JPS6112993Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は身体の腰、腹部及び臀部の不必要なる
皮下脂肪並びに筋肉中の脂肪分を除去すると共
に、運動不足の原因でわずかの衝激でも傷みやす
い腰並びに脚部を鍛えかつ健康にするために考案
された美容運動器具に関するものであつて、特に
室内の狭い場所でいつも簡単に使用することが出
来るように小型、軽量に構成されているものであ
る。

従来より２個の円盤を重ねて回転運動だけを可
能にした運動器具も使用されていたが、これはた
だ身体を左右に捩る運動しかできず、単調であり
使用者の興味を長くひきつけることがなく、すぐ
飽きられるので愛用されなかつた。

本考案は身体を左右に捩つたり、又腰を円方向
に回したりする運動に加えて跳躍運動も出来るこ
とにより、多様な美容運動を組合わせて行うこと
ができ、興味をもつて楽しく運動をつづけるよう
に構成した美容運動器具を提供するものである。

添附図面に依つて詳述すると、本考案による美
容運動器具は下方円盤１、中間円盤５及び上方円
盤９の３個の円盤を３段に重ねてなるものであ
り、中央部に掛金２が形成された下方円盤１の上
に、底面の数個所に突環３を突設し中央部には通
孔４をやや大きく穿設した直径が下方円盤より僅
かに小さい中間円盤５を載置して各突環３の中に
ボール６を収容し、また中央円盤５の上方には数
個所にコイルスプリング７を直立状態に立てて、
中央部に掛金１０が形成された上方円盤９を重
ね、連結紐１１により下方円盤１の掛金２から中
間円盤５の通孔４を貫通して上方円盤９の掛金１
０に結びつけ、中間円盤５と上方円盤９の周りに
は蛇腹８を装着して構成されるものである。

このように構成された本考案による美容運動器
具は、中間円盤５の突環３の中に収容しているボ
ール４が突環３の範囲内で外部に外ずれることな
く下方円盤１の上面に接して転がるので、中間円
盤５は下方円盤１の上方で楕円形方向に揺り動か
され、腰と脚部を使かつて腕を振りながら左右の
捩り運動並びに臀部の回転運動が行われると共
に、上方円盤９は中間円盤５との間に嵌挿された
数固のコイルスプリング７によつて弾発力がある
ので、不快な衝撃を吸収し更に腰と脚部の捩り運
動や臀部の回転運動の時は揺れ動く範囲が広くな
り、活動的で、運動効果と興味を加えると共に、
上方円盤９に跳ね上がる弾性力があるので上下跳
躍運動も出来る利点があり、多様な運動をリズミ
カルで面白く行うことが出来るものである。

また下方円盤１の掛金２と上方円盤９の掛金１
０とを結び着けた連結紐１１は、中間円盤５の中
央通孔４を貫通され、中間円盤５と上方円盤９の
揺り動く範囲を制限すると共に上下円盤を相互連
結するものである。

このように本考案は腰と脚の左右の捩り運動と
臀部の回転運動並びに上下跳躍運動を面白く行う
だけでなく、狭い室内に備えていつでもわずかな
暇を利用して簡単に使用することが出来る便利な
運動器具である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案器具の分解斜視図、第２図は本
考案器具の組立てた状態を示す縦断面図、及び第
３図は本考案器具の作用状態の一例を示す縦断面
図である。 符号１は下方円盤、２は掛金、３は突環、４は
中央通孔、５は中間円盤、６はボール、７はコイ
ルスプリング、８は蛇腹、９は上方円盤、１０は
掛金、及び１１は連結紐をそれぞれ示している。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 下方円盤１、中間円盤５及び上方円盤９の３個
   の円盤を３段に重ねて可撓性の連結紐１１により
   中間円盤５の中央通孔４を貫通して下方円盤１の
   掛金２と上方円盤９の掛金１０とを結びつけ、中
   間円盤５の底面には数個の突環３を突設してその
   突環３の中にボール６を収容し、また中間円盤５
   と上方円盤９との間には数個のコイルスプリング
   を直立した状態に嵌挿してなる美容運動器具。