JP3071485U - 水上標識 - Google Patents

水上標識

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JP3071485U
JP3071485U JP2000001201U JP2000001201U JP3071485U JP 3071485 U JP3071485 U JP 3071485U JP 2000001201 U JP2000001201 U JP 2000001201U JP 2000001201 U JP2000001201 U JP 2000001201U JP 3071485 U JP3071485 U JP 3071485U
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常雄 菅野
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Nichimo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水上標識の旗の部分の破損を少なくすること
ができ、旗が風でよくはためいても反射手段を見ること
が可能であり、更に旗に反射手段を簡単に取り付けるこ
とができる水上標識を提供すること。 【解決手段】 浮力体2に立設されているポール3に対
して、旗5がその一辺部分に設けられている結束手段6
をもって装着されている水上標識1において、前記旗5
が通気性のよい素材によって形成されていることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水上標識に係り、特に旗の破損が少なく、反射手段が見やすい水上 標識に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、水上標識の一例として、延縄・刺網漁業においては漁具の所在を示す ために用いられているボンデンが知られている。ボンデンは、ガラス・プラスチ ック等の素材によって形成されている浮子と称する浮力体に、強化ガラスファイ バ等の素材によって形成されているポールを立設し、このポールの上部にボンデ ン旗を装着して形成されている。
【0003】 従来のボンデン旗は一般に、旗が遠方からでもよく見えるようにするため、旗 が風によくはためくように、例えば塩化ビニール製の通気性が少ない旗でできて いる。また、夜間に漁をする場合に前記ボンデン旗がよく見えるようにするため に、旗の中央には光を当てると光を反射させる例えば布状の反射体が旗の両面に 縫製されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のボンデン旗においては、風によくはためくような布 で作られているため、風の抵抗を強く受け、従って破損しやすく1年前後で破れ てしまうものが多かった。また、前記ボンデン旗が風でよくはためくと、旗の中 央に縫いつけられている反射体が周りの布に隠れてしまうために、夜間は旗が見 えにくいという欠点があった。さらに、反射体はボンテン旗を作成する工程とは 別工程でボンテン旗の中央に縫製しなければならず、製造作業も複雑であるとい う問題を有していた。
【0005】 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、水上標識の旗の部分の破損 を少なくすることができ、旗が風でよくはためいても反射手段を見ることが可能 であり、更に旗に反射手段を簡単に取り付けることができる水上標識を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の本考案の水上標識は、浮力体に 立設されているポールに対して、旗がその一辺部分に設けられている結束手段を もって装着されている水上標識において、前記旗が通気性のよい素材によって形 成されていることを特徴とする。
【0007】 この請求項1に記載の本考案によれば、旗が通気性のよい素材によって形成さ れているので、風に対する抵抗が少なく、破損しにくく、従って、何度も旗を取 り替える手間を省くことができ、省資源化並びに費用の低廉化を図ることができ る。
【0008】 また、請求項2に記載の本考案の水上標識は、請求項1において、前記旗の素 材が網目状に形成されていることを特徴とする。
【0009】 この請求項2に記載の本考案によれば、標識となる旗が網目状であるため、風 が容易に旗の素材を通過するために、風による強い抵抗は受けず、破損しにくい 。一方、本考案の旗は、適度に風の抵抗を受けるので、ある程度風にはためき、 遠方からも旗を見ることが可能である。
【0010】 また、請求項3に記載の本考案の水上標識は、請求項1または請求項2におい て、前記旗の結束手段が形成されている部分に反射手段が取り付けられているこ とを特徴とする。
【0011】 この請求項3に記載の本考案によれば、旗の結束手段が形成されている部分に 反射手段が取り付けられている。即ち、反射手段が前記旗のポールに装着する側 に取り付けられているので、旗が風によってはためいても常に反射手段が取り付 けられた部分の旗はポールの長手方向に張られた状態であるため、夜間でも標識 を見ることが可能である。
【0012】 また、請求項4に記載の本考案の水上標識は、請求項3において、前記結束手 段は、旗に取り付けた鳩目に連結用索を挿通して形成されているとともに、反射 手段が前記鳩目によって前記旗に取付けられていることを特徴とする。
【0013】 この請求項4に記載の本考案によれば、鳩目を旗に取り付ける際に同時に反射 手段を旗に取り付けることができる。従って、本考案によれば従来必要とされて いた反射手段を旗の作成工程と別工程で縫製するという製造工程が不要であり、 反射手段を容易に旗に取り付けることができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を、図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0015】 図1から図3は本考案を延縄や刺網漁業などにおける漁具の所在を示すために 用いられるボンデンに適用した一実施形態を示している。
【0016】 図1に示されるように、本実施形態に係るボンデン1は、浮力体となる浮子2 の中央部にポール3を上下に貫通させて立設し、当該ポール3の下端部に錘4を 固着してポール3が鉛直方向に起立するようにされ、更に当該ポール3の上端部 にボンデン旗5を結束手段6もって装着している。
【0017】 更に説明すると、浮子2は、例えばガラス、プラスチック、木等の浮力部材に より形成されている。ポール3は、例えば強化ガラスファイバ等により形成され ている。
【0018】 ボンデン旗5は、本実施形態においては、図2および図3に示すように、通気 性のよい素材を縫製することによって略矩形に形成されている。ボンデン旗5を 構成する通気性のよい素材としては、通気性を発揮し得るものであればどのよう な構成のものであっても採用することができる。例えば、網状、メッシュ状に織 ったものを用いるとよい。例えば、250デニールの原糸によって厚さが0.6 2mmで重さが190g/m2 程度に織るとよい。ボンデン旗5の大きさは、例 えば縦300mm×横400mmとされている。また、ボンデン旗5の形状は矩 形以外の形状であってもよい。
【0019】 ボンデン旗5の縦の1辺(図1および図2において左側)に沿ってボンデン旗 5をポール3に装着する結束手段6が設けられている。この結束手段6は、ボン デン旗5の上下方向の4箇所にほぼ等間隔で固着されている鳩目7と、各鳩目7 を貫通してポール3に緊締される連結用索8とによって形成されている。更に、 本実施形態においては、鳩目7をボンデン旗5にかしめて固着する際に、反射手 段としての薄い円環状の反射体9をボンデン旗5の両側面にそれぞれ一緒に固着 して装着している。鳩目7としては公知の構成のものを用いることができ、防錆 に優れている材質もものを選択するとよい。また、鳩目7の中心孔の直径は連結 用索8を挿通可能な大きさとされており、本実施の形態においては、約10mm 程度されている。反射体9の素材としては、表面が反射機能を有するものであれ ばよい。例えば、樹脂製生地の表面に反射微粒子や、蛍光反射微粒子等をコーテ ィングした構成のものや、市販されている反射布を用いるとよい。本実施の形態 においては、反射体9の外形を鳩目7の外形より約5mm程度大きく形成して環 状の反射領域を形成している。この反射体9の形状としては、環状には限定され ない。また、本実施形態においては、図3に示すように、ボンデン旗5の結束手 段6が形成されている側、即ちポール3に装着される側の鳩目7より外側に、太 いロープ状の芯材10が縫製によって取り付けられている。
【0020】 次に、本実施形態の作用について説明する。
【0021】 本実施形態のボンデン旗5は連結用索8をポール3の上端部にそれぞれ緊締す ることにより取付られて、全体としてボンデン1を形成する。
【0022】 このようにして水上に配置された本実施形態の水上標識であるボンデン1にお いては、ボンデン旗5が通気性のよい網目状に作成されているので、風に対する 抵抗が少なく、風にはためきにくく、破損しにくく、耐久性に優れたものとなる 。従って、従来例に比較して、何度も旗を取り替える手間を省くことができ、省 資源化並びに費用の低廉化を図ることができる。一方、本実施形態のボンデン旗 5は、適度に風の抵抗を受けるので、ある程度風にはためき、日中においては遠 方からも旗を容易に視認することが可能である。
【0023】 更に、ボンデン旗5の結束手段6が形成されている部分に反射体9が取り付け られているので、即ち、反射体9が旗5に比較して移動量の極めて少ないポール 3に装着する側に取り付けられているので、旗5が風によってはためいても常に 反射体9が取り付けられた部分の旗5はポール3の長手方向に張られた状態に保 持される。従って、夜間においても反射体9が常に旗5の側面に露出しているこ ととなり、反射体9が確実に光を反射することにより、ボンデン旗5の所在を夜 間おいても容易に視認することが可能である。更に、本実施の形態においては、 旗5のポール3に装着する1辺部分に芯材10が取り付けられているので、反射 体9の取り付けられた旗5の部分はより一層張られた状態とされ、夜間の視認確 実性を向上させることができる。
【0024】 更に、本実施の形態においては、鳩目7を旗5に取り付ける際に同時に反射体 9を旗5に取り付けることができる。これにより、従来必要とされていた反射手 段を旗の作成工程と別工程で縫製するという製造工程が不要であり、反射体9を 容易に旗に取り付けることができる。また、本実施態様によれば、従来のように 反射体を旗の中央に縫いつけることに比較して、反射体9として必要とされる反 射体の素材は少量ですむため、費用の低廉化を図ることもできる。
【0025】 なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて変更す ることができる。例えば、標識を構成する旗の形状は矩形であるが、これに限定 されず三角形等であってもよい。また、鳩目7の数は4個であるが、2個以上の 複数であればよい。更には、旗5をポール3に取り付けるための結束手段に用い られるものは鳩目に限定されず、たとえばひも状のものを旗に直接縫いつけるよ うにしてもよい。また、反射手段を旗の両面に取り付けることが好ましいが、片 面であってもよい。また、本実施形態において反射手段は光を当てると反射する ことにより発光する布であるが、これに限定されず、例えば、自ら発光するよう に発光剤を塗布したもの、また蓄光剤を塗布したものなどであってもよい。
【0026】
【考案の効果】
本考案の水上標識はこのように構成され作用するものであるから、水上標識の 旗の部分の破損を少なくすることができ、旗が風でよくはためいても反射手段を 見ることが可能であり、更に旗に反射手段を簡単に取り付けることができる。
【0027】 具体的には、請求項1に記載の本考案によれば、旗が通気性のよい素材によっ て形成されているので、風に対する抵抗が少なく、破損しにくく、従って、何度 も旗を取り替える手間を省くことができ、省資源化並びに費用の低廉化を図るこ とができる。
【0028】 また、請求項2に記載の本考案によれば、標識となる旗が網目状であるため、 風が容易に旗の素材を通過するために、風による強い抵抗は受けず、破損しにく い。一方、本考案の旗は、適度に風の抵抗を受けるので、ある程度風にはためき 、遠方からも旗を見ることが可能である。
【0029】 また、請求項3に記載の本考案によれば、旗の結束手段が形成されている部分 に反射手段が取り付けられているので、即ち、反射手段が前記旗のポールに装着 する側に取り付けられているので、旗が風によってはためいても常に反射手段が 取り付けられた部分の旗はポールの長手方向に張られた状態であるため、夜間で も標識を見ることが可能である。
【0030】 また、請求項4に記載の本考案によれば、鳩目を旗に取り付ける際に同時に反 射手段を旗に取り付けることができる。従って、本考案によれば従来必要とされ ていた反射手段を旗の作成工程と別工程で縫製するという製造工程が不要であり 、反射手段を容易に旗に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係るボンデン旗を用い
たボンデンを示す概略斜視図
【図2】 図1に用いられるボンデン旗を示す平面図
【図3】 図2のIII−III線に沿った断面図
【符号の説明】
1 ボンデン 2 浮子 3 ポール 5 ボンデン旗 6 結束手段 7 鳩目 8 連結用索 9 反射体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮力体に立設されているポールに対し
    て、旗がその一辺部分に設けられている結束手段をもっ
    て装着されている水上標識において、前記旗が通気性の
    よい素材によって形成されていることを特徴とする水上
    標識。
  2. 【請求項2】 前記旗の素材が網目状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の水上標識。
  3. 【請求項3】 前記旗の結束手段が形成されている部分
    に反射手段が取り付けられていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の水上標識。
  4. 【請求項4】 前記結束手段は、旗に取り付けた鳩目に
    連結用索を挿通して形成されているとともに、反射手段
    が前記鳩目によって前記旗に取付けられていることを特
    徴とする請求項3記載の水上標識。
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