JPH03504281A - 膨張自在標識 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 膨張自在標識 技術分野 本発明は標識に係り、とりわけ照明標識に関する。

背景技術 屋内型、屋外型によらず、照明標識は一日中、とくに夜間良く認識できるもので なければならない。従来の方法は、半透明のガラスまたはプラスチック材料から なる１つまたは２つのメツセージ支持面を有する箱状金属フレームを組立てるも のである。照明は箱状フレーム内の強力照明灯によって提供される。メツセージ は通常、半透明面全体を取替えるか、あるいは照明面に粘着された取外自在のも のを差替えることによって変更される。

大きなメツセージエリヤを必要とする屋外型標識および表示面が１ゴ以上の屋内 型標識は、表示面材料を支持しかつ風に耐えるために精巧な構造上のフレームを 必要とする。この結果、この型の標識は、はとんど移動できない。

ビルの正面に取付けられるひさし型の照明標識も、精巧な取付構造および支持フ レームを必要とするが、これらは取付けに費用がかかり、また変更が困難である 。

これらすべての欠点によって屋外の使用に応じて一時的に取付けられたり可動と することができる照明標識を構成することは困難である。

発明の開示 本発明は金属および他の重要要素からなるフレームの代わりに、圧縮空気および 軽量材料からなる袋体を用いた大きな照明標識の構造を新たに提供する。

本発明の主目的および副次的目的は次のとおりである。

屋外表示用の低コストで自己支持型の後方照明標識を提供すること、 標識取付要求に対する柔軟性を提供すること、外部照明標識の必要性を除くこと 、 軽量で運搬または収納用のコンパクトなパッケージ内に折畳むことができる大き な標識を提供すること、宣伝用建物の正面に永久的なひさし型表示を取付ける便 利な方法を提供すること、 これらおよび他の目的は、膨張自在の半透明袋体、横幕、ブロア、および内部照 明の組合せによって得られる。

ブロアと袋体は圧縮構造となっていて、厳しい外部状況に耐えることができ、か つ各種構造物に取付けることができる。半透明の面および内部照明灯によって、 外部照明がなくても横幕を照らすことができる。横幕はすみやかに新たなメツセ ージを提供するため、交替自在となっている。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の第１の実施例を示す斜視図であり、内部構成を示すため一部破 断した図、 第２図は横幕の他の実施例を示す斜視図、第３図は本発明の第２の実施例が取付 けられたビルの一部正面図、 第４図はその上面図、 第５図は本発明の第２の実施例の断面図、第６図はフレームの部分図、 第７図は第６図の７−７線拡大断面図である。

発明を実施するだめの最良の形態 図面を参照すると、第１図において膨張自在の標識２が示されている。この標識 ２は織られるか、あるいはラミネートされた織物、例えばビニルコートナイロン 、ポリエステル、あるいは他の柔軟材料のシート３から形成されている。これら のシートはシーム４に沿ってぬうかあるいは連結され、膨張した場合に密閉室６ を形成する袋体５を構成している。標識２は、壁、パネルあるいは他の類似構造 物７から、ローブあるいはケーブル８によって支持されており、このローブ等８ は袋体５の外面に固着されたＤ−リング９に結合している。袋体を形成する材料 を上面または下面に沿って貫通する溝１０が側方留具１１によって密閉されてい る。これらの溝および留具は所定間隔で配置され、内部装置の取付、交換のため に室６内に出入する部分となっている。ンート材料は、好ましくは透明プラスチ ック材料または類似材料で形成された窓部１２を除いて半透明となっている。袋 体５の本体と同様の材料からなる横８１３が、窓部１２と対応する形状を有して いる。そして横幕１３は、窓部１２の外周に設けられ、横幕１３の周縁に沿うは と目と係合するねしりロック留具１４によって取外自在に窓部１２に取付けられ ている。横幕１３は、広告、商標等を示す文字メツセージ１６を保持している。

各々かご内の電球からなる１またはそれ以上の照明装置１７が、室６の天井に取 付けられた吊リング１８によって袋体内に吊設されている。このかごは袋体が突 然、部分的あるいは全体的にしぼんだ場合に、袋体の織物と熱い電球とが接触す ることを防止するものであり、また標識を押しつぶして輸送したり取扱ったりす る場合に電球を保護するものである。

照明装置１７に電気を供給する電線１つが光センサスイッチ２０を介して配線さ れている。この光センサスイッチ２０は外側の明るさの程度が所定の値以下とな った場合に、照明装置１７に電流を供給するものである。所定の間隔をおいて袋 体内に吊設された複数の照明装置１７を用いることにより、影や明部のない均一 な標識照明を得ることができる。

室６の床に設けられたリスかごブロア２１は、袋体外部の空気を室６の床の開口 （図示せず）を通して引込むものである。ブロア２１の能力は、シート３内のシ ーム４あるいは側方留具１１を通る空気漏洩量を十分越えるだけの能力を有して おり、常に外気以上の室６内の内部圧力を維持している。ブロア２１および照明 装置１７は、袋体５の壁面のはと目を貫通する動力コードによって電源供給され る。

窓部および横幕の組立体を通る光の量は透明窓部１２によっては影響を受けない ので、標識の不透明性は、文字メツセージ１６によって覆われた横幕１３領域を 除いて袋体全体に均一に保たれることが理解できる。このため、取外自在の横幕 １３は、膨張自在標識２の一般的外形に影響を与えないで、標識２によって保持 されたメツセージを速やかに変更することができる方法を提供する。

上述した実施例は、広告板パネルから吊設された水平標識を示しているが、壁面 またはポストから垂直に、または傾斜した位置に吊設してもよい。本発明の上述 した実施例は、折畳み自在で小さな容器内に収納でき、速やかに、展開して、何 らかの構造物に留めて据付け、膨張させて非常に見易い標識を作成する便利な標 識を示している。

第２図は透明横幕］、３ａの他の実施例を示しており、この場合、取替自在のシ ート状紙１６ａまたはプラスチック板が、上部のみで連結された２板の丈夫なマ イラー材の間に挟持されている。窓部１２外周のねじりロック留具１４にはと１ １５を係合させることによって、新たなメツセージコピーが瞬時に所定位置に取 付けられ留められる。

図面の第３図乃至第７図において、本発明の第２の実施例が説明されている。第 ３図および第４図はビル２４の正面の上部ヘリのひさしを形成するとともに、永 久的に据付けられた一連の膨張自在標識２３を示している。

これらの標識２３は、本発明の第１の実施例の製造に用いられる原理にもとづい て、ンート状の半透明で柔軟な材料からなる複数の袋体２５．２６から形成され ている。

袋体２５および２６は、ビル正面を形成する壁の部分２７〜３３の周辺に沿って 取付けられており、これら袋体２５．２６と壁の部分２７〜３３との間で膨張自 在室を形成している。袋体２５と２６は半円筒状標識を形成するようになってお り、この標識は壁の部分２７〜３３によって形成された５角３４と凹角３５とを 、ラップ端３６、キャップ端３７、エルボ３８、斜接コーナー３９、および基部 端４０によって連結している。

本実施例において、標識を支持する壁の部分は、屋根４２の端部を飾るらんかん ４１によって形成されている。

しかしながら、この支持壁は、壁の部分によって形成してもよいし、壁に取付け られたパネルあるいは板によって形成してもよい。

ブロア４３が壁２８．３２に向合って袋体２５．　２６内に取付けられている。

このブロアは壁を貫通して設けられた開口４４を介して外気を袋体内に引込むも のである。

他方、第５図に示すようにらんかん４１の背後にブロア４４を取付けてもよいし 、第１の実施例のように袋体の床面に取付けてもよい。

第５図乃至第７図は、袋体を壁面に取付ける他の可能性ある方法について示す図 である。

アングル鋼の幹４６からなる取付フレーム４５が、標識の外周に沿う壁面に最初 に取付けられる。袋体の端部は、壁面から直角に延びるアングル鋼の部分４８と 、ねじ５０によってこの部分４８に固着された留レール４９の間に保持される。

適用例によっては、袋体の端部が留められた壁面に対して木製板を設けることが 実質的かもしれない。

弧状留具（プレース）５１が、標識の内部に種々の間隔をおいて壁に対して直角 に取付けられており、この留具５１は袋体が十分に膨張した場合に袋体の外形に 接近する形状となっている。しかしながら、この留具は膨張した袋体の表面から れずかに離れて形部を作らないようになっている。これらの留具５１は、袋体の 能力が落ちてしぼんだ場合でも、一般的な半円筒形状を維持するよう設計されて いる。他の型の押出または木製レールをアングル鋼の幹４６の代わりに用いても よい。この木製レールに、留レール４９および留具５１の端部５２を固着するこ とができる。

フロレンス照明装置５３が袋体内の壁面に取付けられ、本発明の第１の実施例で 説明した方法で電源供給が行なわれる。

このように取付けることによって、種々のシート材の形状および色彩を変化させ て、膨張自在標識の形状を大きく変化させることができる。

本発明の第２の実施例は、上述したように、横幕と窓部との組立体の使用を示し ている。

本発明の開示した２つの実施例は、標識として特徴付けられているけれども、文 字ディスプレイがあるか否かによらず照明装置として機能する。

本発明の好適実施例について説明したけれども、請求の範囲から外れない限り本 発明範囲内で他の変形例が可能である。

ＦＩ６．４ Ｆｔ６．６ 国際調査報告

Claims (25)

【特許請求の範囲】
1. １．少なくとも１枚の柔軟な半透明材料からなり、シームと少なくとも１つの再 密閉自在の出入口を有する膨張自在室を形成する袋体と、 前記シームおよび出入口からの漏洩量以上に前記袋体内に流体を圧入するととも に、前記袋体内を外気以上の圧力に維持する装置と、 前記袋体内を照らす装置と、 前記袋体の外面に取付けられ柔軟な半透明材料からなるディスプレイと、 前記袋体を前記ビルから支持する装置とを備えビル等に取付けられる膨張自在標 識。
2. ２．前記ディスプレイは前記袋体表面に取付けられる文字表示からなることを特 徴とする請求項１記載の膨張自在標識。
3. ３．前記ディスプレイは、 柔軟材料の透明部によって袋体に形成された窓部と、文字表示を保持するととも に、前記窓部に対応する柔軟な半透明材料と、前記窓部に前記横幕を取外自在に 取付ける手段とを有する横幕と、 を備えていることを特徴とする請求項１記載の膨張自在標識。
4. ４．横幕は袋体のシート材料と同様の半透明性を有する材料からなることを特徴 とする請求項３記載の膨張自在標識。
5. ５．袋体の端部が密接に取付けられる堅固で平坦な構造の部分を有し、この部分 は室の外壁を形成することを特徴とする請求項４記載の膨張自在標識。
6. ６．前記平坦構造はビルの壁であることを特徴とする請求項５記載の膨張自在標 識。
7. ７．前記平坦構造はボードであることを特徴とする請求項５記載の膨張自在標識 。
8. ８．前記平坦構造はビルの屋上らんかんであることを特徴とする請求項５記載の 膨張自在標識。
9. ９．前記平坦構造から前記室に延び、前記袋体が膨張した場合の前記袋体の内面 形状に沿う形状をした留具を更に備えたことを特徴とする請求項５記載の膨張自 在標識。
10. １０．流体を圧入する前記装置は空気プロアであることを特徴とする請求項３記 載の膨張自在標識。
11. １１．流体を圧入する前記装置は前記平坦構造に取付けられた空気プロアであり 、前記平坦構造の開口を介して空気を前記袋体内に圧入することを特徴とする請 求項９記載の膨張自在標識。
12. １２．前記出入口は、前記袋体の溝とこの溝を密閉するスライド留具からなるこ とを特徴とする請求項４記載の膨張自在標識。
13. １３．前記壁部は少なくとも２つの隣接する壁からなり、各々の壁は異なる平面 上にあり、これによって前記各部は角面を形成することを特徴とする請求項５記 載の膨張自在標識。
14. １４．前記袋体は前記角面に延びていることを特徴とする請求項１３記載の膨張 自在標識。
15. １５．前記壁は凸角面を形成することを特徴とする請求項１４記載の膨張自在標 識。
16. １６．前記壁は凹角面を形成することを特徴とする請求項１４記載の膨張自在標 識。
17. １７．前記照明装置は、電球からなる少なくとも１つの照明具と、この照明具を 取囲むワイヤゲージを備え、この照明具は前記室内に吊設されていることを特徴 とする請求項４記載の膨張自在標識。
18. １８．前記ディスプレイは、 透明柔軟材の少なくとも２層からなる袋体に設けられた窓部と、 文字表示を保持するとともに、前記２層の間に挟持された横幕と、 を備えたことを特徴とする請求項２記載の膨張自在標識。
19. １９．１枚の柔軟な透明材料と、 前記透明材料の材料端近傍に取付けられた少なくとも１枚の柔軟半透明材料から なる袋体であって、シームと少なくとも１つの再密閉自在出入口とを有する膨張 自在室を形成するとともに、前記透明材料が袋体の窓部を形成するものと、 前記出人口を介して前記シームおよび出入口からの漏洩量以上に圧入し、流体を 前記袋体内に前記袋体内を外気よりも高い圧力に維持する装置と、 前記内部を照らす装置と、 前記窓部および前記窓部に取外自在に取付ける装置に対応して配置され、柔軟な 透明材料からなるディスプレイ横幕と、 ビルから前記袋体を支持する装置と、 を備えたビル等に取付けられる膨張自在標識。
20. ２０．１枚の柔軟な透明材料と、 前記透明材料の材料端近傍に取付けられた少なくとも１枚の柔軟半透明材料から なる袋体であって、シームと少なくとも１つの再密閉自在出入口とを有する膨張 自在室を形成するとともに、前記透明材料が袋体の窓部を形成するものと、 前記出入口を介して前記シームおよび出入口からの漏洩量以上に流体を前記袋体 内に圧入し、前記袋体内を外気よりも高い圧力に維持する装置と、 前記内部を照らす装置と、 前記窓部に対応する前記半透明シートの材料と同様の半透明性を有し、かつ前記 横幕を前記窓部に取外自在に取付ける装置を有する柔軟な半透明材料からなる、 文字表示を保持するディスプレイ横幕と、 前記袋体を前記ビルに支持する装置と、を備えたビル等に取付けられる膨張自在 標識。
21. ２１．少なくとも１枚の柔軟半透明材料からなり、シームと少なくとも１つの再 密閉自在出入口とを有する膨張自在室を形成する袋体と、 前記出入口を介して前記シームおよび出入口からの漏洩量以上に流体を前記袋体 内に圧入し、前記袋体内を外気よりも高い圧力に維持する装置と、 前記内部を照らす装置と、 柔軟材料の透明部によって袋体に形成された窓部と、前記半透明材料と同様の半 透明性を有し、前記袋体の外面に取付けられた柔軟半透明性材料からなる文字保 持用横幕であって、前記窓部に対応する柔軟な半透明板と、前記窓部に取外自在 に取付ける装置とからなる横幕と、袋体の端部が密接に取付けられる堅固で略平 坦な構造であって、この構造の部分は前記室の外壁を形成する構造と、 前記平坦構造の部分から前記室まで延び、前記袋体が膨張した場合の袋体の内面 に略沿った形状を有する留具と、 前記袋体を前記ビルから支持する装置とを備えたビル等に取付けられる膨張自在 標識。
22. ２２．流体を圧入する装置は空気プロアであることを特徴とする請求項１記載の 膨張自在標識。
23. ２３．少なくとも１枚の柔軟半透明材料からなり、シームと少なくとも１つの再 密閉自在出入口とを有する膨張自在室を形成する袋体と、 前記出入口を介して前記シームおよび出入口からの漏洩量以上に流体を前記袋体 内に圧入し、前記袋体内を外気よりも高い圧力に維持する装置と、 前記内部を照らす装置と、 柔軟材料の透明部によって前記袋体に形成された窓部と、 前記半透明材と同様の半透明性を有し、前記袋体の外面に取付けられた柔軟半透 明性材料からなる文字保持用横幕であって、前記窓部に対応する柔軟な半透明板 と、前記窓部に取付自在に取付ける装置とからなる横幕と、袋体の端部が密接に 取付けられる堅固で略平坦な構造であって、この構造の部分は前記室の外壁を形 成する構造と、 少なくとも２つの隣接する壁の部分であって、各々は異なる平面上にあり、これ によって前記部分は角面を形成する部分と、 前記袋体をビルから支持する装置と、 を備えたビル等に取付けられる膨張自在標識。
24. ２４．照明装置は、電球からなる少なくとも１つの照明具と、これを取囲むワイ ヤゲージと、支持体とを備え、前記照明具は前記室の中央部に吊設され、前記照 明具は、明暗部を作らず、前記横幕を照らすよう配置されかつ構成されているこ とを特徴とする請求項４記載の膨張自在標識。
25. ２５．少なくとも１枚の柔軟半透明材料からなり、シームと少なくとも１つの再 密閉自在出入口とを有する膨張自在室を形成する袋体と、 前記出入口を介して前記シームおよび出入口からの漏洩量以上に流体を前記袋体 内に圧入し、前記袋体内を外気よりも高い圧力に維持する装置と、 前記内部を照らす装置と、 前記袋体の外面に取付けられた柔軟な半透明材料からなるディスプレイであって 、文字表示が前記袋体の面に取付けられるディスプレイと、 ２層の透明柔軟材料によって袋体の形成された窓部と、文字表示を保持するとと もに前記２層間に扶持された横幕と、 前記袋体を前記ビルから支持する装置と、を備えたビル等に取付けられる膨張自 在標識。