JP3072178U - 枕梁移動ローラー - Google Patents

枕梁移動ローラー

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JP3072178U
JP3072178U JP2000003269U JP2000003269U JP3072178U JP 3072178 U JP3072178 U JP 3072178U JP 2000003269 U JP2000003269 U JP 2000003269U JP 2000003269 U JP2000003269 U JP 2000003269U JP 3072178 U JP3072178 U JP 3072178U
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Inventor
陽人 富山
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テクノ創建株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 橋梁工事において、支柱式支保工に用いられ
る枕梁を、人力にて安全で簡単に移動させることの出来
る装置を提供する。 【構成】鉄板(1)にボルト穴(4)を設け、中央部に
水平ローラー(2)を設け、その両横に、垂直ローラー
(3)を設け構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、橋梁工事において、支柱式支保工に用いられる枕梁を移動する装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来橋梁工事において、支柱式支保工(8)に用いられる枕梁(5)は、第3 図、第4図、第5図、第6図に示すように、支柱上の調整ジャッキ(7)の上に 、梁受け金具(6)を、ボルト(13)、ナット(14)にて取りつけ固定し、 その上に載せ使用している。 その為、第7図に示すように、構造物(12)が完成した後は、枕梁(5)は その構造物(12)の直下に位置する事になるため、構造物(12)が障害とな り、クレーン等の機械により直接上部から吊り出すことが困難となる。 ゆえに、枕梁(5)を撤去するには、第8図、第9図、第10図に示すように 、梁受け金具(6)の上に載せたまま、玉掛けワイヤーロープ(9)、滑車(1 1)等を介して、クレーン(10)により、強引に引き出し作業を行い、上部か ら直接吊ることのできる位置まで移動させ、吊り換えて撤去するという手順をふ み、解体作業を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これには次のような欠点がある。 (イ)、枕梁(5)は、クレーン(10)等の機械力を用いて強引に引き出し作 業を行う為、急激な移動の繰り返しとなり、作業中、枕梁(5)の近辺には作業 員が容易に近付くことが出来ず、非常に危険な作業を強いられる。 (ロ)、枕梁(5)が急激な動きをする為、衝撃により梁受け金具(6)を損傷 したり、下部支保工材まで損傷する等、機材を痛める事態が発生している。 本考案は以上の欠点を解決する為になされたものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
鉄板(1)に、ボルト穴(4)を設ける。 次に鉄板(1)の中央部に、水平ローラー(2)を設ける それから、水平ローラー(2)の両横に、垂直ローラー(3)を設ける。 本考案は以上のごとく構成した枕梁引き出しローラー。
【0005】
【作用】
本考案を使用する時には、第11図、第12図に示すように、支柱ジャッキ( 7)に本考案を載せるのであるが、取りつけに際しては、第13図に示すように 、支柱支保工(8)の頭部に取りつけられた高さ調整用の支柱ジャッキ(7)を 交互に上下して、その支柱ジャッキに取りつけてある梁受け金具(6)を取りは ずし、代わりに本考案を取りつける。 梁受け金具(6)と本考案の取替が完了したら、第14図に示すように、枕梁 を人力にて押し、引き、して移動する。本考案は、枕梁に接する3面がローラー となっているため、人力程度にて簡単に枕梁の移動が可能であり、又、少量の移 動調整が可能である。その結果、機材を損傷したり、強引な作業がなくなる為、 枕梁の安全な撤去作業が可能となる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を述べる。 (イ)、鉄板(1)に、支柱ジャッキ(7)に設けられている梁受け金具取りつ けボルト穴に合わせて、ボルト穴(4)を設ける。 (ロ)、次に鉄板(1)の中央部に、枕梁(5)の底部と接する水平ローラー( 2)を設ける。 (ハ)、水平ローラー(2)の両横に、枕梁の側面に接する垂直ローラー(3) を設ける。垂直ローラーの間隔は、枕梁移動時の余裕を考慮して、枕梁の 梁幅より20ミリメートル程度広く取る。 本考案は以上の構成よりなっている。 本考案を使用する時は、第13図に示すように、支柱支保工(8)の頭部に取 りつけられた高さ調整用の支柱ジャッキ(7)を交互に上下し、その支柱ジャッ キに取りつけてある梁受け金具(6)を取りはずし、替わりに本考案を取りつけ る。 取り替えに関しては、支柱ジャッキを1基づつ交互に上げ下げするので、労力 もたいしてかからず簡単に行える。 梁受け金具(6)と本考案の取替が完了したら、第14図に示すように、枕梁 (5)は人力にて簡単に押し、引き、して移動する事が出来る。 即ち、本考案は、枕梁に接する3面がローラーとなっているため、人力程度に て簡単に枕梁の移動が可能となり、又、少量の労力で移動出来るので、微量の移 動量調整が可能となる。 その結果、機材を損傷したり、強引な作業がなくなる為、枕梁の安全な引き出 し作業が可能となるのである。
【0007】
【考案の効果】
本考案を使用する事によって、人力にて枕梁の簡単な移動と、微量の移動量調 整が可能となる。 又、強引な作業がなくなり、機材の損傷をなくし、枕梁の安全な引き出し作業 が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の全体斜視図
【図 2】本考案の全体分解斜視図
【図 3】梁受け金具
【図 4】梁受け金具と支柱ジャッキの組み立て状況斜
視図
【図 5】梁受け金具と支柱ジャッキの組み立て完了斜
視図
【図 6】枕梁の使用状況斜視図
【図 7】構造物完成後の枕梁の位置状況正面図
【図 8】従来の施工方法による、枕梁の引き出し準備
完了状況正面図
【図 9】従来の施工方法による、枕梁の引きだし完了
状況正面図
【図10】枕梁の吊り出し状況正面図
【図11】本考案と支柱ジャッキの取りつけ状況斜視図
【図12】本考案と支柱ジャッキの取り付け完了斜視図
【図13】本考案と梁受け金具の取り替え状況正面図
【図14】本考案使用による枕梁の移動状況正面図
【符号の説明】
1、鉄板 2、水平ローラー 3、垂直ローラー 4、ボルト穴 5、枕梁 6、梁受け金具 7、支柱ジャッキ 8、支柱式支保工 9、玉掛けワイヤーロープ 10、クレーン 11、滑車 12、構造物 13、ボルト 14、ナット 15、作業員 16、本考案

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄板(1)にボルト穴(4)を設け、中央
    部に、水平ローラー(2)を設け、その両横に、垂直ロ
    ーラー(3)を設け構成した枕梁移動ローラー。
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