JP3072538U - 寝台の床板構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の体型に合わせて、過度の沈み込みのな
い寝台。 【解決手段】 床板Ａは下部中央に取り付けられた支え
棒Ｂに支えられ、両端の浮いた状態で、上下に可動。上
面端部分に体重がかかると寝台枠Ｃに接地するまで沈
む。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、就寝時における身体の凸部への圧迫を防ぐための寝台床板の構造に係 るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、寝台上のマットの効果によるものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ウレタン式やスプリング式などのマットを使用した場合、身体の沈みすぎの為、 就寝時に不快感を持つ事があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の寝台は、請求項１に記述の床板構造により、特定部分だけの沈み込み、 一定の深さの沈み込み、横方向だけの沈み込みの特徴を持つ。 床板Ａの動きのより、身体の凹凸に沿った沈み込みを成し、体型差に影響されず バランス良く体重を分散させる。

【考案の実施の形態】

【０００５】 図２で示すよう、床板Ａは寝台全体面を数分割されたもので、３０ｃｍほどの長 さになる。両端に重圧が掛かるため、これに耐えられる強度の厚みが必要。 支え棒Ｂは、円柱棒の両端に止め金具Ｄを付けるよう加工されたもの又はスチー ルパイプなどの強度のあるもの。直径は２ｃｍ程度で、床板Ａ下面部中央に金具 などで取り付けられる。床板Ａの両端は浮いた状態となり、支え棒Ｂを軸に上下 に可動。

【実施例】

【０００６】 本考案は、請求項１に述べたような寝台上に一般的な布団を敷いて使用する。

【考案の効果】

【０００７】 本考案の寝台を使用した場合、身体の凸部分のみが沈み込み、体型差に影響され る事はない。横方向だけの沈み込みのため背骨が曲がらない。 通常、寝返りをうった際、仰向きと横向きとでは頭の高さが変わるが、本考案の 寝台では、その場合、肩の沈み込みの反動で、枕の高さが修正される。

【図面の簡単な説明】

【図１】寝台の斜視図である。

【図２】寝台使用時の側面図である。

【符号の説明】

Ａ，床板 Ｂ，支え棒 Ｃ，寝台枠 Ｄ，止め金具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】床板Ａの下面中央部に円柱形の支え棒Ｂを
   取り付け、寝台枠Ｃに数枚を並べて、支え棒Ｂに止め金
   具Ｄで位置固定する。床板Ａは、寝台枠Ｃに支え棒Ｂの
   みで接地し、両端は浮いた状態となり支え棒Ｂを軸に上
   下に可動する。可動幅は、床板Ａの端が寝台枠Ｃに接地
   するまでとする。以上に構成される寝台。