JP3074619U - タオル付き帽子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タオルを身につけたまま十分広げて乾燥させ
られるようにする。 【構成】 本考案のタオル付き帽子は、帽子（１）と、
タオル（２）と、タオルを広げた状態で帽子に仮固定す
る手段を有することを特徴とする。タオルを広げた状態
で帽子に仮固定する手段は、例えば、帽子とタオルの双
方に設けた連結具（１３）である。実例を挙げると、ボ
タン、面ファスナー、こはぜ、洗濯ばさみなどである。
また、帽子に開けた長孔（１４）であってもよい。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はタオル付き帽子に関する。

【０００２】

【従来の技術】

ハイキングや野外での作業の際、汗を拭くためにタオル、手ぬぐい、ハンカチ （以下、「タオル」と総称する）などを使用することが多い。そのタオルは腰や 首の回りなどに身につけているのが普通である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

タオルを身につけた状態では十分に広げられないので、汗を吸った後なかなか 乾燥しない。広げるためには体から離して木の枝その他に掛けなければならない 。そうすれば、乾燥するまで遠くに行くことができない。

【０００４】 本考案は、この問題を解決するために行ったもので、帽子を利用することによ り、タオルを身につけたまま十分広げられるようにすることを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案のタオル付き帽子は、帽子と、タオルと、タオルを広げた状態でタオル を帽子に仮固定する手段を有することを特徴とする。

【０００６】

【考案の実施の態様】

タオルを広げた状態で帽子に仮固定する手段は、例えば、帽子とタオルの双方 に設けた連結具である。連結具の実例を挙げると、ボタン、面ファスナー、こは ぜ、洗濯ばさみなどである。また、帽子に開けた長孔であってもよい。

【０００７】

【実施例】

以下、添付の図面に基づき、本考案の実施例を説明する。

【０００８】 図１は、本考案第１実施例に係るタオル付き帽子１をかぶった人物の後ろ姿で ある。帽子１は頭部１１とひさし１２を有するものが最適である。

【０００９】 ひさし１２には、ボタン１３の雌雄いずれかの部材を取り付ける。一方、タオ ル２の端にはボタン１３の他方の部材を取り付ける。ボタン１３は少なくとも２ 箇所、好ましくは３〜５箇所使用する。図２に示すように、タオルは帽子の約半 周を覆うことになる。

【００１０】 図３は、本考案の第２実施例である。帽子１Ａのひさし１４には円周の約１／ ３に亘って円弧状の孔１４が開けられている。タオル２はこの円弧状の孔１４を 通すことにより、帽子に仮固定される。

【００１１】

【考案の効果】

本考案によれば、タオルは、図１に示すように、着用者の後頭部を覆う形で背 中に垂れ下がる。この状態では、タオルは十分に広げられているので乾燥が早い 。しかも、後頭部や首回りを直射日光から遮るので、日焼け防止にも役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案第１実施例に係るタオル付き帽子１を
かぶった人物の後ろ姿である。

【図２】 本考案第１実施例に係るタオル付き帽子１を
帽子の内側から見た斜視図である。

【図３】 本考案第２実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１，１Ａ 帽子 １２ ひさし １３ ボタン（連結具） １４ 長孔 ２ タオル

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 帽子（１，１Ａ）と、タオル（２）と、
   タオルを広げた状態で帽子に仮固定する手段（１３，１
   ４）を有することを特徴とするタオル付き帽子。
2. 【請求項２】 タオルを広げた状態で帽子に仮固定する
   手段が帽子とタオルの双方に設けた連結具（１３）であ
   る請求項１記載のタオル付き帽子。
3. 【請求項３】 タオルを広げた状態で帽子に仮固定する
   手段が帽子に開けた長孔（１４）である請求項１記載の
   タオル付き帽子。