナル構造Info
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/20—Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
- H05K7/20009—Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
- H05K7/20136—Forced ventilation, e.g. by fans
- H05K7/20172—Fan mounting or fan specifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04D29/60—Mounting; Assembling; Disassembling
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】電気器具内において容易に着脱可能である、放
熱ファンのターミナルベースを提供することを目的とす
る。 【解決手段】電気系統と電気器具とを電気的に接続する
ためのターミナルを有するターミナルベース本体23と、
電気器具の凹所321に凸部211を弾性力に基づき嵌合させ
ターミナルベース2を前記電気器具に着脱可能に固定す
る弾性部材21とを備えることを特徴とするターミナルベ
ース2、及び放熱ファン31とターミナルベース2により
形成されるターミナル構造。
熱ファンのターミナルベースを提供することを目的とす
る。 【解決手段】電気系統と電気器具とを電気的に接続する
ためのターミナルを有するターミナルベース本体23と、
電気器具の凹所321に凸部211を弾性力に基づき嵌合させ
ターミナルベース2を前記電気器具に着脱可能に固定す
る弾性部材21とを備えることを特徴とするターミナルベ
ース2、及び放熱ファン31とターミナルベース2により
形成されるターミナル構造。
Description
【0001】
本考案は、電気器具、例えば放熱ファンに組み込まれ、該電気器具を系統上で 着脱可能にさせたターミナルベースに関する。ここで、「系統」とは、コンピュ ータシステム(ハードウェア)等の、内部回路を有する電気装置を指す。
【0002】
放熱ファンは、一般に運転時高温を生ずる系統に適用される放熱装置であって 、空気の流れにより熱量を除去し、系統の正常な運転を維持するためのものであ る。この放熱ファンには電源を供給しなけらばならず、従来の放熱ファンでは1 組の導線が系統端末に接続されている。
【0003】 例えば図4に示すように、従来の放熱ファン11には導線12が引き出され端 子13に接続され、この端子13により放熱ファン11は、系統14、例えばプ リント基板に接続されている。又はより簡易な方法としては、導線12を直接系 統14に接続することにより、放熱ファン11は系統14に接続されている。
【0004】 しかし、従来技術には以下の欠点が存在している。 (1)一般的に放熱ファンの配線は基板にねじ止め等により固定されているため 、ファンが故障したとき、ねじを外す作業を要し、放熱ファンのみを迅速に取り 外すことができない。 (2)放熱ファン11と端子13とが、電気器具ごとに異なる需要(例えば、放 熱ファンに与えられたスペース、配置、レイアウト等)に沿うように設計されな ければならないことから、他の部品に対する互換性が低く、コストがアップする 。
【0005】
本考案は上記従来技術の問題点を解決するため、電気器具内において容易に着 脱可能である、放熱ファンのターミナルベースを提供することを目的とする。
【0006】 更に本考案は、従来のファンを系統上で着脱可能に組み立てることのできる放 熱ファンのターミナルベース構造を提供することを目的とする。
【0007】
本考案の前記目的は、電気器具上に着脱可能に組み込まれ、該電気器具を作動 させるために電気系統に接続可能とされたターミナルベースであって、前記電気 系統と前記電気器具とを電気的に接続するためのターミナルを有するターミナル ベース本体と、前記電気器具の凹所に凸部を弾性力に基づき嵌合させ前記ターミ ナルベースを前記電気器具に着脱可能に固定する弾性部材とを備えることを特徴 とするターミナルベースにより達成される。
【0008】 前記電気器具は、放熱ファンとすることもできる。
【0009】 前記放熱ファンはフレームを有し、該フレームに凹所が設けられたものとする こともできる。
【0010】 前記放熱ファンはフレームを有し、該フレームに凹所が設けられたものとする ことができる。
【0011】 前記電気系統は、プリント基板とすることができる。
【0012】 前記弾性部材は、プラスチック製部材とすることができる。
【0013】 前記弾性部材は、一端が前記ターミナルベース本体に固定されるとともに他端 に前記凸部が設けられ、前記凸部が前記電気器具の凹所の方向に移動して嵌合す るよう、前記弾性部材は前記ターミナルベース本体の内側方向に湾曲して形成さ れている構成とすることができる。
【0014】 前記ターミナルは、取付孔を貫通してターミナルベース内側及びターミナルベ ース外側に突出する端子であって、前記端子は、ターミナルベース外側の前記電 気系統と、ターミナルベースの内側の前記電気器具との接続部を有する構成とす ることができる。
【0015】 本発明の前記目的は又、放熱ファンに着脱可能に組み込まれ、該放熱ファンを 作動させるために電気系統に接続可能とされたターミナルベースを備え、前記放 熱ファンのフレームは角部において正面板と背面板との間に空所を形成しており 、該空所に前記ターミナルベースを脱着可能に挿入する構成のターミナル構造で あって、前記ターミナルベースは、前記フレームの角部に跨るように該角部の位 置から前記フレームの縁部に沿って角部両側へ延びる2個の板状体からなるター ミナルベース本体を備え、該板状体の一方には、各々前記フレームの正面板及び 背面板に沿って延びる2個の弾性部材が結合されており、該2個の弾性部材は、 各々一端部において前記一方の板状体の先端寄りの位置に結合され他端部が前記 角部まで延び、該角部の位置において各々前記正面板及び背面板の側へ突出した 凸部を備え、前記正面板及び背面板には、該凸部を嵌入する凹所が形成されてい るターミナル構造によっても達成される。
【0016】
以下に、本考案にかかるターミナルベースの一実施例を添付図面を参照しつつ 説明する。 図1は本考案に係るターミナルベースの一実施例の斜視図であり、 図2は図1のターミナルベースを用いたターミナル構造の斜視図であり、図3は 図2のターミナルベースを放熱ファンのフレームに組み込んだ状態で示す斜視図 である。
【0017】 ターミナルベース2は、フレーム32の角部31a(図2参照)に跨るように 、角部31aの位置からフレーム32の縁部に沿って角部31a両側へ延びる板 状体2a,2bからなるターミナルベース本体23を備える。板状体2aには、 フレームの正面板32a及び32bに沿って延びる2個の弾性部材21が結合さ れている。
【0018】 2個の弾性部材21は、各々一端部において、一方の板状体の先端寄りの位置 に結合されている。また、弾性部材21の他端部が、フレーム33の角部31a まで延びている。更に、弾性部材21は、角部31aの位置において各々正面板 32a及び背面板32bの側に突出した凸部211を備える。また、弾性部材2 1は、可撓性部材とされ、好ましくはプラスチック製のものとされる。
【0019】 フレーム32の正面板32a及び背面板32bには、ターミナルベース2の弾 性部材21に備えられた凸部211に嵌合する凹所321が形成されている。
【0020】 また、また、ターミナルベース本体23における板状体2aの幅W1は、フレ ームの正面板32aと背面板32bとの幅W2よりやや狭く形成されている。更 に、2個の弾性部材21上の凸部211は各々、フレーム32の内側の幅W2か ら突出している。
【0021】 このように放熱ファン31とターミナルベース2とは、電気器具のターミナル 構造を形成している。ターミナルベース2及び放熱ファンのフレーム32を上記 構成とすることにより、ターミナルベース2をフレーム32に組み込む際には、 弾性部材21は、ターミナルベース本体23の板状体2aに結合された端部を中 心として、ターミナルベース本体23の内側方向に湾曲する。これにより、2つ の凸部211をフレームの正面板32aと背面板32bとの間を通過させること ができるとともに、凸部211を凹部321に嵌合させる付勢力が発生する。該 付勢力により凸部211が凹部321に嵌合し、ターミナルベース2はフレーム 32に固定される。
【0022】 また、ターミナルベース2の板状体2aの中間部は、端子221の取付穴22 を複数個備える。取付穴22は、板状体2aをターミナルベースの外側から内側 に貫通するように形成される。
【0023】 図5に示すように、端子221は、取付穴22を貫通してターミナルベース2 の内側及び外側に突出する。更に端子221は、ターミナルベースの内側に突出 する部分が2本に分岐して間に導線挿入溝を有した鋏部223を形成している。
【0024】 端子221は、いわゆる圧着型端子とされており、鋏部223の導線挿入溝に 放熱ファン31の導線311を狭持させ、該鋏部223が両側面から圧着するこ とにより導線311の絶縁被覆を貫通し、導線311の針線312に接触する。 或いは端子221は、ターミナルベースの内側においてはんだ付等により導線3 11と接続される構成の端子であってもよい。
【0025】 また、端子221のターミナルベース2の外側に突出する部分は、放熱ファン 31と電気系統との接続部222を備える。
【0026】 図2における放熱ファン31の右上方は、ターミナルベース2を組み込む前の 各組成ユニットの相対的な位置を示す。端子221はターミナルベース2の内側 において導線311に接続されている。接続部222はターミナルベース外側方 向に突出している。
【0027】 接続部222は、図3では矢印Aの方向に向くように組み込まれている。或い は電気系統との接続方向に応じて、ターミナルベース2の組立方向を変えること により、接続部222を例えば矢印Bの方向に向けることも可能である。
【0028】
本考案によるターミナルベースは、組立後前記電気器具の凹所に嵌合して前記 ターミナルベースを固定する凸部を有する弾性部材と、前記系統に接続するター ミナルとを備える構成とすることにより、電気器具において容易に着脱可能とし 、且つ放熱ファンを電気系統において分離可能に組み立てることを可能とする。
【0029】 更に、本考案に係るターミナル構造は、放熱ファンに着脱可能に組み込まれ、 該放熱ファンを作動させるために電気系統に接続可能とされたターミナルベース を備え、前記放熱ファンのフレームは角部において正面板と背面板との間に空所 を形成しており、該空所に前記ターミナルベースを脱着可能に挿入する構成のタ ーミナル構造であって、前記ターミナルベースは、前記フレームの角部に跨るよ うに該角部の位置から前記フレームの縁部に沿って角部両側へ延びる板状体から なるターミナルベース本体を備え、該板状体の一方には、各々前記フレームの正 面板及び背面板に沿って延びる2個の弾性部材が結合されており、該2個の弾性 部材は、各々一端部において前記一方の板状体の先端寄りの位置に結合され他端 部が前記角部まで延び、該角部の位置において各々前記正面板及び背面板の側へ 突出した凸部を備え、前記正面板及び背面板には、該凸部を嵌入する凹所が形成 されている構成とすることにより、電気器具内部の設計に応じて、或いは電気器 具が装着される電気系統との位置関係に応じて、ターミナルベースの接続部の方 向を所望の向きに変更することができ、メンテナンスの際の利便性を向上するこ とが可能となる。
【図1】本考案に係るターミナルベースの一実施形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1のターミナルベースを用いたターミナル構
造の斜視図である。
造の斜視図である。
【図3】図2のターミナルベースを放熱ファンのフレー
ムに組み込んだ状態で示す斜視図である。
ムに組み込んだ状態で示す斜視図である。
【図4】従来の放熱ファン及び電気回路の平面図であ
る。
る。
【図5】圧着型端子を備えるターミナルベースの一実施
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
2 ターミナルベース 2a,2b 板状体 21 弾性部材 211 凸部 22 取付穴 221 端子 222 接続部 223 鋏部 23 ターミナルベース本体 31 放熱ファン 31a 角部 32 フレーム 32a 正面板 32b 背面板 321 凹所
Claims (8)
- 【請求項1】 電気器具上に着脱可能に組み込まれ、該
電気器具を作動させるために電気系統に接続可能とされ
たターミナルベースであって、 前記電気系統と前記電気器具とを電気的に接続するため
のターミナルを有するターミナルベース本体と、 前記電気器具の凹所に凸部を弾性力に基づき嵌合させ前
記ターミナルベースを前記電気器具に着脱可能に固定す
る弾性部材とを備えることを特徴とするターミナルベー
ス。 - 【請求項2】 前記電気器具が、放熱ファンであること
を特徴とする請求項1記載のターミナルベース。 - 【請求項3】 前記放熱ファンがフレームを有し、該フ
レームに凹所が設けられていることを特徴とする請求項
2に記載のターミナルベース。 - 【請求項4】 前記電気系統がプリント基板であること
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のターミ
ナルベース。 - 【請求項5】 前記弾性部材がプラスチック製部材であ
ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
ターミナルベース。 - 【請求項6】 前記弾性部材は、一端が前記ターミナル
ベース本体に固定されるとともに他端に前記凸部が設け
られ、 前記凸部が前記電気器具の凹所の方向に移動して嵌合す
るよう、前記弾性部材は前記ターミナルベース本体の内
側方向に湾曲して形成されていることを特徴とする請求
項1から5のいずれかに記載のターミナルベース。 - 【請求項7】 前記ターミナルが、取付孔を貫通してタ
ーミナルベース内側及びターミナルベース外側に突出す
る端子であって、 前記端子は、ターミナルベース外側の前記電気系統と、
ターミナルベースの内側の前記電気器具との接続部を有
することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載
のターミナルベース。 - 【請求項8】 放熱ファンに着脱可能に組み込まれ、該
放熱ファンを作動させるために電気系統に接続可能とさ
れたターミナルベースを備え、 前記放熱ファンのフレームは角部において正面板と背面
板との間に空所を形成しており、該空所に前記ターミナ
ルベースを脱着可能に挿入する構成のターミナル構造で
あって、 前記ターミナルベースは、前記フレームの角部に跨るよ
うに該角部の位置から前記フレームの縁部に沿って角部
両側へ延びる板状体からなるターミナルベース本体を備
え、 該板状体の一方には、各々前記フレームの正面板及び背
面板に沿って延びる2個の弾性部材が結合されており、 該2個の弾性部材は、各々一端部において前記一方の板
状体の先端寄りの位置に結合され他端部が前記角部まで
延び、 該角部の位置において各々前記正面板及び背面板の側へ
突出した凸部を備え、前記正面板及び背面板には、該凸
部を嵌入する凹所が形成されていることを特徴とするタ
ーミナル構造。
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Family Applications (1)
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---|---|
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