JP3075357U - シートベルトカバー - Google Patents

シートベルトカバー

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鈴木富士夫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートベルトの使用により衣服が汚れず、ま
た損傷を受けず、簡便にこれが進んで着用されるように
する。 【解決手段】 三点シートベルトの肩ベルトを内包する
のに必要十分な平面形状の帯状布部材であって、該帯状
布部材の一方端部内側にゴム入り織布材を介してスプリ
ングキャッチ型の拘止部材が取着され、該帯状布部材の
長手方向の側縁に沿い、その内外面の対向位置に複数個
の付着テープが夫々同数個取着され、そして該帯状布部
材の外側に、その中央線に沿って内包するシートベルト
と略同長同幅のレース地の飾り布材が縫合されてなるシ
ートベルトカバー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シートベルトカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用車用シートベルトは万一の場合、運転者と同乗者の安全を守るもの である。シートベルトを着用しないと急ブレーキをかけたときや衝突したときに 重大な傷害を受ける恐れがあるので、車に乗るときは全員がシートベルトを正し く着用する必要がある。シートに深く腰をかけて上体を起こし、シートベルトが ねじれないようにし、ハンドルやパネルに必要以上に近づかないように着用し、 バックルや巻き取り装置の内部に異物などを入れないようにしなければならず、 シートベルトの改造や取り付け取り外しはしてはならないとされている。
【0003】 シートベルトに不具合が生ずれば、改造や取り替えを行なえばよいが、機能上 支障はないにも拘わらず使用等によりシートベルトが汚れたり、その縁部等がケ バだっていたりして着用を躊躇うようになった場合が問題である。シートベルト としては、ナイロン製の平織材が使用されている。これが汚れたら、中性洗剤を 含ませた布で拭き、乾かせば良いが、ガソリンやベンジンなどの有機溶剤は使う ことができない。漂白や染色も勿論することはできない。特に、和服やカーディ ガンを着た女性は、シートベルトが汚れたりケバだっていなくても、むき出しの シートベルトを着用するのを嫌う傾向が強い。
【0004】
【考案の解決すべき課題】
そこで、シートベルトに予めカバーをかけて、シートベルトが汚れるのを防止 し、仮令汚れたりケバがあったりしても、その汚れやケバにより着用衣服に汚染 や損傷を与えないようにして、汚れやケバを気にすることなく装着することがで き、取付と交換が容易で、かつ安全性を損なわないシートベルトカバーを提供す るのがこの考案の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そして、その目的は、乗用車用3点式シートベルトの肩ベルトを内包するのに 必要かつ十分な平面形状を有する帯状布部材であって、該帯状布部材の一方端部 内側にゴム入り帯状織布材を介して拘止部材が取着され、該帯状布部材の長手方 向の側縁に沿い、その内外面の対向位置に複数個の付着テープが夫々同数個取着 され、そして該帯状布部材の外側に、その中央線に沿って内包するシートベルト と略同長同幅の飾り布材が縫合されてなる請求項1記載のシートベルトカバーに より達成することができる。
【0006】 次に、その目的は、前記拘止部材が、スプリングキャッチ型拘止部材である請求 項1記載のシートベルトカバーにより達成することができる。
【0007】 そして、その目的は、前記飾り布材が、レース地の布材である請求項1記載の シートベルトカバーにより達成することができる。
【0008】
【考案の実施の態様】
以下、この考案の実施の態様について説明する。請求項1の考案は、乗用車前 席で使用する3点式シートベルトの肩ベルトを内包できるように形成したもので ある。肩ベルトを外すときは、プレートを持ってバックルのボタンを押すとベル トは自動的に巻き取られる。巻き取られると、肩ベルトの長さは短縮するが、肩 ベルトを内包するシートベルトカバーは布製なので、長手方向の長さがこれに対 応して短縮する。この際、拘止部材がアンカーに拘止されて、シートベルトカバ ーが下にずり落ちることはない。
【0009】 次に、請求項2の考案は、前記拘止部材として、操作性容易で取り付けも簡単 なスプリングキャッチ型拘止部材を採用したものである。
【0010】 そして、請求項3の考案は、前記飾り布材として、外観優美で婦人の嗜好性の 強いレース地の布材を採用したものである。法律上シートベルト着用が義務づけ られてはいても、嫌々着用していたのでは、正しい着用を期することはできず、 時として着用を忘れることもなきにしもあらずであるからである。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の実施例について図面に基いて詳細に説明する。
【0012】 図1は、シートベルトカバー1の平面図、図2は同上の下面図、そして図3は 図1のA―A断面図である。シートベルトカバー1は帯状で長寸なので途中部分 を省略して図示した。シートベルトカバー1は、長方形状の帯状布部材2を基板 布として用い、縁部がほつれて平面形状が崩れるのを防止するために、両側と両 端の縁部を二つ折りに折り返してロックミシンをかけ、更に二つ折り部分の中央 線に沿ってミシンをかけて縫合した。その縫い目21が、帯状布部材2の周縁部 に回らされている。
【0013】 図1は、帯状布部材2がシートベルトを内包した場合に表側となる面で、図2 がシートベルトに直接接触する面すなわちシートベルトカバー1の裏側である。 帯状布部材2の長手方向両側縁対象位置、すなわち片方は表面側のそして他方は 裏側の対象位置に、複数個の付着テープ3が貼着されている。図1はシートベル トカバー1の表側となる面に付着テープ3が貼着されている状況を、図2は裏側 となる面に付着テープ3が貼着された状況を夫々実線で図示している。シートベ ルトカバー1がシートベルトを内包するには、シートベルトカバー1の裏側(図 2に図示する面)を、乗員がベルトをかけたときに身体に触れない肩ベルト面に 当てて、先ず付着テープ3が貼着された表側の側縁をシートベルトに被せるよう に折り曲げ、次いで反対側の側縁を同じくシートベルトに被せるように折り曲げ ればよい。対応する付着テープ3が夫々互いに接着してシートベルトを内包する 状態となる。
【0014】 シートベルトを内包したままの状態では、シートベルトカバー1は着用中ずり 落ちるので、シートベルトカバー1の長手方向一方端部に拘止部材4を取着した 。拘止部材4として、操作性がよく、取付が簡単で拘止確実性あるスプリングキ ャッチ型のものを採用した。拘止部材4はアンカー両端にある隙間に拘止して使 用する。なお、拘止部材4は、ゴム入り帯状織布材5を介して帯状布部材2の長 手方向一方端部裏側面に縫合により取着した。ゴム入り帯状織布材5を介するこ とにより、その張力でアンカー両端における拘止が確実になる。
【0015】 シートベルトを内包したシートベルトカバー1の表側が、生地丸出しのままで は粗削りなので、飾り布材6を装着した。飾り布材6は、着用状態のシートベル トの肩ベルトと略同幅同長で、シートベルトカバー1の表側面に縫合により取着 した。本実施例では、飾り布材6としてレース地を採用した。縫合のための縫い 目61が図2に図示されている。
【0016】 以上、主としてシートベルトの肩ベルトを内包するためのシートベルトカバー 1について述べたが、これを腰ベルトに適用することは勿論できる。この場合は ずり落ちることがないので、拘止部材4の取着を必要とせず、また長さもより短 寸となる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のシートベルトカバー1によれば、請求項1の 考案は、シートベルトを常時清潔に保持することができ、汚れたシートベルトカ バー1ば綺麗なものと交換すればよく、シートベルトの汚れやケバによって着用 の衣服に汚染や損傷を与えることはない。従って、運転者等はシートベルトの汚 れやケバを気にすることなく着用することができる。そして、シートベルトカバ ー1は、取付けと交換が容易で、かつシートベルトの安全性を増すことはあって も損なうことはない。
【0018】 請求項2の考案は、着用中シートベルトカバー1がアンカーからずり落ちるの を防止する。
【0019】 請求項3の考案は、着用の意欲を増し、安全性向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートベルトカバー1の平面図である。
【図2】シートベルトカバー1の下面図である。
【図3】図1のA―A断面図である。
【符号の説明】
1 シートベルトカバー 2 帯状布部材 3 付着テープ 4 拘止部材 5 ゴム入り帯状織布材 6 飾り布材 21、61 縫い目

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用車用3点式シートベルトの肩ベルト
    を内包するのに必要かつ十分な平面形状を有する帯状布
    部材であって、該帯状布部材の一方端部内側にゴム入り
    帯状織布材を介して拘止部材が取着され、該帯状布部材
    の長手方向の側縁に沿い、その内外面の対向位置に複数
    個の付着テープが夫々同数個取着され、そして該帯状布
    部材の外側に、その中央線に沿って内包するシートベル
    トの肩ベルトと略同長同幅の飾り布材が縫合されてなる
    シートベルトカバー。
  2. 【請求項2】 前記拘止部材が、スプリングキャッチ型
    部材である請求項1記載のシートベルトカバー。
  3. 【請求項3】 前記飾り布材が、レース地の布材である
    請求項1記載のシートベルトカバー。
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