JP3073089B2 - 空気流量計 - Google Patents
空気流量計Info
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- JP3073089B2 JP3073089B2 JP04026496A JP2649692A JP3073089B2 JP 3073089 B2 JP3073089 B2 JP 3073089B2 JP 04026496 A JP04026496 A JP 04026496A JP 2649692 A JP2649692 A JP 2649692A JP 3073089 B2 JP3073089 B2 JP 3073089B2
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- Japan
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- air flow
- flow meter
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- bridge detection
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- Details Of Flowmeters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用空気流量計に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】熱式空気流量計において、ブリッジ検出
出力に基づいて、所定の出力に調整する方法は、特開昭
58−87420 号に記載されている。特開昭58−87420 号記
載の方法は、ブリッジ検出出力の温度特性の補償方法で
あるが、ブリッジ検出をオペアンプによって増幅して、
所定の出力に調整される調整回路を具備している。
出力に基づいて、所定の出力に調整する方法は、特開昭
58−87420 号に記載されている。特開昭58−87420 号記
載の方法は、ブリッジ検出出力の温度特性の補償方法で
あるが、ブリッジ検出をオペアンプによって増幅して、
所定の出力に調整される調整回路を具備している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、ブリッジ検出出力値をオペアンプによって所
定の出力値に温度補償すること、また、ブリッジ検出出
力を所定の出力値にオペアンプを使用し、抵抗体の調整
によって調整方法であり複雑である。上記技術は、これ
らの調整方法の簡略化については触れられておらず、調
整時間の低減についても触れられていない。
来技術は、ブリッジ検出出力値をオペアンプによって所
定の出力値に温度補償すること、また、ブリッジ検出出
力を所定の出力値にオペアンプを使用し、抵抗体の調整
によって調整方法であり複雑である。上記技術は、これ
らの調整方法の簡略化については触れられておらず、調
整時間の低減についても触れられていない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、空気流
量計のブリッジ検出出力を所定の出力に調整するオペア
ンプからなる調整回路を削除して、前記ブリッジ検出出
力を記憶装置に記憶しておき、ブリッジ検出出力の値に
応じて記憶装置に記憶されている出力を空気流量計の出
力に変換する。
量計のブリッジ検出出力を所定の出力に調整するオペア
ンプからなる調整回路を削除して、前記ブリッジ検出出
力を記憶装置に記憶しておき、ブリッジ検出出力の値に
応じて記憶装置に記憶されている出力を空気流量計の出
力に変換する。
【０００５】定められた空気流量におけるブリッジ検出
出力の値は、あらかじめ、記憶装置に記憶されており、
ブリッジ検出出力値と空気流量計の出力値の対応が前記
記憶装置に記憶されている値から計算でき、従来技術で
用いられていたオペアンプによる調整回路が不要になる
ため、調整時間を低減できる空気流量計を提供するにあ
る。
出力の値は、あらかじめ、記憶装置に記憶されており、
ブリッジ検出出力値と空気流量計の出力値の対応が前記
記憶装置に記憶されている値から計算でき、従来技術で
用いられていたオペアンプによる調整回路が不要になる
ため、調整時間を低減できる空気流量計を提供するにあ
る。
【０００６】
【作用】上記目的は、空気流量計のブリッジ検出出力を
記憶できる記憶装置を設け、前記ブリッジ検出出力をア
ナログ信号からデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器、
及び、前記記憶装置に記憶された熱式空気流量計の出力
値をデジタル信号からアナログ信号に変換するＤ／Ａ変
換器、及び、前記記憶装置，前記Ａ／Ｄ変換器，前記Ｄ
／Ａ変換器を制御する制御装置を設けることにより達成
できる。
記憶できる記憶装置を設け、前記ブリッジ検出出力をア
ナログ信号からデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器、
及び、前記記憶装置に記憶された熱式空気流量計の出力
値をデジタル信号からアナログ信号に変換するＤ／Ａ変
換器、及び、前記記憶装置，前記Ａ／Ｄ変換器，前記Ｄ
／Ａ変換器を制御する制御装置を設けることにより達成
できる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すブロックダ
イヤグラムである。本発明の熱式空気流量計は、エンジ
ンに吸入される空気流量を検出するため設けられたブリ
ッジ回路１，該ブリッジ回路は、発熱抵抗体１３，吸入
空気温度を検出するための吸入空気温度補償抵抗体１
２，ブリッジ回路を構成する固定抵抗体１４，１５，１
６より成る。ブリッジ回路の出力はオペアンプ１１によ
りブリッジ回路に帰還され、吸入空気量に応じたブリッ
ジ回路の検出出力１７が得られる。便宜上、該ブリッジ
検出出力１７をＶ2 の記号で示す。ブリッジ検出出力１
７は、Ａ／Ｄ変換器２１によりアナログ信号からデジタ
ル信号に変換される。該Ａ／Ｄ変換器２１によりＡ／Ｄ
変換された値は、制御装置２２により記憶装置２４に記
憶される。記憶装置２４に記憶されたブリッジ検出出力
は、ブリッジ検出出力１７の値に応じて、制御装置２２
により読み出され、該デジタル信号は、デジタル信号か
らアナログ信号にＤ／Ａ変換器２３によって変換され
る。
イヤグラムである。本発明の熱式空気流量計は、エンジ
ンに吸入される空気流量を検出するため設けられたブリ
ッジ回路１，該ブリッジ回路は、発熱抵抗体１３，吸入
空気温度を検出するための吸入空気温度補償抵抗体１
２，ブリッジ回路を構成する固定抵抗体１４，１５，１
６より成る。ブリッジ回路の出力はオペアンプ１１によ
りブリッジ回路に帰還され、吸入空気量に応じたブリッ
ジ回路の検出出力１７が得られる。便宜上、該ブリッジ
検出出力１７をＶ2 の記号で示す。ブリッジ検出出力１
７は、Ａ／Ｄ変換器２１によりアナログ信号からデジタ
ル信号に変換される。該Ａ／Ｄ変換器２１によりＡ／Ｄ
変換された値は、制御装置２２により記憶装置２４に記
憶される。記憶装置２４に記憶されたブリッジ検出出力
は、ブリッジ検出出力１７の値に応じて、制御装置２２
により読み出され、該デジタル信号は、デジタル信号か
らアナログ信号にＤ／Ａ変換器２３によって変換され
る。
【０００８】記憶装置２４に記憶されるブリッジ検出出
力１７は、あらかじめ設定された空気流量におけるブリ
ッジ検出出力であり、該空気流量と対応する熱式空気流
量計の出力は一義的に決定されている。従って、あらか
じめ設定された空気流量におけるブリッジ検出出力１７
を記憶装置２４に記憶しておくことにより、ある空気流
量における熱式空気流量計の出力値は、ブリッジ検出出
力１７と記憶装置に記憶されているブリッジ検出出力と
により決定される。
力１７は、あらかじめ設定された空気流量におけるブリ
ッジ検出出力であり、該空気流量と対応する熱式空気流
量計の出力は一義的に決定されている。従って、あらか
じめ設定された空気流量におけるブリッジ検出出力１７
を記憶装置２４に記憶しておくことにより、ある空気流
量における熱式空気流量計の出力値は、ブリッジ検出出
力１７と記憶装置に記憶されているブリッジ検出出力と
により決定される。
【０００９】上記のブリッジ検出出力の記憶方法は、図
２に示すテーブル・ルックアップ方式により達成され
る。例えば、ブリッジ検出出力は、８ビットＡ／Ｄ変換
器を使用すると２５６分割され、これらは記憶装置２４
のアドレスに対応する。ブリッジ検出出力１７がＡ／Ｄ
変換され、Ａ／Ｄ変換された値、すなわち、アドレスに
対応した番地の値を持ってして熱式空気流量計の出力Ｖ
ｏが読みだされる。該熱式流量計の出力Ｖｏはデジタル
量であるため、Ｄ／Ａ変換器２３によりアナログ信号に
変換される。
２に示すテーブル・ルックアップ方式により達成され
る。例えば、ブリッジ検出出力は、８ビットＡ／Ｄ変換
器を使用すると２５６分割され、これらは記憶装置２４
のアドレスに対応する。ブリッジ検出出力１７がＡ／Ｄ
変換され、Ａ／Ｄ変換された値、すなわち、アドレスに
対応した番地の値を持ってして熱式空気流量計の出力Ｖ
ｏが読みだされる。該熱式流量計の出力Ｖｏはデジタル
量であるため、Ｄ／Ａ変換器２３によりアナログ信号に
変換される。
【００１０】本発明の他の一実施例を図３を用いて説明
する。
する。
【００１１】ブリッジ検出出力１７、すなわち、出力Ｖ
2 と熱式空気流量計の出力Ｖｏは、一次関数で示される
ため、少なくとも２点のブリッジ検出出力Ｖｏを記憶す
ればよい。あるブリッジ検出出力Ｖｏは、図３における
２点Ａ，Ｂの直線補間で充分、近似できる。これらの直
線補間は、制御装置２２が演算することにより達成でき
る。
2 と熱式空気流量計の出力Ｖｏは、一次関数で示される
ため、少なくとも２点のブリッジ検出出力Ｖｏを記憶す
ればよい。あるブリッジ検出出力Ｖｏは、図３における
２点Ａ，Ｂの直線補間で充分、近似できる。これらの直
線補間は、制御装置２２が演算することにより達成でき
る。
【００１２】また、本発明の一実施例、本発明の他の実
施例で示した記憶装置２４に記憶されるブリッジ検出出
力は、吸入空気温度が少なくとも２点の値からなり、例
えば、吸入空気温度２５℃におけるブリッジ検出出力Ｖ
2 と吸入空気温度８０℃におけるブリッジ検出出力Ｖ2
により決定される熱式空気流量計の出力Ｖｏをマップと
して設けてある。吸入空気温度は、吸入空気温度センサ
により検出され、該吸入空気温度も所定の補間式によっ
て補間されて熱式空気流量計の出力Ｖｏが決定される。
施例で示した記憶装置２４に記憶されるブリッジ検出出
力は、吸入空気温度が少なくとも２点の値からなり、例
えば、吸入空気温度２５℃におけるブリッジ検出出力Ｖ
2 と吸入空気温度８０℃におけるブリッジ検出出力Ｖ2
により決定される熱式空気流量計の出力Ｖｏをマップと
して設けてある。吸入空気温度は、吸入空気温度センサ
により検出され、該吸入空気温度も所定の補間式によっ
て補間されて熱式空気流量計の出力Ｖｏが決定される。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、熱式空気流量計のブリ
ッジ検出出力を記憶装置に記憶することができ、また、
記憶すべき前記ブリッジ検出出力は、少なくとも２点で
あることから、ブリッジ検出出力を増幅して調整する調
整回路を削除できる効果がある。
ッジ検出出力を記憶装置に記憶することができ、また、
記憶すべき前記ブリッジ検出出力は、少なくとも２点で
あることから、ブリッジ検出出力を増幅して調整する調
整回路を削除できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロックダイヤグラム
を示す図である。
を示す図である。
【図２】本発明の一実施例を示す記憶方法を示す図であ
る。
る。
【図３】本発明の他の実施例を示すブリッジ検出出力と
熱式空気流量計の出力関係を示す特性図である。
熱式空気流量計の出力関係を示す特性図である。
１…ブリッジ回路、１７…ブリッジ検出出力、２１…Ａ
／Ｄ変換器、２２…制御装置、２３…Ｄ／Ａ変換器、２
４…記憶装置、２５…熱式空気流量計の出力。
／Ｄ変換器、２２…制御装置、２３…Ｄ／Ａ変換器、２
４…記憶装置、２５…熱式空気流量計の出力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01F 1/68 G01F 1/00 G01F 15/04
Claims (2)
- 【請求項１】吸入空気中に配置された発熱抵抗体及び吸
入空気温度補償抵抗体と、複数の固定抵抗とで構成され
た１つのブリッジ回路を備え、前記ブリッジ回路の検出
出力を比較増幅器を介して前記ブリッジ回路に帰還する
ことにより、前記発熱抵抗体と吸入空気温度補償抵抗体
との温度差が一定になる様に制御する空気流量計におい
て、前記ブリッジ回路の出力と前記吸入空気温度とに対
する出力値を記憶する記憶手段と、入力された前記出力
値に基づいて、前記ブリッジ回路の出力を補正して出力
する出力手段とを備えたことを特徴とする空気流量計。 - 【請求項２】請求項１において、 前記記憶手段は、テーブル・ルックアップ方式であるこ
とを特徴とする空気流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04026496A JP3073089B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 空気流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04026496A JP3073089B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 空気流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223611A JPH05223611A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3073089B2 true JP3073089B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=12195101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04026496A Expired - Lifetime JP3073089B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 空気流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3073089B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6769298B2 (en) | 2001-12-04 | 2004-08-03 | Hitachi, Ltd. | Gas flow rate measuring device having an integrated chip temperature sensor and adjustment processing circuit on common chip |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3751538B2 (ja) | 2001-04-11 | 2006-03-01 | 株式会社日立製作所 | 気体流量計 |
| US8504311B2 (en) * | 2010-04-09 | 2013-08-06 | Hitachi Metals, Ltd. | Method and mass flow controller for enhanced operating range |
| JP6434238B2 (ja) * | 2014-07-08 | 2018-12-05 | アズビル株式会社 | 流量計および補正値算出方法 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP04026496A patent/JP3073089B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6769298B2 (en) | 2001-12-04 | 2004-08-03 | Hitachi, Ltd. | Gas flow rate measuring device having an integrated chip temperature sensor and adjustment processing circuit on common chip |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05223611A (ja) | 1993-08-31 |
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Legal Events
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