JP3073399U - パッケージ - Google Patents

パッケージ

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JP3073399U
JP3073399U JP2000003364U JP2000003364U JP3073399U JP 3073399 U JP3073399 U JP 3073399U JP 2000003364 U JP2000003364 U JP 2000003364U JP 2000003364 U JP2000003364 U JP 2000003364U JP 3073399 U JP3073399 U JP 3073399U
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forming member
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康彦 奥村
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奥村製鑵株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パッケージとして気品と堅固さを持ち、製作廉
価であるに拘らず高級感を呈し、組立て容易で温雅優麗
で高雅なつい立てまたは屏風の飾り物として使用出来
る。 【解決手段】底部と、これに連なる第一側壁を折線を介
して左右に連設し、第一側壁の一方又は双方に折線を介
して上蓋片を連設した厚紙製より成り、内側表面に所望
の色彩で着色した適宜図柄模様を描出した一方の箱形成
部材と、該箱形成部材の底部並びに第一側壁の各内周縁
に、第二側壁を夫々接着した桐材等の木製より成る他方
の箱形成部材とにより構成され、つい立てまたは屏風の
飾り物に使用し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は茶缶或いは袋入り茶葉、その他所望の商品を収容して包装するパッケ ージに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より緑茶等の茶葉は、円筒状または多角筒状よりなる所謂茶缶に、その所 要量が収納され、一般顧客に販売されるもの、或いは茶葉の所要量を袋内に収納 し、これを密閉して販売されるものであるが、これ等の商品はそのまま適宜つつ み紙で包装されたり、または適するパッケージ内に収容された後、つつみ紙にて 包装されるものである。殊に商品をパッケージ内に収容して包装する場合には、 主にボール紙等の厚紙を立方体に組立てて単に茶缶用のパッケージとしたに過ぎ ず、仮令パッケージの上蓋やパッケージ本体に適宜色彩、図柄模様を描出しても 、安っぽさを是正出来ず、収容商品の付加価値を向上させるに至らず、商品取出 し後は廃棄されて後利用もされず、ゴミ増加の一因となって資源保護の観点から も改良化が望まれるところである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然るに本考案に係るパッケージにあっては、既述従来から使用されるパッケー ジの構造を改良して提供するものであって、パッケージを構成する箱形成部材に 異種の素材を適用、即ち一方の箱形成部材にはボール紙等の厚紙を用い、また他 方の箱形成部材には桐材等の木製を夫々用いて組立てられたもので、在来の厚紙 のみにより製出されたパッケージでは、安っぽくて気品が無く低級さを感受する もので、商品取出し後のパッケージは後利用されず廃棄される欠陥、並びに桐材 等の木製により製出されるパッケージでは、剛性と高級感が出現するが、パッケ ージそのものが高価となり、簡易包装が尊ばれる昨今の風潮に合致せず逆行する ものとなり、且つ森林破壊等の資源保護に反する欠陥を備えるものであるが、本 考案では斯かる欠陥を是正し、パッケージとして気品を充分に保ち乍ら且つ廉価 に提供出来、その組立ても簡便であるばかりか、商品取出し後のパッケージは廃 棄されずについ立てまたは屏風の飾り物として室内の飾り棚等に設置して後利用 を有効に実施出来るパッケージを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を有効に達成するがために本考案に於けるパッケージにあっては 、底部1と、これに連なる第一側壁2,2aを折線3,3aを介して左右に連設 し、更に第一側壁2,2aの一方または双方に、折線5または折線5aを介して 上蓋片4または上蓋片4aを連設した厚紙製より成る一方の箱形成部材Aと、該 箱形成部材Aの底部1並びに第一側壁2,2aの各内周縁に、第二側壁6,6a を夫々接着一体化した桐材等の木製により成る他方の箱形成部材Bとにより構成 されるパッケージを特徴としており、また一方の箱形成部材Aと他方の箱形成部 材Bとにより構成され、厚紙製より成る一方の箱形成部材Aは、底部1と、これ に連なる第一側壁2,2aを折線3,3aを介して左右に連設し、更に第一側壁 2,2aの双方に、折線5,5aを介して上蓋片4,4aを連設して形成し、該 箱形成部材Aの内側表面には、所望の色彩に着色し、適宜図柄模様7を描出して 、つい立てまたは屏風の飾り物8に使用出来るパッケージを特徴とするものであ る。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、この考案に係るパッケージを図示実施例に基いて説明する。
【0006】 本考案に於けるパッケージは、主として緑茶等の茶葉を円筒状容器に所要量収 納した茶缶、或いは茶葉の所要量を密閉式に袋詰めされた袋入り茶葉を、一乃至 複数個宛収容して供するためのものであるが、前記茶葉の容器に限定されること 無く、これに類する各種商品またはそれ以外の商品を収容するパッケージにも勿 論展開実施が可能である。
【0007】 本考案のパッケージは異種の素材を組合せて構成した立方体の外観を具備する ものであって、即ち一方の箱形成部材Aと他方の箱形成部材Bとを用い、これを 組立ててパッケージとするものである。
【0008】 一方の箱形成部材Aは、厚身2mm前後のボール紙等の剛性または準剛性を備え た厚紙製より成り、この箱形成部材Aによってパッケージの底部1と第一側壁2 ,2aと上蓋片4,4aが構成されている。即ち一方の箱形成部材Aは、商品を 収容する底部1と、この底部1の左右に連なるように連設される第一側壁2,2 aを、折線3,3aを介して形成し、次いで該第一側壁2,2aの一方に図2に 示すように、パッケージの開口上縁を覆う一枚の大形の上蓋片4aを折線5aを 介して連設するか、または図1に示すように、該第一側壁2,2aの左右に連な るようにパッケージの開口上縁を覆う二枚の小形の上蓋片4,4aを折線5,5 aを介して連設して構成される。
【0009】 斯かるパッケージの上蓋片4,4aは、開口上縁の中心部で左右に分割される ように同一外形で二枚の小形のものを連設することで、後述するつい立てまたは 屏風の飾り物として上蓋片4,4aを全開放して利用した際に、左右対称の外観 を呈し、高雅な飾り物として利用出来るが、一枚の大形の上蓋片4aを用いて、 これをパッケージの開口上縁へ折畳んで、その開口面を閉鎖する構成を用いるこ とも出来る。
【0010】 他方の箱形成部材Bは、パッケージの第二側壁6,6aを夫々構成するもので あって、木製殊に厚身6mm前後の桐材が使用され、斯かる第二側壁6,6aは、 一方の箱形成部材Aの底部1の対向する内周縁、並びに一方の箱形成部材Aの第 一側壁2,2aの対向する内周縁に夫々臨ませて充当されると共に、適宜接着剤 または両面粘着テープ等を用いて、その三辺が接着一体化されパッケージに製出 される。
【0011】 斯かる構成により製出されるパッケージは、図3に示すように深さを2cm前後 とした浅型のパッケージ、或いは図1に示すように深さを10cm前後とした深型 のパッケージに夫々展開することが出来、前者のパッケージでは、袋詰めされた 茶葉等の商品を収容する場合に好適となると同時に、商品取出し後にはこれを立 設して上蓋片4,4aを全開放しつい立てまたは屏風の飾り物8に利用する場合 に適する外観となり、また後者のパッケージでは、円筒状の茶缶等の商品を収容 する場合に好適となり、且つ上蓋片4,4aを全開放して立設すれば、底板とな る第二側壁6,6aの一方面上内に所望の小型置物を載置して飾り物8として利 用し得るものとなる。
【0012】 一方の箱形成部材Aの内側表面には、所望の色彩に着色された適宜図柄模様7 が描出されるのであるが、斯かる図柄模様7は印刷手段を用いて描出される場合 と、予め適宜図柄模様7が描出された紙またはプラスチックフィルム等のシート 片を、一方の箱形成部材Aの内側表面に貼着して形成する場合とがある。当該図 柄模様7は、つい立てまたは屏風の雰囲気を有した図柄模様7とし、且つ飾り物 8として立設した際には、上下に位置する桐材による第二側壁6,6aが重厚な 雰囲気を醸し出すと共に、立設時に安定化が図れる利便がある。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、パッケージを構成する一方の箱形成部材にはボール紙等の剛 性または準剛性の厚紙を用い、他方の箱形成部材には桐材等の木製を用い、これ をパッケージに製出するので、単なる厚紙製のものと異なって、天然木と厚紙と の組合せによりパッケージとして気品と堅固さを持ち、製作廉価であるに拘らず 高級感を呈し、その組立ても簡便で収容商品を取出した後には、当該パッケージ を飾り棚等に立設することで、一方の箱形成部材の内側表面に描出された所望の 温雅優麗な図柄模様により、高雅なつい立てまたは屏風の飾り物として廃棄され ることなく後利用出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッケージの展開図である。
【図2】パッケージの他の展開図である。
【図3】パッケージの他の展開図である。
【図4】つい立てまたは屏風の使用例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 底部 2 第一側壁 2a 第一側壁 3 折線 3a 折線 4 上蓋片 4a 上蓋片 5 折線 5a 折線 6 第二側壁 6a 第ニ側壁 7 図柄模様 8 飾り物 A 一方の箱形成部材 B 他方の箱形成部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部(1)と、これに連なる第一側壁
    (2,2a)を折線(3,3a)を介して左右に連設
    し、更に第一側壁(2,2a)の一方または双方に、折
    線(5)または折線(5a)を介して上蓋片(4)また
    は上蓋片(4a)を連設した厚紙製より成る一方の箱形
    成部材(A)と、該箱形成部材(A)の底部(1)並び
    に第一側壁(2,2a)の各内周縁に、第二側壁(6,
    6a)を夫々接着一体化した桐材等の木製により成る他
    方の箱形成部材(B)とにより構成されることを特徴と
    するパッケージ。
  2. 【請求項2】 一方の箱形成部材(A)と他方の箱形成
    部材(B)とにより構成され、厚紙製より成る一方の箱
    形成部材(A)は、底部(1)と、これに連なる第一側
    壁(2,2a)を折線(3,3a)を介して左右に連設
    し、更に第一側壁(2,2a)の双方に、折線(5,5
    a)を介して上蓋片(4,4a)を連設して形成し、該
    箱形成部材(A)の内側表面には、所望の色彩に着色
    し、適宜図柄模様(7)を描出して、つい立てまたは屏
    風の飾り物(8)に使用出来る請求項1記載のパッケー
    ジ。
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