JP3070276U - カップ搬出装置 - Google Patents

カップ搬出装置

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JP3070276U
JP3070276U JP1999009746U JP974699U JP3070276U JP 3070276 U JP3070276 U JP 3070276U JP 1999009746 U JP1999009746 U JP 1999009746U JP 974699 U JP974699 U JP 974699U JP 3070276 U JP3070276 U JP 3070276U
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JP
Japan
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cup
cam
spring
rotating
drive ring
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JP1999009746U
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English (en)
Inventor
隆 小山
義男 川島
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エート株式会社
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップホッパー内に積層収納されたカップを
確実に1個づつ搬出し得るカップ搬出装置の提供。 【解決手段】 カップを1個づつ搬出するドロップカム
16を反復回動させる駆動リング11に設けた回動レバ
ー12を、該回動レバー12を反回転方向に付勢するス
プリング17と、該スプリング17の反発バネ力に抗し
て回動レバー12を始動位置から所定位置に回動させる
案内周面20a及び案内周面頂部20bからスプリング
17の反発バネ力により回動レバー12を始動位置に復
帰させる滑落面20cを設けたカム20とで反復回動さ
せるようにカップ搬出装置を構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カップ搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカップ搬送機は図5に示すように、カップディスペンサ30を構成する 複数個のドロップカム31を反復回転させる駆動リング(図省略)に形成した回 動レバー32を、スプリング33のバネ力に抗して手動により所定位置まで回動 させ、スプリング33のバネ力により始動位置に引き戻すことによりドロップカ ム31を反復回転させ、カップホッパー(図省略)内に積層収納されたカップを 1個づつ搬出するように構成されていた。
【0003】 また、図6に示すように、カップディスペンサ30を構成する駆動リング(図 省略)に形成した回動レバー32をスプリング33のバネ力に抗して電磁ソレノ イド34により回動させ、回動レバー32をスプリング33の反発バネ力により 始動位置に引き戻してドロップカム31を反復回転させ、カップホッパー(図省 略)内に積層されたカップを1個づつ搬出するように構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、駆動リングに設けた回動レバー32を手動により回動させてホ ッパー内に積層されたカップを1個づつ搬出するように構成されたカップ搬出装 置においては、回動レバー32の操作が不安定でドロップカム31にカップが噛 む等して安定したカップの搬出が行えないばかりでなく、そのメンテナンスに長 時間を要する等の問題点があった。
【0005】 また、駆動リングに設けた回動レバー32を電磁ソレノイド34により回動さ せるように構成されたカップ搬出装置においては、電磁ソレノイド34を構成す るコアが本体に吸引された際に騒音や振動が発生し、その振動が装置に悪影響を 及ぼすばかりでなく、電磁ソレノイド34が一気に回動レバー32を所定位置ま で回動させるため、回動レバー32を反回動方向に付勢するスプリング33に短 時間で伸びが生じたり、疲労断線する等の問題点があった。
【0006】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、カップホッパー内に積層されたカ ップを確実に1個づつ分離搬出することができ、しかも、駆動リングに設けた回 動レバーが回動する際の振動や、スプリングの伸びや破断のおそれのないカップ 搬出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回動レバー12を設けた駆動リング11の内歯11aに噛み合う複 数のドロップカム16を有し、駆動リング11の回動に付随して反復回動するド ロップカム16により、カップを1個づつ搬出するカップディスペンサ10を備 えたカップ搬出装置において、前記、駆動リング11に設けた回動レバー12を 反回転方向に付勢するスプリング17と、該スプリング17のバネ力に抗して回 動レバー12を始動位置から所定の位置まで移動させる案内周面20a及び案内 周面頂部20bから瞬時に回動レバー12を始動位置に復帰させる滑落面20c を設けたカム20により、駆動リング11に設けた回動レバー12を反復回動さ せるようにカップ搬出装置を構成し、従来の問題点を解消したものである。
【0008】 駆動リング11に設けた回動レバー12は、カム20に形成した案内周面20 aに沿って始動位置から所定位置まで移動する。この際、駆動リング11はカム 20に形成した案内周面20aに沿って極めて滑らかに所定位置まで回動し、ス プリング17のバネ力により案内周面頂部20bから滑落面20cに沿って始動 位置まで引き戻されるので、駆動リング11に設けた回動レバー12が反復回動 する際の振動の発生は全くなく、しかも、スプリング17の疲労による伸びや断 線を極めて有効に防止することができる。また、駆動リング11の反復回動に付 随するドロップカム16も一定のリズムで極めて円滑に反復回転するので、カッ プを1個づつ確実に搬出し得る。
【0009】 また、カム20に形成した滑落面20cの角度を2°〜5°とすることにより 、駆動リング11に与える機械的衝撃を有効に防止した上で、スプリング17の 疲労を極めて有効に軽減し得る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面により説明する。図1は本考案の一実施の形態 を示す側面図、図2は装置要部の構成状態を示す斜視図、図3は本考案を構成す るカムを示す平面図、図4は本考案を構成するカムの他の実施例を示す平面図で ある。
【0011】 図において1はステンレス等からなる基台である。2はステンレス等からなる スタンドで、該スタンド2は前記基台1の上面にネジ止め等により取り付けられ ている。3はステンレス等からなるバンドで、該バンド3はスタンド2にネジ止 めされ、後述する筒状ホルダー4を着脱自在に把持する。4はステンレス等から なる筒状ホルダーで、該筒状ホルダー4にはカップを積層収納したホッパー(図 省略)が着脱自在に挿し込まれる。5は前記基台1の下面にネジ止め等により取 り付けられたステンレス等からなる凹状の枠体で、該枠体5には後述するカップ ディスペンサ10に設けた回動レバー12を反復回動させるための装置が取り付 けられている。
【0012】 10はプラスチック等からなるカップディスペンサ、10aは該カップディス ペンサ10の側面に設けられた窓孔である。11はカップディスペンサ10を構 成するプラスチック等からなる駆動リングで、該駆動リング11の内周面には内 歯11aが形成され、この内歯11aには後述するドロップカム16に形成した 歯車16cが噛み合う。12は駆動リング11と連続一体に設けられた回動レバ ーで、該回動レバー12は前記カップディスペンサ10に設けた窓孔10aから 外部に突出しその下面には軸杆13が植設されている。14は軸杆13に嵌装さ れたベアリング、15は回動レバー12の上面にネジ止め等により取り付けられ たスプリングホルダー、16はカップディスペンサ10を構成するプラスチック 等からなる複数個のドロップカムで、該ドロップカム16は最下端部のカップの 鍔部を係止する係止部16aと、その上に位置するカップの鍔部を係止する係止 部16bとが螺旋状に形成され、係止部16aの下面には前記駆動リング11に 設けた内歯11aに噛み合う歯車16cが形成されている。
【0013】 17はピアノ線等のバネ材からなるスプリングで、該スプリング17の一端は 前記凹状枠体5に取り付けられたスプリングホルダー18に係止し、他端は前記 回動レバー12の上面にネジ止め等により取り付けたスプリングホルダー15に 係止し、駆動リング11と連続一体に設けられた回動レバー12を反操作方向に 付勢している。
【0014】 20は駆動リング11と連続一体に設けられた回動レバー12を反復回動させ るためのカムで、該カム20は前記回動レバー12を始動位置から所定の回動位 置まで移動させる案内周面20aと、該案内周面頂部20bから一気に回動レバ ー12をスプリング17のバネ力により始動位置まで引き戻す滑落面20cを設 けて構成されている。21はカム20を所定の始動位置に停止させるためのマイ クロドック、22はマイクロスイッチで、該マイクロスイッチ22は前記マイク ロドック21により作動し、後述するギヤードモータ23により回転するカム2 0の位置制御を行う。23はカム20を回動させるギヤードモータである。
【0015】 上述のように構成した本考案のカップ搬出装置により、カップを積層収納した ホッパーからカップを1個づつ分離して搬出するには、図1に示す筒状のホルダ ー4に、カップを積層収納したカップホッパー(図省略)をセットする。
【0016】 この状態において、ギヤードモータ23の駆動用スイッチ(図省略)を押すこ とにより、図1及び図2に示すギヤードモータ23が駆動し、該ギヤードモータ 23に取り付けられたカム20がスプリング17のバネ力に抗して回動し、該カ ム20に形成した案内周面20aに沿って回動レバー12が所定の位置まで回動 し、案内周面20aの頂部20bから一気に始動位置までスプリング17の反発 バネ力により引き戻され、カム20の下面に突設したマイクロドッグ21がマイ クロスイッチ22を押した時点でギヤードモータ23への通電が断たれカム20 は停止する。
【0017】 而して、駆動リング11に設けた回動レバー12が反復回動することにより、 該駆動リング11の内歯11aと噛み合ったドロップカム16も反復回転し、該 ドロップカム16に設けた係止部16aに係止した最下端のカップは搬出され、 係止部16bに係止していた次のカップは係止部16aに滑落し、次の動作に備 える。
【0018】 上述のように、駆動リング11に設けた回動レバー12は、カム20に形成し た案内周面20aに沿って始動位置から所定位置まで移動し、スプリング17の 反発バネ力によりカム20に形成した滑落面20cに沿って始動位置に復帰する ので、その反復動作が極めて円滑であり、回動レバー12が反復回動する際に振 動が発生するおそれは全くなく、しかも、スプリング17の疲労による伸びや断 線を極めて有効に防止し得る。また、カム20に形成した滑落面20cの角度を 2°〜5°とすることでスプリング17の疲労を尚一層軽減し得る。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、カップホッパー内に積層されたカップを確実に1個づつ分離搬出す ることができ、しかも、駆動リング11に設けた回動レバー12が回動する際の 振動やスプリング17の伸びや破断のおそれのないカップ搬出装置を提供するこ とができると共に、駆動リング11はカム20に形成した案内周面20aに沿っ て極めて滑らかに所定位置まで回動し、スプリング17のバネ力によって案内周 面頂部20bから滑落面20cに沿って高速回転する際に発生し易い振動は全く なく、しかも、スプリング17の疲労による伸びや断線を極めて有効に防止する と共に、駆動リング11の反復回動に付随するドロップカム16も一定のリズム で極めて円滑に反復回転するため、カップを1個づつ確実に搬出することができ ると共に、カム20の滑落面20cの角度を2°〜5°の角度に傾斜させたこと により、駆動リング11に与える機械的衝撃を有効に防止し、スプリング17の 疲労を極めて有効に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す側面図。
【図2】装置要部の構成状態を示す斜視図。
【図3】本考案を構成するカムを示す平面図。
【図4】本考案を構成するカムの他の実施例を示す平面
図。
【図5】従来のカップ搬出装置を構成するカップディス
ペンサを示す説明図。
【図6】従来のカップ搬出装置を構成するカップディス
ペンサを示す説明図。
【符号の説明】
10 カップディスペンサ 11 駆動リング 11a 内歯 12 回動レバー 16 ドロップカム 17 スプリング 20 カム 20a 案内周面 20b 案内周面頂部 20c 滑落面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動レバー(12)を設けた駆動リング
    (11)の内歯(11a)に噛み合う複数のドロップカ
    ム(16)を有し、駆動リング(11)の回動に付随し
    て反復回動するドロップカム(16)により、カップを
    1個づつ搬出するように構成されたカップディスペンサ
    (10)を備えたカップ搬出装置において、前記、駆動
    リング(11)に設けた回動レバー(12)を反回転方
    向に付勢するスプリング(17)と、該スプリング(1
    7)のバネ力に抗して回動レバー(12)を始動位置か
    ら所定の位置まで移動させる案内周面(20a)及び案
    内周面頂部(20b)から瞬時に回動レバー(12)を
    始動位置に復帰させる滑落面(20c)を設けたカム
    (20)により、駆動リング(11)に設けた回動レバ
    ー(12)を反復回動させると共に、カム(20)に設
    けた滑落面(20c)の角度を2°〜5°に形成したこ
    とを特徴とするカップ搬出装置。
JP1999009746U 1999-11-18 1999-11-18 カップ搬出装置 Expired - Lifetime JP3070276U (ja)

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