JPS61501752A - 携帯運動具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 携帯運動具 技術分野： 本発明は、これを用いて使用者が、環状の内部室をめぐり回転する自由運動体の 角運動量に対して運動を行う携帯運動具に関する。

発明の背景： 種々の形の運動器具が従来開発されている。自在運動機器（ｕｎｉｖｅｒｓａｌ 　ｇｙｍｓ）をウエート類等の、それら運動器具の多くは比較的重いか或いはか さばるものである。かさばりまた重いため、それらの運動具は携帯可能でない。

携帯可能で軽い器具のあることも知られてはいるが、それらは単にウエート類を 携帯用寸法に減寸したものに過ぎず、従って充分な効果の得られないのが普通で ある。それらには、重量がわずかに数ポンドの足首、手腕及び手首強化用ウエー ト類がある。

従って、上記のような従来品運動器具の使用者は、重い器具を操作するか或い１ よとても充分な効果があげられるものではないがこれまでに知られている携帯可 能な器具を利用することにするかの選択の必要にしばしば直面している。

従って、本発明の目的は、停滞可能でありしかも満足のいく効果の得られる運動 具を提供することである。

本発明の他の目的は、身体の左右両側の均整を改善することの出来る運動具を提 供することである。

本発明の更に他の目的は、筋肉緊張を軽減させることの出来る運動具を提供する ことである。

発明の概要： 閉鎖路を形成する一般的に環形状の内部室を有する中空軸から成る運動具が開示 される。内部室内には自由運動体が収納されている。中空軸の中央穴部を横断し て把持手段が設けられている。

使用時、自由運動体は内部室内で回転又は回動に付される。この運動体の角運動 量が操作運動に抵抗を与え、これにより運動の効果が向上される。

以下、本発明の運動具を異った視点から描く添付図面を参照して、本発明の詳細 な説明を記載する。

図面の簡単な説明： 第１図は、自由運動体が、使用者の行う運動の力により環状路をめぐり運動して いる状態にある、操作の状態を示す、本発明運動具の斜視図である。

第２図は、本発明運動具の平面図である。

第３図は、第２図の３−３線矢印方向に見た運動具の断面図である。

発明の最適実施態様： 添付図面において、本発明主題運動具は符号１０により一般的に示されている。

第２図に示されるように、この運動具は、環形状の内部室１４を有する部材１２ から成る。内部室１４は閉鎖路を形成し、その中には自由運動体１６が収納され ている。運動具の操作に際し、使用者は運動具１０をつかみ、自由運動体を環状 の内部室１４内で時計方向及び反時計方向のいずれか１方向に継続運動させる。

この駆動は、運動具全体を円を描くように運動させることにより行うことが出来 る。

本発明の図示の実施例において、部材１２は、第１図及び第２図に示されるよう に中央穴部１８を有する中空軸である。好ましくは、この部材１２は、運動具の 携帯容易性を向上させるため、通常のプラスチック等の軽量材にて形成される。

プラスチックをほぼ透明なものとするのが好ましいが、こうすると使用者は運動 具操作技術の進歩の具合を視認し得るからである。

第１図及び第２図に示されるように、ハンドル２０が部材１２に取付けられてい るので運動具把持の便が更に容易となっている。ハンドル２０はおおむね筒状の もので、中央穴部１８を横断して設けられ、その両端部２２及び２４で部材１２ に取付けられている。第２図及び第３図に示されるように、ハンドル２０は中空 で、筒状の内部室２８を形成しており、この内部室は環状の内部室１４と連通し ていて良い。

好ましくは、ハンドル２０の両端部は把持の便をはかるためテーパ形状とする。

更に、ハンドル２０には、その外表面に複数の隆起２６を設け、それにより確実 な把持の行い得る表面を形成するようにしても良い。

第２図に示されるように、隆起群２６がハンドル２０から突出する量は、ハンド ル２０の中央部からその両端部に向い漸進的に減少させである。

自由運動体１６は、環状の内部室１４をめぐるその回転又は回動運動能に支障の ない限り、いかなる形状のものであっても良い。例えば、この運動体１６は輪の 分割部分の形状であっても良い。図示の実施例においては、この運動体１６は、 球体形状を有している。

自由運動体１６はステンレス等の比較的高密度の物質から成る。この運動体１６ は、部材１６の構成材に比較し高密度の物質により構成することが好ましい。ま た、自由運動体１６と部材１２とを、回転操作時に音を発生するような物質で構 成することも好ましい。ハンドル２０が中空筒状体である場合には、自由運動体 １６の寸法を、それが筒状の内部室２８中に入り込むことは防止されしかもそれ が環状の内部室１４内を自由に回動し得るようなものに設定する。

本発明の好ましい実施例において、部材１２は、約１、５　ｍｍの均一な壁厚を 有する中空軸である。その外径Ｄｏは約２２２ｍｍ、またその内径Ｄｉは約１４ ８ｍｍである。環状の内部室１４は、約３７ｍｍの外径ＴＯ及び約３４ｍｏ＋の 内径Ｔｉを有する。自由運動体１６は、約３２ｍｍの直径Ｄｂ及び約５オンス（ 約１４２ｇ弱）の重量を有する滑らかな、フロムメッキ鋼球であって良い。ハン ドル２０は、約１．５　ｍｍの均一な壁厚及び中央穴部１８の直径をまたぐ長さ を有する中空円筒体である。ハンドル２０の筒状の内部室２８は、約３１ｏ＋ｍ の外径Ｈｏ及び約２８ｍ＋ｍの内径Ｈｉを有する。隆起群２６は、それらの最大 高さの部分でハンドル２０の外表面から約４．５　ｍ＋＋＋突出する。

製造の便宜上、運動具１０を２個の補完的な部分３０及び３２から形成するのが 良い。組立てに際しては、これらの部分を接着材利用法又は超音波接着法等の適 宜手段により合体させることが可能である。

運動具の使用に際し、自由運動体１６の角運動量は、回転速度に比例して増加す る。この角運動量が増加するにつれ、自由運動体の回転面に支障を与えようとす ることが使用者にとりますます困難となる。従って、使用者は、自由運動体が回 転している時には、それの静止時に比較して、運動具の面の回転のため一層の力 を発揮せねばならない。この点が、従来品運動具に優る本発明運動具のを利性で あるが、これは種々のウエート類、その他を含む従来品運動具の場合には、使用 者は運動具の重量に関してのみエネルギ消費を必要とされるのに過ぎないからで ある。このような従来品ウエート運動具類の使用者は、練習又は運動プログラム の実行において費消すると同量のエネルギを、単に運動具を運搬することについ やさねばならないわけである。このような運動具は、かさ高さ及び重量が大であ るため、扱いにくいものとなり勝ちである。

本発明の運動具にはそのような不都合が無く、それは携帯自在でありまた比較的 にコンパクトである。この運動具の運搬のため使用者が消費するエネルギは運動 プログラムの実行に際し消費されるそれのわずかに１部分に過ぎない。このよう に、使用者はこの運動具を容易に携行することが出来、また余暇を利用していつ でも使用することが出来る。

本発明の運動具はまた緊張軽減用具としても利用可能である。この作用効果は、 ２通りに実現される。自由運動体１６の回転又は回動運動を維持するには、相当 な集中力を要することが理解されよう。このような精神集中により、使用者の注 意が精神緊張（ス゛トレス）に関した想念から離れる。更に、運動具の使用時、 自由運動体１６は、部材１２を介しリズミカルな振動を発生する。使用者は、額 とかこめかみ等の緊張のある身体部分の近傍に自由運動体が運動中の運動具を当 てることにより、リズミカルな振動現象を、緊張身体部のマツサージ又は鎮痛の ために利用することが出来るのである。

本発明の運動具は、更に使用者の身体均整改善のためにも利用し得る。例えば、 ２個の運動具を片手にひとつづつ持って、同時に使用する。運動具を操作すると 発生する音を、それぞれの手に持つ運動具の相対回転速度及び自由運動体の位置 を計るための手段として利用することが出来る。右手及び左手のそれぞれから発 生が同期するよう回転速度の調節を行うことが可能である。このような運動によ り、左右両側の身体均整を発展させることに効果が得られる。

以上、明瞭な理解をはかる目的で、例示のため詳細に本発明の説明記載を行った が、以下に記載する特許請求の範囲を逸脱することなく成る種の代替及び変更の なし得ることは明らかであろう。

ＰＩ口ｉ−２！−Ｐエロ卜旧 国際調査報告

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）閉鎖路を形成する一般的に環形状の内部室を有する部材と（ｂ）上記 環形状の内部室に収納された自由運動体から成る運動具。
2. ２．前記部材が実質的に円筒形状の輪により構成されている請求の範囲第１項に 記載の運動具。
3. ３．前記部材が実質的に透明な用材から成る請求の範囲第１項に記載の運動具。
4. ４．一般的に筒状の形状を有し、前記部材に取付けられた、把持のための細長い ハンドルが設けられている請求の範囲第１項に記載の運動具。
5. ５．前記ハンドルが、中空であり、前記部材の前記環形状の内部室に連通する筒 状の内部室を形成している請求の範囲第４項に記載の運動具。
6. ６．前記ハンドルが、その両端の部分でテーパ形状である請求の範囲第４項に記 載の運動具。
7. ７．前記ハンドルが、その外表面に、把持を確実なものとする表面を形成するた め複数の隆起を有している請求の範囲第４項に記載の運動具。
8. ８．前記自由運動体が実質的に球形伏である請求の範囲第１項に記載の運動具。
9. ９．前記自由運動体が、前記部材の構成材よりも高密度の構成材から成る請求の 範囲第１項に記載の運動具。
10. １０．前記自由運動体が、鋼により形成されている請求の範囲第１項に記載の運 動具。
11. １１．（ａ）閉鎖路を形成する一般的に環形状の内部室を有する部材、（ｂ）上 記環形状の内部室に収納された自由運動体及び（ｃ）把持手段から成る運動具。
12. １２．前記部材が実質的に円筒形状の輪により構成されている請求の範囲第１１ 項に記載の運動具。
13. １３．前記部材が実質的に透明な用材から成る請求の範囲第１１項に記載の運動 具。
14. １４．前記把持手段が運動具に取付けられたハンドルから成る請求の範囲第１１ 項に記載の運動具。
15. １５．前記ハンドルが、前記部材の前記環形状の内部室に連通する筒状の内部室 を形成する中空筒状体から成る請求の範囲第１４項に記載の運動具。
16. １６．前記ハンドルが、その両端の部分でテーパ形状である請求の範囲第１４項 に記載の運動具。
17. １７．前記ハンドルが、その外表面に、把持を確実なものとする表面を形成する ため複数の隆起を有している請求の範囲第１１項に記載の運動具。
18. １８．前記自由運動体が実質的に球形状である請求の範囲第１１項に記載の運動 具。
19. １９．前記自由運動体が、前記部材の構成材よりも高密度の構成材から成る請求 の範囲第１１項に記載の運動具。
20. ２０．前記自由運動体が鋼により形成されている請求の範囲第１１項に記載の運 動具。