JP3072566B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は皮膚外用剤に関し、さら
に詳しくは、皮膚の乾燥に起因する状態を改善し、皮膚
の水分を保ち、皮膚に潤いを与え、乾燥感とかゆみを防
止することを目的とする皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、皮膚の乾燥は、皮膚分泌物の
量、特に皮脂分泌量の減退により、角層のバリア機能が
低下し、経表皮水分損失(以下、TEWLと略す)が大
きくなったときにおこると考えられている。例えば、過
剰な皮膚洗浄、加齢、体質などにより皮膚分泌物が減少
することはよく知られている。特に、皮膚の乾燥が増悪
し、角層水分量が10%程度以下に低下した状態を、ド
ライスキンと称している。このように、皮膚が乾燥状態
になると、単なる乾燥感だけでなく、かゆみを伴うこと
が多く、特に老人の場合はそれが顕著に現れる。
【0003】従来、こうした乾燥状態を改善するために
は、角層水分含有量の低下を防止し、正常な皮膚機能を
維持することが必要であるとの考え方から、各種の方法
が研究されてきた。その結果、例えば、皮膚との密着性
が良く、疎水性を有するワセリン軟膏や油中水型乳化物
などの閉塞剤型を用いてTEWLを抑制する方法や、ヒ
アルロン酸などの多糖類、ソルビトール、エチレングリ
コール、グリセリンなどの多価アルコール類、ピロリド
ンカルボン酸ソーダ、乳酸ソーダなどの有機酸塩類等の
いわゆる保湿剤を投与することにより、皮膚の水和効果
を高める方法などが試みられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の従来
知られている方法では、いずれも皮膚の水分保持能力を
一時的に上昇させるだけで、根本的な解決策とはなって
いなかった。さらに、使用性の面から見ると、閉塞剤型
を用いた場合は油っぽく、ベタベタするなどの不快な感
触を与えるという欠点があり、保湿剤を用いた場合に
も、効果を高めようとすると多量に配合しなければなら
ず、その結果としてベタベタ感やヌルヌル感等の不快な
感触を与えるという問題があった。こうした問題は、長
期連用による漸進的な改善効果を狙う場合、特に解決す
べき課題であった。
【0005】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、肌あれ、かゆみ等の乾燥に起因する皮膚の状態を改
善するために、皮膚に充分な水分を保持させることによ
り潤いを与え、不足している皮脂成分に代わる油分を補
給することによりTEWLを抑制し、長期に連用しても
感触的に問題のない皮膚外用剤を提供することを課題と
したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を行なった結果、融点が皮膚温
から体温付近にある油相を、HLB値をやや親油的に調
整した乳化剤で乳化した、グリセリンの配合量が適度な
乳化組成物に皮膚の乾燥感とかゆみを改善する著しい効
果のあることを見い出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、固化温度が25〜4
5℃の範囲にある油相と、皮膚外用剤の全量に対して1
5〜45重量%のグリセリンを含む水相とをHLB値8
〜11の乳化剤で乳化した皮膚外用剤であり、好ましい
態様としては油相とグリセリンの配合比が2:1〜1:
3の範囲にある皮膚外用剤に関するものである。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明の皮膚外用剤に使用される油相の固
化温度は、25〜45℃の範囲にあることが必要で、よ
り好ましくは、30〜40℃の範囲にあることが必要で
ある。すなわち、固化温度が25℃より低いと、皮膚に
塗布した後も水分の透過を抑制するための閉塞性が十分
に得られず、感触的にも油っぽくなってしまう。また、
固化温度が45℃より高いと、皮膚への塗布が難しくな
るため、被膜が不均一になったり、被膜の固さに起因し
た密着性の不足が生じたり、感触的にも塗布面の厚みを
感じやすくなるなどの問題が生じる。これらの問題を解
決するためには、塗布された被膜が皮膚上で半固体状に
なっていることが望ましく、乳化物を構成する油相の固
化温度を25〜45℃の範囲、より好ましくは、皮膚温
から体温に近い30〜40℃の範囲に設定し、皮膚への
密着性がよく、TEWLの抑制が十分にできる被膜を形
成することが必要になる。
【0010】油相を構成する具体的な成分としては、通
常の医薬品、化粧品に用いられる油性成分がいずれも使
用可能である。主な成分としては、オリーブ油、アボカ
ド油、ヒマシ油などの植物性油脂、牛脂、タートル油、
ミンク油などの動物性油脂、水添牛脂、トリイソオクタ
ン酸グリセリンなどの半合成や合成の油脂類、カルナウ
バワックス、キャンデリラワックス、ホホバ油などの植
物性エステル油、ミツロウ、ラノリン、鯨ロウなどの動
物性エステル油、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸
イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシルなどの合
成エステル油、流動パラフィン、ワセリン、パラフィ
ン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、スクワ
ランなどの炭化水素類、コレステロールやミリスチルア
ルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、
オレイルアルコールなどの高級アルコール類、2−ヘキ
シルデカノール、2−オクチルドデカノールなどの合成
アルコール類、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、イソステアリン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸
類、そして流動ポリイソブチレンやシリコーンオイルな
どの合成油剤等があげられる。
【0011】また、油相の固化温度を25〜45℃に調
節する方法としては、あらかじめ混合した油相の示差熱
分析(DSC)曲線を求め、その値から混合比を調節す
る方法が推奨される。一般に、二成分以上を混合する
と、凝固点降下や共融現象が起こるため、混合物の固化
温度は、各成分の融点の平均値よりはかなり低い値にな
るので、油相の組成を算術的に決定することは困難であ
る。
【0012】なお、この油相には、固化温度の条件を越
えない範囲で、P−ヒドロキシ安息香酸ブチルのような
防腐剤、ブチルヒドロキシトルエンのような酸化防止
剤、P−アミノ安息香酸エチル、オキシベンゾンなどの
紫外線吸収剤、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、
アスコルビン酸ジパルミテート、アスコルビン酸モノス
テアレートなどの油溶性ビタミン類、シコニンのような
生薬成分、エストラジオール、テストステロンなどのホ
ルモン類等を配合できる。
【0013】つぎに、本発明の皮膚外用剤に使用する乳
化剤のHLB値は、8〜11の範囲にあることが必要で
ある。HLB値が8より小さいと、乳化物は油中水型に
なってしまい、感触的に油っぽさが強調されやすく、乳
化状態の安定性も悪くなる。また、HLB値が11より
大きくなると、TEWLが増加するために、十分な閉塞
効果が得られない。
【0014】乳化剤として使用可能な成分としては、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体などの非イ
オン界面活性剤があげられる。乳化粒子の粒径を制御す
る面からも、乳化物としての安定性を向上させる面から
も、これらの乳化剤は混合して用いるほうが好ましい。
【0015】また、乳化剤成分として、石鹸、アルキル
硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、N−アシ
ルグルタミン酸塩、塩化ベンザルコニウムなどのイオン
性界面活性剤も使用可能であるが、配合量は0.1重量
%以下にとどめるべきである。イオン性界面活性剤の配
合量が0.1重量%よりも多くなると、皮膚外用剤を皮
膚に塗布したときにできる被膜の閉塞性が著しく低下
し、TEWLの抑制が難しくなる。
【0016】なお、このようなイオン性界面活性剤を含
む乳化系では、前記の非イオン界面活性剤だけのHLB
値8〜11という設定に基づく乳化剤の選定条件を、そ
のまま適用することはできない。このような場合には、
乳化物が水中油型を保てる最も親油的な乳化剤組成を選
択する必要がある。
【0017】つぎに、本発明の皮膚外用剤に配合される
グリセリンの量は15〜45重量%の範囲にあることが
必要で、より好ましくは、20〜40重量%の範囲にあ
ることが必要である。グリセリンの配合量が15重量%
より少ないと、皮膚の水和が不十分になり、保湿効果が
十分に発揮されなくなってしまう。また、配合量が45
重量%より多いと、感触的にベタベタ感が生ずるほか、
乳化物としての安定性も悪くなる。これらの問題を解決
するためには、乳化物中のグリセリンの配合率を15〜
45重量%の範囲、より好ましくは、20〜40重量%
の範囲に設定し、皮膚の水和が十分に行なえる条件を保
持する必要がある。
【0018】また、本発明の皮膚外用剤を構成する水相
には、グリセリン以外にも、通常の医薬品、化粧品に用
いられる各種の水溶性成分を添加することが可能であ
る。主な成分としては、プロピレングリコール、1,3
−ブタンジオール、ポリエチレングリコールなどの多価
アルコール類、アラニン、セリン、アルギニンなどのア
ミノ酸、クインスシードガム、ペクチン、カゼイン、ゼ
ラチン、キサンタンガム、プルラン、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、ポリビニルアルコール、カルボ
キシビニルポリマーなどの水溶性高分子等があげられ
る。水溶性ではないが、粘度調節剤として使用されるベ
ントナイトや、タルク、酸化チタン、亜鉛華などの無機
粉体類も配合可能である。さらに、アスコルビン酸、塩
酸ピリドキシン、パントテン酸などのビタミン類、塩酸
ジフェンヒドラミンのような鎮痒剤、グリチルリチン酸
ジカリウムのような抗炎症剤等も添加できる。
【0019】なお、エチルアルコール、プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコールのような低級アルコール
類は、薬効成分を溶解させるために必要な場合を除いて
は、添加量を控えたほうがよい。乾燥した皮膚は、皮脂
分泌量の減少により、角層のバリア機能が低下している
ので、アルコールが強い刺激性物質として作用し、皮膚
の状態をさらに悪化させるのを防ぐためである。
【0020】本発明の皮膚外用剤を構成する油相と水相
内のグリセリンの比率は、油相成分による閉塞効果と、
グリセリンによる水和効果を相乗的に発揮させるため
に、2:1〜1:3の範囲が好ましい。この範囲をはず
れると、乾燥感やかゆみの改善効果が不十分なものにな
るほか、感触的にベタベタ感やヌルヌル感が強く出てし
まい、漸進的な改善を目指した長期連用に適さなくな
る。
【0021】つぎに、本発明の皮膚外用剤の効果を具体
的に証明するために、後記実施例1に示したクリームを
用いて実使用テストを行なった結果を下記に示す。
【0022】(試験方法)手や足に乾燥感やかゆみを有
する成人100名に、本発明品のクリームを左右どちら
か一方の部位に連続使用してもらい、4週間後の各種項
目の改善状態について評価した。評価項目は、アンケー
トによる被検者自身の改善効果に対する評価、使用前と
使用後の臨床写真の比較、そして、角層細胞の剥がれや
すさと不全角化について調べた角層検査の所見から見た
改善効果の3項目とした。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】また、後記実施例1に示したクリームと比
較例1および2に示したクリームを用いた使用テストの
結果を下記に示す。
【0025】(試験方法)被検者7名の前腕部に4箇所
の部位をつくり、一つをブランクとして、残りの3箇所
に各クリームを塗布し、塗布前後の皮表インピーダンス
の変化を経時観測して比較した。各測定値は最高と最低
を除き、5名の平均値として表わした。結果を表2に示
す。
【0026】
【表2】
【0027】表1の結果に示されたように、本発明の皮
膚外用剤は、評価項目全般にわたって良好な結果が得ら
れた。特に、被検者自身が乾燥感やかゆみの改善効果を
非常に自覚しており、感触的な問題もなく、長期連用に
適する剤形であることが確認された。また、表2の結果
に示されたように、本発明の皮膚外用剤は、長時間にわ
たって高いインピーダンス値を示し、このことは8時間
以上にわたって保湿効果が維持できることであり、就寝
中の皮膚の乾燥やかゆみを防止できることが確認され
た。
【0028】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示すが、本発明は
これによって限定されるものではない。なお、各成分の
配合比率は重量%である。
【0029】実施例1 クリーム (A)流動パラフィン 5.0 シリコーンオイル 1.0 水添牛脂 3.5 合成鯨ロウ 1.0 イソオクタン酸セチル 1.5 セタノール 3.5 ステアリン酸 2.5 ビタミンE 0.1 POE(40)モノステアレート 1.5 モノステアリン酸グリセリン 2.5 (B)防腐剤 0.2 精製水 47.5 グリセリン 25.0 1,3−ブタンジオール 5.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 (製造方法)(A)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。また、(B)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。つぎに、(A)を攪はんしながら、そこに(B)を
徐々に加えて乳化する。さらに、それを室温まで冷却し
てクリームにする。
【0030】実施例2 クリーム (A)流動パラフィン 5.0 シリコーンオイル 1.0 水添牛脂 3.5 合成鯨ロウ 1.0 ミリスチン酸イソプロピル 1.5 セタノール 3.5 ステアリン酸 1.5 POE(40)モノステアレート 1.5 モノステアリン酸グリセリン 2.5 (B)防腐剤 0.2 精製水 38.8 グリセリン 40.0 (製造方法)(A)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。また、(B)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。つぎに、(A)を攪はんしながら、そこに(B)を
徐々に加えて乳化する。さらに、それを室温まで冷却し
てクリームにする。
【0031】実施例3 クリーム (A)流動パラフィン 5.5 硬化油 3.0 合成鯨ロウ 2.0 ミリスチン酸イソプロピル 1.5 セタノール 3.5 ステアリン酸 1.5 POE(40)モノステアレート 1.5 モノステアリン酸グリセリン 2.5 (B)防腐剤 0.2 精製水 53.8 グリセリン 20.0 1,3−ブタンジオール 5.0 (製造方法)(A)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。また、(B)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。つぎに、(A)を攪はんしながら、そこに(B)を
徐々に加えて乳化する。さらに、それを室温まで冷却し
てクリームにする。
【0032】実施例4 クリーム (A)流動パラフィン 5.0 シリコーンオイル 1.0 水添牛脂 3.5 合成鯨ロウ 1.0 ミリスチン酸オクチルドデシル 1.5 セタノール 3.5 ステアリン酸 2.5 POE(45)モノステアレート 2.0 モノステアリン酸グリセリン 2.0 (B)防腐剤 0.2 精製水 47.8 グリセリン 25.0 1,3−ブタンジオール 5.0 (製造方法)(A)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。また、(B)の各成分を混合し、80度に加熱す
る。つぎに、(A)を攪はんしながら、そこに(B)を
徐々に加えて乳化する。さらに、それを室温まで冷却し
てクリームにする。
【0033】また、比較例は以下の条件で製造した。 比較例1 実施例1のクリームにおいて、グリセリンを10.0重
量%、精製水を62.5重量%にした以外は、同じ配合
比率でクリームを製造した。
【0034】比較例2 実施例1のクリームにおいて、POE(40)モノステ
アレートを2.5重量%、モノステアリン酸グリセリン
を1.5重量%にした以外は、同じ配合比率でクリーム
を製造した。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、従来から知られている
方法を用いた場合に比べて、乾燥による肌あれ、かゆみ
等の改善効果が格段に優れているばかりか、感触的な問
題もなく、長期連用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 啓光 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社 横浜研究所 内 (72)発明者 大畑 智 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社 横浜研究所 内 (72)発明者 川島 忠興 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社 横浜研究所 内 (72)発明者 永井 昌義 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社 横浜研究所 内 (56)参考文献 特開 平1−238514(JP,A) 化学大辞典(共立出版株式会社,昭和 47年 縮刷版)第5巻 第90−91頁、第 131頁、第330頁 ハンドブック(日光ケミカルズ株式会 社、昭和52年 改訂版)第13頁、第46頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/48 A61K 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固化温度が25〜45℃の範囲にある油
    相と、皮膚外用剤の全量に対して15〜45重量%のグ
    リセリンを含む水相とをHLB値8〜11の乳化剤で乳
    化したことを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 油相とグリセリンの配合比が2:1〜
    1:3の範囲にある請求項1に記載の皮膚外用剤。
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