JP3075812B2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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JP3075812B2
JP3075812B2 JP03322565A JP32256591A JP3075812B2 JP 3075812 B2 JP3075812 B2 JP 3075812B2 JP 03322565 A JP03322565 A JP 03322565A JP 32256591 A JP32256591 A JP 32256591A JP 3075812 B2 JP3075812 B2 JP 3075812B2
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建彦 新村
行雄 相沢
和紀 福嶋
久 小暮
功夫 森山
高志 望月
愼一 西川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄い鋼板を用いて箱形
に組立てられた外装体を有する天井埋込型空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、天井に熱交換ユニットを埋込
み、この熱交換ユニットの下面に化粧パネルを取付けて
なる天井埋込型空気調和機は知られている(例えば、実
公昭62−41131号公報)。この種のものでは、側
面パネルを連結した薄い鋼板製の周面パネルと、この周
面パネルに取付けられた上面パネルとで下面が開口する
箱形の外装体を構成し、この箱形の外装体に遠心ファン
や、熱交換器などを組込むことにより熱交換ユニットを
構成している。
【0003】ところで、薄い鋼板を用いて外装体を枠組
みする場合には、上面パネルを取付ける前の周面パネル
の組立て段階がとくに組立てにくいという問題がある。
周面パネルを枠組みするに際しては、従来、隣り合う側
面パネルの一方にダボ孔を設け、側面パネルの他方には
ダボを設けて、このダボをダボ孔に嵌め込むことにより
仮止めしておき、その後にスポット溶接などにより隣り
合う側面パネル同志を堅止めして枠組みするようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、ダボ孔とダボとによる仮止めであるので、仮
止めの位置がずれ易く、隣り合う側面パネルを押えた状
態でスポット溶接しなければならず、作業能率が著しく
悪いという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、周面パネルを組立てるに
際し、隣り合う側面パネル同志をしっかりと仮止めする
ことができ、スポット溶接する際の作業能率を格段に向
上させることのできる天井埋込型空気調和機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は、複数枚の側面パネルを連結した周面パネ
ルとこの周面パネルに取り付けられた上面パネルとで下
面が開口する外装体を構成し、この外装体の内部に熱交
換器、送風機等を格納してなる天井埋込型空気調和機に
おいて、隣り合う側面パネルのうちの一方の側面パネル
には係合孔を設けると共に、他方の側面パネルには前記
係合孔に係合してその先端部が一方の側面パネルのパネ
ル面を把持する係止片を設け、この係止片は下向きに形
成され、その根元部の折曲げ高さが一方の側面パネルの
厚さにほぼ等しく、かつこの係止片の根元部は、幅寸法
が一定で平行幅であり、係合孔の幅寸法は上方が広く、
下方が平行幅になって、この平行部の幅寸法が係合片の
根元部の幅寸法にほぼ等しく形成されていることを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、側面パネルを連結して周面パ
ネルを形成するには、まず隣り合う側面パネル同志を仮
止めする。隣接する側面パネルのうちの一方の側面パネ
ルを例えば床面上に立てておき、次に、他方の側面パネ
ルを持ち上げて、そのパネル側の係止片を隣接する一方
の側面パネルの係合孔に上方から差し込む。これを係合
した後には、他方の側面パネルを強制的に押し下げて一
方の側面パネルの係合孔に他方の側面パネルの係止片の
先端部から根元部までを完全に差し込む。これを差し込
んだ後には、係止片の先端部が一方の側面パネルのパネ
ル面をしっかりと把持するので、両者は堅固に仮止めさ
れる。その後は、隣り合う側面パネル同志を例えばスポ
ット溶接などにより固定して周面パネルを形成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0009】図1において、1は外装体を示している。
この外装体1の内部には遠心ファンや熱交換器(共に図
示せず)などが組込まれ、これにより熱交換ユニットが
構成される。この熱交換ユニットは外装体1の上面パネ
ル3側を上にして天井に埋込まれ、熱交換ユニットの開
口する下面には化粧パネルが取付けられ、これにより天
井埋込型空気調和機が構成される。
【0010】外装体1はまず薄い鋼板製の側面パネル5
を8角形に枠組みし、これを周面パネル7にして、その
上面には上記した上面パネル3を固定して構成される。
側面パネル5は、図2に示すように、長尺側面パネル5
aと短尺側面パネル5bとからなり、長尺側面パネル5
aはそれぞれ折り曲げ線11に沿って先広りコ字状に折
り曲げられて、その両端には係合用の耳片13が一体的
に形成されている。この耳片13には、図3に示すよう
に、それぞれ上下に一対の係合孔15が穿設されてお
り、上記の短尺側面パネル5bの両端にはこの係合孔1
5に係止される上下に一対の係止片17が一体的に形成
されている。
【0011】短尺側面パネル5b側の係止片17は、図
4に示すように、側面パネル5bの一部を切起こして形
成され、該係止片17の根元部17aの折曲げ高さhは
短尺側面パネル5bの厚さにほぼ等しくなるよう形成さ
れている。またこの係止片17の根元部17aは、図5
に示すように、幅寸法W1 が一定で平行幅であり、その
幅は先端部17bに行くにつれて狭くなるよう形成され
ている。
【0012】更に、長尺側面パネル5a側の係合孔15
は、図6に示すように、その耳片13に穿設されてお
り、係合孔15の幅寸法は上方が広く、下方に行くに従
い徐々に狭く、かつ途中から平行幅になって、この平行
部の幅寸法W2は上記係合片17の根元部17aの幅寸
法W1 にほぼ等しく形成されている。
【0013】係合孔15及び係止片17の位置関係は、
図7に示すように、一端21から係合孔15の下縁まで
の寸法A1 ,B1 と、同じく一端21から係止片17の
基部縁までの寸法A2 ,B2 とが相等しく(A1
2 ,B1 =B2 )なるよう形成されており、しかも長
尺側面パネル5aの高さ寸法C1と短尺側面パネル5b
の高さ寸法C2 とが相等しく(C1 =C2 )なるよう形
成されている。
【0014】長尺側面パネル5aと短尺側面パネル5b
とを組み立てて8角形の枠体、即ち周面パネル7を形成
するには、図3に示すように、まず対向する長尺側面パ
ネル5a,5aを床面上に立てておき、次に、短尺側面
パネル5bを持ち上げて、そのパネル5b側の係止片1
7を耳片13の係合孔15に上方から差し込む。この
際、係合孔15の上方は幅広であるのに対して、係止片
17の先端部17bは幅狭であるので、その係合はスム
ーズに行われる。
【0015】そして、これが係合した後に短尺側面パネ
ル5bを強制的に押し下げると、係合孔15の平行部
に、略同一幅の係止片17の根元部17aが差し込ま
れ、これが差し込まれた後には、係止片17の先端部1
7bが長尺側面パネル5aのパネル面をしっかりと把持
するので、両者は堅固に連結される。
【0016】即ち、この実施例によれば、このように堅
固に仮止めした後に、短尺側面パネル5bの端部と長尺
側面パネル5aの耳片13とをスポット溶接するので、
その溶接作業は極めて簡単になり、作業能率は従来のも
のに比べて格段に向上し、ひいては製品のコストダウン
を達成することができる。また、係合孔15及び係止片
17は、図6に示すように、所定の寸法で形成されるの
で、この寸法に規制されて仮止めされる周面パネル7
は、仮止め状態にて、ほぼ正確な8角形の枠体に組立て
られ、それがいびつになることはなく、よってこの仮止
め状態に何ら修正を加えることなく堅固にスポット溶接
を行うことができる。
【0017】この8角形の枠体が枠組みされた後は、図
2に示すように、周面パネル7の上面に対して上面パネ
ル3がスポット溶接される。この上面パネル3の周縁に
は該周縁を折り曲げてなる起立片3aが形成され、この
起立片3aは、図1に示すように、側面パネル5の外側
にスポット溶接される。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、隣り合う側面パネル同志はしっかりと仮止め
された後に、例えばスポット溶接などにより固定される
ので、その溶接作業は極めて簡単になり、作業能率は従
来のものに比べて格段に向上し、ひいては製品のコスト
ダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】外装体を示す分解斜視図である。
【図3】同じく外装体の一部を示す分解斜視図である。
【図4】側面パネルの係止片を示す断面図である。
【図5】側面パネルの係止片を示す平面図である。
【図6】側面パネルの係合孔を示す平面図である。
【図7】側面パネルの係合孔及び係止片の寸法関係を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 外装体 3 上面パネル 5 側面パネル 5a 長尺側面パネル 5b 短尺側面パネル 13 耳片 15 係合孔 17 係止片 17a 根元部 17b 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小暮 久 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森山 功夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 望月 高志 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西川 愼一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−88225(JP,U) 実開 昭58−119116(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の側面パネルを連結した周面パネ
    ルとこの周面パネルに取り付けられた上面パネルとで下
    面が開口する外装体を構成し、この外装体の内部に熱交
    換器、送風機等を格納してなる天井埋込型空気調和機に
    おいて、隣り合う側面パネルのうちの一方の側面パネル
    には係合孔を設けると共に、他方の側面パネルには前記
    係合孔に係合してその先端部が一方の側面パネルのパネ
    ル面を把持する係止片を設け、この係止片は下向きに形
    成され、その根元部の折曲げ高さが一方の側面パネルの
    厚さにほぼ等しく、かつこの係止片の根元部は、幅寸法
    が一定で平行幅であり、前記係合孔の幅寸法は上方が広
    く、下方が平行幅になって、この平行部の幅寸法が前記
    係合片の根元部の幅寸法にほぼ等しく形成されているこ
    とを特徴とする天井埋込型空気調和機。
JP03322565A 1991-11-11 1991-11-11 天井埋込型空気調和機 Expired - Fee Related JP3075812B2 (ja)

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