JP3075705U - 双六ゲーム - Google Patents

双六ゲーム

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JP3075705U
JP3075705U JP2000005942U JP2000005942U JP3075705U JP 3075705 U JP3075705 U JP 3075705U JP 2000005942 U JP2000005942 U JP 2000005942U JP 2000005942 U JP2000005942 U JP 2000005942U JP 3075705 U JP3075705 U JP 3075705U
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JP
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route
card
board
game
cards
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JP2000005942U
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岡 寿 衛 岩
又 淳 勝
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株式会社集英社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双六の面白さを倍加し、双六の面白さに加え
より変化に富んだ遊びに発展させることを課題とする。 【解決手段】サイコロを振って出た目の数に従ってチッ
プを進め、早くゴール点に到達することを競う双六にお
いて、表面にスタート点3とゴール点4と複数のステー
ション5を有する基本ルート6,7とが印刷表示された
ボード1と、複数枚のカード2との組み合わせからな
り、前記ボード1に表示される基本ルート6,7は少な
くとも2つのルートを持ち、一つのルート6は前記スタ
ート点3からボード1の端辺で途切れ、他のルート7は
ボード1の端辺での途切れ端から前記ゴール点4に至
り、各ルート6,7の途切れ端間に前記複数枚のカード
2,2…を並べることによりカードルート9を形成して
これら各カード2をステーションとしてチップを進める
ようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は双六ゲームに係り、特に多様な遊びの要素を取り入れることのできる 双六ゲームに関する。
【0002】
【従来の技術】
我が国古来の伝統的な室内ゲームとして双六があり、この双六は幼児から広い 年令層にわたって楽しむことができるものとして古くから愛好されている遊びの 一つである。
【0003】 従来の双六は、大きな台紙に印刷表示されたスタート点から「上がり」の到達 点に至る1本のルート上に多数のステーションが設けられ、遊戯者個有のチップ をスタート点に置き、遊戯順を決めて順にサイコロを振り、その出た目の数だけ その人のチップを進め、早く到達点に到達した者が勝者となるものである。
【0004】 また前記ステーションに「1回休み」とか「いくつ進む」または「どこへ戻る 」などの指示を表示し、それに従ってチップを移動させるようにして変化を持た せるようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかして従来の双六は、手軽にどこでも遊べる良さはあるものの、前述によう にそのルートは予め固定的に画かれており、サイコロの目の出方の変化のみで楽 しむだけであるから極めて単調なものとなり、何度か遊ぶうちに飽きてしまい、 興味を失ってしまうという難点があった。
【0006】 本考案は、従来の双六の有する面白さに加え、より変化に富んだ全く新しいゲ ームとして遊ぶことができるようにすることを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として本考案は、サイコロを振って出た目の数に従っ てチップを進め、早くゴール点に到達することを競う双六において、表面にスタ ート点とゴール点と複数のステーションを有する基本ルートとが印刷表示された ボードと、複数枚のカードとの組み合わせからなり、前記ボードに表示される基 本ルートは少なくとも2つのルートを持ち、一つのルートは前記スタート点から ボードの端辺で途切れ、他のルートはボードの端辺での途切れ端から前記ゴール 点に至り、各ルートの途切れ端間に前記複数枚のカードを並べることによりカー ドルートを形成してこれら各カードをステーションとしてチップを進めるように したことを特徴とする。
【0008】 こうしたことにより、遊戯を始める前にカードをよく切って基本ルートの途切 れ端間に並べ、カードルートを作れば、そのルートのステーションは毎回並べ方 によって変化するので双六の単調さを解消し、変化に富んだ双六ゲームとなる。
【0009】 また基本ルートの他に両端が途切れたサブルートを設け、このサブルートの途 切れ端と基本ルートの途切れ端間、またはサブルート同士の途切れ端間にカード を並べてカードルートを作るようにすれば、ルートの長さが増大して一層変化に 富む双六ゲームとすることができる。
【0010】 さらに前記カードの一面はステーションとしての表示とし、他面にゲーム内容 を指示する記載を施すことにより、チップが止まった箇所のカードをめくってみ てそこに指示された内容、例えばステーションへの進み、または戻りの指示、他 の遊戯者とのバトル、その他種々のゲームに発展させることができ、興味を一段 と増すことができる。そしてカードの裏面に種々のキャラクタを印刷表示すれば 、カードをめくること自体に興味が湧き、好みのキャラクタが現われる喜びを与 えることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】 以下、本考案を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0012】 本考案による双六ゲームは、折り畳める紙、または厚紙、板紙等の資材からな るボード1と、複数枚の同大同形のカード2との組み合わせで構成され、遊戯用 のチップ、サイコロが付帯される。なおこれらチップやサイコロはセットとして 予め前記ボード1およびカード2と組み合わせて提供するようにしてもよいが、 あり合わせの適宜なものを用いるようにしてもよい。
【0013】 前記ボード1の表面には、スタート点3と、ゴール点4と、途中に複数のステ ーション5,5…を有する基本ルート6,7とが印刷により表示されている。
【0014】 一方の基本ルート6は、前記スタート点3からボード1の端辺1aに至ってそ こで途切れており、他方の基本ルート7は、ボード1の端辺1bから前記ゴール 点4に至るように表示されている。
【0015】 また上記基本ルート6,7とは別に、遊戯内容をより複雑化して変化を持たせ るため、両端がボード1の端辺1b,1cで途切れ途中に複数のステーション5 ,5…を有するサブルート8が表示されている。
【0016】 前記カード2は例えば10枚1組とされ、上記実施形態のボード1の場合には ルートの途切れ端が全部で4箇所6a,7a,8a,8aとなるので20枚が用 意される。すなわち図2に例示するように基本ルート6の途切れ端6aと基本ル ート7の途切れ端7a、サブルート8,8の各途切れ端8a,8a間にそれぞれ 10枚ずつのカード2をループ状に並べて2つのカードルート9,10を構成す るようになされている。
【0017】 上記カード2は、図3〜図6に例示するようにその表面にボード1の各ルート 6,7,8のステーション5に表示されたステーション表示(図示の例では「サ ファリーハット」、「剣」、「ドクロ」の3種類の表示)11,12,13が印 刷され、裏面にはゲーム内容を示す指示14が記載されている。この指示14の 内容は、どのようなゲームにするかによって適宜選定することができるが、図示 の例では図3〜図6の各(B)図に示すように「場所」、「バトル」、「海ぞく 船」、「たからばこ」の4種類を表示し、その種類によってそれぞれの遊戯に係 わる指示14が記載される。なおこれらによる遊び方については後述する。図1 、図2において15,15…はチップを示す。
【0018】 次に上記ボード1とカード2とを用いた基本的な遊び方について説明する。
【0019】 図2に一例を示すように、ボード1に表示されている基本ルート6,7の途切 れ端6a,7aとサブルート8,8の途切れ端8a,8aとの間にそれぞれ10 枚ずつのカード2のステーション表示11〜13を表側として床面やテーブル面 を利用してループ状に並べて継ぎ、カードルート9,10を作る。
【0020】 こうしたのちボード1のスタート点3に各自のチップ15,15…を置き、遊 戯順を決めて順番にサイコロを振る。そのとき出た目の数だけ基本ルート6のス テーション5を進み、止ったステーション5上にその人のチップ15を置く。
【0021】 こうして進むうちに基本ルート6の途切れ端6aに至ったあとはカードルート 9へ移行し、そのカード2のステーション表示11〜13に従ってチップ15を 進ませる。カードルート9を経たのちは再びボード1上の基本ルート7へ移行し 、さらにこの基本ルート7からサブルート8へ移行してその途切れ端8aからカ ードルート10へ移行し、再度ボード1上のサブルート8へ入り、その終着点で あるゴール点4に到達することにより「上がり」となる。
【0022】 上記チップの移動のさせ方は従来の双六と同様であるが、カードルート9,1 0は遊戯を行う都度カード2をよく切り交ぜて並べ変えることによりその配列は 遊戯を行うたびに変化し、無限に近いパターンのルートが形成されるので飽きる ことがない。
【0023】 次に上記構成に基づいて、より変化に富んだ遊戯に発展させるさせ方の一例に ついて説明する。
【0024】 前記のようにカード2の裏面に「場所」、「バトル」、「海ぞく船」、「たか らばこ」の表示を施し、これとは別にコインおよびコインを入れたたから箱と海 ぞく船のアイテムチップを用意する(これらは遊戯セットとして組み入れられる )。
【0025】 上記「場所」のカード2による指示14は、チップの進むまたは戻る場所を指 定するもので、例えば図3(B)に示すように「二つ前の剣までもどる。二つ前 の剣がなかったら一つ前の剣にもどる。もどった先のしじにはしたがわない。」 などの記載がなされている。
【0026】 上記「バトル」のカード2による指示14は相手と争うことの指示で、例えば 図4(B)に示すように「サイコロをふって、6がでたらしょうり。たからばこ コインを3まいもらう。まけたら2枚もどす。」などの記載がなされる。
【0027】 上記「海ぞく船」のカード2による指示14は、海ぞく船からアイテムを獲る 指示で、例えば図5(B)に示すように「ゴーイングメリーごうからアイテムを ゲット!アイテムチップを1まいもらう。」などの記載がなされる。
【0028】 上記「たからばこ」のカード2による指示14は、たから箱からのコインの出 し入れの指示で、例えば図6(B)に示すように「たからばこをみつけた!たか らばこコインを2まいもらう。場になければすきな人からもらう。」などの記載 がなされる。
【0029】 したがってカードルート9,10に入っていずれのカード2上で止まったとき そのカード2をめくることにより様々な指示が与えられ、遊戯を一層複雑なもの として興味を一段と増すことができる。特にカード2の裏面に種々のキャラクタ 16を画いておくことによりカード2をめくった際に好きなキャラクタに出会う 喜びを加味することができる。
【0030】 上記のようにコインのやりとりがある場合には、誰かがゴール点4に到達した らゲーム終了とし、その時点で獲得しているコインの合計額が最も高い者を勝者 とし、その所持額の多い順に順位をつける遊び方ができ、必ずしもチップの進み 方の速さを競うに留らず、従来の双六とは全く異質の遊戯とすることができる。
【0031】 またカード2は単独でも収集することができるので別な楽しみ方を与えること ができる。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ボードに固定的に画かれたルートと、こ のルートのボード端で途切れた途切れ端を複数枚のカードをループ状に並べて継 ぐカードルートとで双六のチップを進めるステーションを形成するようにしたの で、カードをよく切って並べ替えることによりその都度異る形態の双六とするこ とができ、変化に富んだ双六ゲームとすることができる。
【0033】 またカードの裏面に様々なゲーム内容やキャラクタを表示することにより、チ ップが止まったカードをめくる楽しさに加え、複雑な内容のゲームとすることが でき、双六の要素をベースとした今までにない全く新しいゲームとすることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるボードの一実施形態を示す平面
図。
【図2】同、カードの一実施形態を示し、(A)は表
面、(B)は裏面図。
【図3】同、(A)は表面、(B)は裏面図。
【図4】同、(A)は表面、(B)は裏面図。
【図5】同、(A)は表面、(B)は裏面図。
【図6】同、(A)は表面、(B)は裏面図。
【符号の説明】
1 ボード 1a,1b,1c 端辺 2 カード 3 スタート点 4 ゴール点 5 ステーション 6,7 基本ルート 6a,7a,8a 途切れ端 8 サブルート 9,10 カードルート 11,12,13 ステーション表示 14 指示 15 チップ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイコロを振って出た目の数に従ってチッ
    プを進め、早くゴール点に到達することを競う双六にお
    いて、表面にスタート点とゴール点と複数のステーショ
    ンを有する基本ルートとが印刷表示されたボードと、複
    数枚のカードとの組み合わせからなり、前記ボードに表
    示される基本ルートは少なくとも2つのルートを持ち、
    一つのルートは前記スタート点からボードの端辺で途切
    れ、他のルートはボードの端辺での途切れ端から前記ゴ
    ール点に至り、各ルートの途切れ端間に前記複数枚のカ
    ードを並べることによりカードルートを形成してこれら
    各カードをステーションとしてチップを進めるようにし
    たことを特徴とする双六ゲーム。
  2. 【請求項2】前記2つの基本ルートの他に両端がボード
    の端辺で途切れたサブルート有し、このサブルートの途
    切れ端と基本ルートの途切れ端間、またはサブルートの
    途切れ端間に前記カードを並べてカードルートを形成す
    るようにされている請求項1記載の双六ゲーム。
  3. 【請求項3】前記カードの一面にはステーションとして
    の表示が施され、他面にはゲーム内容の指示が記載され
    ている請求項1または2記載の双六ゲーム。
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