JP3074068U - 表示用ボード - Google Patents

表示用ボード

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JP3074068U
JP3074068U JP2000004110U JP2000004110U JP3074068U JP 3074068 U JP3074068 U JP 3074068U JP 2000004110 U JP2000004110 U JP 2000004110U JP 2000004110 U JP2000004110 U JP 2000004110U JP 3074068 U JP3074068 U JP 3074068U
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Inventor
久義 寺村
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株式会社ニチリョク
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】式典会場等において、大量の花を飾り付けて花
文字等を表示する場合に、会場内での飾り付け作業に要
する労力を軽減するとともに、表示のために必要な花を
調達する際の費用を低減する。 【解決手段】図は、花による表示を行う際に使用する表
示用ボードであり、1輪づつの花が挿された小型のポッ
トを、表示用ボードの開孔に嵌装することにより、所望
の表示を実現する。花による表示を大面積で行う場合
は、複数の表示用ボードを隙間なく配設して行う。個々
の表示用ボードは、工場内で殆どの花の飾りつけが済ん
だ状態で会場へ搬送することにより、会場内での作業を
軽減できる。花は、小型のポットに挿花された状態で表
示に用いられるから、茎の曲がった安価な花を使用でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、種々のセレモニー会場において、大量の花を用いて飾り付け或いは 表示を行う場合に使用して好適な表示用ボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冠婚葬祭や祝賀会、或いはパーティー等の大規模な式典においては、大量 の花を用いた飾り付けや、花文字による表示等がよく行われる。その例としては 、例えば、盛大な葬儀において、大きく掲示された遺影の写真の周囲を多数の花 で飾って生花付遺影額を構成する場合とか、或いは、結婚祝賀パーティーにおい て、花文字で「結婚おめでとう」と大きく表示したボードを掲示する場合等を挙 げることができるが、このような表示を行う場合、取り扱う花の本数が多量であ るため、所望の飾り付けや表示を行うための作業に大変な労力と時間を要するば かりでなく、表示用の大量の花を調達するだけでも相当の費用がかかることにな る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、かかる点に鑑み、大量の花を用いて表示を行う際に、表示のための 花の飾りつけ作業に要する会場内での労力を軽減すると共に、表示用の花を調達 する際の代金も低減できるようにすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、水平方向に所定間隔毎に、かつ、垂直方向に特定間隔毎に形成され た多数の開孔を備えた表示用ボードであり、ここで、該開孔は、挿花可能なポッ トを嵌装可能な構造を有し、該開孔に嵌装されたポットに挿花を行うことにより 、多数の花による表示を行うものである。そして、複数の表示用ボードを隙間な く配設可能な構造を備えることにより、花による表示を大面積で行うことができ る。
【0005】 また、垂直方向で隣接する各開孔列における開孔の水平方向の位置が、互いに 2分の1周期オフセットされるように構成することで、より滑らかな表示パター ンを得ることができるとともに、水平方向の隣接する開孔の間隔を、同一水平位 置にある垂直方向の隣接する開孔の間隔よりも短く設定することで、高い位置で 表示を行う場合に、より自然な表示を与えることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
まず、本考案の表示用ボードに嵌装されるポットについて、図7を参照して説明 する。この図は、かかるポットの1例を示し、本体部1とキャップ部2とから成 る。本体部1の内部に水を封入した後、これを表示用ボードの開孔に嵌装し、更 に、ポットのキャップ部の開孔3に花の茎を挿入することにより、所望の表示が 行われる。
【0007】 次に、本考案による表示用ボードの1実施例を図1により説明する。この実施例 では、表示用ボード4の水平方向(図におけるX方向)に14個の開孔が1列に 形成されるとともに、これが垂直方向(図におけるY方向)に12列形成されて いる。そして、各開孔の直径は、表側の直径のほうが裏側の直径よりも大きく設 定されており、これにより、ポットを開孔に嵌装したときに開孔によってポット が嵌合保持されるように構成されている。参考までに、開孔に嵌装されたポット に花が挿されている状態の断面図を図2に示す。
【0008】 なお、表示用ボードは、図1に示されるように水平方向の隣接する開孔間の距離 Lxに対して垂直方向の隣接する開孔間の距離Lyのほうが大きく設定されてい る。これによって、人の目線よりもかなり高い位置で花文字等を表現する場合、 より自然に近い表現を人に与えることができる。また、垂直方向の直近の隣接す る各列の開孔については、その水平位置が互いに2分の1周期だけオフセットし た位置関係となるように設定されている。このような構成を採用したことにより 、開孔が格子状の配置をとるように設計した場合に比べ、花文字等を表現したと きの曲線部分をより滑らかに表現することができる。
【0009】 なお、ポットおよび表示ユニットボードの具体的なサイズは、表示に使用される 花の大きさに応じて適宜設定すべきものであるが、1例を挙げれば、ポットにつ いてはキャップ部の直径17ミリ、本体部の軸方向の長さ67ミリ程度の小型の サイズで多くの花に対応させることができる。また、表示用ボードについては、 1例として、厚さ3センチの発泡スチロール板を用い、その水平方向に38ミリ の間隔をもって多数の開孔を穿って開孔列を形成するとともに、この水平方向の 開孔列を垂直方向に38ミリの間隔で位置をオフセットさせて多数形成したもの を採用することができる。
【0010】 なお、1枚の表示用ボードでは表現しきれないような大面積の表示を行う場合に は、多数の表示用ボードを上下左右に隙間なく配置することで、所望の表示を簡 単に行うことができる。参考までに、表示用ボードを横方向に複数枚配置して帯 状に表示を行う場合の例を、図3に示す。なお、この図では、表示用ボードを安 定に保持するために、表示用ボードの背後に支持用パネルを設けており、図中の X印の位置でボルトによって表示用ボードを背後の支持用パネルに取り付けるよ うにしている。
【0011】 表示用ボード4を支持用パネルに取り付けた状態の断面図を図4に示す。この図 において、表示用ボード4は、支持用パネル(例えば、合板製のパネル)5との 間に間隙保持用のリブ6を介してボルト7を締め付けることにより、強固な取り 付けが行われる。リブの長さは、開孔に嵌装されたポットの先端が合板パネルに 当たらないように設定する。
【0012】 なお、以上のような大面積での表示を行う場合には、予め工場内において、各表 示用ボードのボルト近傍を除いたポットに挿花をしておき、この状態で式典会場 へ搬送する。会場内では、支持用パネルを準備した後、この支持用パネルに搬入 された各表示用ボードを取り付けてから、最後にボルト近傍のポットに挿花する ことによって花による表示のための作業が終了する。従って、本考案による表示 用ボードを用いれば、会場内での挿花作業が激減するという効果が得られる。
【0013】 また、本考案では、花は小型のポットに挿して保持されるので、表示のために用 いる花として、従来のように、茎が長くてまっすぐな花ではなく、茎の曲がった 廉価な花を使用することができ、表示用の花を調達するために要する費用も大幅 に低減できる。
【0014】 以上に説明した実施例では、表示用ボードは、略矩形状の外形をしているが、必 ずしもこのような形状に限る必要はない。他の形状を用いた場合の例を、図5に 示す。この図は、個々の表示用ボードの形状を台形にして帯状に配設した場合の 例であるが、このほかに、3角形、或いは菱形等の様々な形状を採用することも できる。
【0015】 また、前述の支持用パネルについても、パネルの変わりにフレームを用いるよう にしてもよい。例えば、図3のように複数の表示用ボードを配設する場合の支持 用フレームとしては、図6のように、梯子状に構成されたフレームにボルト取付 用の開孔を形成したものを使用することができる。
【0016】 以上、本考案の種々の実施例について説明したが、もちろん、本考案は、これらの 実施例に限定されるものではない。そして、当業者であれば、この他に、この考案 の技術思想の範囲で、さまざまな構造的改変を施した実施例を構成することが可 能であるが、そのような実施例が本考案の範囲から除外されるものではないこと も明らかである。
【0017】
【考案の効果】
本考案の表示用ボードを用いて花による表示を行うことにより、会場内における 表示のための花の飾りつけ作業が極めて簡単になる。また、表示用の花を調達す る際の費用を著しく低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による表示用ボードの1実施例を示す図
である。
【図2】該表示用ボードにより花が保持されている状態
を説明する断面図である。
【図3】該表示用ボードを用いて帯状に花による表示を
行う場合の実施例を示す図である。
【図4】同実施例における表示用ボードの支持方法を説
明する図である。
【図5】表示用ボードの他の実施例を説明する図であ
る。
【図6】支持用フレームを示す図である。
【図7】本考案において使用されるポットを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 本体部 2 キャップ部 3 開孔 4 表示用ボード 5 支持用パネル 6 リブ 7 ボルト

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に所定間隔毎に、かつ、垂直方
    向に特定間隔毎に形成された多数の開孔を備えた表示用
    ボードであって、該開孔は、挿花可能なポットを嵌装可
    能に構成され、該開孔に嵌装されたポットに挿花を行う
    ことにより、多数の花による表示を行うことを特徴とす
    る表示用ボード。
  2. 【請求項2】 複数の表示用ボードを隙間なく配設可能
    な構造を備えることにより、花による表示を大面積で行
    うことを可能としている請求項1記載の表示用ボード。
  3. 【請求項3】 垂直方向で隣接する各開孔列における開
    孔の水平方向の位置が、互いに2分の1周期オフセット
    していることを特徴とする請求項1又は2記載の表示用
    ボード。
  4. 【請求項4】 水平方向の隣接する開孔の間隔が、同一
    水平位置にある垂直方向の隣接する開孔の間隔よりも短
    く設定されていることを特徴とする請求項1,2、又は
    3記載の表示用ボード。
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