JPH04504973A - 折り畳み可能な構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳み可能な構造体 本発明は、例えば、各種の家具、オフィス用装置、工場及び工業用装置、貨物コ ンテナ及び可搬式建物の基台として使用することの出来る折り畳み可能な構造体 に関するものである。本発明の折り畳み可能な構造体の構造及び機能の重要な原 理は、骨組構造体を略平坦で略平面的な形態から直立の立体的な形態に変化させ ることが出来ることにある。

本発明は、ドイツ国特許第２０５５２９０Ｂ号、第２１７９６９８Ｂ号に開示さ れたような折り畳み可能な骨組構造体の相対的にヒンジ止め可能な構成要素同士 を接続する手段ら従来技術の開示内容は、がかる骨組構造体を具備する折り畳み 可能な構造体、及びその構造体に使用されるスイベル止め具に関するものである 。

現在、多機能性及び利用性が改良された折り畳み可能な構造体は、上述の型式の 折り畳み可能な骨組構造体を基本として構成することが出来ることが分かってお り、かかる構造体は、骨組構造体のその他の構成要素と、及び該構造体に取り付 けられ又はその内に設けられた全てのパネル装置と相互作用可能であるように配 置することの出来る付加的な構成要素を備えている。以下の説明から明らかであ るように、本発明の折り畳み可能な構造体は、例えば、バー又はロッドを矩形に 配置したもの、フレームに取り付けられたパネル又はそのパネル自体のようなフ レーム要素、及びその他のフレームユニット又はその他のパネルに取り付けるた めの支持手段を含むことが出来る。

構造体を平坦な状態で格納、輸送及び納入を行ない、次に、極めて短時間内に　 −しかも極めて容易に立て、立体的な形態とし、物品又は装置を使用し得るよう にする必要のある場合、本発明の折り畳み可能な構造体は、各種の物品及び装置 として具体化することが出来る。

本発明の目的は、平坦に折り畳むことが出来るため、小さいスペースで済む折り 畳み可能な構造体を提供することである。この折り畳み可能な構造体は、特殊な 工具、ナツト、ボルト又は接着剤を使用せずに、迅速に組み立てることが出来る 。折り畳み可能なユニットの各々は、蛇腹状の動作によって引き出し、剛性な構 造体を形成することが出来る。折り畳み可能な全ての構造体は、木、金属又は複 合材にて製造し、耐久性のある高品質の仕上げ処理を行なうことが出来る。この 折り畳み可能な構造体は堅牢であり、使用する必要のないときは容易に格納する ことが可能である。

本発明の折り畳み可能な構造体によって形成し得る製品には、机、キャビネット 、戸棚システム、キンチンユニット、テーブル、建設用装置の保護ケージ、建設 現場へのアクセス塔、庭及び一般的貯蔵用物置、一時的又は恒久的な用途の屋外 施設及び可搬式建物が含まれる。これらは、これら折り畳み可能な構造体により 形成することの出来る製品のほんの一例に過ぎない。

本発明の一特徴によれば、折り畳み可能な構造体は、少なくとも１つの別のフレ ームユニットにより作用可能に相互接続された第１対の対向するフレームユニッ トを備えており、譲歩なくとも１つの別のフレームユニットは、第１対のフレー ムユニットの一方にヒンジ止めされると共に、第１対のフレームユニットの他方 にヒンジ止め可能にかつ摺動可能に取り付けられ、又は該他方のフレームユニッ トと関係するようにされており、該折り畳み可能な構造体の別の構成要素が、接 続手段により第１対のフレームユニットの少なくとも一方に接続され、これによ り、該別の構成要素は、その折り畳んだ状態にあるとき、第１対の対向するフレ ームユニットに隣接する第１の不使用の折り畳み位置に配置される一方、これと 選択的に、該別の構成要素が取り付けられるフレームユニットを包含する面に対 しである角度を成す面内の第２の使用可能な位置に配置されるようにすることが 出来る。

本発明の別の特徴によれば、折り畳み可能な構造体は、少なくとも１つの別のフ レームユニットにより相互接続された少なくとも第１対の対向するフレームユニ ットを備えており、譲歩なくとも１つの別のフレームユニットは、第１対のフレ ームユニットの一方にヒンジ止め可能に接続されると共に、第１対のフレームユ ニットの他方にヒンジ止め可能にかっ摺動可能に相互接続され、折り畳み可能な 構造体を直立の使用可能な形態に配置したとき、対向する対のフレームユニット が、略垂直に配置され、第１対のフレームユニットの一方と、該ユニットを第１ 対のフレームユニットの他方に相互接続する１又は２以上の別のフレームユニッ トとの間の相対的な摺動動作が垂直方向上方又は下方に向けて行われ、更に、該 構造体の略水平部分を画成し得るように配置された別の構成要素が、使用中、接 続手段により対の対向するフレームユニットの一方にヒンジ止め可能に固定され 、折り畳み可能な構造体が略平坦な形態から直立の使用可能な形態に変化すると き、その間の相対的な動きを許容する。

本発明の更に別の特徴によれば、折り畳み可能な構造体は、少なくとも１つの別 のフレームユニットにより相互接続された少なくとも第１対の対向するフレーム ユニットを備えており、譲歩なくとも１つの別のフレームユニットは、第１対の フレームユニットの一方にヒンジ止め可能に接続されると共に、第１対のフレー ムユニットの他方にヒンジ止め可能にかつ摺動可能に相互接続され、折り畳み可 能な構造体を直立の使用可能な形態に配置したとき、対向する対のフレームユニ ットが、略垂直に配置され、第１対のフレームユニットの一方と、該ユニットを 第１対のフレームユニットの他方に相互接続する１又は２以上の別のフレームユ ニットとの間の相対的な摺動動作が略水平方向への往復運動として行われ、更に 、該構造体の略水平部分を画成し得るように配置された別の構成要素が、使用中 、接続手段により対の対向するフレームユニットの一方にヒンジ止め可能に固定 され、折り畳み可能な構造体が略平坦な形態から直立の使用可能な形態に変化す るとき、その間の相対的な動きを許容する。

上記少なくとも１つの別のフレームユニットは、スイベル止め具により対向する フレームユニットの隣接するフレームユニットに接続されるようにすることが望 ましい。

フレームユニットの各々には、パネル部材を組み込み又は取り付けることが出来 るようにし、これにより、基部、頂部、正面、後部及び対向する側パネル部材を 備える構造体は、正面及び後部パネル部材が相互に略平行状態を維持する間に、 略平坦な形態に折り畳むことが出来るようにすることが望ましい。

本発明を一層良く理解し易くするため、本発明の各種の特徴の代表的な実施例に ついて、添付図面を参照して単に一例として以下に説明する。添付図面において 、 第１図は、多数の矩形のフレームユニット又は部材を備え、フレーム部材の各々 が、金網構造体を備えかつ例えば、保護又は安全ケージの一部として機能する本 発明による折り畳み可能な構造体を示す概略図的な斜視図、第１図Ａは、特に、 より大型の構造体を形成することの出来るモジュラ−原理を示すため、ケージの 正面を形成する１又は２以上の部材を省略した第１図に図示したものと同様の保 護ケージの図、 第１図Ｂは、折り畳んだ状態から直立状態に移行する間、第１図の折り畳み構造 体の頂部を取り外した状態の概略図的な平面図、第１図Ｃは、折り畳み可能な構 造体が直立したとき、第１図及び第１図Ａの安全ケージの頂部パネルをその使用 可能な位置にヒンジ止めする方法の詳細を示す同様の図、 第２図は、第１図の安全ケージの平面図、第３図は、その頂部パネルの立面図、 第４図は、第３図の矢印Ｃ−Ｃに沿った頂部パネル内部の詳細図、第４図Ａは、 第４図の右側端部分を示す拡大図、第４図Ｂは、第４図の左側端部分を示す拡大 図、第４図Ｃは、第４図Ｂを左側端部から見たときの同一縮尺による側面図、第 ５図Ａ、第５図Ｂ１第５図Ｃ及び第５図りは、それぞれ、頂部パネルを使用し得 るように折り畳み、正面フレームを後部フレームに対して展開させ、完全に折り 畳んだ平坦な状態、及び完全な直立状態にある棚及びカップボードを備えるキャ ビネットの図、 第６図は、第５図Ａ乃至第５図りの家具物品の骨組構造体及び裏側パネルとの関 係を示す概略図的な斜視図、 第６図Ａは、第５図Ａ乃至第５図り及び第６図の折り畳み可能な構造体と関係す る側部パネルの概略図的な斜視図、 第７図Ａは、折り畳んだ状態にある本発明による貨物コンテナの図、第７図Ｂは 、底部及び頂部を展開させた第７図Ａのコンテナの図、第７１！！！ＩＩｃは、 正面フレームを立てた状態の第７図Ａ及び第７図Ｂのコンテナの図、 第７ｒＭＤは、完全に直立状態にありかつ第７図Ａ乃至第７図Ｃから９０’回転 させたコンテナの図、 第８ｒｇＪＡは、建築構造体の一部として使用するのに適した本発明による折り 畳んだ平坦な状態にある１つのモジュールの図、第８図Ｂは、ドアの無い一部展 開状態にある第８図Ａのモジュールの図、第９図は、第８図Ａ及び第８図Ｂによ る複数のモジニールを備える収容ユニットの図である。

先ず、第１図を参照すると、折り畳み可能な構造体は、符号１ｏで示す正面部材 及び符号１１で示す後部部材から成る対向する対の矩形の正面及び後部フレ一部 直立体と、底部に設けられた相互接続水平部分と、頂部に設けられた相互接続水 平部分とから成る。正面フレーム部材１０及び後部フレーム部材１１は、折り畳 んだ状態にて相互に隣接して位置し、略平坦でかつ同一面にあり、これら部材を 相互接続する対向対の側部フレーム１２を動かすことにより第１図に図示した状 態に立てることが出来る。又、側部フレーム１２の各々は、底部及び頂部水平部 分により接続された一対の対向する側部材から成る。側部フレーム１２の各々は 、後部フレーム１１にヒンジ止め可能に取り付けられる一方、第１図Ｂに最も明 確に示すように、スイベル止め具１＄により、正面フレーム部材１０にヒンジ止 め可能及び摺動可能に取り付けられる。該スイベル止め具はドイツ特許第２１７ ９６９８Ｂ号に図示しかつ記載された形態とすることが出来る。一対の矩形の副 フレーム１４が一対の正面ドアとして設けられており、その外側部材により、通 常の方法にて正面フレーム１０の側部材にヒンジ止め可能に取り付けられる。保 護ケージを形成し得るようにするため、金網パネル１５の端縁が溶接等によりフ レーム部材の適当な部分に固着され、このため、該フレーム部材はパネル１５の ツイヤ−に溶接することの出来る金属にて形成される。パネル１５は、正面フレ ーム１０．１部フレーム１１、側部フレーム１２及び副フレーム１４に固着され る。全体として、特に、折り畳み構造体の基部が地面に固定されるような設計で ある場合、該基部を包み込む必要はない。

折り畳み可能な構造体の頂部を包み込むため、頂部フレーム１６は、例えば、そ の後部フレーム構成要素１７が後部フレーム１１の頂部水平部分にヒンジ止め可 能及び変位可能に取り付けられる。この目的のため、頂部フレーム１６の各隅部 には、概ね頂部フレーム１６の面に対して直角の方向に形成された垂直スロット １９を有する垂下突起１８が設けられる。このように、頂部フレーム１６の各後 方隅部に１つずつ設けられた対向する対の突起１８の一方にある各スロット１９ は、以下に詳細に説明するように、ピン２０の上方に取り付けられかつ後部フレ ーム１１の側部材の上方部分に固着される。又、頂部フレーム１６は、金網パネ ル１５と同様の金網パネル２１を備えている。第１図Ａに示した折り畳み可能な 構造体は、第１図に図示した構造体と同様であるが、内部構造体が見ることが出 来るように、ドアを形成する副フレーム１４は省略してあり、又所望であれば、 該構造体は、第１図の構造体と関係する第２の又は補助的なモジュラ−型式の折 り畳み可能な構造体として機能する。例えば、後部パネルは、第１図の折り畳み 可能な構造体上に設ける必要はない。

第４図に最も明確に示すように、頂部フレーム１６は、その正面にＬ字形断面部 材２２を備えており、ドアを閉じたとき、該部材２２は副フレーム１４の上にな る。第１図乃至第４図Ｃに図示した折り畳み可能な構造体の場合、第１対の対向 するフレームを形成する対向する正面及び後部フレーム１０．１１は、対面状に 接触する位置、即ち、構造体を平坦に折り畳んだ状態から立ち上りかつ相互に離 間した状態、即ち、構造体が直ちに使用し得るよう開放した状態に動くとき、略 直立でかつ相互に平行な状態を保つ。側部フレーム１２は、後部フレーム１１に ヒンジ止め可能に取り付けられており、従って、略垂直軸線を中心として枢動す る一方、側部フレーム１２を正面フレーム１０にヒンジ止め可能にかつ摺動可能 に相互接続するスイベル止め具１３は、折り畳み構造体が一つの形態から別の形 態に変化するとき、垂直軸線を中心としてヒンジ動作する。

一方、第５図Ａ乃至第５図Ｂ１第６図及び第６図Ａに図示した折り畳み可能な構 造体において、折り畳み可能な構造体を形成するフレームがヒンジ動作をするた めの軸線は、略水平である。このように、第５図Ａ乃至第５図Ｂ１第６図及び第 ６図Ａに図示した折り畳み可能な構造体は、通常、垂直面内に配置される正面フ レーム３０及び後部フレーム３１を備えている。構造体を平坦に折り畳んだとき （第５図Ａ）、フレーム３０．３１は、対面状態に接触しかつ略同−の垂直面内 に配置される。

第６図に最も明確に図示するように、頂部フレーム３２により後部フレーム３１ に接続される正面フレーム３０は、対向する対の側部材４５から成り、該側部材 ４５はその正面端が正面フレーム３０の直立部分４６にヒンジ止めされる一方、 ２つのスイベル止め具３３により、後部フレーム３１の直立部分４６に摺動可能 にかつヒンジ止め可能に接続される。側部材４５の後端部は、後部ロッド４４に より接続され、頂部フレ７ム３２がその水平位置に達したとき、該ロッド４４は 、後部フレーム３１の頂部に取り付けられ、フレームを直立状態に保持し得るよ うにしたばねクリップ４８の後側に係合する。同様に、正面フレーム３０及び後 部フレーム３１は、正面にてヒンジ止めされ、後部にてヒンジ止め可能にかつ摺 動可能に同様に取り付けられた底部フレーム４３により相互接続される。該底部 フレーム４３は底部パネル４９を支持する。これら図面に示したキャビネットが 第５図Ａに図示したその平坦な形態から第５図りに図示した直立の形態に変化す るとき、頂部フレーム３２及び底部フレーム４３は、第５図Ｃ及び第６図に最も 明確に示すように、正面フレーム３０及び後部フレーム３１に対してヒンジ動作 を行なう。該キャビネットは、後部パネル、ピン４０に係合するスロット３９を 有する突起３８により、後部フレーム３１の頂部にヒンジ止めされた頂部パネル ３６、及び第６図Ａにその一方の内部図を示した対向する対の側部パネル３５か ら成る。側部パネル３５の各々は、２字形断面角部材５０及びＬ字形断面角部材 ５１を備えており、これら部材は、折り畳み可能な構造体を完全に直立させたと き、それぞれ側部材４５に及び底部パネル４９の隣接する端縁に係合する。

次に、第７図Ａ乃至第７図りを参照すると、貨物用コンテナとして設計された折 り畳み可能な構造体が図示されている。第７図Ａには、略完全に折り畳んだ位１ にあるコンテナが示しである。該コンテナは、頂部フレーム６０と、底部フレー ム６１と、後部フレーム６２と、正面フレーム６３とを備えている。頂部フレー ム６０及び底部フレーム６１各々の各端部には、フランジ板６４が設けられてお り、これらフランジ板６４の各々には、後部フレーム６２に取り付けられた枢着 ピン６６に係合するスロット６５が形成されている。この接続手段により、第Ｔ 図Ｂに矢印で示すように、頂部及び底部フレームをその直立位置に展開させたと き、該接続部は頂部フレームと底部フレームとの間、及び頂部フレームと後部フ レームとの間の枢動動作及び並進動作を許容する。

第７図Ｃには、コンテナを立てる方法の次の段階が示しである。ここで、正面フ レーム６３は、その最終位置に向けて殆んど持ち上げられている。該正面ツムが 完全に持ち上げられたとき、正面フレームの安全ピン６７が頂部フレーム６０及 び底部フレーム６１の長い方の部材の対応する穴６８に係合する。第７図Ｃから 明らかであるように、正面フレーム６３を矢印６９の方向に持ち上げると、全体 として符号７０で示した２つの側部フレームが直立位置に向けて動き、この位置 にて側部フレームはコンテナの箱の形成を完了する。矢印７１は、１つの側部フ レーム７０の動く方向を示す。側部フレーム７０は、前の実施例と同様の方法に て、一端が後部フレーム６２にヒンジ止め可能に接続されると共に、その他端が 同様にスイベル止め具７３により正面フレーム６３にヒンジ止め可能にかつ摺動 可能に取り付けられた短かい側片７２を備えている。このようにして、正面フレ ームが持ち上げられると、２つの側部フレーム７０はその折り畳んだ平坦な位１ からコンテナの側部を完成させる位置まで動Ｘ０第７図りには、完全に組み立て られたコンテナが示しである。コンテナは第７図Ｃに示した位１から９０°回転 させ、頂部フレーム６０が最上部となるようにする。側部フレーム７０は、スイ ベル止め具７３がその最終位置に達したとき、正面フレーム６３に固着される。

これは、例えば、はねクリップにより行なうことが出来る。第７図りに示すよう に、該コンテナは、正面フレームに全体として符号７４で示した薄板鋼合わせ材 を有しており、一方の側部フレームに取り付けこ　られたドア７５を有している 。該コンテナは、鋼管及び薄板鋼構成要素を利用して、鋼にて製造することが望 ましい。しかし、その他の材料を使用してもよい。

次に、第８図Ａ及び第８図Ｂを参照すると、全体として符号８０で示したモジュ ールが図示されており、第８図Ａでは、該モジュールの折り畳んだ平坦な状態が （示しである。第８図Ｂには、ドアの無い一部展開させた状態のモジュールが示 し写　である。矢印は、構成要素の部品を展開させる方向を示す。第８図Ｂに示 すように、該モジュールは、正面フレーム８１と、後部フレーム８２と、一対の 側部フト　レーム８３とを備えており、該側部フレーム８３は、上述の実施例に おけると同様、後部フレームにヒンジ止め可能に接続される一方、スイベル止め 具８４にょ１　リ、正面フレーム８１にヒンジ止め可能にかつ摺動可能に接続さ れる。基本的なフレーム構造体８１．８２．８３には、別の構成要素８５が設け られており、該）　構成要素は、ここで頂部パネルを構成すると共に、第８図Ａ に図示するように、構造体の他の部品に対して折り畳まれ平坦となる。頂部パネ ル８５は、スロット及びピン接続手段により後部フレーム８２に接続され、かか る接続により、構造ｔ　体を展開させるとき、２つの部品が相互に枢動及び並進 動作するのを許容する。

５　第９図には、第８図Ａ及び第８図Ｂに図示した複数のモジュール８０から形 成竪スることの出来る建物構造体が図示されている。この立てたモジュールは、 並べば り　する。これと選択的に、該モジュールは、相互にボルト止めすることも出来 る。

７　該モジュールは、第９図に図示した多数の異なる特徴を備える同−又は異な る設置　計のものとすることが出来る。これら特徴には、下げフラップ８６及び 金網ドア８７が含もれる。個々のモジュールは、それ自体完成品であり、緩んだ ナツト、ｒ　ボルト等が無いため、個々のモジュールを完全に折り畳んだ平坦な 位置から完全な直立の位置まで約１２秒で立ち上がらせることが出来、その後、 数分間で個々のモジュールを相互接続することが可能である。このようにして、 例えば、貯蔵目的の恒久的又は一時的な収容施設用として、かかる型式のユニッ トを極めて迅速かつ容易に提供することが可能となる。

ｔ　第９図に図示した配置の更に別の改良として、「直線状」では無く、相互に 角度を成して２又はそれ以上の方向に伸長する構造体として構成することも可能 である。これは、隅部モジュールにより、２又はそれ以上の組のかかるモジュー ルを接続することにより実現され、該隅部モジュールは三角形の１つの隅部に垂 直ヒンジ接続部及び２つの側部間にスイベル止め具を備えており、これにより、 三角形モジュールを平坦に折り畳み又は立てて、三角形の形態にすることが可能 となる。次に、該三角形モジニールは、モジュール８０の２つの「直線状」の列 の間に位置決めする。

国際調査報告 ｌｌｌｌ−呻陶０−幻−０１１−ＰＣＴ／ＧＢ　９０１００６９７国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．折り畳み可能な構造体にして、少なくとも１つの別のフレームユニットによ り作用可能に相互接続された第１対の対向するフレームユニットを備え、前記少 なくとも１つの別のフレームユニットが、第１対のフレームユニットの一方にヒ ンジ止め可能に取り付けられかつ前記第１対のフレームユニットの他方にヒンジ 止め可能にかつ摺動可能に取り付けられ又は関係し、前記折り畳み可能な構造体 の別の構成要素が、接続手段により第１対のフレームユニットの少なくとも一方 に接続され、これにより、前記別の構成要素がその折り畳んだ状態のとき、第１ 対の対向するフレームユニットに隣接する第１の不使用の折り畳み位置に配置す ることが出来ると共に、これと選択的に、該構造体が取り付けられるフレームユ ニットを含む面に対してある角度を成す面内の第２の使用可能な位置に配置する ことが出来るようにしたことを特徴とする折り畳み可能な構造体。
2. ２．折り畳み可能な構造体にして、少なくとも１つの別のフレームユニットによ り作用可能に相互接続された少なくとも第１対のフレームユニットを備え、前記 少なくとも１つの別のフレームユニットが、第１対のフレームユニットの一方に ヒンジ止め可能に取り付けられかつ前記第１対のフレームユニットの他方にヒン ジ止め可能にかつ摺動可能に取り付けられ又は関係し、前記折り畳み可能な構造 体が直立の使用可能な形態に配置されたとき、対向する対のフレームユニットが 、略垂直に配置され、第１対のフレームユニットの一方と、該ユニットを前記第 １対のフレームユニットの他方に相互接続する１又は２以上のフレームユニット との間の相対的摺動動作が垂直方向上方又は下方に向けて行われ、前記構造体の 略水平部分を画成し得るように配置された別の構成要素が、使用中、接続手段に より対向する対のフレームユニットの一方にヒンジ止め可能に取り付けられ、前 記折り畳み可能な構造体が略平坦な形態から直立の使用可能な形態に変化すると き、その間の相対的動作を許容するようにしたことを特徴とする折り畳み可能な 構造体。
3. ３．折り重み可能な構造体にして、少なくとも１つの別のフレームユニットによ り作用可能に相互接続された少なくとも第１対のフレームユニットを備え、前記 少なくとも１つの別のフレームユニットが、第１対のフレームユニットの一方に ヒンジ止め可能に取り付けられかつ前記第１対のフレームユニットの他方にヒン ジ止め可能にかつ摺動可能に取り付けられ、前記折り１み可能な柵造体が直立の 使用可能な形態に配置されたとき、対向する対のフレームユニットが、屠垂直に 配置され、第１対のフレームユニットの一方と、該ユニットを前記第１対のフレ ームユニットの他方に相互接続する１又は２以上のフレームユニットとの間の相 対的摺動動作が１各水平方向への往復運動として行われ、前記構造体の屠水平部 分を画成し得るように配置された別の構成要素が、使用中、接続手段により対向 する対のフレームユニットの一方にヒンジ止め可能に取り付けられ、前記折り１ み可能な構造体が略平坦な形態から直立の使用可能な形態に変化するとき、その 間の相対的動作を許容するようにしたことを特徴とする折り畳み可能な構造体。
4. ４．請求の範囲第１項乃至第３項の何れかに記載の折り１み可能な構造体にして 、前記少なくとも１つの別のフレームユニットがスイベル止め具により対向する フレームユニットの隣接するフレームユニットに接続されることを特徴とする折 畳み可能な構造体。
5. ５．請求の範囲第１項乃至第４項の何れかに記載の折り１み可能な構造体にして 、前記接続手段が、相互接続した構成要素の格対的な枢動動作及び相対的な並進 動作を許容することを特徴とする折り且み可能な構造体。
6. ６．請求の範囲第５項に記載の折り重み可能な構造体にして、前記接続手段が、 相嵌合するビン及びスロット結合手段を備えることを特徴とする折り畳み可能な 庸造体。
7. ７．請求の範囲第１項乃至第６項の何れかに記載の折り１み可能な構造体にして 、パネル部材が、フレームユニットの各々に絹み込まれ、又は取り付け可能であ るようにし、これにより、基部、頂部、正面、後部及び対向する側部パネル部材 を備える構造体が、正面及び後部パネル部材が相互に略平行のままであるように しつつ、折り畳んで、略平坦な形態とすることが出来るようにしたことを特徴と する折り畳み可能な構造体。
8. ８．請求の範囲第１項乃至第６項の何れかに記載の複数の折り畳み可能なモジュ ールを備える折り畳み可能な構造体にして、一方を他方に相互接続することによ り、細長くかつ内部が中空の構造体を提供するようにしたことを特徴とする折り 畳み可能な構造体。
9. ９．添付図面の何れかに関して上述したものと実質的に同一の折り畳み可能な構 造体。