JP3073911B2 - ニードルローラ組み付け装置 - Google Patents

ニードルローラ組み付け装置

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JP3073911B2 JP07126795A JP12679595A JP3073911B2 JP 3073911 B2 JP3073911 B2 JP 3073911B2 JP 07126795 A JP07126795 A JP 07126795A JP 12679595 A JP12679595 A JP 12679595A JP 3073911 B2 JP3073911 B2 JP 3073911B2
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needle
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grease
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • F16C43/04Assembling rolling-contact bearings
    • F16C43/06Placing rolling bodies in cages or bearings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリスが塗布されたベ
アリング外輪の内周面に対し、所定数のニードルローラ
を自動的に組み込むことが可能なニードルローラ組み付
け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ベアリング外輪の内周面に沿
って複数本のニードルローラを環状に組み込んだニード
ルベアリングが知られている。
【0003】前記ニードルローラを組み込む方法とし
て、従来から種々の技術的思想が開示され、例えば、特
開昭56−146635号公報では、有底筒が形成さ
れ、且つ上部にニードルローラ支持用の鍔部が設けられ
たニードルベアリングのベアリングケース内に複数のニ
ードルローラをその半数ずつ組み付ける方法が採用され
ている(第1従来技術)。
【0004】また、特開昭60−76922号公報で
は、ガイドシャフトの押圧作用下に押込ロッドを後退さ
せた空間内に、ノックプレートによって1個ずつニード
ルローラを押し込んだ後、前記押込ロッドを前進させて
ニードルローラをベアリング外輪の内周面に組み込む構
成が採用されている(第2従来技術)。
【0005】さらに、実開平1−138531号公報で
は、偏心カムが一回転する毎に、ニードルローラを1本
ずつ開口部からベアリング外輪の内周面へ順次押し込む
構成が採用されている(第3従来技術)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1〜第3従来技術では、ベアリング外輪の内周面にニー
ドルローラを半数毎あるいは1本毎に順次整列させて組
み込むものであり、ニードルローラの組み込み作業に多
大な時間を要するとともに、生産効率をさほど向上させ
ることができないという不都合がある。
【0007】本発明は、ニードルローラの組み込み時間
を短縮して生産効率の向上を図るとともに、グリス付
け、ニードルローラの投入および整列等の各工程を自動
的に行って作業時間を短縮し、これによって大量生産す
ることが可能なニードルローラ組み付け装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ベアリング外輪に画成された内空部の
内周面に沿ってニードルローラを組み込むニードルロー
ラ組み付け装置であって、グリス供給部を介してベアリ
ング外輪の内周面に供給されるグリスからなり、前記ニ
ードルローラをベアリング外輪の内周面に保持する保持
手段と、複数のニードルローラを順次連続して内空部内
に供給するとともに、前記供給された所定数のニードル
ローラを前記内周面にそって整列させ、且つ該内周面に
保持させるニードルローラ整列手段と、前記保持手段と
ニードルローラ整列手段との間でベアリング外輪を搬送
する搬送手段と、を備え 前記ニードルローラ整列手段
は、前記ベアリング外輪の内周面に装着される所定数の
ニードルローラを順次連続して内空部内に供給するとと
もに、前記供給された所定数のニードルローラを仮整列
させるニードルローラ供給部と、前記仮整列されたニー
ドルローラを整列ピンの偏心回転作用下にベアリング外
輪の内周面に押圧して本整列させるニードルローラ整列
部とからなり、 前記ニードルローラ供給部は、ニードル
ローラ供給通路が画成された円筒部材と、前記円筒部材
の端部に連結され、ベアリング外輪の内空部に臨む仮整
列ピンと、軸線を回転中心として前記円筒部材を所定方
向に回転させる回転機構とを有し、前記回転機構の駆動
作用下に前記円筒部材と仮整列ピンとが一体的に回動す
ることにより、ニードルローラ供給通路を介して前記内
空部内に供給されるニードルローラを仮整列させること
を特徴とする。
【0009】
【作用】上記の本発明に係るニードルローラ組み付け装
置では、搬送手段の搬送作用下にベアリング外輪が保持
手段とニードルローラ整列手段との間で順次搬送され
る。
【0010】この場合、保持手段として機能するグリス
供給部では、ベアリング外輪の内周部にグリスが塗布さ
れ、ニードルローラ整列手段として機能するニードルロ
ーラ供給部では、前記内周面に装着される全てのニード
ルローラが仮整列された状態で内空部内に供給され、ニ
ードルローラ整列部では、整列ピンによって仮整列され
たニードルローラが内周面に押圧されて本整列される。
【0011】このように、ベアリング外輪に対するグリ
ス付け、ニードルローラの投入および整列等の各工程を
自動的に且つ連続して行うことができ、しかも、ベアリ
ング外輪に組み付けられるニードルローラの全てが順次
連続して供給されることから、ニードルローラの組み付
け時間が短縮され、生産効率が向上する。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係るニードルローラ組み付け
装置について好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照し
ながら以下詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例に係るニードルロ
ーラ組み付け装置の概略構成正面図、図2は、図1に示
すニードルローラ組み付け装置の平面図である。
【0014】このニードルローラ組み付け装置10は基
台部12を含み、前記基台部12の一端部には、各種ス
イッチ等から構成される操作部14が支柱16を介して
立設され、前記操作部14と反対側の他端部には、図1
0に示すベアリング外輪18(以下、単に外輪18とい
う)の中心に画成された内空部の内周面19に沿って複
数本のニードルローラ20(以下、必要に応じて20
a、20bとする)が環状に組み付けられたニードルベ
アリング22を収納するバケット24が配設される。
【0015】前記基台部12上には、軸受部材26によ
って回転自在に軸支され、外輪18を複数個収納するマ
ガジン28と、前記外輪18の内周面19にグリスを供
給するグリス供給部30と、前記内周面19に複数のニ
ードルローラ20を供給し、供給された前記ニードルロ
ーラ20を仮整列させるニードルローラ供給部32と、
複数のニードルローラ20を外輪18の内周面19に沿
って環状に整列させるニードルローラ整列部34とが設
けられる。
【0016】さらに、基台部12上には、前記マガジン
28からバケット24まで外輪18を搬送する直線状の
ガイドレール36が配設され、前記ガイドレール36に
近接する部位には、一組のガイドロッド38a、38b
に沿ってスライドテーブル40を前記ガイドレール36
の軸線と略平行(Y軸方向)に移動させる第1シリンダ
42が設けられ、前記スライドテーブル40の上面部に
は、ワーク搬送用アーム44をガイドレール36の軸線
と略直交する方向(X軸方向)に変位させる第2シリン
ダ46が固設される。前記ワーク搬送用アーム44に
は、所定間隔離間する複数の突起部が設けられ、前記第
1および第2シリンダ42、46の駆動作用下にワーク
搬送用アーム44をX軸およびY軸方向に変位させる。
この結果、前記突起部に係合する外輪18の押圧作用下
に、グリス供給部30、ニードルローラ供給部32、ニ
ードルローラ整列部34およびバケット24へと外輪1
8を順次搬送することができる。
【0017】マガジン28の下方側には、回転軸が軸受
部材26に連結され、前記軸受部材26を回転中心とし
て該マガジン28を所定方向に回転させるモータ48が
基台部12に固設される。前記マガジン28の内部に
は、複数個の外輪18を収納可能な室50が設けられ、
図示しない送り出し手段によって外輪18を1個ずつ、
順次、自動的にガイドレール36上に送り出すことがで
きる。
【0018】グリス供給部30、ニードルローラ供給部
32およびニードルローラ整列部34は、それぞれユニ
ットプレート52に固設され、前記ユニットプレート5
2と一体的に上下方向(Z軸方向)に変位自在に設けら
れる。図3に示されるように、前記ユニットプレート5
2の中央部には固定ブロック54が固定され、前記固定
ブロック54には第3シリンダ56のピストンロッド5
8が連結される。従って、ユニットプレート52は、前
記第3シリンダ56の駆動作用下に両端部に設けられた
一組のガイドシャフト60a、60bに沿って上下方向
(Z軸方向)に変位する。
【0019】前記グリス供給部30は、前記ユニットプ
レート52に固設され、該ユニットプレート52と一体
的に変位するグリス供給部本体62を含み、前記グリス
供給部本体62内にはグリス注入シャフト63(図11
A参照)が設けられ、前記グリス注入シャフト63の軸
線方向に沿って画成されたグリス供給通路65はチュー
ブを介してグリス供給源64に連通接続される。前記グ
リス注入シャフト63の一端部には環状溝67が画成さ
れ、前記環状溝67は複数のグリス吐出孔69a〜69
dを介してグリス供給通路65に連通するように構成さ
れている。
【0020】ニードルローラ供給部32は、基台部12
上に設けられた第1および第2支持部材66a、66b
を介して略並行に支持された略円形状の一組のパーツフ
ィーダ68a、68bと、前記パーツフィーダ68a、
68bの導出ポート70に連結され、支柱72を介して
所定角度傾斜した状態で支持される直線状のシュート7
4a、74b(図4参照)と、前記ユニットプレート5
2に固設され、該ユニットプレート52と一体的に変位
するニードルローラ供給部本体76とを含む。
【0021】図5に示されるように、前記ニードルロー
ラ供給部本体76は、シュート74a、74bの終端部
にそれぞれ接続された可撓性を有するチューブ78a、
78bを通じてニードルローラ20が導入される接続部
材80と、前記接続部材80に対して回動自在に設けら
れ、外輪18の内空部に臨み貫通するニードルローラ供
給通路82が画成される円筒部材84と、ユニットプレ
ート52に固設され、ボールベアリング86を介して前
記円筒部材84を回動自在に保持する保持ブロック88
と、前記保持ブロック88の底面部に連結され、位置決
め用孔部90を通じて外輪18を位置決め保持するクラ
ンプ部材92と、軸線を回転中心として前記円筒部材8
4を矢印方向に回転させる回転機構94とを含む。
【0022】前記回転機構94は、ユニットプレート5
2に固設されたハウジング96と、図示しないシリンダ
のピストンロッドに連結されたラック部材98と、前記
ラック部材98に噛合するピニオン100と、シャフト
102を介して前記ピニオン100と同軸に軸支された
第1歯車104と、締付ナット106によって前記円筒
部材84に保持され、前記第1歯車104と噛合する第
2歯車108とから構成される。
【0023】この場合、図示しないシリンダの駆動作用
下にラック部材98を直線状に変位させることにより、
ピニオン100と同軸に軸支された第1歯車104が所
定方向に回転し、前記第1歯車104に噛合する第2歯
車108を介して円筒部材84が所定方向に回転する。
なお、前記円筒部材84の終端部には、外輪18の内周
面19まで臨むように突出し、円筒部材84と一体的に
回転する仮整列ピン110が該円筒部材84の内壁面に
連結される。前記仮整列ピン110は、外輪18の内周
面19に沿って矢印方向に回転することにより、外輪1
8の内空部内に供給されたニードルローラ20を仮整列
させる機能を営む。また、前記回転機構94はユニット
プレート52に固設され、前記ユニットプレート52の
変位作用下にニードルローラ供給部本体76と一体的に
上下方向(Z軸方向)に変位する。
【0024】図4に示されるように、それぞれのシュー
ト74a(74b)の中央部には軸線方向に沿って延在
するニードルローラ投入通路112が画成され、パーツ
フィーダ68a(68b)から導出された複数のニード
ルローラ20が前記ニードルローラ投入通路112に沿
ってニードルローラ供給部本体76内に順次投入され
る。前記シュート74a(74b)は、パーツフィーダ
68a(68b)に連結された始点部からニードルロー
ラ供給部本体76に連結される終端部に向かって所定角
度傾斜した状態に支持される。
【0025】前記ニードルローラ投入通路112の終端
部には、シャッタ手段として機能し、ニードルローラ投
入通路112を開閉する第4シリンダ114が設けら
れ、一方、パーツフィーダ68a(68b)に近接する
ニードルローラ投入通路112には、ストッパ手段とし
て機能し、外輪18の内空部に順次供給される1セット
(所定数)のニードルローラ20の中の最終のニードル
ローラ20を押圧して保持する第5シリンダ116が設
けられる。なお、前記第5シリンダ116に近接してニ
ードルローラ投入通路112内にニードルローラ20が
充填されているか否かを検出するセンサ118が設けら
れる。
【0026】図6Aおよび図6Bに示されるように、並
行に配設された2つのシュート74a、74bには、外
輪18の高さに対応して軸線方向の長さL1 、L2 が異
なる大小二種類のニードルローラ20a、20bがそれ
ぞれ充填され、前記第4および第5シリンダ114、1
16は、それぞれ長さL1 、L2 が異なる異種のニード
ルローラ20a、20bが混在することを阻止する機能
を営む。
【0027】すなわち、短尺なニードルローラ20aが
充填される一方のシュート74aでは第5シリンダ11
6が2セット目の最初のニードルローラ20a(17本
目)の上流側の端部を押圧して保持し(図6A並びに図
4参照)、一方、長尺なニードルローラ20bが充填さ
れる他方のシュート74bでは、第5シリンダ116が
所定数(例えば、16本)で構成される1セット目に続
く2セット目の最初のニードルローラ20b(17本
目)の下流側の端部を押圧して保持する(図6B参
照)。
【0028】長さが短い種類のニードルローラ20aの
みが配列されるシュート74aのニードルローラ投入通
路112内に異種の長いニードルローラ20bが混在す
る場合、所定数で構成される1セット目の全長が長くな
り、第5シリンダ116は、長さが伸張された1セット
の最終端に位置するニードルローラ20a(16本目)
を押圧する。このため、第4シリンダ114が付勢され
てニードルローラ投入通路112が開成することによ
り、所定数より1本だけ少ない本数(15本)のニード
ルローラ20a、20bが外輪18の内空部に供給され
ることになる。
【0029】また、長さが長い種類のニードルローラ2
0bのみが配列されるシュート74bのニードルローラ
投入通路112内に異種の短いニードルローラ20aが
混在する場合、所定数で構成される1セットの全長が短
縮され、第5シリンダ116は、1セット目に続く2セ
ット目の2番目のニードルローラ20b(18本目)を
押圧する。このため、第4シリンダ114が付勢されて
ニードルローラ投入通路112が開成することにより所
定数より1本だけ多い本数(例えば、17本)のニード
ルローラ20a、20bが外輪18の内空部に供給され
ることになる。
【0030】シュート74a(74b)に充填されたニ
ードルローラ20a(20b)がニードルローラ供給部
本体76に供給される本数は、シュート74a(74
b)の終端部に設けられ、発光部と受光部とから構成さ
れるフォトインタラプタ120によって検出される。す
なわち、前記発光部と受光部との間をニードルローラ2
0a(20b)が通過し、発光部からの発光光が遮断さ
れることによりフォトインタラプタ120から検出信号
が出力され、前記検出信号を図示しないカウンタ装置で
計測することによって外輪18の内空部に供給されるニ
ードルローラ20a(20b)の本数を検出することが
できる。
【0031】外輪18の内空部に供給されるニードルロ
ーラ20a(20b)の本数が所定数と異なる場合、カ
ウンタ装置からの出力信号が図示しないコントローラに
導入され、前記コントローラは、操作部14に設けられ
た図示しない表示手段または異常警報手段を付勢する信
号を導出することにより、作業者は、長さが異なる異種
のニードルローラ20a(20b)が混在したことを認
識することができる。
【0032】次に、図7〜図9に示されるように、ニー
ドルローラ整列部34は、偏心回転作用下に外輪18の
内空部内に仮整列された複数のニードルローラ20を本
整列させる整列ピン122と、前記整列ピン122を偏
心回転させる偏心回転機構124と、固定板126を介
して前記ユニットプレート52に固設され、外輪18を
位置決めして保持するための位置決め用孔部128を有
するクランプ部材130とを含む。なお、前記整列ピン
122の下端部は、クランプ部材130の開口部132
を貫通して前記位置決め用孔部128内に臨むように設
けられる。
【0033】整列ピン122は、図8に示されるよう
に、固定ナット134によりアーム136の一端部に略
直交して保持される支点部138と、前記支点部138
の軸線方向に沿って画成された貫通孔内に挿入されるシ
ャフト140を介して前記支点部138と同軸に連結さ
れる保持部142と、前記支点部138と保持部142
との間に介装される第1スプリング144と、前記保持
部142の環状段部に係止される第2スプリング146
を介して前記保持部142と同軸に保持され、外輪18
の内空部内に挿入される傾斜面部148とから構成され
る。傾斜面部148は下方側に向かって漸次幅狭となる
倒立円錐状に形成され、下端が軸心に沿って突出する頂
部となっている。
【0034】偏心回転機構124は、固定板152を介
してユニットプレート52と略直交して一体的に連結さ
れた基板154と、前記基板154の一端部に固定され
る支軸156と、前記支軸156を回転中心として所定
角度だけ回動変位するギヤボックス158と、支持ブロ
ック160を介して前記ギヤボックス158に固設さ
れ、該ギヤボックス158とともに回動変位する第6シ
リンダ162と、前記第6シリンダ162のピストンロ
ッド164と同軸に連結され、外周面に図示しない歯形
部が形成されたラック部材166とを含む。
【0035】ギヤボックス158には、第1および第2
カムシャフト168、170が所定距離離間して並列に
且つ回転自在に軸支され、前記第1カムシャフト168
と第2カムシャフト170との間には、シャフト172
が回転自在に軸支される。前記シャフト172には、前
記ラック部材166の歯形部に噛合する第3歯車174
が保持され、さらに、前記第3歯車174の上部には直
径の大なる第4歯車176が同軸に保持される。前記第
1および第2カムシャフト168、170には前記第4
歯車176に噛合する第5および第6歯車178、18
0がそれぞれ保持され、該第1および第2カムシャフト
168、170の頭部には、略長方形状を呈するカム板
182、184が設けられる。前記カム板182、18
4の中心から所定距離偏心した位置には連結ピン186
によって長尺なアーム136の一端部がそれぞれ回動自
在に軸支され、前記アーム136の他端部は整列ピン1
22の支点部138に連結されている。
【0036】図7および図9に示されるように、前記基
板154の一端部には、直線状に往復動作するラック部
材166の先端部が当接して第6シリンダ162の前進
端における移動範囲を規制するストッパ部材188が固
設される。また、ギヤボックス158に近接する部位に
は係止部材190が基板154上に固定され、前記係止
部材190に係止されたスプリング部材192によって
ギヤボックス158を常時矢印Y1 方向に押圧してい
る。さらに、ギヤボックス158を間にして前記係止部
材190と対向する反対側には、ギヤボックス158に
当接して該ギヤボックス158の回動を阻止する位置決
め用ストッパ194が基板154に固設される。
【0037】この場合、図7に実線で示されるように、
シリンダストロークの前進端ではラック部材166の先
端部がストッパ部材188に当接し、ギヤボックス15
8の軸線とX軸とが略平行な状態(以下、原位置とい
う)に設定される。シリンダストロークが原位置から矢
印Y2 方向に後退すると、スプリング部材192の押圧
力によってギヤボックス158が支軸156を回転中心
として矢印B方向に所定角度回動し、前記ギヤボックス
158が位置決め用ストッパ194に当接して位置決め
される(図7の二点鎖線参照)。前記ギヤボックス15
8の回動作用については、後で詳細に説明する。なお、
前記第6シリンダ162は、ラック部材166を直線状
に往復動作させるとともに、支軸156を回転中心とし
てギヤボックス158を所定角度回動させる機能を営
む。
【0038】本発明の実施例に係るニードルローラ組み
付け装置10は基本的には以上のように構成されるもの
であり、次にその動作並びに作用効果を説明する。
【0039】まず、マガジン28の室50内に収納され
た外輪18を図示しない送り出し手段によってガイドレ
ール36上に1個ずつ順次載置する。第1および第2シ
リンダ42、46の駆動作用下にワーク搬送用アーム4
4が相互に略直交するX軸方向およびY軸方向にそれぞ
れ変位し、前記ガイドレール36上に載置された外輪1
8は、前記ワーク搬送用アーム44の一組の突起部に押
圧されてグリス供給部30に移送される。
【0040】前記グリス供給部30では、第3シリンダ
56の付勢作用下にガイドシャフト60a、60bに沿
ってユニットプレート52を下降させることにより、図
示しないクランプ手段によって外輪18が位置決め保持
されるとともに、グリス供給部本体62内に設けられた
グリス注入シャフト63を介して所定量のグリスが内空
部の内周面19の一部に環状に塗布される。
【0041】すなわち、グリス供給通路65を通じてグ
リス吐出孔69a〜69dから吐出されたグリスは、前
記グリス吐出孔69a〜69dに連通する環状溝67に
沿って環状に広がる(図12A参照)。この場合、グリ
ス注入シャフト63と内周面19との間隔は微小であり
(約1mm)、グリス注入シャフト63を内周面19か
ら矢印方向に引き抜く際に吐出されたグリスが該グリス
の粘性によって前記内周面19に沿って塗り伸ばされ
る。
【0042】このようにして、外輪18の内周面19に
グリスが付着された後、第3シリンダ56の駆動作用下
にユニットプレート52を原位置に復帰させることによ
りグリス供給部本体62が外輪18から離間し、さら
に、第1および第2シリンダ42、46の駆動作用下に
変位するワーク搬送アーム44を介して外輪18がニー
ドルローラ供給部32に移送される。
【0043】ここで、所望の長さのニードルローラ20
a(20b)が収納された一方のパーツフィーダ68a
(68b)を予め付勢しておくことにより、前記パーツ
フィーダ68a(68b)の導出ポート70を通じて複
数のニードルローラ20a(20b)が、順次、シュー
ト74a(74b)のニードルローラ投入通路112に
沿って充填された状態にある。なお、以下においては、
短尺なニードルローラ20aを選択した場合について説
明する。
【0044】続いて、第3シリンダ56を駆動してユニ
ットプレート52と一体的にニードルローラ供給部32
を下降させ、クランプ部材92の位置決め用孔部90内
によって外輪18を保持する。回転機構94の駆動作用
下に円筒部材84を矢印方向に回転させた状態で、シャ
ッタ手段として機能する第4シリンダ114を付勢し、
ニードルローラ投入通路112を開成する。この結果、
所定数で構成される1セット分のニードルローラ20a
がチューブ78aを介してニードルローラ供給通路82
に導入され、前記円筒部材84の回転作用下に外輪18
の内空部内にニードルローラ20aが供給される。
【0045】1セット分のニードルローラ20aが内空
部内に供給された後、第4シリンダ114を滅勢してニ
ードルローラ投入通路112を閉塞するとともに、予め
付勢されて2セット目の最初のニードルローラ20aの
上流側を押圧していた第5シリンダ116を滅勢してス
トッパ機能を解除する。従って、第4および第5シリン
ダ114、116の付勢、滅勢作用下にパーツフィーダ
68aから所定数(1セット)毎のニードルローラ20
aをニードルローラ供給部32に供給することが可能と
なる。 この場合、シュート74aからニードルローラ
供給部本体76内に供給されるニードルローラ20aの
本数は、前述したように、フォトインタラプタ120か
ら出力される検出信号に基づきカウンタ装置によって計
測され、予め設定された所定数のニードルローラ20a
が外輪18の内空部内に供給される。また、例えば、パ
ーツフィーダ68a内に長さが異なる長尺なニードルロ
ーラ20bが混在する場合、ストッパ手段として機能す
る第5シリンダ116によってニードルローラ供給部本
体76内に供給されるニードルローラ20a、20bの
1セット分の本数が減少することから、前記ニードルロ
ーラ20a、20bの本数の増減変更をカウンタ装置に
接続された表示手段または異常警報手段で視認すること
により、容易に不良品を除去することができる。
【0046】円筒部材84のニードルローラ供給通路8
2を通じて外輪18の内空部内にニードルローラ20a
が供給される際、内空部の内周面19に沿って円筒部材
84と一体的に回転する仮整列ピン110は、前記内空
部内に落下するニードルローラ20aと接触し、ランダ
ムに投入された複数のニードルローラ20aが一カ所に
集合することなく該内空部の内周面19に沿ってそれぞ
れ適度に離散した状態で仮整列される。外輪18の内空
部内に複数のニードルローラ20aが仮整列された後、
第3シリンダ56の駆動作用下にユニットプレート52
を原位置に復帰させることによりニードルローラ供給部
本体76が外輪18から離間し、さらに、第1および第
2シリンダ42、46の駆動作用下に変位するワーク搬
送用アーム44を介して外輪18がニードルローラ整列
部34に移送される。
【0047】ニードルローラ整列部34では、第3シリ
ンダ56を駆動させることにより、ユニットプレート5
2と一体的にニードルローラ整列部34全体が下降す
る。この場合、ギヤボックス158はX軸と略平行な原
位置に保持された状態(図7参照)でユニットプレート
52と一体的に変位し、アーム136の一端部に保持さ
れた整列ピン122の傾斜面部148が内空部の中心に
沿って挿入されるとともに、外輪18がクランプ部材1
30の位置決め用孔部128に装着されて位置決め保持
される。
【0048】図7に示されるように、シリンダストロー
クの前進端においては、ピストンロッド164に連結さ
れたラック部材166の先端部がストッパ部材188に
当接して該ストッパ部材188を矢印Y1 方向に押圧す
る力が作用する。前記押圧力の反作用として、第6シリ
ンダ162とギヤボックス158とを連結する支持ブロ
ック160には支軸156を回転中心として矢印C方向
に回転しようとする力が作用し、この結果、支軸156
を回転中心としてギヤボックス158をスプリング部材
192の弾発力に抗して矢印Y2 方向に押圧する力が付
与され、前記ギヤボックス158の軸線とX軸とが略平
行になる。
【0049】続いて、第6シリンダ162を駆動させ、
図7に示すシリンダストロークの前進端からラック部材
166を後退させると、ギヤボックス158を矢印Y2
方向に押圧する力が消滅し、前記ギヤボックス158
は、スプリング部材192の弾発力によって支軸156
を回転中心として矢印B方向に押圧され、位置決め用ス
トッパ194に当接する(図7の二点鎖線参照)。同時
に、第6シリンダ162は、直線状に変位するラック部
材166に噛合する第3歯車174、第1および第2カ
ムシャフト168、170を介してアーム136を偏心
回転させる。
【0050】この場合、ギヤボックス158が支軸15
6を回転中心として所定角度回動変位しているため、ア
ーム136の一端部に保持された整列ピン122の軸心
の回転軌跡は円Oから円Pに変位し(図7参照)、傾斜
面部148が内空部の内周面19に沿って回転する。ギ
ヤボックス158を所定角度回転変位させることなく原
位置でアーム136を偏心回転させた場合、整列ピン1
22の旋回は円Oに示すような軌跡となり、内空部の内
周面19と一致しないからである。
【0051】第1および第2カムシャフト168、17
0に連結されたアーム136の偏心回転作用下に、整列
ピン122の傾斜面部148は内空部に対してニードル
ローラ20aを押圧するように偏心回転する(図10参
照)。すなわち、アーム136の偏心回転作用下に該ア
ーム136に保持される支点部138は所定の直径を有
する円運動を行い、前記円運動が伝達される傾斜面部1
48は、保持部142に係止された第2スプリング14
6の弾発力によって内空部内に仮整列されたニードルロ
ーラ20aが内空部の内周面に保持されるように押圧す
る。この結果、複数のニードルローラ20aは、塗布さ
れたグリスによって保持され、内空部の内周面19に沿
って環状に整列される。
【0052】このようにしてニードルローラ20aが内
空部内に本整列された後、第3シリンダ56の駆動作用
下にユニットプレート52を原位置に復帰させることに
よりニードルローラ整列部34全体が外輪18から離間
し、さらに、第1および第2シリンダ42、46の駆動
作用下に変位するワーク搬送用アーム44を介してニー
ドルローラ20aの組み付け作業が完了した外輪18が
バケット24に収納される。
【0053】以上の工程を連続することにより、外輪1
8に対するグリス付け、ニードルローラ20の投入、整
列等の各工程を自動的に行って大量生産することが可能
となる。
【0054】なお、本実施例では、1個の外輪18を用
いて各工程毎に順次説明しているが、前記グリス供給部
30、ニードルローラ供給部32およびニードルローラ
整列部34は、ユニットプレート52と一体的に変位す
るように構成されているため、ガイドレール36上をワ
ーク搬送用アーム44によって順次移送される複数の外
輪18に対し、グリス付け、ニードルローラ20の投入
および整列をそれぞれ同時に且つ並列的に行うことがで
きる。
【0055】また、本実施例に係るニードルローラ組み
付け装置10では、内空部内に投入される所定数(1セ
ット分)のニードルローラ20を一度に投入することが
できることから、ニードルローラ20の組み込み時間が
短縮化され、生産効率の向上を図ることができる。
【0056】さらに、長さが異なる異種のニードルロー
ラ20a、20bが混在した場合であっても、作業者は
表示手段等によって容易に検知することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明に係るニードルローラ組み付け装
置によれば、以下の効果が得られる。
【0058】すなわち、ベアリング外輪に対するグリス
付け、ニードルローラの投入および整列等の各工程を自
動的に且つ連続して行うことができ、しかも、ベアリン
グ外輪に組み付けられるニードルローラの全てが、順
次、連続して供給されることから、ニードルローラの組
み付け時間が短縮化され、生産効率が向上する。
【0059】また、ベアリング外輪に対するニードルロ
ーラの組み付け工程を自動的に行うことができ、大量生
産することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るニードルローラ組み付け
装置の概略構成正面図である。
【図2】図1に示すニードルローラ組み付け装置の平面
図である。
【図3】図1に示すニードルローラ組み付け装置を構成
するニードルローラ供給部の部分側面図である。
【図4】図1に示すニードルローラ組み付け装置を構成
するニードルローラ供給部の部分側面図である。
【図5】図1に示すニードルローラ組み付け装置を構成
するニードルローラ供給部本体の縦断面図である。
【図6】図6Aおよび図6Bは、それぞれ長さが異なる
ニードルローラの説明図である。
【図7】図1に示すニードルローラ組み付け装置を構成
するニードルローラ整列部の平面図である。
【図8】図1に示すニードルローラ組み付け装置を構成
するニードルローラ整列部の縦断面図である。
【図9】図8の矢印A方向からみた矢視図である。
【図10】整列ピンによって外輪の内周面に仮整列され
たニードルローラを本整列させる状態を示す説明図であ
る。
【図11】図11Aは、グリス供給部を構成するグリス
注入シャフトの正面図であり、図11Bは、グリス注入
シャフトを先端方向からみた平面図である。
【図12】図12Aおよび図12Bは、図11に示すグ
リス注入シャフトの動作説明図である。
【符号の説明】
10…ニードルローラ組み付け装置 18…ベアリング
外輪 19…内周面 20、20a、2
0b…ニードルローラ 28…マガジン 30…グリス供給
部 32…ニードルローラ供給部 34…ニードルロ
ーラ整列部 36…ガイドレール 38a、38b…
ガイドロッド 42、46、56、114、116、162…シリンダ 44…ワーク搬送用アーム 52…ユニットプ
レート 62…グリス供給部本体 68a、68b…
パーツフィーダ 70…導出ポート 74a、74b…
シュート 76…ニードルローラ供給部本体 82…ニードルロ
ーラ供給通路 84…円筒部材 94…回転機構 98、166…ラック部材 100…ピニオン 104、108、174、176、178、180…歯
車 110…仮整列ピン 112…ニードル
ローラ投入通路 120…フォトインタラプタ 122…整列ピン 124…偏心回転機構 136…アーム 148…傾斜面部 156…支軸 158…ギヤボックス 160…支持ブロ
ック 168、170…カムシャフト 188…ストッパ
部材 194…位置決め用ストッパ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−728(JP,A) 特開 平5−329721(JP,A) 特開 昭63−47032(JP,A) 特開 平4−336921(JP,A) 特開 平3−79245(JP,A) 特開 昭56−62740(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/04 B23P 21/00 306 F16C 43/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベアリング外輪に画成された内空部の内周
    面に沿ってニードルローラを組み込むニードルローラ組
    み付け装置であって、グリス供給部を介してベアリング外輪の内周面に供給さ
    れるグリスからなり、 前記ニードルローラをベアリング
    外輪の内周面に保持する保持手段と、 複数のニードルローラを順次連続して内空部内に供給す
    るとともに、前記供給された所定数のニードルローラを
    前記内周面にそって整列させ、且つ該内周面に保持させ
    るニードルローラ整列手段と、 前記保持手段とニードルローラ整列手段との間でベアリ
    ング外輪を搬送する搬送手段と、 を備え 前記ニードルローラ整列手段は、前記ベアリング外輪の
    内周面に装着される所定数のニードルローラを順次連続
    して内空部内に供給するとともに、前記供給された所定
    数のニードルローラを仮整列させるニードルローラ供給
    部と、前記仮整列されたニードルローラを整列ピンの偏
    心回転作用下にベアリング外輪の内周面に押圧して本整
    列させるニードルローラ整列部とからなり、 前記ニードルローラ供給部は、ニードルローラ供給通路
    が画成された円筒部材と、前記円筒部材の端部に連結さ
    れ、ベアリング外輪の内空部に臨む仮整列ピンと、軸線
    を回転中心として前記円筒部材を所定方向に回転させる
    回転機構とを有し、前記回転機構の駆動作用下に前記円
    筒部材と仮整列ピンとが一体的に回動することにより、
    ニードルローラ供給通路を介して前記内空部内に供給さ
    れるニードルローラを仮整列させ ることを特徴とするニ
    ードルローラ組み付け装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記ニードルローラ供給部は、複数のニードルローラが
    収容されるパーツフィーダと、前記パーツフィーダの導
    出ポートに連結され、ニードルローラ投入通路が画成さ
    れたシュートとを含む ことを特徴とするニードルローラ
    組み付け装置。
  3. 【請求項3】請求項記載の装置において、前記シュートには、該シュートの長手方向に沿って画成
    されたニードルローラ投入通路を開閉するシャッタ手段
    と、前記ニードルローラ投入通路内に充填された所定の
    ニードルローラを押圧するストッパ手段とが設けられ、
    前記シャッタ手段およびストッパ手段の付勢・滅勢作用
    下に長さが異なる異種のニードルローラの混在を検知す
    ることを特徴とするニードルローラ組み付け装置。
  4. 【請求項4】請求項記載の装置において、前記ニードルローラ整列部は、仮整列されたニードルロ
    ーラを内周面に押圧して本整列させる整列ピンと、前記
    整列ピンを偏心回転させる偏心回転機構とを含み、前記
    偏心回転機構は、整列ピンを保持するアームが連結され
    た偏心カムシャフトと、前記偏心カムシャフトを支持す
    るギヤボックスと、支柱を介して前記ギヤボックスを所
    定角度回動変位させる回動変位手段とを有する ことを特
    徴とするニードルローラ組み付け装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の装置おいて、前記回動変位手段は、偏心カムシャフトに軸支される歯
    車と、前記歯車に噛合−しアクチュエータの駆動作用下
    に変位するラック部材と、前記ラック部材の前進端の位
    置を規制するストッパ部材と、スプリング部材の弾発力
    によって回動変位するギヤボックスに当接して該ギヤボ
    ックスを位置決めする位置決め用ストッパとを含む こと
    を特徴とするニードルローラ組み付け装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の装置において、前記整列ピンは、偏心回転機構に連結されたアームに保
    持される支点部と、シャフトを介して前記支点部と同軸
    に下部側に連結される保持部と、ベアリング外輪の内周
    面に沿って回動変位する傾斜面部と、前記傾斜面部を保
    持部と同軸に保持するスプリング部材とを有す ることを
    特徴とするニードルローラ組み付け装置。
  7. 【請求項7】請求項記載の装置において、前記グリス供給部は、グリス注入シャフトの一端部側に
    画成された環状溝に連通するグリス吐出孔を有し、前記
    グリス吐出孔から環状溝に沿って供給されたグリスがベ
    アリング外輪の内周面の一部に環状に塗布され ることを
    特徴とするニードルローラ組み付け装置。
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