JP3074186U - トレーニング装置 - Google Patents

トレーニング装置

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JP3074186U
JP3074186U JP2000004273U JP2000004273U JP3074186U JP 3074186 U JP3074186 U JP 3074186U JP 2000004273 U JP2000004273 U JP 2000004273U JP 2000004273 U JP2000004273 U JP 2000004273U JP 3074186 U JP3074186 U JP 3074186U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、シンプルな構成を有し、場所を取ら
ず、取扱い簡単なゲームもかねたトレーニング装置を提
供する。 【解決手段】中空の管で円環状に形成してなるリム11
をそなえたホイール10と、前記リム11内に周回自在
に遊嵌された弾み重り13とによりなるトレーニング装
置であって、前記リム11をつかんで揺すぶり、前記弾
み重り13が前記リム11の環状内周面に沿って運動す
るように構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はトレーニング装置に関し、特にコンパクトで且つ気軽にできる輪状ト レーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自分の体調や目的に合わせてトレーニングできる運動器具は、例えば 、サイクリングマシン、ボート漕ぎ、バーベルなどがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、それらは一般に複雑な構成を有するため、簡単に操作できない 。また、トレーニング装置はしばしば大きすぎたり重過ぎたり、置き場の工面や 取扱いが難しい。
【0004】 上記トレーニング装置における問題点に鑑み、本考案の目的は、シンプルな構 成を有し、場所を取らず、取扱い簡単なゲームもかねたトレーニング装置を提供 することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、中空の管で円環状に形成してなるリムを 備えたホイールと、前記リム内に周回自在に遊嵌された弾み重りとによりなるト レーニング装置であって、前記リムをつかんで揺すぶり、前記弾み重りが前記リ ムの環状内周面に沿って運動するように構成される。
【0006】 上記ホイールを、上記リムの横から対称状に輪切りされたような2分割ホイー ル部材により組合わせてなる構成とすれば、製造上好ましい。
【0007】 上記構成によれば、本考案のトレーニング装置は、一対の周縁に沿って円環状 みぞを周設した円形体を向き合わせてドーナツ状に接着し、且つ弾み重りを、前 記みぞを合せて形成された円環状管内に収納するような断面形状に構成され、前 記ホイールのリムを持って輪を描くように弾み重りを揺すり、円環状管内沿いに 周回させることによってトレーニングすることができる。従って、本考案のトレ ーニング装置は構成が簡単で、手軽に利用することができる。
【0008】 本考案のさらに他の目的、特徴、及び長所利点は、以下の実施態様例を示す添 付図面を参照した詳細な説明で明白になるであろう。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の第1の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。以下は 本考案の1つの実施様態にすぎず、本考案はこれらの実施の形態に限定されない 。図1は、本実施の形態のトレーニング装置1の概略構成図、図2は、図1のト レーニング装置1における締付部16付近の破断斜視図、図3は、図1のIII-II I線断面図である。
【0010】 図1に示すように、トレーニング装置1は、円環状の中空の管でドーナツ状に 丸めてできたリム11でなるホイール10と、該リム11内に周回自在に遊嵌さ れた弾み重り13とにより構成される。
【0011】 通常、前記ホイール10は、図2に示すように横から対称状に輪切りされたよ うな2分割部材の上ホイール部材14と下ホイール部材15とを合わせてなる。 さらに、上、下両ホイール部材14、15の内周面には、それぞれ円環状みぞ1 11、112が形成されている。また、上、下両ホイール部材14、15には、 いずれにも内側と外側の周縁の複数箇所に互いに上下に対応して締付部16(1 61、162)が突設されている。ここで、上、下両ホイール部材14、15の 各締付部161、162にはそれぞれねじ穴16a、16bが開けられている。 そして、図3に示すようにねじ穴16a、16bにボルト17aを差込んでナッ ト17bにより締めつけることによって上、下両ホイール部材14、15の管内 を閉じる構成になっている。さらに、両円環状みぞ111、112の内周縁及び 外周縁にも複数箇所に対応して凹凸係合するスナップ継手18を設けて撓みによ り上下ホイール部材14、15が開かないように結合させている。
【0012】 また、前記リム11の管内周辺には、例えば円周方向に沿って複数のリング状 の凸条リブ19、19、…を周設することが好ましい。これらの凸条リブ19、 19、…を設けることによって、前記リム11の機械的強度を補強することがで きると共に、弾み重り13との滑り摩擦を軽減させることもできる。
【0013】 次に、上記構成の本実施の形態の作用について説明する。本実施の形態のトレ ーニング装置1を使用する際、通常、図4に示すように前記リム11のほぼ直径 上に対応する2箇所を両手で持ち、水平面上でやや輪を描くように揺ぶり、前記 弾み重り13を該リム11の管内周面に沿って移動可能に動かす。これにより、 該弾み重り13が前記リム11内に円形軌道に沿って周回運動することによって トレーニングをする。ここで、トレーニング装置の持ち方は限定されることはな いが、例えば、図4に示すように、前記トレーニング装置1を水平に保持したり 、または、図5に示すように垂直にもつこともでき、また当然ながら、ここでは 図示を省略するが、片手で持ってトレーニングすることもできることは言うまで もない。
【0014】 そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形 態では一対の周縁に沿って円環状みぞ111、112を周設した円形体の2分割 部材の上ホイール部材14と下ホイール部材15とを向き合わせてドーナツ状に 接着し、且つみぞ111、112を合せて形成されたリム11の管内に弾み重り 13を収納する構成にしたので、ホイール10のリム11を持って輪を描くよう に弾み重り13を揺すり、リム11の円環状管内沿いに周回させることによって トレーニングすることができる。従って、本考案のトレーニング装置1は構成が 簡単で、場所を取らず、手軽に利用することができる。
【0015】 さらに、ホイール10を、リム11の横から対称状に輪切りされたような2分 割部材の上ホイール部材14と下ホイール部材15とを組合わせてなる構成とし たので、製造が容易となり、好ましい。
【0016】 また、図6は第2の実施の形態のトレーニング装置2の概略構成図である。前 記実施の形態のトレーニング装置1との相違点は、ホイール20の内周面にリム 21に囲まれた円板部22を設け、該リム21に囲まれた円板部22に、規則的 間隔を開けて対称するようにそれぞれ複数の通孔29a、29a、…、29b、 29b、…が、例えば弓形に形成されることにある。これらの通孔29a、29 a、…が指を差込んでつかむためのグリップ部とされる。
【0017】 この構成によれば、前記実施の形態のように両脇からリム21を持つ以外に、 前記通孔29a、29a、…に使用者の指を差込んでホイール20をつかむこと もできる。
【0018】 そして、使用者が前記トレーニング装置2を用いるには、図7に示すように、 指を通孔29a、29a、…に適当に差込んでホイール20をつかめば、トレー ニングすることができる。
【0019】 なお、前記弾み重り13、23は、例えば、樹脂や金属など密度の大な物質か らなる球であればよいが、必ずしも球状に限定されるものではない。例えば、図 8に示されているように、やや彎曲状を呈する円柱33を弾み重りとして使用す ることもできる。
【0020】 さらに、図9は本考案のトレーニング装置の第3の実施の形態を示すものであ る。本実施の形態のホイール40は、円板部42の適当な箇所に通孔49、49 を開設し、且つ、前記円板部42にボール47が入っている迷宮模様をした迷路 みぞ48などを形成するように構成されてなる。
【0021】 この構成によれば、トレーニングをする際、前記通孔49、49よりそれぞれ 指を差込んでリム41をつかみ、前記ホイール40を弾み重り43が周回するよ うに揺り動かすと、前記ボール47も迷路みぞ48に移動することになるので、 トレーニングしながら、ゲームを楽しむこともできる。
【0022】
【考案の効果】
上記のように構成された本考案は、その断面形状が中空の管を円環状に形成し てなるリムをそなえたホイールの該リムの管内にはずみ重りを周回自在に遊嵌さ せた構成としたので、前記ホイールを持って、輪を描くように動かし弾み重りを 周回させることによって、トレーニングすることができる。
【0023】 また、前記ホイールの中央部位に指を差しこんでリムをつかむような通孔を形 成することにより、指を差込んでリムをつかんでトレーニングすることもできる 。従って、本考案のトレーニング装置は前記構成によれば、構成が簡単で、一般 のトレーニングマシンより手軽に利用することができる。
【0024】 また、トレーニング装置の円板部にゲームのための迷路みぞやボールを取付け れば、トレーニングの楽しみを増すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における第1の実施の形態のトレーニン
グ装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のトレーニング装置の締付部付近の破断片
の斜視図である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】第1の実施の形態のトレーニング装置の一使用
例の概略を示す立体図である。
【図5】第1の実施の形態のトレーニング装置のもう一
つの使用例の概略を示す立体図である。
【図6】本考案の第2の実施の形態のトレーニング装置
の概略構成を示す斜視図である。
【図7】第2の実施の形態の使用例の概略構成を示す立
体図である。
【図8】本考案のトレーニング装置における弾み重りの
他の形状の概略図である。
【図9】本考案の第3の実施の形態のトレーニング装置
の概略構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1、2、4 トレーニング装置 10、20、40 ホイール 11、21、41 リム 22、42 円板部 13、23、33、43 弾み重り 14 上ホイール部材 15 下ホイール部材 16 締付部 17a ねじ 17b ナット 18 スナップ継手 19 凸条リブ 29、39、49 通孔 47 ボール 48 迷路みぞ 111、112 円環状みぞ

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の管で円環状に形成してなるリムを
    備えたホイールと、前記リム内に周回自在に遊嵌された
    弾み重りとによりなるトレーニング装置であって、前記
    リムをつかんで揺すぶり、前記弾み重りが該リムの環状
    内周面に沿って運動することを特徴とするトレーニング
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ホイールを、上記リムの横から対称
    状に輪切りされたような2分割ホイール部材により組合
    わせてなることを特徴とする請求項1に記載のトレーニ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 前記リムの管内周辺には、円周方向に沿
    って複数のリング状の凸条リブを周設したことを特徴と
    する請求項1または2に記載のトレーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記ホイールは、リムに囲まれた円板部
    を備え、該円板部には指を差込んでリムをつかむ大きさ
    をし、規則的間隔を開けて対称する配置をする複数の通
    孔が形成されてなる請求項1ないし3のいずれかの1項
    に記載のトレーニング装置。
  5. 【請求項5】 前記弾み重りは、樹脂や金属など密度の
    大な物質からなり、球状に形成されてなることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかの1項に記載のトレー
    ニング装置。
  6. 【請求項6】 前記弾み重りは、やや彎曲状に呈する円
    柱に形成されてなる請求項5に記載のトレーニング装
    置。
  7. 【請求項7】 前記円板部に通孔を開設し、且つボール
    の入っている迷宮模様をした迷路みぞを形成してなるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のトレーニング装置。
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