JP3115418U - 懸垂幕装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成で、不良視界時における懸垂幕装置の視認性を向上させることを可能とする。
【解決手段】 細長枠状をなす懸垂支持枠体1に上下動可能に配置された表示幕3を光透過性のシート状部材から形成するとともに、その表示幕3を懸垂支持枠体1の内部側から照らす内照手段7を設けたことによって、前記表示幕3における良好な視認性を得るように構成し、当該表示幕3に描かれた文字・図形等が夜間や雨天等の不良視界時においても良好な視認性を発揮可能としたもの。
【選択図】 図1
【解決手段】 細長枠状をなす懸垂支持枠体1に上下動可能に配置された表示幕3を光透過性のシート状部材から形成するとともに、その表示幕3を懸垂支持枠体1の内部側から照らす内照手段7を設けたことによって、前記表示幕3における良好な視認性を得るように構成し、当該表示幕3に描かれた文字・図形等が夜間や雨天等の不良視界時においても良好な視認性を発揮可能としたもの。
【選択図】 図1
Description
本考案は、上下動可能な表示幕を備えた懸垂幕装置に関する。
一般に広告・看板等の分野において、文字や図形などが描かれたシート状の表示幕を上下動可能に備えた懸垂幕装置が広く採用されている。その懸垂幕装置においては、懸垂支持枠体に表示幕が上下動可能に取り付けられていて、その表示幕の上端縁から延出している巻上ワイヤを、適宜の巻取り器により巻き上げまたは開放することによって、前記表示幕が上下動される構成になされている。そして、表示幕を降ろした状態にして取り外し、別個の新たな表示幕を取り付けるようにすれば、表示幕の交換を容易に行うことができるため広告コストを低廉に抑えることができるという利点がある。
ところが、上述したように通常の懸垂幕装置では、表示幕の交換性に優れてはいるものの、夜間や雨天等の不良視界時における表字幕の視認性が良好でなく、表示性において充分な看板機能が得られない場合もある。
そこで本考案は、簡易な構成で、不良視界時における視認性に優れた懸垂幕装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案にかかる懸垂幕装置では、可撓性のシート状部材からなる表示幕が懸垂支持枠体に上下動可能に装着された懸垂幕装置において、前記表示幕が、光透過性を有する部材から形成されているとともに、前記懸垂支持枠体の内部に前記表示幕を内部側から照らす内照手段が設けられている。
このような構成を有する本考案にかかる懸垂幕装置によれば、光透過性部材からなる表示幕が、内照手段により内部側から照らされるため、表示幕に描かれた文字・図形等が夜間や雨天等の不良視界時においても良好な視認性を発揮することとなる。
以上のように本考案にかかる懸垂幕装置は、光透過性部材からなる表示幕を内照手段により内部側から照らすことによって不良視界時においても表示幕の良好な視認性が得られるように構成したものであるから、極めて優れた看板機能を低コストで発揮させることができ、懸垂幕装置の信頼性を向上させることができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図4に示されている本考案の一実施形態にかかる懸垂幕装置は、まず図1および図2に示されているような縦長状の懸垂支持枠体1を有している。この懸垂支持枠体1は、アングル材等からなる梁状部材を適宜の骨組み状に組み立てたものであって、略鉛直方向に沿って縦長状に延在する一対の縦枠材1aと、それらの縦枠材1aの上端部および下端部をそれぞれ略水平方向に掛け渡すようにして取り付けられた一対の横枠材1b,1cとを有しており、それらの各縦枠材1aおよび横枠材1bから取付け壁面2に向かって突出する複数の脚板ピース1dが、図示を省略したアンカーボルトなどの固定手段により前記取付け壁面2に対して不動状態に固定されるようになっている。
図1ないし図4に示されている本考案の一実施形態にかかる懸垂幕装置は、まず図1および図2に示されているような縦長状の懸垂支持枠体1を有している。この懸垂支持枠体1は、アングル材等からなる梁状部材を適宜の骨組み状に組み立てたものであって、略鉛直方向に沿って縦長状に延在する一対の縦枠材1aと、それらの縦枠材1aの上端部および下端部をそれぞれ略水平方向に掛け渡すようにして取り付けられた一対の横枠材1b,1cとを有しており、それらの各縦枠材1aおよび横枠材1bから取付け壁面2に向かって突出する複数の脚板ピース1dが、図示を省略したアンカーボルトなどの固定手段により前記取付け壁面2に対して不動状態に固定されるようになっている。
このような懸垂支持枠体1の正面側(図1参照)には、略鉛直方向に細長状に延在する縦長矩形状の開口部が形成されており、その正面開口部のほぼ全面を埋めるようにして縦長シート状部材からなる表示幕3が配置されている。この表示幕3は、半透明の光透過性を有する可撓性部材から形成されており、その表示幕3の外表面には所望の広告文字(例えば「内照式懸垂機」)や図形等が描かれている。
この表示幕3の上端縁部は、上述した懸垂支持枠体1の内部に略水平に掛け渡すように配置された幕支持上棒1eから吊り下げられるように取り付けられている。また、この表示幕3の両側縁部には、複数のカラビナリング3aが適宜のピッチ間隔で設けられており、それらの各カラビナリング3a内に、前記懸垂支持枠体1の縦枠材1a内に沿って配置された幕張ワイヤ4が略鉛直方向に挿通されていることによって、前記表示幕3の全体が上下動可能に支持されている。
さらに、上述した幕支持上棒1eの長手方向両端部に設けられた各カラビナリング1e1に対しても前記幕張ワイヤ4がそれぞれ挿通されており、これによって幕支持棒1eが幕張ワイヤ4に対して上下動可能となるように保持されている。そして、この幕支持上棒1eに対して、前記表示幕3の上端縁部がクレモナロープ3bにより締結されていることによって、当該表示幕3が前記幕支持上棒1eから垂れ下がるようにして保持される構成になされている。また、前記表示幕3の下端縁部の近傍下方側にも、幕支持下棒1fが上下動可能に配置されており、この表示幕3の下端縁部に沿って略水平に延在する幕支持下棒1fに対して前記表示幕3の下端縁部がクレモナロープ3cにより締結されている。
さらにまた、上述した幕支持上棒1eの長手方向(軸方向)略中央部分には、固定リング1gを介して巻上ワイヤ5が接続されている。この巻上ワイヤ5は、前記懸垂支持枠体1の横枠材1bに取り付けられた滑車5aを介して一旦略水平方向に屈曲するように所定量だけ延びた後、前記懸垂支持枠体1の縦枠材1aに取り付けられた滑車5bを通して下方側に向かって屈曲している。さらにその巻上ワイヤ5は、前記懸垂支持枠体1の縦枠材1aの外側面に突設された複数のアイボルト5cを挿通するようにして前記懸垂支持枠体1の下端部まで延在しており、その懸垂支持枠体1の下端部よりやや下方に配置された巻取り器としてのウインチ6に巻き取られるように連結されている。
上述した巻取り器としてのウインチ6は、手動式または電動式のいずれのものも採用することができるが、当該ウインチ6によって前記巻上ワイヤ5を巻き上げまたは開放することによって、前述した表示幕3の上端縁部が任意に上下動される構成になされている。そして、一旦巻き上げたウインチ6を開放することによって幕支持上棒1eとともに表示幕3を降ろした状態としておけば、その幕支持上棒1eに対して新たな表示幕3を容易に取り付けて交換することが可能となる。
一方、上述した懸垂支持枠体1の内部には、前記表示幕3を内部側(裏面側)から照らすための内照装置7が設けられている。この内照装置7は、特に図3および図4に示されているように、上述した懸垂支持枠体1よりも一回り小さく形成された照明支持枠体7aを備えているとともに、その照明支持枠体7aの縦枠どうしを略水平に掛け渡すようにして多数の蛍光灯7bが配置されている。
それらの各蛍光灯7bは、上下方向に適宜の間隔を介して横格子状をなすように配置されており、図示を省略した電源制御スイッチ機構により全体または一部が適宜のタイミングで点灯されまたは消灯されるように構成されている。そして、当該各蛍光灯7bの点灯が行われたときには、前記表示幕3が内部側(裏面側)から照らされることにより当該表示幕3に描かれた文字・図形等が明瞭に表示されるようになっている。
このような構成を有する本実施形態にかかる懸垂幕装置において、夜間や雨天等のような不良視界時に表示幕3の視認性が低下したときに、内照装置7の蛍光灯7bを点灯して光透過性部材からなる表示幕3を内部側から照らすこととすれば、その表示幕3に記載された文字・図形等が外部側から良好に視認される。
以上、本考案者によってなされた考案を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのは言うまでもない。
本考案は、表示幕を上下動可能に備えた懸垂幕装置に対して広く採用することが可能である。
1 懸垂支持枠体
1a 縦枠材
1b,1c 横枠材
1d 脚板ピース
1e 幕支持上棒
1e1 カラビナリング
1f 幕支持下棒
1g 固定リング
2 取付け壁面
3 表示幕
3a カラビナリング
3b クレモナロープ
3c クレモナロープ
4 幕張ワイヤ
5 巻上ワイヤ
5a,5b 滑車
5c アイボルト
6 ウインチ(巻取り器)
7 内照装置
7a 照明支持枠体
7b 蛍光灯
1a 縦枠材
1b,1c 横枠材
1d 脚板ピース
1e 幕支持上棒
1e1 カラビナリング
1f 幕支持下棒
1g 固定リング
2 取付け壁面
3 表示幕
3a カラビナリング
3b クレモナロープ
3c クレモナロープ
4 幕張ワイヤ
5 巻上ワイヤ
5a,5b 滑車
5c アイボルト
6 ウインチ(巻取り器)
7 内照装置
7a 照明支持枠体
7b 蛍光灯
Claims (2)
- 可撓性のシート状部材からなる表示幕が懸垂支持枠体に上下動可能に装着された懸垂幕装置において、
前記表示幕が、光透過性を有する部材から形成されているとともに、
前記懸垂支持枠体の内部に、前記表示幕を内部側から照らす内照手段が設けられていることを特徴とする懸垂幕装置。 - 前記懸垂支持枠体に、幕支持部材が上下動可能に配置されているとともに、
その幕支持部材に、前記表示幕が吊り下げられるようにして取り付けられ、かつ
前記幕支持部材には、適宜の巻取り器により巻き上げられまたは開放される巻上ワイヤが接続されていることを特徴とする請求項1記載の懸垂幕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006253U JP3115418U (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 懸垂幕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006253U JP3115418U (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 懸垂幕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3115418U true JP3115418U (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=43277679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005006253U Expired - Fee Related JP3115418U (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 懸垂幕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115418U (ja) |
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2005
- 2005-08-03 JP JP2005006253U patent/JP3115418U/ja not_active Expired - Fee Related
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