JP3071906U - 簡易袋 - Google Patents

簡易袋

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JP3071906U
JP3071906U JP2000001699U JP2000001699U JP3071906U JP 3071906 U JP3071906 U JP 3071906U JP 2000001699 U JP2000001699 U JP 2000001699U JP 2000001699 U JP2000001699 U JP 2000001699U JP 3071906 U JP3071906 U JP 3071906U
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JP
Japan
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bag
shoulder
seal
bag body
hook
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JP2000001699U
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Inventor
正明 杉本
Original Assignee
株式会社リングストン
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】シール部2によって周囲が封着された袋体
1を形成する。左右のシール部2A,2Bと上部のシー
ル部2Cとに沿って袋体1上部の前後面を貫通する切込
部3を設ける。この切込部3で切り離された袋体1の前
後側面を一対の蓋片4として形成する。蓋片4より下部
の袋体1を収納部5とする。蓋片4を形成した切込部3
と、この切込部3に沿った前記シール部2A,2B、2
Cとに囲まれた帯状部分を掛止部6とする。掛止部6を
肩に掛ける長さに設けてショルダーバッグ状に形成す
る。 【効果】極めて簡単な製造工程で形成することができ
る。装飾性に富んだデザインを自由に施すことができ
る。肩に掛けて使用することが可能になるなど、多くの
用途に広く利用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、極めて簡単な製造工程で形成される簡易袋に係り、ショルダーバッ グや手提げバッグとして使用することが可能な簡易袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、買い物袋等に使用される合成樹脂製の手提げ袋に関する出願は数多 い。例えば、特開平 11-130101号公報には、手提げ袋を形成する際に材料の無駄 を省くことができる手提げ袋が記載されている。この手提げ袋は、両側にマチ部 を設けた筒状の合成樹脂フィルムの開口両端を熱溶着によって封止し、一方のマ チ部における開口部側を切除したもので、この切除したマチ部を握り手として使 用するものである。
【0003】 一方、スーパーや商店などで使用される手提げ袋には、握り手の他に、袋の開 口部分を閉じるための突片が一対形成されている。そして、使用者が、この突片 を相互に縛り付けるか、あるいはテープで止着して袋体の開口部を閉塞するもの であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、材料の無駄を省いて形成するといった従来の手提げ袋でも、マチ部 の一部分を切除するものであるから、製造時の無駄が生じることになる。しかも この切除作業によって、手提げ袋の開口部は、開口したままの状態になるので、 手提げ袋に物品を収納した場合の見栄えを損ねる不都合があった。
【0005】 また、スーパーや商店などで使用されている突片を設けた手提げ袋では、この 突片を使用した場合、開口部の形状が崩れたり、使用したテープが接着されたま ま残るので、再利用するには不都合が生じる。
【0006】 更に、使用されない場合の突片は単なる付属物に過ぎず、使用時の見栄えを良 好にするような装飾性を有するものではない。したがって、この種の手提げ袋は 買い物用袋として用途が限定されており、デザイン性に富んだ袋体や、肩に掛け て使用できるような袋体などとしての使用は全く考えられていなかった。
【0007】 そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、極めて簡単な製 造工程で形成することが可能で、装飾性に富んだデザインを自由に施すことがで き、しかも、肩に掛けて使用することも可能になるなど、多くの用途に広く利用 することができる簡易袋の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、シール部2によって周囲が封 着された袋体1を形成し、左右のシール部2A,2Bと上部のシール部2Cとに 沿って袋体1上部の前後面を貫通する切込部3を設け、この切込部3で切り離さ れた袋体1の前後側面を一対の蓋片4として形成すると共に、蓋片4より下部の 袋体1を収納部5とし、一方、蓋片4を形成した切込部3と、この切込部3に沿 った前記シール部2A,2B,2Cとに囲まれた帯状部分を掛止部6としたこと にある。
【0009】 また、第2の手段は、蓋片4が前記袋体1の外側に折り返されたときに表出す る表示部7を前記蓋片4の内側面に設けている。
【0010】 更に、第3の手段は、掛止部6を肩に掛ける長さに設けてショルダーバッグ状 に形成したことにある。
【0011】 そして、第4の手段は、掛止部6の肩に接する部位に、左右に広がる肩宛部6 Aを形成している。
【0012】 第5の手段は、掛止部6を手に下げる長さに設けて手提げバッグ状に形成して いる。
【0013】 第6の手段は、収納部5の底部にマチ部1Aを設けたことを課題解消のための 手段とする。
【0014】 本考案によると、袋体1に切込部3を設けるだけで、掛止部6が付いた袋が形 成される。このとき、同時に形成された蓋片4によって装飾的なデザインを施す ことができる。また、収納部5の開口部を覆う実用的な使い方もできる。掛止部 6を長く形成することでショルダーバック状になり、また、掛止部6を短く形成 することで手提げバッグ状になる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する。
【0016】 本考案で使用する袋体1は、熱融着性を有する合成樹脂製の袋体であり、単層 構造のフィルムや、プラスチックフィルムにアルミ蒸着等を施した複層構造のフ ィルムなどを使用した袋体1である。また、目的に応じて紙、布、皮革、などを 使用することも可能である。この場合、シール部2に変えて材質に適応した封着 手段が採用される。
【0017】 この袋体1は、シール部2によって周囲が封着されており、切込部3を設ける ことによって、蓋片4と収納部5と掛止部6とが同時に形成されるものである( 図1参照)。この切込部3は、左右のシール部2A,2Bと上部のシール部2C とに沿って袋体1上部の前後面を貫通している。図示の切込部3は逆U字形状を 成しており、切込部3の両端部が後述する蓋片4と収納部5との境界部分になっ ている。このとき、切込部3の両端部に円形状の切抜孔3Aを設けることで、こ の境界部分に集中する荷重を分散させることができる。
【0018】 蓋片4は、切込部3で切り離された袋体1の前後側面が形成するもので、一方 の蓋片4に他方の蓋片4を重ねた状態で収納部5を施蓋したり(図2、図3参照 )、袋体1の外側に両方の蓋片4を折り返するものである(図4、図5参照)。 蓋片4の内側面に設けた表示部7は、蓋片4を折り返したときに表出する(図4 参照)。この表示部7には、任意の表示を施すことができる。表示部7の表示は フィルムで袋体1を形成する際に、予めフィルム材に施したもので、文字、図形 、模様、色柄の変更など任意の表示や装飾を施すことができる。また、表示部7 の反対の面や収納部5、あるいは掛止部6に表示や装飾を施してもよい。
【0019】 収納部5は、袋体1の蓋片4より下部に設けられている(図1参照)。図示例 の収納部5には、底部にマチ部1Aを設けたもので、このマチ部1Aは、袋体1 を形成する際に、下シール部2Dに連続する袋体1の底部を内側に折り込んで設 けている。
【0020】 掛止部6は、蓋片4を形成した切込部3と、この切込部3に沿った前記シール 部2A,2B、2Cとに囲まれた帯状部分を掛止部6としたものである(図1参 照)。この切込部3の長さを調整することで、掛止部6の形態を任意に変更する ことができる。
【0021】 例えば、掛止部6を肩に掛ける長さにすると、ショルダーバッグ状の袋が形成 される(図2乃至図5参照)。このとき、掛止部6の肩に接する部位に、左右に 広がる肩宛部6Aを形成することで、更にショルダーバッグに似せた形態にする ことができる。
【0022】 また、掛止部6を手に下げる長さに設けると、手提げバッグ状の袋が形成され る(図示せず)。この場合、掛止部6の幅や蓋片4の幅等を変更するだけで、極 めて印象の異なった手提げバッグ状の袋を形成することができる。
【0023】 このように、掛止部6の長さや幅を任意に変更し、あるいは、蓋片4の表示部 7に施す装飾等によって、例えば、販売促進用の商品やサービス用の商品など、 用途に応じた使い方をするものである。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0025】 すなわち、シール部2によって周囲が封着された袋体1を形成し、左右のシー ル部2A,2Bと上部のシール部2Cとに沿って袋体1上部の前後面を貫通する 切込部3を設け、この切込部3で切り離された袋体1の前後側面を一対の蓋片4 として形成すると共に、蓋片4より下部の袋体1を収納部5とし、一方、蓋片4 を形成した切込部3と、この切込部3に沿った前記シール部2A,2B、2Cと に囲まれた帯状部分を掛止部6としたことで、極めて簡単な製造工程で形成する ことができる。
【0026】 しかも、蓋片4が前記袋体1の外側に折り返されたときに表出する表示部7を 前記蓋片4の内側面に設けているから、掛止部6の長さや表示部7の表示や装飾 等によって、メッセージや装飾性に富んだデザインを自由に施すことができる。
【0027】 また、掛止部6を肩に掛ける長さに設け、掛止部6の肩に接する部位に、左右 に広がる肩宛部6Aを形成したことにより、あたかもショルダーバッグのように 肩に掛けて使用することが可能になった。
【0028】 更に、掛止部6を手に下げる長さに設けることで、手提げバッグ状の使用も可 能である。
【0029】 しかも、収納部5の底部にマチ部1Aを設けているので、充分な収納容積を確 保することができるから、極めて多くの用途に利用することができる。
【0030】 このように、本考案によると、極めて簡単な製造工程で形成することが可能で 装飾性に富んだデザインを自由に施すことができ、しかも、肩に掛けて使用する ことも可能になるなど、多くの用途に利用することができるなどといった実用上 有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図。
【図2】本考案をショルダーバッグ状の袋として使用す
る状態を示す斜視図。
【図3】本考案の使用状態を示す断面図。
【図4】本考案をショルダーバッグ状の袋として使用す
る他の状態を示す斜視図。
【図5】本考案の他の使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 袋体 1A マチ部 2 シール部 2A 左シール部 2B 右シール部 2C 上シール部 2D 下シール部 3 切込部 3A 切抜孔 4 蓋片 5 収納部 6 掛止部 6A 肩宛部 7 表示部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール部によって周囲が封着された袋体
    を形成し、左右のシール部と上部のシール部とに沿って
    袋体上部の前後面を貫通する切込部を設け、この切込部
    で切り離された袋体の前後側面を一対の蓋片として形成
    すると共に、蓋片より下部の袋体を収納部とし、一方、
    蓋片を形成した切込部と、この切込部に沿った前記シー
    ル部とに囲まれた帯状部分を掛止部としたことを特徴と
    する簡易袋。
  2. 【請求項2】 前記蓋片が前記袋体の外側に折り返され
    たときに表出する表示部を前記蓋片の内側面に設けた請
    求項1記載の簡易袋。
  3. 【請求項3】 前記掛止部を肩に掛ける長さに設けてシ
    ョルダーバッグ状に形成した請求項1又は請求項2記載
    の簡易袋。
  4. 【請求項4】 前記掛止部の肩に接する部位に、左右に
    広がる肩宛部を形成した請求項3記載の簡易袋。
  5. 【請求項5】 前記掛止部を手に下げる長さに設けて手
    提げバッグ状に形成した請求項1又は請求項2記載の簡
    易袋。
  6. 【請求項6】 前記収納部の底部にマチ部を設けた請求
    項1乃至請求項5いずれか記載の簡易袋。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015024863A (ja) * 2014-09-30 2015-02-05 大王製紙株式会社 包装袋
JP2020050432A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 大王製紙株式会社 包装袋

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015024863A (ja) * 2014-09-30 2015-02-05 大王製紙株式会社 包装袋
JP2020050432A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 大王製紙株式会社 包装袋
JP7158978B2 (ja) 2018-09-28 2022-10-24 大王製紙株式会社 包装袋

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