JP3074147B2 - 蓄熱再生式バーナの運転方法 - Google Patents
蓄熱再生式バーナの運転方法Info
- Publication number
- JP3074147B2 JP3074147B2 JP08227995A JP22799596A JP3074147B2 JP 3074147 B2 JP3074147 B2 JP 3074147B2 JP 08227995 A JP08227995 A JP 08227995A JP 22799596 A JP22799596 A JP 22799596A JP 3074147 B2 JP3074147 B2 JP 3074147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- combustion
- regenerative
- furnace
- burners
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
- Air Supply (AREA)
Description
れた蓄熱再生式バーナの運転方法に関するものである。
蓄熱体を備えたバーナであり、図5に示したように2本
を1組として炉に設置される。そして図6に示すよう
に、バーナAが燃焼するときにはバーナBの燃焼用空気
の流路を通じて排気動作を行わせ、排気ガスの熱をバー
ナBの蓄熱体で回収する。次にバーナBが燃焼するとき
には燃焼用空気を蓄熱体で予熱し、バーナの熱効率を高
めるとともに、その排気ガスの熱を反対側のバーナAの
蓄熱体で回収する。このような燃焼動作と排気動作を3
0秒程度の短い周期で繰り返すことにより、通常のバー
ナよりもはるかに優れた省エネルギ効果を達成できるも
のである。
つの問題があった。第1は、炉内温度を比較的低温にコ
ントロールしたい場合、あるいは昇温速度をゆるやかに
したい場合には、省エネルギ効果が著しく低下すること
である。即ち、蓄熱再生式バーナは燃焼量を絞ることに
より温度分布が悪化するため、炉内温度を比較的低温に
コントロールしたい場合、あるいは昇温速度をゆるやか
にしたい場合には過剰の空気を導入して燃焼温度を下げ
ており、排気熱量が多くなって省エネルギ効果を低下さ
せていた。
ように2本を1組として炉に設置されているため、炉内
のガス流の方向が固定されてしまい、図5の例では単純
な往復流となってしまう。従って炉内を均一に攪拌する
ことにより温度分布の均一化を図りたい場合にも、その
攪拌効果に限界があった。また、所要燃焼量から割り出
されるバーナ本数が奇数本となる場合には、2本を1組
とするために1本を余分に設置する必要があった。
の問題点を解決し、炉内温度を比較的低温にコントロー
ルしたい場合、あるいは昇温速度をゆるやかにしたい場
合にも、優れた省エネルギ効果を得ることができ、また
炉内の攪拌効果にも優れるうえに、バーナ本数が奇数本
でも偶数本でも差し支えのない蓄熱再生式バーナの運転
方法を提供するためになされたものである。
めになされた本発明は、炉の同一ゾーン内に等しい燃焼
周期Xを持つn本(n≧3)の蓄熱再生式のバーナを配
置しておき、同時にi本(i≧1)のバーナを、iX/
nの時間差でiX/n未満の時間ずつ順次間欠燃焼させ
るとともに、各バーナに燃焼の直前に排気動作を行わせ
ることを特徴とするものである。なお、各バーナの排気
動作継続時間を、燃焼継続時間と等しくしておくことが
好ましい。またiはnの約数であることが好ましい。
態を示す。図1、図2は本発明の第1の実施の形態を示
す図である。図1において1は炉の同一ゾーンであり、
単独炉の場合には炉自体を意味し、連続炉の場合には特
定のゾーンを意味する。2は同一ゾーン1に配置された
n本(n≧3)の蓄熱再生式のバーナであり、この例で
はn=4であってA,B,C,Dの4本のバーナ2が配
置されている。しかし、従来のように固定された2本を
1組としたものではない。各バーナ2は前記したように
それぞれ燃焼用空気の流路に蓄熱体を備えている。
はいずれも等しい燃焼周期Xを持ち、1本ずつ等しい時
間差で順次間欠燃焼される。この時間差はX/4であ
る。しかし各バーナ2の燃焼継続時間YはX/4未満と
されており、X/4−Yの時間はどのバーナ2も燃焼し
ていない時間がある。また各バーナ2に、燃焼の直前に
排気動作を行わせる。この排気動作の継続時間は燃焼継
続時間Yと等しくしておくことが好ましい。
のバーナがY秒だけ燃焼した後、X/4秒の時間差でB
のバーナがY秒燃焼し、以下同様にC,Dのバーナが等
しい時間差で燃焼する。そしてAのバーナが燃焼してい
るときにはBのバーナから排気が行われ、次にBのバー
ナが燃焼するときにはCのバーナから排気が行われる。
このようにして、炉の同一ゾーン1の内部にはX/4秒
の時間差で図1に〜で示す通りのガス流が順次形成
されることとなり、優れた攪拌効果が得られる。その結
果、炉内の温度分布の均一化を図ることができる。
間YはX/n未満とされているため、この燃焼継続時間
Yを短縮することによって燃焼発熱量を低下させ、炉内
温度を比較的低温にコントロールしたり、あるいは昇温
速度をゆるやかにしたりすることができる。しかもこの
燃焼継続時間Yの間は各バーナ2は燃焼量を絞られるこ
となく燃焼しているため、温度分布が悪化することはな
い。このため本発明によれば炉内温度を比較的低温にコ
ントロールしたい場合、あるいは昇温速度をゆるやかに
したい場合にも、蓄熱再生式のバーナの持つ優れた省エ
ネルギ効果を低下させることがない。
本ずつ順次間欠燃焼させる第2の実施形態を示す。即ち
n=6、i=1である。この場合にも各バーナはX/6
秒の時間差でX/6秒未満ずつ燃焼し、かつ燃焼の直前
に排気動作を行わせる。このように本発明では各バーナ
に燃焼の直前に排気動作を行わせるため、蓄熱体が高温
に保たれ燃焼用空気の予熱効果が大きい利点がある。
同一ゾーン1に6本のバーナが配置されており、同時に
2本ずつのバーナが燃焼するようになっている。即ちn
=6、i=2であり、2X/6の位相差で2本ずつのバ
ーナが燃焼する。その燃焼継続時間Yは2X/6未満で
ある。この場合にも、前記したと同様の作用効果を得る
ことができる。
生式バーナの運転方法によれば、炉内温度を比較的低温
にコントロールしたい場合、あるいは昇温速度をゆるや
かにしたい場合にも優れた省エネルギ効果を得ることが
でき、また炉内の攪拌効果にも優れる利点がある。更
に、バーナ本数が奇数本でも偶数本でも差し支えがない
ので、バーナ本数を所要燃焼量から割り出される適正な
数とすることができる利点もある。
タイムチャートである。
タイムチャートである。
チャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】炉の同一ゾーン内に等しい燃焼周期Xを持
つn本(n≧3)の蓄熱再生式のバーナを配置してお
き、同時にi本(i≧1)のバーナを、iX/nの時間
差でiX/n未満の時間ずつ順次間欠燃焼させるととも
に、各バーナに燃焼の直前に排気動作を行わせることを
特徴とする蓄熱再生式バーナの運転方法。 - 【請求項2】各バーナの排気動作継続時間を、燃焼継続
時間と等しくした請求項1記載の蓄熱再生式バーナの運
転方法。 - 【請求項3】iをnの約数とした請求項1または2記載
の蓄熱再生式バーナの運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08227995A JP3074147B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 蓄熱再生式バーナの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08227995A JP3074147B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 蓄熱再生式バーナの運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1073237A JPH1073237A (ja) | 1998-03-17 |
JP3074147B2 true JP3074147B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=16869534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08227995A Expired - Lifetime JP3074147B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 蓄熱再生式バーナの運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074147B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100478722B1 (ko) * | 2000-12-02 | 2005-03-24 | 주식회사 포스코 | 냉연강판의 저온소둔 연소제어장치 |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP08227995A patent/JP3074147B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1073237A (ja) | 1998-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2403221A1 (en) | Heating furnace with regenerative burners and method of operating the heating furnace | |
JP3074147B2 (ja) | 蓄熱再生式バーナの運転方法 | |
JP3090883B2 (ja) | 蓄熱再生式バーナの運転方法 | |
JPH11230543A (ja) | 蓄熱再生式バーナの運転方法 | |
JPH09229354A (ja) | 加熱炉、その燃焼制御方法及び燃焼制御装置 | |
JPH09287013A (ja) | 熱風炉の熱利用装置 | |
JPH06193860A (ja) | 輝炎発生燃焼方法 | |
JPH0828830A (ja) | 高温空気バーナ | |
JP2598345B2 (ja) | 鋼帯加熱炉の加熱方法 | |
JP3029977B2 (ja) | 焼成炉 | |
JPH09280511A (ja) | 燃焼装置 | |
JP3212002B2 (ja) | 窒素酸化物低発生交番燃焼方法 | |
JP3299381B2 (ja) | 蓄熱式燃焼装置 | |
JP3572537B2 (ja) | 蓄熱式ラジアントチューブ燃焼装置を用いた連続炉の炉温制御方法 | |
JPS61264127A (ja) | 炉の加熱装置 | |
JPH10253047A (ja) | 交代燃焼式加熱炉 | |
JP2677776B2 (ja) | 蓄熱式バーナの運転方法 | |
JP3499963B2 (ja) | 蓄熱式交番燃焼バーナ | |
JPH1193691A (ja) | ガスタービン | |
JP2996589B2 (ja) | 蓄熱燃焼方法及び装置 | |
JP3656930B2 (ja) | 工業炉 | |
JPH08209234A (ja) | バーナーの燃焼制御方法 | |
JPH11182818A (ja) | バーナー | |
JPS6367095B2 (ja) | ||
JP3859180B2 (ja) | ローラーハースキルン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000114 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000523 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080602 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090602 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100602 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110602 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120602 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130602 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140602 Year of fee payment: 14 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |