JP3072547B2 - カプセルブ−ス - Google Patents

カプセルブ−ス

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JP3072547B2
JP3072547B2 JP9020824A JP2082497A JP3072547B2 JP 3072547 B2 JP3072547 B2 JP 3072547B2 JP 9020824 A JP9020824 A JP 9020824A JP 2082497 A JP2082497 A JP 2082497A JP 3072547 B2 JP3072547 B2 JP 3072547B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サテライトオフィ
ス等の小オフィスにおいて特に好適に使用されるカプセ
ルブースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆるサテライトオフィス等の小オフ
ィスにおいては、十分なスペースを確保することが難し
く、執務用のスペースが、接客用のスペースやミーティ
ング用のスペース等を一部兼ねていることも少なくな
い。そのため、かかるオフィスにおいて、例えば、一般
的な机やOAラックに情報機器類等を載置して執務して
いると、状況が変化するたびに情報機器類の電源を落と
したり、天板上の書類を片付けなければならないという
不具合が生じる。また、このようなものでは、一時的に
比較的広いスペースが必要になった場合でも、対応が難
しいという問題もある。
【0003】このような不具合を解消するために、近
時、カプセルブースと称される家具が開発されつつあ
る。すなわち、この種のカプセルブースとしては、例え
ば、半円筒体状をなすカプセルブース本体の内側に天板
を配設するとともに、このカプセルブース本体の両側縁
に蓋体を蝶着し、該蓋体を、前記天板を使用可能に開放
する開成位置から前記カプセルブース本体と協働して前
記天板を包囲する閉成位置までの間で開閉動作させ得る
ようにしたものが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来考えら
れているのものは、カプセルブース本体と、蓋体とが全
く異なった形態をなしているため、大形構成部品の種類
が多くなり、製造設備の簡略化を図ることが難しいとい
う問題がある。また、このような構成のものでは、カプ
セルブース本体の嵩が比較的高くならざるを得ないた
め、運搬やオフィス内への搬出入作業に困難を伴うこと
も予想される。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明は、同一の基本形態をなす複数のパネル
を、その側縁同士を蝶着した状態で連結しておき、特定
のパネルを天板を介して結合することによって一定形状
をなすカプセルブース本体を構成し、他のパネルによっ
て蓋体を構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るカプセルブースは、
カプセルブース本体の内側に天板を配設するとともに、
このカプセルブース本体の少なくとも一側縁に蓋体を蝶
着し、該蓋体を、前記天板を使用可能に開放する開成位
置から前記カプセルブース本体と協働して前記天板を包
囲する閉成位置までの間で開閉動作させ得るように構成
したものである。そして、同一の基本形態をなす複数の
パネルを、その側縁同士を蝶着した状態で連結してお
き、特定のパネルを前記天板を介して結合することによ
って一定形状をなすカプセルブース本体を構成し、他の
パネルによって蓋体を構成している。
【0007】特に好適な実施の形態としては、平面視略
1/4円弧状に湾曲させた4枚のパネルを連結してお
き、中間に位置する2枚のパネルによりカプセルブース
本体を構成するとともに、両端のパネルにより蓋体を構
成したものを挙げることができる。このカプセルブース
を、間仕切りその他の家具として変形使用することもで
きるようにしたい場合には、例えば、一体構造をなす天
板を特定のパネルに取着することによって、これら特定
のパネル同士をカプセルブース本体を構成すべく拘束す
ることができ、天板を取り外すことによって前記特定の
パネル同士の拘束を解くことができるようにしておくの
がよい。あるいは、天板を複数の天板部片により構成す
るとともに、これら各天板部片を対応する特定のパネル
にそれぞれ取着しておき、各天板部片同士を結合機構に
より結合することによって、特定のパネル同士をカプセ
ルブース本体を構成すべく拘束することができ、天板部
片同士の結合を解除することによって特定のパネル同士
の拘束を解くことができるようにしておくのがよい。
【0008】蓋体を開成した場合には天板面を可及的に
広く確保することができ、蓋体を閉成した場合には、全
体を可及的にコンパクトなものにするには、蓋体内面の
前記天板と干渉しない高さ位置に補助天板を設けてお
き、蓋体を閉成位置に回動させた場合に、この補助天板
と前記天板とが上下に重合するように構成しておくのが
望ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1から図11
を参照して説明する。このカプセルブースは、図1から
図5に示すように、カプセルブース本体1の内側に天板
2を配設するとともに、このカプセルブース本体1の両
側縁に蓋体3、4を蝶着し、該蓋体3、4を、前記天板
2を使用可能に開放する開成位置(図1参照)から前記
カプセルブース本体1と協働して前記天板2を包囲する
閉成位置(図4参照)までの間で開閉動作させ得るよう
に構成したものである。そして、このカプセルブース
は、同一の基本形態をなす複数のパネル5、6、7、8
を、その側縁5a、6a,7a、8a同士を蝶着した状
態で連結しておき、特定のパネル6、7を前記天板2を
介して結合することによって前記カプセルブース本体1
を構成し、他のパネル5、8によって前記蓋体3、4を
構成している。
【0010】詳述すれば、平面視略1/4円弧状に湾曲
させた4枚のパネル5、6、7、8を連結しておき、中
間に位置する2枚のパネル6、7によりカプセルブース
本体1を構成するとともに、両端のパネル5、8により
両開き式の蓋体3、4を構成している。すなわち、各パ
ネル5、6、7、8は、図6に示すように、平面視1/
4円弧状に湾曲する中間部51、61、71、81と、
平面状をなす両側部52、62、72、82とを一体的
に形成してなる基本形態を備えており、この基本形態を
同じくしている。そして、各パネル5、6、7、8の両
側縁5a、6a、7a、8aには、横断面半円弧状に面
取したエンド部材53、54、63、64、73、7
4、83、84が設けてある。
【0011】そして、各パネル5、6、7、8の側縁5
a、6a、7a、8a同士をそれぞれ上下一対の蝶持機
構9を介して回動可能に連結している。各蝶持機構9
は、横断面半円弧状に面取りした両端部に軸孔11hを
有してなるリンク部材11と、このリンク部材11の一
方の軸孔11hに挿通され該リンク部材11の一端部を
一方のパネル5(6、7)に軸着する軸12と、他方の
軸孔11hに挿通され該リンク部材11の他端部を他方
のパネル6(7、8)に軸着する軸13とを具備してな
る。各軸12、13は、各エンド部材54、63、6
4、73、74、83の曲率中心に軸心を一致させて各
パネル5、6、7、8の図示しない構造枠材に支持させ
てある。しかして、各パネル5、6、7、8は、各蝶持
機構9を介して、図7から図9に示すような角度範囲で
自在に相対回動させることができるようにしてある。図
7、図8及び図9は、蝶持機構9による蝶着部分を示す
部分平面図であり、図7は直線的な相対連結位置を示
し、図8は、図7に示す状態から両パネル5、6を90
度相対回動させた位置を示し、図9は、図7に示す状態
から両パネル5、6を180度相対回動させた位置を示
している。
【0012】天板2は、一体構造をなす平板状のもの
で、ブラケット14を介して中間のパネル6、7の内周
に着脱可能に装着されている。ブラケット14は、ボル
ト孔14aを有する水平板部14bを有しており、この
水平板部14b上に天板2を載置した上で、下面側から
ボルト孔14aに挿通させたボルト14cを該天板2に
設けた図示しない埋設ナットに螺着することによって、
該天板2をパネル6、7に固定することができるように
してある。すなわち、この実施例では、天板2を特定の
パネル6、7に取着することによって、これら特定のパ
ネル6、7同士をカプセルブース本体1を構成すべく拘
束することができ、天板2を取り外すことによって前記
特定のパネル6、7同士の拘束を解くことができるよう
にしてある。天板2の使用縁2a側は、カプセルブース
本体1の前端よりも前方に延出させてあり、また、天板
2の反使用縁2bには、コード類を挿通させるための切
欠2cが設けてある。図1に示す例では、この天板2の
上にコンピュータ本体15、ディスプレイ16、キーボ
ード17、及び、マウス18等を載置している。
【0013】また、一方の蓋体3の内面の前記天板2と
干渉しない高さ位置に補助天板21を設けている。そし
て、図5に示すように、蓋体3を閉成位置に回動させた
場合に、この補助天板21と前記天板2とが上下に重合
するように構成している。具体的には、補助天板21
は、平板状のもので、ブラケット22を介して蓋体3に
取着されており、蓋体3を閉成させた場合に、天板2の
下面側に重合するようにしてある。天板2の下面には、
ゴム等の弾性部材により構成されたストッパ23を設け
ておき、このストッパ23により補助天板21の縁部2
1aを係止することによって、前記蓋体3を所定の閉止
位置に停止させ得るようにしている。補助天板21の下
面には、前面側に開放された収納筐24が懸吊支持させ
てあり、この収納筐24内に鞄25等の小物類を収納す
ることができるようにしている。この収納筐24は、背
面側にも開放されているので、配線の困難さを招くこと
なしにコンピュータ本体15等の機器類を収納すること
もできる。
【0014】さらに、他方の蓋体4の内面における前記
天板2及び補助天板21と干渉しない高さ位置に、棚板
26、27を設けている。そして、図5に示すように、
蓋体4を閉成位置に回動させた場合に、この棚板26、
27と、前記天板2及び補助天板21とが上下に重合す
るようにしている。また、この実施例では、各パネル
5、6、7、8の下端、補助天板21の下面を支持する
支柱21bの下端、及び、棚板27の下面に、それぞれ
キャスタ28を首振り可能に装着しており、カプセルブ
ース全体を自在に移動させることができるようにすると
ともに、各蓋体3、4をカプセルブース本体1に対して
円滑に回動させ得るようにしている。使用中における不
必要な動きを禁じたい場合には、前記各キャスタ28に
図示しないロック機構を設けておくのが望ましい。ま
た、カプセルブース本体1を構成するパネル6、7の上
端には、目隠しパネル31を設けている。この目隠しパ
ネル31は、不透明な合成樹脂板を湾曲させたもので、
取付座32、33を介してパネル6、7の上端に着脱可
能に装着されている。
【0015】このような構成のものであれば、左右の蓋
体3、4を図1〜図3に示すような開成位置にまで回動
させると、カプセルブース本体1や蓋体3、4の内側に
設けた天板2や、補助天板21、あるいは、棚板26、
27等が表出することになり、執務に適したブースが形
成されることになる。この実施例では、天板2上にディ
スクトップ型のコンピュータ34を配設しているため、
そのコンピュータ34に向かって各種の入力作業や検索
作業等を行うことができ、補助天板21には、必要な書
類35や図示しない書物等を広げることもできる。ま
た、棚板26、27には図示しないボックスファイルや
携帯品等を載置することができる。この際、蓋体3、4
の開成角度は自由に調整することができるので、開成角
度を小さくして壁に囲まれた雰囲気で作業することもで
き、逆に、開成角度を大きくして風通しのよいオープン
な環境で作業することもできる。
【0016】突然の来客で作業内容を急遽隠蔽する必要
が生じたり、ミーティング等のために執務スペースを縮
小する必要が生じたような場合には、蓋体3、4を図4
及び図5に示すように閉成位置に回動させることによっ
て、その目的を達成することができる。すなわち、蓋体
3、4を閉成位置に回動させると、天板2上のディスプ
レイ16や補助天板21上の書類35等がパネル5、
6、7、8により包囲されることになるため、外部から
は容易に作業内容を視認することができなくなる。ま
た、蓋体3、4を閉じると、開成状態の場合よりも占有
スペースが各段に小さくなるため、ミーティング等のた
めのスペースを確保することが容易になる。
【0017】特に、この実施例のものは、蓋体3、4を
閉成位置にまで回動させた場合に、図5に示すように、
補助天板21の一部が天板2の下に重合状態で侵入する
ようにしてあるため、使用中は広い天板面積を確保する
ことができるにも拘らず、蓋体3、4を閉じると全体を
コンパクトなものにすることができることになる。ま
た、この実施例では、天板2を及び目隠しパネル31を
パネル6、7から取り外すことができるようにしている
ので、このカプセルブースの用途を広げることが可能に
なる。すなわち、目隠しパネル31を取付座32、33
と共にパネル6、7から取り外すとともに、図示しない
ボルトを外して天板2を各ブラケット14から離脱させ
ると、この天板2により拘束されていた特定のパネル
6、7が蝶持機構9を介して自由に相対回動し得るよう
になる。そのため、例えば図10に示すように、各パネ
ル5、6、7、8を略一直線状に並べて間仕切り的に使
用したり、図11に示すように、各パネル5、6、7、
8を究極まで回動させて平面視星形になるようにして配
置することができる。図11に示す配置は、よりコンパ
クトに収納する場合に適しているが、それだけではな
く、パネル5、6、7、8により区成された4つの小ブ
ースを形成するために積極利用してもよい。その場合に
は、各パネル6、7のブラケット14に、図示しない格
別な小天板を取着して、電話を載置したり花瓶を載せる
等、適宜の利用に供することもできる。
【0018】図12〜図14は、天板2を2枚の天板部
片121、122により構成するとともに、これら各天
板部片121、122を対応する特定のパネル6、7に
それぞれ取着しておき、各天板部片121、122同士
を結合機構123により結合することによって、特定の
パネル6、7同士をカプセルブース本体1を構成すべく
拘束することができるようにした例を示している。結合
機構123は、例えば、図14に示すように、各天板部
片121、122の下面に垂下部124aを有するブラ
ケット124をそれぞれ固着しておき、それらブラケッ
ト124の垂下部124a同士をボルト125とナット
126を用いて結合するようにしたものである。このよ
うな構成のものであれば、ボルト125とナット126
を外すことによって、天板部片121、122同士の結
合を解除することができる。その結果、特定のパネル
6、7同士の拘束を解くことができ、図13に示すよう
な間仕切り的な配置や、図11に準じた星形配置をとる
ことが可能となる。なお、この実施例では、目隠しパネ
ル31、及び、中央の取付座32をも、左部片31a、
32aと右部片31b、32bとに分断していている。
このようにしておけば、目隠しパネル31を取り外すこ
となしに、パネル6、7を展開することが可能になる。
【0019】結合機構は、ボルトとナットを用いたもの
に限らず、例えば、図15や図16に示すようなものに
してもよい。すなわち、図15に示す結合機構223
は、一方の天板部片121の下面に、先端部に蝶ナット
224を螺合させたボルト225を、他方の天板部片1
22方向へ回動し得るように軸着するとともに、他方の
天板部片122の下面に、前記ボルト225の先端部を
係合させるための切欠部226aを有したブラケット2
26を固設しておき、その切欠部226aにボルト22
5の先端部を係合させた上で、前記蝶ナット224を締
め付けることによって、両天板部片121、122同士
を結合することができるようにしたものである。図16
に示す結合機構323は、一方の天板部片121の下面
側にクランプレバー324を軸着するとともに、他方の
天板部片122の下面にフック325を固設しておき、
前記クランプレバー324の回動部に枢着した牽引部材
326の先端を前記フック325に掛止させた上で、前
記クランプレバー324を図16に実線で示す開放位置
から想像線で示すロック位置まで回動させることによっ
て、前記両天板部片121、122同士を結合すること
ができるようにしたものである。
【0020】なお、以上説明した実施例では、4枚のパ
ネルを連結してカプセルブース本体及び蓋体を形成した
場合について説明したが、本発明は、このようなものに
限定されないのは勿論であり、例えば、3枚、5枚、6
枚、7枚あるいは8枚以上のパネルを連結してカプセル
ブース本体及び蓋体を形成してもよい。この場合、パネ
ルは滑らかに湾曲したものに限らず、平面的なもの、あ
るいは、多角形状に屈曲したもの等であってもよい。図
17及び図18に模式的に示す実施例は、蓋体403を
構成する2枚のパネル405、406をも天板502で
結合した例を示している。すなわち、このカプセルブー
スは、前述した実施例と同様な基本形態をなす4枚のパ
ネル405、406、407、408を前述したと同様
な蝶持機構9を介して回動可能に連結しておき、特定の
パネル407、408を天板402により着脱可能に結
合してカプセルブース本体401を構成している。ま
た、他のパネル405、406を他の天板502により
着脱可能に結合して蓋体403を構成している。この実
施例では、両天板402、502を同一のものにし、カ
プセルブース本体401と蓋体403とを同じ形状のも
のにしているので、図17に示すような形態に展開する
ことによって、2人分の執務スペースを形成することも
可能となる。図18は、蓋体403を閉成位置に回動さ
せた状態を示している。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、カプセ
ルブース本体と蓋体とを、基本構成を同じくするパネル
により構成しているので、大形構成部品の種類を少なく
することができ、製造設備の簡略化を図ることができ
る。連結するパネルの枚数を4枚にし、中間に位置する
2枚のパネルによりカプセルブースを構成すれば、特
に、大形構成部品の点数を少なくした上で、合理的で使
い易い両開き式のカプセルブースを構成することが可能
になる。
【0022】また、天板を特定のパネルから取り外すこ
とができるようにしておけば、必要に応じて、パネルの
配置形態を種々に変更することができ、間仕切りその他
の機能をも発揮させることが可能になる。さらに、天板
を取り外せるようにする代わりに、天板を各パネルに取
着された天板部片に分断しておき、各天板部片同士を結
合機構により着脱可能に結合できるようにしておけば、
天板を着脱する手間をかけることなしに、パネルの配設
形態を変更することができる。
【0023】また、蓋体を閉じた場合に、蓋体に設けた
補助天板と、カプセルブース本体に設けた天板とが重合
するようにしておけば、使用時に天板面積を大きく確保
することができる上に、蓋体閉成時には全体を無理なく
コンパクトにすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例を示す正面図。
【図3】同実施例を示す平面図。
【図4】同実施例における蓋体閉成状態を示す斜視図。
【図5】同実施例における蓋体閉成状態を示す平面図。
【図6】同実施例のパネルを示す平面図。
【図7】同実施例におけるパネル連結部分を示す部分平
面図。
【図8】同実施例におけるパネル連結部分を示す部分平
面図。
【図9】同実施例におけるパネル連結部分を示す部分平
面図。
【図10】同実施例の作用説明図。
【図11】同実施例の作用説明図。
【図12】本発明の他の実施例を示す平面図。
【図13】同実施例の作用説明図。
【図14】同実施例の結合機構を示す拡大正面断面図。
【図15】本発明のさらに他の実施例を示す図14相当
の拡大正面断面図。
【図16】本発明のさらに他の実施例を示す図14相当
の拡大正面断面図。
【図17】本発明のさらに他の実施例を示す概略平面
図。
【図18】同実施例の作用説明図。
【符号の説明】
1…カプセルブース本体 2…天板 3…蓋体 4…蓋体 5…他のパネル 6…特定のパネル 7…特定のパネル 8…他のパネル 9…蝶持機構 21…補助天板 121…天板部片 122…天板部片 123…結合機構 223…結合機構 323…結合機構 401…カプセルブース本体 402…天板 403…蓋体 405…他のパネル 406…他のパネル 407…特定のパネル 408…特定のパネル 502…他の天板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A47B 5/00 A47B 5/00 63/04 63/04 E04H 1/12 302 E04H 1/12 302A (56)参考文献 特開 平6−296525(JP,A) 特開 平7−313271(JP,A) 特開 平9−98845(JP,A) 特開 平9−195425(JP,A) 特開 平11−131650(JP,A) 実開 昭60−55698(JP,U) 実開 昭60−122415(JP,U) 実開 昭60−184906(JP,U) 実開 昭61−43430(JP,U) 実開 平3−2114(JP,U) 実開 平6−64532(JP,U) 特許2924826(JP,B2) 特許2906344(JP,B2) 特許2906345(JP,B2) 特公 昭51−2863(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 5/00 - 5/06 A47B 63/04 E04H 1/12 302 E04B 2/74 541 E04B 2/74 561

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カプセルブース本体の内側に天板を配設す
    るとともに、このカプセルブース本体の少なくとも一側
    縁に蓋体を蝶着し、該蓋体を、前記天板を使用可能に開
    放する開成位置から前記カプセルブース本体と協働して
    前記天板を包囲する閉成位置までの間で開閉動作させ得
    るように構成したものであって、 同一の基本形態をなす複数のパネルを、その側縁同士を
    蝶着した状態で連結しておき、特定のパネルを前記天板
    を介して結合することによって一定形状をなすカプセル
    ブース本体を構成し、他のパネルによって蓋体を構成し
    たことを特徴とするカプセルブース。
  2. 【請求項2】平面視略1/4円弧状に湾曲させた4枚の
    パネルを連結しておき、中間に位置する2枚のパネルに
    よりカプセルブース本体を構成するとともに、両端のパ
    ネルにより蓋体を構成している請求項1記載のカプセル
    ブース。
  3. 【請求項3】一体構造をなす天板を特定のパネルに取着
    することによって、これら特定のパネル同士をカプセル
    ブース本体を構成すべく拘束することができ、天板を取
    外すことによって前記特定のパネル同士の拘束を解くこ
    とができるようにした請求項1または2記載のカプセル
    ブース。
  4. 【請求項4】天板を複数の天板部片により構成するとと
    もに、これら各天板部片を対応する特定のパネルにそれ
    ぞれ取着しておき、各天板部片同士を結合機構により結
    合することによって、特定のパネル同士をカプセルブー
    ス本体を構成すべく拘束することができ、天板部片同士
    の結合を解除することによって特定のパネル同士の拘束
    を解くことができるようにした請求項1または2記載の
    カプセルブース。
  5. 【請求項5】蓋体内面の天板と干渉しない高さ位置に補
    助天板を設けておき、蓋体を閉成位置に回動させた場合
    に、この補助天板と前記天板とが上下に重合するように
    構成した請求項1、2、3または4記載のカプセルブー
    ス。
JP9020824A 1997-02-03 1997-02-03 カプセルブ−ス Expired - Fee Related JP3072547B2 (ja)

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