JP3075399U - 緩衝具 - Google Patents

緩衝具

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JP3075399U JP2000005579U JP2000005579U JP3075399U JP 3075399 U JP3075399 U JP 3075399U JP 2000005579 U JP2000005579 U JP 2000005579U JP 2000005579 U JP2000005579 U JP 2000005579U JP 3075399 U JP3075399 U JP 3075399U
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孝雄 大江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的安価な非磁性の固定体を比較的安価な
おねじ、釘等によって強固に固定することができるとと
もに、簡易に取付け及び取外すことができるようにす
る。 【解決手段】 車庫等の車両の出入路を臨む位置に立設
された柱、壁等の被取付体Aに固定する固定体1は、被
取付体Aに取付けるおねじ5又は釘が挿入される複数の
取付用孔14…を有する固定部11及び該固定部11に
対して突設された複数の係止部13,13を備え、該係
止部13,13に弾性体2を着脱可能に係止保持し、車
両に加わる力を和らげるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は車両の出入路を臨む位置に設けて車両の損傷を少なくするための緩衝 具に関する。
【0002】
【従来の技術】
車庫等の車両の出入路を臨む位置には柱又は壁が立設されているため、車両を 出入庫する場合、車両の側部とか後部とかが前記柱又は壁の角部に接触すること があり、この接触によって車両が損傷する。
【0003】 この車両の損傷を軽減するものとして、実開平5−69260号公報に記載さ れている如く前記壁の角部に接着剤によって接着固定する断面L字形の永久磁石 板と、該永久磁石板に吸着させる断面L字形のコーナー板と、該コーナー板に係 止保持する断面L字形のコーナーダンパー部材とを備えた緩衝具が知られている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の緩衝具にあっては、永久磁石板及び接着剤が必要であり、さ らに、コーナーダンパー部材を保持するコーナー板は磁性材料で形成する必要が あるため、比較的コストが高くなるという問題があった。また、コーナーダンパ ー部材を保持するためのコーナー板が磁力によって永久磁石板に固定されている ため、永久磁石板の発錆によって磁力が低下し、コーナー板が離脱し易いという 問題があった。
【0005】 また、永久磁石板が接着剤によって固定されるため、運転者の出入庫技術が上 達して緩衝具を必要としなくなった場合、永久磁石板の取外しが困難であるとと もに柱、壁等が損傷することになるという問題があった。
【0006】 本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、被取付体に固定する固定体 を、被取付体に取付けるおねじ又は釘が挿入される複数の取付用孔を有する固定 部及び該固定部に対して突設された係止部を備えた構造とすることにより、比較 的安価な非磁性の固定体を比較的安価なおねじ又は釘によって強固に固定するこ とができるとともに、簡易に取付け及び取外すことができる緩衝具を提供するこ とを目的とする。
【0007】 また、前記弾性体の外側に反射シートを貼付けることにより、夜間に車両を入 庫する場合、反射シートで反射した反射光によって車庫の柱、壁の位置を確認し つつ入庫させることができる緩衝具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1考案に係る緩衝具は、被取付体に固定する固定体と、該固定体が保持し、 車両に加わる力を和らげる弾性体とを有する緩衝具において、前記固定体は前記 被取付体に取付けるおねじ又は釘が挿入される複数の取付用孔を有する固定部及 び該固定部に対して突設された複数の係止部を備えており、該係止部に前記弾性 体が着脱可能に係止保持してあることを特徴とする。
【0009】 第1考案にあっては、おねじ又は釘を用い、該おねじ又は釘を固定部の取付用 孔に挿入して固定体を被取付体に固定することができるため、永久磁石板及び磁 性材料からなるコーナー板を用いたものに比べて安価に提供することができる。 しかも、おねじ又は釘によって固定体を強固に固定することができるため、長期 間に亘って固定体の固定状態を保持することができる。また、おねじ又は釘によ って簡易に取付けることができ、さらに、おねじを弛緩したり、釘を抜いたりす ることにより簡易に取外すことができる。
【0010】 第2考案に係る緩衝具は、前記弾性体の外側に反射シートが貼付けてあること を特徴とする。
【0011】 第2考案にあっては、夜間に車両を入庫する場合、ヘッドライト又はバックラ イトから照射された光を反射シートで反射させることができ、この反射光によっ て車庫の柱、壁の位置を確認しつつ入庫させることができ、緩衝具との接触を防 止することができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下本考案をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は本考案に係る緩衝具の構成を示す分解斜視図、図2は緩衝具の構成を示 す拡大断面図である。
【0013】 この緩衝具は、車庫の出入路を臨む位置に立設された角柱、壁等の被取付体A の角部に固定する金属製の固定体1と該固定体1が保持し、車両に加わる力を和 らげるゴム製の弾性体2と、該弾性体2の外側に貼付けられた反射シート3と、 前記弾性体2の上端に嵌着された蓋体4とを備えている。
【0014】 固定体1は、矩形の金属板の幅方向中央を断面略L字形に曲げてなる固定部1 1と、該固定部11の幅方向両端に立上片12,12を介して突設された係止部 13,13とを有しており、固定部11には前記被取付体Aに取付けるおねじ5 又は釘が挿入される複数個の取付用孔14…が長手方向に離間して穿設されてい る。
【0015】 弾性体2は固定体1と相似するように断面略L字形に成形してなり、幅方向の 両端には前記係止部13,13に係止するフック部21,21が設けてあり、ま た、内側には複数の凹部22…が長手方向両端に亘って設けてある。
【0016】 反射シート3は表面を反射部とし、裏面を接着層としたテープ形のシートを用 いてなり、裏面の接着層が弾性体2の一方側板部の外側に貼付けられている。
【0017】 蓋体4は、固定体1及び弾性体2の上端を覆う覆部41と、該覆部41の縁に 突設され、前記弾性体2の外側に着脱可能に嵌合された嵌合部42とを備えてい る。
【0018】 以上の如く構成された緩衝具は、車庫の出入路を臨む位置に立設された柱、壁 等の被取付体Aに固定体1の内側を当接させ、該固定体1に穿設された取付用孔 14…にタッピングネジなどのおねじ5又は釘を挿入し、おねじ5のねじ込み又 は釘の打ち込みにより固定体1を被取付体Aに固定する。そして、固定体1の上 端側で弾性体2のフック部21,21を係止部13,13に係合させつつ弾性体 2を下方へと移動させることにより、弾性体2を固定体1に着脱可能に係止保持 する。また、この弾性体2の上端に蓋体4を嵌合し、弾性体2の外側に反射シー ト3を貼着する。
【0019】 このように複数本のおねじ5又は釘によって固定体1を被取付体Aに簡易に固 定することができるため、設置作業性を向上でき、しかも、比較的安価な非磁性 の固定体を比較的安価なおねじ又は釘によって強固に固定することができ、設置 作業性を向上できることと相俟って比較的安価に提供することができる。また、 おねじ5又は釘によって固定体1を強固に固定することができるため、長期間に 亘って固定体1の固定状態を保持することができる。また、おねじ5又は釘によ って簡易に取付けることができ、さらに、運転者の出入庫技術が上達して緩衝具 を必要としなくなった場合であっても、おねじ5を弛緩したり、釘を抜いたりす ることにより簡易に取外すことができる。
【0020】 また、夜間に車両を入庫する場合、ヘッドライト又はバックライトから照射さ れた光が反射シート3で反射されるため、この反射光によって車庫の柱、壁の位 置を確認しつつ入庫させることができ、緩衝具との接触を防止することができる 。
【0021】 尚、以上説明した実施の形態では、弾性体2の一方側板部の外側に反射シート 3を貼着したが、その他、この反射シート3は弾性体2の両方側板部に貼着して もよいし、また、弾性体2の外側のほゞ全面に貼着してもよい。また、蓋体4は 弾性体2の上端及び下端に嵌合してもよい。
【0022】 実施の形態2 図3は本考案に係る緩衝具の実施の形態2の構成を示す拡大断面図である。 実施の形態2の緩衝具は、円柱形の被取付体Aに装着するようにしたもので、 略円弧形に湾曲する固定部11a及び該固定部11aの幅方向両端に立上片12 ,12を介して突設された係止部13,13を有する金属製の固定体1aと、該 固定体1aの係止部13,13に係止するフック部21,21を有する略円弧形 に湾曲するゴム製の弾性体2aとを備えており、前記固定部11aには複数個の 前記取付用孔14…が長手方向に離間して穿設されている。
【0023】 この実施の形態2においても実施の形態1と同様にして取付けることができる 。
【0024】 その他の構成及び作用は実施の形態1と同じであるため、同様の部品について は同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0025】 実施の形態3 図4は本考案に係る緩衝具の実施の形態3の構成を示す斜視図である。 実施の形態3の緩衝具は、車庫、駐車場の地面(被取付体)に設置され、車両 の後退を止める車止めBとして緩衝具を用いたものであり、地面からなる被取付 体に取付けるピン等の釘6が挿入される複数個の取付用孔14…を有する平板形 の固定部11b及び該固定部11bの両端に立上片12,12を介して突設され た係止部13,13を有する金属製の固定体1bと、該固定体1bの係止部13 ,13に係止するフック部21,21を有する断面略台形で、ゴム製の弾性体2 bとを備えている。
【0026】 この実施の形態3の緩衝具は、車庫、駐車場の地面(被取付体)に固定体1を 載置し、該固定体1に穿設された取付用孔14…にピン等の釘6を挿入し、該釘 6の地面への打ち込みにより固定体1を地面に固定する。そして、固定体1の一 端側で弾性体2のフック部21,21を係止部13,13に係合させつつ弾性体 2を横方向へと移動させることにより、弾性体2を固定体1に着脱可能に係止保 持する。また、この弾性体2の両端に蓋体4を嵌合する。
【0027】 実施の形態3にあっては、車両が車止めBに当接したとき、弾性体2bが撓み 、車両に加わる力を和らげることができる。
【0028】 その他の構成及び作用は実施の形態1と同じであるため、同様の部品について は同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【0029】
【考案の効果】
以上詳述した如く第1考案によれば、複数の取付用孔におねじ又は釘を挿入し て固定体を被取付体に固定することができるため、永久磁石板及び磁性材料から なるコーナー板を用いたものに比べて安価に提供することができ、しかも、おね じ又は釘によって固定体を強固に固定することができ、長期間に亘って固定体の 固定状態を保持することができる。さらに、おねじ又は釘によって簡易に取付け ることができるとともに、おねじを弛緩したり、釘を抜いたりすることにより簡 易に取外すことができる。
【0030】 第2考案によれば、夜間に車両を入庫する場合、ヘッドライト又はバックライ トから照射された光を反射シートで反射させることができ、この反射光によって 車庫の柱、壁の位置を確認しつつ入庫させることができ、緩衝具との接触を防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る緩衝具の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る緩衝具の構成を示す拡大断面図で
ある。
【図3】本考案に係る緩衝具の実施の形態2の構成を示
す拡大断面図である。
【図4】本考案に係る緩衝具の実施の形態3の構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定体 11 固定部 13 係止部 14 取付用孔 2 弾性体 3 反射シート 5 おねじ 6 釘 A 被取付体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体に固定する固定体と、該固定体
    が保持し、車両に加わる力を和らげる弾性体とを有する
    緩衝具において、前記固定体は前記被取付体に取付ける
    おねじ又は釘が挿入される複数の取付用孔を有する固定
    部及び該固定部に対して突設された複数の係止部を備え
    ており、該係止部に前記弾性体が着脱可能に係止保持し
    てあることを特徴とする緩衝具。
  2. 【請求項2】 前記弾性体の外側に反射シートが貼付け
    てある請求項1記載の緩衝具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200497265Y1 (ko) * 2023-02-10 2023-09-14 김덕호 코너 범퍼

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