JP3073549B2 - 紡績機のための作動法および紡績機 - Google Patents

紡績機のための作動法および紡績機

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JP3073549B2 JP03142898A JP14289891A JP3073549B2 JP 3073549 B2 JP3073549 B2 JP 3073549B2 JP 03142898 A JP03142898 A JP 03142898A JP 14289891 A JP14289891 A JP 14289891A JP 3073549 B2 JP3073549 B2 JP 3073549B2
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トックヴァイラー ペーター
メヒラー フランツ
グロープ フリッツ
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マシーネンフアブリーク リーテル アクチエンゲゼルシヤフト
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/20Driving or stopping arrangements
    • D01H1/32Driving or stopping arrangements for complete machines
    • D01H1/34Driving or stopping arrangements for complete machines with two or more speeds; with variable-speed arrangements, e.g. variation of machine speed according to growing bobbin diameter

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリング紡績機ま
たはダブリングフレームのような紡績機のための作動法
およびこの方法を実施するための紡績機に関する。
【0002】
【従来の技術】紡績機の場合、新たなリングトラベラの
および/または紡績リングの新たな装着後に作動回転数
が低下することは知られている。何故ならば新たな紡績
リングのないしトラベラの使用の際はもし低下させない
と始めから、高められたまさつが生じてしまうからであ
る。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開公報第34
02225号に次の構成が提案されている。即ち新たな
リングトラベラの挿入のためのにスピンドルの作動回転
数を回転数制限装置により低減し、さらにそれと並んで
回転数上昇装置を使用し、この回転数上昇装置が、リン
グトラベラの交換後に低減された作動回転数を、再び上
昇された値へ復帰させる構成が提案されている。しかし
この場合は次のことが考慮されていない、即ち、リング
紡績機において新たな紡績リングを使用する場合には新
たなリングトラベラを使用する場合とは別の規準により
スピンドルの作動回転数を低減しなければならないこと
が考慮されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、紡績
リングのランニングイン過程中に紡績機へ新たなリング
トラベラが取付けられた場合、低下された作動回転数に
よる新たな紡績リングのランニングインの間に、外部か
らの介入操作なしで付加的に作動条件を変化させること
ができる、リング紡績機のための作動法を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明により
請求項に示された構成により解決されている。
【0006】この構成により、該紡績機は紡績リングお
よびこの上に設けられている、糸を紡績コップのまわり
に案内するトラベラを有し、さらにスピンドルの作動回
転数を変化させるための装置が設けられている。この場
合この変化は、例えば、紡績機における糸を案内する部
材のランニングイン(作動開始)の時相が対象とされ
る。本発明の紡績機の特徴とすることは、データメモリ
から、スピンドルの作動回転数のための時間的に変化す
る基準値を、およびこれらの基準値に対する同じく変化
する低減値を、一方では紡績リングの状態に依存して他
方ではリングトラベラの状態に依存して、呼び出すよう
にし、さらに基準値および低減値から、時間的に変化す
る目標値を調整器のために形成するようにし、該調整器
がスピンドルの作動回転数を制御するようにしたのであ
る。
【0007】さらに本発明の紡績機のための作動法によ
れば、紡績過程の間中に連続的に、紡績プログラム、リ
ングランニングインプログラムおよびトラベラランニン
グインプログラムの作動回転数のための基準値をメモリ
から取り出して互いに比較するようにし、さらに所定の
時点に設けられているその都度に最小の値を、駆動軸の
ための調整器に対する基準となる目標値として用いるよ
うにし、該駆動軸が少なくとも一つのスピンドルの作動
回転数を定めるように構成したのである。スピンドルの
作動回転数は次のようにしても変化することができる。
即ち紡績プログラム用のメモリからスピンドルの作動回
転数のための基準値を取り出すようにし、さらにリング
ランニングインプログラムのためのメモリから差値を取
り出すようにし、この差の値だけスピンドルの作動回転
数基準値を低減すべきようにし、さらに別のメモリから
回転数低減値を取り出すようにし、該回転数低減値は作
動回転数基準値が乗算されて作動回転数差値をトラベラ
ランニングイン中に形成するようにし、さらにその都度
に大きい方の差値をまたは両方の差値を、メモリからの
スピンドルの作動回転数用のその都度の基準値から減算
するようにし、さらにこの減算から残された残留値を調
整器のための基準となる目標値として用いるようにし、
該調整器が、スピンドルの駆動のために用いられる駆動
軸の回転数を定めるように構成したのである。さらにメ
モリの中に、複数個のリングランニングインプログラム
をローディングし、このランニングインプログラムを紡
績機のその都度の作動状態のために呼び出し可能にし、
この呼び出しを、紡績におよび/または紡績リングの機
種ないし状態に依存させるように構成したのである。
【0008】紡績リングおよびトラベラの状態は例え
ば、紡績ステーションに沿って移動される温度ヘッドに
より検出することができる。測定された温度を比較器に
おいて経験値と比較することにより、ランニングイン過
程を一層早くまたは一層遅く経過させてその結果、低減
値への適合調整を行なうか否かを検出することができ
る。リング温度が例えば限界値の所期のレベルを下回わ
ると、リングランニングインプログラムは、回転数低下
が迅速に中止するように、変更され、その結果、プログ
ラムがより早く終了される。所定のリングランニングイ
ンプログラムの成果に関する情報を、移動するセンサに
よるトラベラ故障率の測定も与えることができる。故障
中のトラベラの個数に依存してリングランニングインプ
ログラムを自動的に変更することができる。スピンドル
の作動回転数の一層の上昇の前毎に、調整器によりトラ
ベラの交換を所望して表示することができる。これにも
とづいて紡績機がトラベラ交換の目的で一時的に停止さ
れる。
【0009】通常の紡績プログラム用の所定の目標値の
重畳によってはじめてリングランニングインプログラム
およびトラベラランニングインプログラムが、最短時間
で紡績リングを閉じ、次いで再び高められた回転数レベ
ルで生産できるようになる。条件に応じて、例えば組み
込みの際の紡績リングの構成に依存して、様々なリング
ランニングプログラムが呼び出される。この紡績リング
は例えば形状および/または表面の状態において異なる
ようにできるからである。トラベラランニングインプロ
グラムを最初からリングランニングインプログラムの中
に一体化し、その結果、リングランニングインプログラ
ムの進行の場合に所定の時点においてトラベラ交換が規
定される。このトラベラが、リングランニングインプロ
グラムの持続時間全体と比較して短かい持続時間を生ぜ
させる。この付加的な回転数低下が新たなリングトラベ
ラの挿入後に、新たな紡績リングの特別に精細なかつ効
果的なランニングインを最短時間で可能にする。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0011】図1において比較器22に3つのメモリが
配属されている、即ち紡績プログラム用のメモリ23,
リングランニングインプログラム用のメモリ24および
トラベラランニングインプログラム用のメモリ25が配
属されている。これらのメモリは、例えば計算器または
マイクロプロセッサとすることのできる比較器と、制御
線路23a,23b,25aにより接続されている。比
較器22から制御線22aが、モータ14の調整器20
のための目標値発信器21へ導びかれている。この場
合、接続用の制御線路21aおよび20aが設けられて
いる。モータ14は、紡績機におけるスピンドルの任意
の駆動形式を代表するように、選定されている。紡績ス
ピンドルは、図2に示されている様に、個別モータによ
り全部が個別または共通の1つのモータ14により、駆
動することができる。図1においてさらに入力装置26
および出力装置27は、制御線路26a,27aによ
り、目標値発信器21と接続されている;しかしこれら
は直接、比較器ないし計算器22へ接続することもでき
る。モータ14から駆動軸12が、紡績機のギヤ11へ
導びかれている。軸12における回転数発信器12が駆
動軸12のその都度の回転数を測定して、この回転数の
実際値を線路12aを介して調整器20へ帰還する。ス
ピンドルの作動回転数をプログラム制御するための全部
のコンポーネントは、まとめて装置2として示されてい
る。
【0012】図2は、モータ14を有する紡績機1のた
めの従来の駆動を示す。モータは軸15を介してベルト
車対13aを駆動する。この場合、ベルト車13a,1
3bの間隔は添え後に設定調整可能である。ベルト13
cが第2のベルト車対13bへ導びかれている。この場
合、ベルト車13bの一方は連行子18により、軸受け
17aの中に固定されている旋回レバー17を介して設
定調整可能である。この設定調整の目的で調整駆動部1
6が用いられる。これは制御線20aを介して調整器2
0と接続されている。ベルト車対13bの駆動軸12は
紡績機のギヤ11の中へ導びかれている。ギヤは、紡績
コップを検出するためのスピンドル12′と、個々には
図示されていない別の駆動部材と結合されている。回転
数設定調整のための変形実施例を、図3に示した周波数
変換器が構成する。
【0013】以下の図面に作動回転数経過Vが時間tに
対して定量的に示されている。図4はスピンドルの目標
回転数経過乃至は作動回転数経過を時間tに対して、2
つの異なるプログラムによる新たな紡績リングのランニ
ングイン中に示す。スピンドルの作動回転数は、最大値
まで継続的に階段曲線により上昇する。図4のダイヤグ
ラムにおいて示されている作動回転数Vの値は最大回転
数値Mであり、これらの最大回転数値Mを紡績プログラ
ムの実行中には越えてはならない。ただし、これらの最
大回転数値Mに達しなくてもかまわない。図5に図示さ
れている回転数曲線Sは紡績プログラムの実行中にこれ
らの最大回転数値Mには達しない。図4におけるダイヤ
グラムの上の曲線において相次いで最大値S20,S2
1,S22,S23等が作動回転数Vに許容される。そ
の間に、トラベラ交換の場合に回転数の短時間の低下が
生ずる、例えば値S22とS23との間で点C′から点
D′への低下が生ずる。回転数の低下の後、この低下は
線S1に示されているように再び点E′へ上昇される。
点C′に達した時点に6番目のトラベラ交換L6がリン
グランニングインプログラム中に行なわれる。トラベラ
交換の時点は図4において下方にマーキングされてい
る。図4におけるダイヤグラム中の下方の回転数曲線は
もう一つの糸に例えばトリコット糸に対して当てはま
る。このトリコット糸の場合は最初から値S30を有す
るより低い最大回転数が前もって与えられている。各々
のトラベラ交換の場合、この場合もスピンドルの作動回
転数が短時間低下し、続いて再び線S1′に示されてい
る様にもとの値へ復帰される。糸に応じて種々のプログ
ラムが形成される。この場合、細い方の糸に対する回転
数曲線は太い方の糸に対するそれの上方にある。
【0014】図5は、紡績コップの形成中の紡績プログ
ラム中の作動回転数が曲線Sにより時間にわたり点A,
B,C,E,Fにおいて示されている。点Cに達した時
点にトラベラ交換が行なわれる。これと結び付けられて
いる、紡績機の停止の後に、作動回転数は点Eまで値S
11へ上昇される。紡績プログラムの終了までこの変形
実施例において、スピンドルの作動回転数はもはや上昇
せず点Fを経てコップ形成の終了の場合にゼロへ復帰す
る。スピンドル12′における新たな紡績スリーブの取
り外しおよび新たな取り付け後に回転数は再び連続的に
増加され、この場合に点Gを経過する。続いてスピンド
ル回転数は線S110に示されている様に、点Iにおい
て線Sで示されている様にスピンドルの通常の作動回転
数へ再び達する。
【0015】スピンドルの作動回転数はスタート後に点
Dと点Eの間の線S1に示されているように緩慢に上昇
される。点Eに達した後に作動回転数は再び低下する、
何故ならば紡績プログラムがコップ交換前に終了された
からである。次のコップ形成の場合に回転数曲線Sは点
Gを経て点Hまで経過し、次に回転数は線S10に示さ
れているように直線Sを下回る値で点Iまで上昇され
る。続いて再び紡績プログラムが、低下されない作動回
転数において進行する。
【0016】図6において通常の紡績プログラム用の曲
線Sの下側に種々の回転数曲線が記入されている。これ
らの曲線はリングランニングインプログラムの進行中の
尺度である。図4による第3のトラベラ交換の後、値S
20を有する最大回転数が定められている。次にコップ
形成の間中にまず最初にスピンドルの作動回転数が図6
における曲線Sに示されるように上昇され、最後に作動
回転数Vが値S20に達する。これを超えると作動回転
数の上昇は行なわれない。次のトラベラ交換L4の後は
作動回転数Vは図6の値S21へ上昇される。次のトラ
ベラ交換後に作動回転数Vは値S22まで上昇され、こ
の場合、曲線Sが点B′まで経過する。前提とされてい
ることは、次の図4に示されているトラベラ交換L6
が、図6における点C′において行なわれることであ
る。このトラベラ交換は点D′における作動回転数Vの
低下へ導く。作動回転数の低下は計算器22により例え
ば瞬時の最大回転数の後のその都度に、この実施例の場
合はS22において、算出される。この低減値は作動回
転数の瞬時の最大値の所定のパーセント率の値を有す
る。低減値は図6から点C′と点D′の縦座標値の差と
して形成される。リングランニングインプログラムにお
ける点D′に達した後は回転数が線S1に示されている
様に再び上昇されて、曲線Sの点E′まで達する。続い
て再び通常の紡績プログラムが曲線Sの様にコップ形成
の終了まで進行する。
【0017】図7は最後にダイヤグラムにおいて、紡績
機の作業過程における2つのサイクル中のスピンドル1
2′の回転数経過をダイヤグラムにおいて示す。前提と
されていることは、図4におけるダイヤグラムに示され
ている様にリングランニングインプログラムが図4にお
ける上方の曲線により進行することおよび最後のトラベ
ラ交換が時点L5において行なわれたことである。コッ
プ交換後は作動回転数Vが時間tに対して最初に曲線S
の示すように点B′まで上昇する。スピンドル12′
の、尺度となる最大回転数はこの時点まで値22へ制限
される。作動回転数のこの最大値は点C′に達するまで
維持される。点C′において次のトラベラ交換がL6−
図4にマーキングされている−が行なわれる。点D′ま
での作動回転数の低下後に、作動回転数が線S1により
再び点E′へ上昇され、続いて曲線Sに示されている様
に低下される。ここでコップ交換が行なわれる。次の紡
績プログラム中に即ち紡績サイクル中に作動回転数が図
7の曲線Sに示されている様に再び点H′まで上昇さ
れ、さらに曲線S110に示されるように上昇される。
この場合、曲線S1およびS110を同一にすることが
できる。点I′に達した後にリングランニングインプロ
グラムにより新たな最大値S23がスピンドルの作動回
転数Vに対して設定される。その後はスピンドルの作動
回転数は点K′に達するまで値S23を上回らない。
【0018】図4、図5、図6、図7に示されている時
間にわたる回転数経過は、比較器ないし計算器22によ
り種々のプログラムから求められた、調整器20のため
の目標値である。この調整器が図1におけるモータ14
のないし図2における駆動軸12の回転数を駆動装置1
6を介して定める。
【0019】図8に最後にリングランニングインのない
しトラベラランニングインの間中の紡績機に対する変形
された作動法が示されている。この場合、スピンドルの
作動数は時間的に一定ではなく変化する目標値が、リン
グランニングインプログラムの進行に依存して設定調整
される。曲線Sは、リングランニングイン経過の時相の
外側の通常の紡績プログラムのための作動回転数の経過
を示す。他方、曲線Sr1,Sr2,Sr3…はリング
ランニングインプロセスの種々異なる時相を与える。こ
の場合、この過程の進行する持続時間によりその都度に
一層高い値が作動回転数に対して適用される。計算器2
2はこの場合に、作動回転数Sに対する通常の目標値S
から始めて、紡績プログラムの進行に依存して設定され
ている低減値を求める。リングランニングインプログラ
ムにおいておよびトラベラランニングインプログラムに
おいてその都度に該当する比の値S/Sr1,S/Sr
2等を記憶することができる。更に、リングランニング
インプログラムの間中に以後のトラベラ交換が例えば図
8におけるトラベラ交換L3が実施される時は、低減値
S11/Sr3,S12/Sr3,S13/Sr3等が
該当する。その都度の目標値の算出に対する低減値ない
し低減係数は瞬時の作動回転数値が乗算されて、調整器
20に対するその都度に指標となる目標値が形成され
る。図8に複数個のサイクルに対する回転数経過が取り
出されて示されている。この場合、時点R1においてリ
ング交換が実施される。このリング交換は、曲線Sから
まず最初に曲線Sr1への回転数値の低下へ時間経過を
介して導く。リンク交換R1の後の第1のトラベラ交換
の後に回転数は次第に、曲線Sr2に示されている値へ
上昇される。ドッファー過程D1の後にさらに、以後の
トラベラ交換L2が行われるまで、回転数曲線Sr2が
リングランニングインプログラムにおいて指標となる。
続いてリングランニングインプログラムの次のステップ
の場合に、回転数が曲線Sr3で示されている値へ上昇
される。第2のドッファー過程D2の後の、ならびにト
ラベラ交換L3の後の時間間隔に対して、次の作動形式
が示されている。即ちこの場合、トラベラ交換に基づい
て曲線Sr3による回転数曲線が適用されるのではな
く、図8において右に示された曲線S11,S12,S
13による階段状の曲線が適用される。その都度に短い
時間間隔に対して、トラベラランニングインプログラム
からの種々異なる低減値が処理される。これらが次に最
終的に作動回転数の目標値に対する効果的な階段曲線S
11,S12へ導かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紡績機の作動回転数を変化させるための装置の
ブロック図である。
【図2】従来の交換ギヤないし電子的に制御される駆動
装置を有する紡績機の場合の詳細ブロック図である。
【図3】従来の交換ギヤないし電子的に制御される駆動
装置を有する紡績機の場合の詳細ブロック図である。
【図4】2つの異なるプログラムに対する作動回転数の
時間経過図である。
【図5】トラベラ交換の際の作動回転数の経過図であ
る。
【図6】新たな紡績リングの使用後のかつトラベラ交換
後の際のコップ形成中の作動回転数の経過図である。
【図7】トラベラ交換によるおよび新たな紡績リングの
使用による2つの紡績プログラムの経過中に相続く作動
回転数の経過図である。
【図8】リング紡績機の別の作動形式の後のトラベラ交
換によるリングランニングインプログラムの間中の作動
回転数の目標値の経過図である。
【符号の説明】
1 紡績機、 2 ギヤ、 12 駆動軸、 12′
スピンドル、 13交換ギヤ、 13a,b ベルト
車、 13c ベルト、 14 モータ、 15 軸、
16 調整駆動装置、 17 旋回レバー、 18
連行子、 19回転数発信器、 20 調整器、 21
目標値発信器、 21a 制御線、22 比較器、
23 紡績プログラム用のメモリ、 23a 制御線、
24 リングランニングインプログラム用メモリ、
24a 制御線、 25 トラベラランニングインプロ
グラム用メモリ、 25a 制御線、 26 入力装
置、 27 出力装置、 20a〜27a 制御線、
28 周波数変換器、V スピンドルの作動回転数、
t 時間、 S コップ形成中のトラベラ速度ないし紡
績プログラムを示す曲線、 S1,S11 トラベララ
ンニングインの際の低減されたトラベラ速度を示す曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター トックヴァイラー スイス国 ヴィンテルトゥール フルフ テックシュトラーセ 4 (72)発明者 フランツ メヒラー スイス国 ネフテンバッハ ケーミ (番地なし) (72)発明者 フリッツ グロープ スイス国 エルク ベルクシュトラーセ 13 (56)参考文献 特開 平3−104935(JP,A) 特開 昭60−155728(JP,A) 特開 平1−239122(JP,A) 特開 平3−124819(JP,A) 米国特許4644236(US,A) 西独国特許出願公開3713350(DE, A1) 西独国特許出願公開1563545(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 1/20 - 1/34

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡績機のための作動法であって、該紡績
    機は紡績リングおよびこの上に設けられている、糸を紡
    績コップのまわりに案内するトラベラを有し、さらにス
    ピンドルの作動回転数を変化させるための装置を有する
    紡績機のための作動法において、紡績過程の間中に連続
    的に、紡績プログラム、リングランニングインプログラ
    ムおよびトラベラランニングインプログラムの作動回転
    数のための基準値をメモリ(23,24,25)から取
    り出して互いに比較するようにし、さらに所定の時点に
    設けられているその都度最小の値(S,S22,S1
    1)を、駆動軸(12)のための調整器(20)に対す
    る基準となる目標値として用いるようにし、前記駆動軸
    (12)が少なくとも一つのスピンドルの作動回転数を
    定めるようにしたことを特徴とする紡績機のための作動
    法。
  2. 【請求項2】 データメモリ(23,24,25)か
    ら、スピンドルの作動回転数のための時間的に変化する
    基準値を、およびこれらの基準値に対する同じく変化す
    る低減値を、一方では紡績リングの状態に依存して他方
    ではリングトラベラの状態に依存して、呼び出すように
    し、さらに基準値および低減値から、時間的に変化する
    目標値を調整器(20)のために形成するようにし、該調
    整器がスピンドル(12′)の作動回転数を制御するよう
    にした請求項1記載の作動法。
  3. 【請求項3】 紡績リングおよびトラベラの状態を温度
    測定により検出し、さらに温度に対する経験値と比較し
    た後にリングランニングインプログラムないしトラベラ
    ランニングインプログラムを適合調整し、これにより温
    度に対する所定の限界値の維持の下にランニングインを
    所定のプログラムよりも、より早期にまたはより遅れ
    て、終了させるようにした請求項1又2記載の作動法。
  4. 【請求項4】 紡績プログラム用のメモリ(23)から
    スピンドルの作動回転数のための基準値を取り出すよう
    にし、さらにリングランニングインプログラムのための
    メモリ(24)から差値を取り出し、この差値はその値
    だけスピンドルの作動回転数基準値を低減すべきもので
    あるようにし、さらに別のメモリ(25)から回転数低
    減値を取り出すようにし、該回転数低減値は作動回転数
    基準値が乗算されて作動回転数差値をトラベラランニン
    グイン中に形成するようにし、さらにその都度に大きい
    方の差値をまたは両方の差値を、メモリ(23)からの
    スピンドルの作動回転数用のその都度の基準値から減算
    するようにし、さらにこの減算から残された剰余値を調
    整器(20)のための基準となる目標値として用いるよ
    うにし、該調整器が、スピンドルの駆動のために用いら
    れる駆動軸(12)の回転数を定めるようにした請求項
    2記載の作動法。
  5. 【請求項5】 メモリ(24)の中に、複数個のリング
    ランニングインプログラムがローディングされており、
    このランニングインプログラムを紡績機のその都度の作
    動状態のために呼び出し可能にし、この呼び出しを、紡
    績におよび/または紡績リングの機種ないし状態に依存
    させるようにした請求項1から4までのいずれか1項記
    載の作動法。
  6. 【請求項6】 紡績リングの交換後にスピンドルの作動
    回転数をリングランニングインプログラムに応じて所定
    の値へ低減するようにし、さらにこれらの値(S20,
    S21,S22)をリングランニングインプログラムの
    終了まで段階的に高めるようにした請求項1から5まで
    のいずれか1項記載の作動法。
  7. 【請求項7】 作動回転数の一層の上昇の前ごとにトラ
    ベラの交換は実施される、乃至は、作動回転数の一層の
    上昇の前ごとに前記トラベラの交換が調整器(20)に
    より所望され表示される、請求項6記載の作動法。
  8. 【請求項8】 紡績機におけるトラベラの交換の後毎に
    スピンドルの回転数を所定の値だけ低減するようにし、
    該所定値を、メモリ(25)のトラベラランニングイン
    プログラムからの回転数低減値の乗算された瞬時の基準
    値から形成するようにした請求項7記載の作動法。
  9. 【請求項9】 紡績プログラム用のメモリ(23)のほ
    かに少なくとも一つのリングランニングインプログラム
    用のメモリ(24)および/またはトラベラランニング
    インプログラム用のメモリ(25)が設けられており、
    これらのメモリ(23,24,25)が比較器(22)
    と接続されており、該比較器の中で、メモリ(23〜2
    5)から転送されたプログラム値から目標値を形成する
    ようにし、さらに該比較器(22)が目標値発信器(2
    1)と接続されており、該目標値発信器が調整器(2
    0)と接続されており、該調整器が、少なくとも一つの
    スピンドルの作動回転数を制御する駆動軸(12)と結
    合されている請求項1から8までのいずれか1項記載の
    紡績機。
  10. 【請求項10】 調整器(20)を制御線(20a)を
    介して紡績機(1)の可変の操作駆動部材(13,1
    6)と接続した請求項9記載の紡績機。
  11. 【請求項11】 調整器(20)を制御線(20a)を
    介してモータ(14)と接続されており、該モータが、
    少なくとも一つのスピンドルの駆動用の駆動軸と結合さ
    れている請求項9記載の紡績機。
  12. 【請求項12】 調整器(20)が制御線(20a)を
    介して、モータ(14)のための周波数変換器(28)
    と接続されている請求項9記載の紡績機。
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