JP3074667B2 - チップキャリア及びその製造方法 - Google Patents

チップキャリア及びその製造方法

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JP3074667B2 JP23404394A JP23404394A JP3074667B2 JP 3074667 B2 JP3074667 B2 JP 3074667B2 JP 23404394 A JP23404394 A JP 23404394A JP 23404394 A JP23404394 A JP 23404394A JP 3074667 B2 JP3074667 B2 JP 3074667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路素子を
搭載し、かつ外部回路に接続するために用いるチップキ
ャリアと、このチップキャリアを製造する方法に関す
る。
【0002】さらに詳しくは、本発明は、ベース基板上
に接続用パッドを直接設けてなるチップキャリアに関す
る。
【0003】また、本発明は、接続用パッドの配置位置
に、ベース基板に接続用パッドを設け、以後絶縁層及び
導電層を積み上げる工程中でも、当該部分に絶縁層も導
体層も設けないように製造するチップキャリアの製造方
法に関する。
【0004】
【従来の技術】従来、この種のチップキャリアは、例え
ば、ベース基板上に導体パターン、絶縁層、導体パター
ン、絶縁層というように服装の素材を積層して積層部を
形成し、かつその積層部内等に所定の電気回路を形成さ
せ、半導体集積回路素子(ICチップ)と前記電気回路
と接続をとるとともに、外部回路と接続できるように構
成されているものが提供されている。このようなチップ
キャリアでは、チップ搭載部にICチップを搭載し、か
つ当該ICチップの接続端子と積層部の電気回路の接続
用パッドとを所定の金ワイヤー等で接続する方法が取ら
れている。
【0005】図5は、従来のチップキャリアの構成を示
す図である。図5に示すチップキャリア101は、積層
基板102を備えており、この積層基板102にチップ
搭載部103が形成され、かつその積層基板102に接
続用パッド104が形成された構造を有している。ここ
で、積層基板102は、導体パターン105、絶縁層1
06、導体パターン107、絶縁層108というように
順次積み重ねられ、導体パターン109、111、11
3、115と絶縁層110、112、114とが積層さ
れて構成されている。また、接続用パッド104は、ス
ルーホール116で裏面側の導体パターン105の所定
の回路に接続されている。また、他のスルーホール11
6は、前記積層基板102の他の電気回路に接続される
とともに、前記積層基板102の表裏の所定の電気回路
に接続されている。そして、ICチップ117を積層基
板102のチップ搭載部103に搭載し、ICチップ1
17と接続用パッド104との間を金ワイヤー118で
接続して半導体装置を構成している。
【0006】図6は、従来の他のチップキャリアの構成
を示す図である。図6に示すチップキャリア201は、
ベース基板202の上に、導体パターン203、絶縁層
204、導体パターン205、絶縁層206、導体パタ
ーン207を順次積み上げて構成された積層部208を
有している。前記導体パターン207は、チップ搭載部
209、接続用パッド210、その他配線回路が構成さ
れている。そして、ICチップ211をチップ搭載部2
09に搭載し、ICチップ211と接続用パッド210
との間を金ワイヤー212で接続して半導体装置を構成
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記チ
ップキャリアは、樹脂からなる絶縁層と導体パターンを
交互に積み重ねて構成してあるため、ICチップ上の電
極から金ワイヤーでチップキャリア上の接続用パッドへ
電気的に接続しようとすると、チップキャリア側の接続
用パッドが樹脂上にあるため、その樹脂の影響を受けて
しまい、金ワイヤーの接続を確実に行なうことは難しか
った。すなわち、上記チップキャリアは、樹脂そのもの
がやわらかくガラス転移温度が低いため、熱と超音波を
加えながら、金ワイヤーをパッドに押さえつけて接合す
るいわゆるウェッジボンディングをすることが困難であ
った。
【0008】このため、上述したビルドアップ構造のチ
ップキャリアにワイヤーボンディングでICチップを搭
載することはほとんど行なわれておらず、ビルドアップ
基板の特徴である微細パターンを利用するということ
と、ワイヤボンディングの凡用性、接続信頼性等を同時
に満足することができないという欠点があった。
【0009】本発明は、上述した欠点を解消し、微細パ
ターンを利用でき、かつワイヤーボンディングを行なう
ことができるチップキャリア及びその製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のチップキャリアは、ベース基板上に
複数の導体パターンと樹脂層からなる絶縁層とを積層し
て形成した積層部を有するチップキャリアにおいて、前
記半導体集積回路素子と積層部の電気回路の間の電気的
接続をワイヤーボンディングを用いて行なう際に使用す
る接続用パッドを、前記ベース基板上に直接配設したこ
とを特徴とするものである。
【0011】上記目的を達成するために、請求項2のチ
ップキャリアは、ベース基板上に複数の導体パターンと
樹脂層からなる絶縁層とを積層して形成した積層部を有
するチップキャリアにおいて、前記半導体集積回路素子
と積層部の電気回路の間の電気的接続をワイヤーボンデ
ィングを用いて行う際に使用する接続用パッドを、前記
ベース基板上に直接配設し、上記ベース基板は絶縁体か
らなり、前記ベース基板の両面又はどちらか一方の面に
直接導体パターンが形成されており、かつベース基板内
にスルーホール以外の導体パターンを形成していないこ
とを特徴とするものである。
【0012】上記目的を達成するために、請求項3記載
のチップキャリアは、ベース基板上に複数の導体パター
ンと樹脂層からなる絶縁層とを積層して形成した積層部
を有するチップキャリアにおいて、前記半導体集積回路
素子と積層部の電気回路の間の電気的接続をワイヤーボ
ンディングを用いて行う際に使用する接続用パッドを、
前記ベース基板上に直接配設し、且チップ搭載部を前記
ベース基板の表面又は前記ベース基板の積層部の表面に
設けたことを特徴とするものである。
【0013】上記目的を達成するために、請求項4記載
のチップキャリアの製造方法は、ベース基板上に複数の
導体パターンと樹脂層からなる絶縁層とを積層して形成
した積層部を有するチップキャリアを製造する方法にお
いて、前記半導体集積回路素子と積層部の電気回路の間
の電気的接続をワイヤーボンディングを用いて行う際に
使用する接続用パッドを、前記ベース基板上に設け、か
つ絶縁層、導電層、絶縁層と順次積み挙げて行く工程
で、前記接続用パッド部分に保護部材を配置して積層さ
れないようにすることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、半導体集積回路素子
と積層部の電気回路の間の電気的接続をワイヤーボンデ
ィングを用いて行なう際に使用する接続用パッドを、前
記ベース基板上に直接配設したので、ビルドアップ基板
の特徴である微細パターンをそのまま活かし、かつ、チ
ップオンボードの特徴であるワイヤボンディング性を利
用できる。
【0015】請求項2の発明で、ベース基板は絶縁体か
らなり、前記ベース基板の両面またはどちらか一方の面
に直接導体パターンが形成されており、かつベース基板
内にスルーホール以外の導体パターンを形成していない
ので、ビルドアップ基板の特徴である微細パターンをそ
のまま活かし、かつ、チップオンボードの特徴であるワ
イヤボンディング性を利用できる。
【0016】請求項3記載の発明では、前記半導体集積
回路素子と積層部の電気回路の間の電気的接続をワイヤ
ーボンディングを用いて行なう際に使用する接続用パッ
ドを前記ベース基板上に直接配設し、かつチップ搭載部
を、前記ベース基板の表面または前記ベース基板の積層
部の表面に設けたものである。したがって、ビルドアッ
プ基板の特徴である微細パターンをそのまま活かし、か
つ、チップオンボードの特徴であるワイヤボンディング
性を利用できる。
【0017】請求項4記載の発明では、ベース基板上に
接続用パッドを設け、かつ絶縁層、導電層、絶縁層と順
次積み上げてゆく工程で、前記接続用パッド部分に保護
部材を配置して積層を行わせる。これにより、ビルドア
ップ基板の特徴である微細パターンをそのまま活かし、
かつ、チップオンボードの特徴であるワイヤボンディン
グ性を利用できるチップキャリアを得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を参照し
て説明する。
【0019】図1は、本発明のチップキャリアの実施例
を示す断面図である。図1に示すチップキャリア1は、
ベース基板2上に、導体パターン3、絶縁層4、導体パ
ターン5、絶縁層6、導体パターン7の順で順次積層し
て積層部8を形成しており、かつベース基板2の上に形
成されたボンデング用パッド10の図示上方には、導体
パターン5,7も、絶縁層4,6も積層されていない。
また、前記積層部8の表面にはチップ搭載部11及びそ
の他の電気回路が形成されている。また、積層部8は、
上記導体パターン5,7,…、上記絶縁層4,6,…の
配置により所定の電気回路が構成されている。
【0020】このようなチップキャリア1のベース基板
2の上に設けた積層部8のチップ搭載部11にICチッ
プ12を搭載し、ICチップ12の接続電極と、ICチ
ップ12上に直接設けられたボンデング用パッド10と
を金ワイヤー13でワイヤボンデングすることができ
る。
【0021】このようなチップキャリア1は次のように
製造されることになる。
【0022】図2は、同ベース基板上に一層目までを形
成する工程を説明するための図である。この図を用いて
チップキャリア1の製造方法を説明する。
【0023】〔洗浄工程等〕図2(a)に示すように、
例えば、表裏両面の銅箔15,15とガラス−BTレジ
ン板16とで構成され、かつその板厚が例えば約200
〔μm〕の銅張積層板(CCL−HL810(商品
名);三菱ガス化学(株)製)を使用し、その銅箔1
5,15の表面をよく洗浄し、乾燥させておく。また、
このガラス−BTレジン16は、ベース基板2となる。
【0024】〔第1の導体パターンの形成工程〕次に、
前記銅張積層板の銅箔15,15の上に、例えば、厚さ
約35〔μm〕のドライフィルムレジスト(フォテック
(商品名);日立化成工業(株)製)をラミネータを用
いて貼り合わせて、約15分放置する。ついで、パター
ンマスクを重ねて、真空引きし、上下から紫外線を例え
ば約50〔mJ/cm2 〕の強さで照射する。約30分
間放置した後、表面の保護フィルムを手で剥離し、その
後、例えば1〔%〕の炭酸ナトリウム溶液で現像し、形
成しようとする導体パターンと同じ形状のドライフィル
ムレジストパターンを形成した。そして、50〔度C〕
の塩化第2鉄液を吹きつけ、ドライフィルムレジストで
覆われていない部分の銅箔をエッチングして除去する。
その後、例えば5〔%〕の水酸化ナトリウム溶液に、例
えば1〜2分浸漬してドライフィルムレジストを剥離す
る。以上の工程により、図2(b)に示すように、ベー
ス基板2(ガラス−BTレジン16)上にボンデング用
パッド10を含む第1の導体パターン3a及び導体パタ
ーン3bが形成される。
【0025】〔第1の絶縁層の形成及び導通用透孔の形
成の工程〕次に、液状の感光性樹脂(プロビマー52
(商品名);日本チバガイギー製)を前記導体パターン
3aの上に例えば50〔μm〕の厚さで塗布する。その
後、平板上に置いた状態で約15〔分〕間放置し、感光
性樹脂に含まれる溶剤を揮発させた。次に、80〔度
C〕に加熱したオーブンに約30〔分〕間入れ、感光性
樹脂を乾燥させ。これにより、図2(c)に示すような
構成部品ができる。
【0026】この構成部品が乾燥した後に、ベース基板
2上の樹脂にガラスマスクを重ねて、上から紫外線を約
3000〔mJ/cm2 〕照射した後、専用の現像液で
現像する。そして、紫外線の当たらなかった部分の樹脂
を除去して、樹脂上にこれから形成しようとする導体パ
ターンと、ベース基板2上の導体パターン3aとの接続
のためのパッド用透孔17と、ボンデング用パッド10
用の導通用透孔18を形成した。この工程により、図2
(d)に示すように、ベース基板2の上に第1の導体パ
ターン3a及びボンデング用パッド10が形成され、そ
の導体パターン3aの上に第1の絶縁層4が形成される
とともに、パッド用透孔17及び導通用透孔18が形成
されることになる。
【0027】このように、ベース基板2、導体パターン
3a及びパッド用透孔17、導通用透孔18が形成され
た絶縁層4を積層した部品について(図2(d)参
照)、ボンデング用パッド10付近のパッド用透孔17
には銅めっきが付着しないように保護用フィルムで覆う
とともに、前記導通用透孔18を含む表面にはパラジウ
ム触媒を付着させた後、無電解銅めっきを行う。これに
より、図2(e)に示すように、銅めっきされた銅膜2
0が得られる。
【0028】ついで、この銅膜20の上にドライフィル
ムレジストを貼り合わせ、露光、現像、エッチングを行
なって導体パターン5を形成した。
【0029】以上の工程により、図2(f)に示すよう
に、ベース基板2の上に導体パターン3a、絶縁層4、
導体パターン5と積み重ねて形成されることになる。
【0030】〔絶縁層6及び導体パターン7の形成工
程〕保護用フィルムを剥離し、同様の工程でさらに導体
パターン7と、絶縁層6を1層づつ積み重ね形成し、図
2(g)に示すように、合計3層の導体パターン3a,
5,7を形成したチップキャリア1を得ることができ
る。
【0031】上記製造工程は、図1に示すような、チッ
プキャリア1を得るためのものである。
【0032】本実施例は、このような製造工程により得
ることができ、しかも、ボンデング用パッド10をベー
ス基板2上に直接設けたので、チップオンボードと同様
なワイヤボンディングを行なえることができる。
【0033】また、本実施例は、導体パターン3a、
5、7の一部をビルドアップ法で形成することにより微
細パターンが形成でき、チップキャリアの寸法を小さく
することができる。
【0034】そして、本実施例は、微細パターンの形成
により導体の層数を減らすことができたため、チップキ
ャリアの厚みを抑えることもでき、材料コスト製造コス
トを大幅に下げることができる。
【0035】本実施例によれば、6層板を使用していた
チップキャリアの場合には、導体層6層のうちベタ層を
2層、残りの4層を信号機として使用していたが、導体
パターンと導通用透孔の微細化により、信号層を2層に
減らすことができ、チップキャリアの寸法も1/2程度
に縮小することができた。
【0036】図3は、本発明のチップキャリアの他の実
施例を示す断面図であり、チップ搭載部11をベース基
板2の上に直接アイランド25として形成したものであ
り、他の構成は、第1の実施例と全く同様であるので、
構成及び製造方法の説明を省略する。
【0037】第2の実施例は、ボンデング用パッド10
をベース基板2上に直接設けるとともに、チップ搭載部
11をベース基板2の上にアイランド25として構成し
たので、チップオンボードと同様なワイヤボンディング
を行なえることができる。
【0038】また、第2の実施例は、導体パターン3、
5、7の一部をビルトアップ法で形成することにより微
細パターンが形成でき、チップキャリアの寸法を小さく
することができる。
【0039】そして、第2の実施例は、微細パターンの
形成により導体の層数を減らすことができたため、チッ
プキャリアの厚みを抑えることもでき、材料コスト製造
コストを大幅に下げることができる。
【0040】図4は、本発明のチップキャリアの第3の
実施例を示す断面図であり、ベース基板2の裏面にボン
デング用パッド10を設け、かつ、ベース基板2の表面
に、導体パターン3、絶縁層4、導体パターン5、絶縁
層6、導体パターン7を積層して積層部8を形成し、か
つベース基板2の裏面のボンデング用パッド10と絶縁
層4の表面の積層部8の電気回路とをスルーホール30
で電気的に接続した点に特徴があり、他の構成は、第1
の実施例と全く同様であるので、構成及び製造方法の説
明を省略する。
【0041】第3の実施例では、ボンデング用パッド1
0をベース基板2上に直接設けるとともに、チップ搭載
部11をベース基板2の上にアイランド25として構成
したので、チップオンボードと同様なワイヤボンディン
グを行なうことができる。
【0042】また、本実施例は、導体パターン3、5、
7の一部をビルドアップ法で形成することにより微細パ
ターンが形成でき、チップキャリアの寸法を小さくする
ことができる。
【0043】そして、本実施例は、微細パターンの形成
により導体の層数を減らすことができたため、チップキ
ャリアの厚みを抑えることもでき、材料コスト製造コス
トを大幅に下げることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、半導体集積回
路素子と積層部の電気回路の間の電気的接続を行なう際
に使用する接続用パッドを、前記ベース基板上に直接配
設したので、チップオンボードと同様なワイヤボンディ
ングを行なうことができ、かつ導体パターンの一部をビ
ルドアップ法で形成することにより微細パターンが形成
でき、チップキャリアの寸法を小さくすることができ
る。
【0045】請求項1記載の発明では、微細パターンの
形成により導体の層数を減らすことができたため、チッ
プキャリアの厚みを抑えることもでき、材料コスト製造
コストを大幅に下げることができる。
【0046】請求項2の発明で、ベース基板は絶縁体か
らなり、前記ベース基板の両面またはどちらか一方の面
に直接導体パターンが形成されており、かつベース基板
内にスルーホール以外の導体パターンを形成していない
ので、チップオンボードと同様なワイヤボンディングを
行なうことができ、かつ導体パターンの一部をビルドア
ップ法で形成することにより微細パターンが形成でき、
チップキャリアの寸法を小さくすることができる。
【0047】請求項2記載の発明では、微細パターンの
形成により導体の層数を減らすことができたため、チッ
プキャリアの厚みを抑えることもでき、材料コスト製造
コストを大幅に下げることができる。
【0048】請求項3記載の発明では、前記半導体集積
回路素子と積層部の電気回路の間の電気的接続を行なう
際に使用する接続用パッドを前記ベース基板上に直接配
設し、かつチップ搭載部を、前記ベース基板の表面また
は前記ベース基板の積層部の表面に設けたものであるの
で、チップオンボードと同様なワイヤボンディングを行
なうことができ、かつ導体パターンの一部をビルトアッ
プ法で形成することにより微細パターンが形成でき、チ
ップキャリアの寸法を小さくすることができる。
【0049】請求項4記載の発明では、ベース基板上に
接続用パッドを設け、かつ絶縁層、導電層、絶縁層と順
次積み上げてゆく工程で、前記接続用パッド部分に保護
部材を配置して積層を行わせるので、チップオンボード
と同様なワイヤボンディングを行なうことができるチッ
プキャリアを得ることができるとともに、導体パターン
の一部をビルドアップ法で形成することにより微細パタ
ーンが形成できてチップキャリアの寸法を小さくしたチ
ップキャリアを得ることができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチップキャリアの第1の実施例を示す
図である。
【図2】同第1の実施例の製造方法を説明するための図
である。
【図3】同第2の実施例を示す図である。
【図4】同第3の実施例を示す図である。
【図5】従来のチップキャリアを示す図である。
【図6】従来の他のチップキャリアを示す図である。
【符号の説明】
1 チップキャリア 2 ベース基板 3 導体パターン 4 絶縁層 5 導体パターン 6 絶縁層 7 導体パターン 8 積層部 10 ボンデング用パッド(接続用パッド) 11 チップ搭載部 12 ICチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−13490(JP,A) 特開 平4−317359(JP,A) 特開 昭57−126154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース基板上に複数の導体パターンと
    脂層からなる絶縁層とを積層して形成した積層部を有す
    るチップキャリアにおいて、 前記半導体集積回路素子と積層部の電気回路の間の電気
    的接続をワイヤーボンディングを用いて行う際に使用す
    る接続用パッドを、前記ベース基板上に直接配設したこ
    とを特徴とするチップキャリア。
  2. 【請求項2】 ベース基板上に複数の導体パターンと
    脂層からなる絶縁層とを積層して形成した積層部を有す
    るチップキャリアにおいて、前記半導体集積回路素子と積層部の電気回路の間の電気
    的接続をワイヤーボンディングを用いて行う際に使用す
    る接続用パッドを、前記ベース基板上に直接配設し、 上記ベース基板は絶縁体からなり、前記ベース基板の両
    面又はどちらか一方の面に直接導体パターンが形成され
    ており、かつベース基板内にスルーホール以外の導体パ
    ターンを形成していないことを特徴とするチップキャリ
    ア。
  3. 【請求項3】 ベース基板上に複数の導体パターンと
    脂層からなる絶縁層とを積層して形成した積層部を有す
    るチップキャリアにおいて、 前記半導体集積回路素子と積層部の電気回路の間の電気
    的接続をワイヤーボンディングを用いて行う際に使用す
    る接続用パッドを、前記ベース基板上に直接配設し、且
    チップ搭載部を前記ベース基板の表面又は前記ベース基
    板の積層部の表面に設けたことを特徴とするチップキャ
    リア。
  4. 【請求項4】 ベース基板上に複数の導体パターンと
    脂層からなる絶縁層とを積層して形成した積層部を有す
    るチップキャリアを製造する方法において、前記半導体集積回路素子と積層部の電気回路の間の電気
    的接続をワイヤーボンディングを用いて行う際に使用す
    る接続用パッドを、前記ベース基板上に 設け、かつ絶縁
    層、導電層、絶縁層と順次積み挙げて行く工程で、前記
    接続用パッド部分に保護部材を配置して積層されないよ
    うにすることを特徴とするチップキャリアの製造方法。
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