JP2851431B2 - 分割された生地玉を混練する装置 - Google Patents

分割された生地玉を混練する装置

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JP2851431B2
JP2851431B2 JP5501829A JP50182993A JP2851431B2 JP 2851431 B2 JP2851431 B2 JP 2851431B2 JP 5501829 A JP5501829 A JP 5501829A JP 50182993 A JP50182993 A JP 50182993A JP 2851431 B2 JP2851431 B2 JP 2851431B2
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
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    • A21C5/02Dough-dividing machines with division boxes and ejection plungers
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C7/00Machines which homogenise the subdivided dough by working other than by kneading
    • A21C7/005Machines which homogenise the subdivided dough by working other than by kneading the dough pieces being worked in radially disposed cavities in a rotating drum

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、以下の様な分割された生地玉を混練する装
置に関する。即ち、既に分割された生地玉を望む場合、
駆動手段によって水平軸のまわりを段階的(ステップ
状)に回転するドラムの周面上、周方向に等間隔に設け
られた受容開口部内に、生地玉を充填ステーション、特
には分割ステーションにて充填し、受容開口部内に充填
された生地玉を混練具によって混練する。混練具は、充
填ステーションからドラムの回転方向へ変位した混練ス
テーションにおいてドラム周面に位置決めされており、
偏心ピンによって円運動する。混練後、混練ステーショ
ンからドラムの回転方向へ変位した排出ステーションに
おいて、ガイド手段によってピストンを受容開口部内で
変位させることによって、生地玉を受容開口部から排出
する。好ましくは、受容開口部内に導入される生地玉量
の体積は、充填ステーションにおいてピストンの位置を
受容開口部内で変えることによって選択することができ
る。
このような装置は公知である(例えば、AT−PS 341 9
70)。公知の装置は、ドラムの周面に等間隔に配置され
た4列の受容開口部、即ち、互いに90°変位して配置さ
れた受容開口部を有し、ドラムの段階的駆動(ステップ
駆動)によってドラムは90°ずつ回転する。公知の装置
において、ドラムの一方の側に分割ステーションが設け
られ、該分割ステーションにおいて、生地玉は、プッシ
ャー部材によって受容開口部内に押し込まれ、ドラムが
再び回転したときに剪断エッジによって分割される。ド
ラムの上部領域に混練ステーションが設けられ、該混練
ステーションにおいて、生地玉はボール形状にされる。
ドラムのもう一方の側には、排出ステーションが設けら
れ、該排出ステーションにおいて、生地玉は受容開口部
から押し出される。分割ステーションにおいて、ピスト
ンはガイド手段によって後退し生地玉を吸い込む。分割
ステーションにおけるピストンの後退量を変えること
で、受容開口部内に充填される生地玉の量を変えること
ができる。即ち、生地玉の体積即ち重量の調節を行な
う。しかし、公知の装置においては、分割ステーション
において受容開口部内のピストンの始点または終点を相
対的に変更すると、混練ステーションおよび排出ステー
ションにおける条件に影響がでるために、生地玉重量の
調節幅を大きくすることができない。
本発明は、混練ステーションや排出ステーションにお
ける生地玉の条件を悪化させることなく、生地玉重量の
変更範囲を増大することを目的とする。この目的を達成
するための本発明の特徴は、少なくとも2つの異なるサ
イズの受容開口部がドラムの周面に周方向に交互に配置
されており、ドラムのステップ回転量は、2つの隣りあ
う同サイズの受容開口部間のドラムの回転方向の距離に
対応しており、2つの受容開口部間距離だけドラムを回
転させる切換手段が、ドラムを回転させる駆動手段と連
結しており、ドラムのステップ回転間の期間、必ず選択
された同一サイズの受容開口部が、充填ステーション、
全てのサイズの受容開口部に共通な混練ステーション、
および排出ステーションにおいて対面するようになって
おり、さらに、混練具の円運動の半径が、偏心ピンの偏
心率を変えることで変更できることである。複数のサイ
ズの受容開口部をドラムに設けたことで、当初とは異な
る2つの量の生地玉を処理できる。すなわち、上述した
充填ステーションおよび分割ステーションにおける体積
変更に関する原理が成り立つ場合、2つの量のそれぞれ
に対して上記の変更範囲が得られることになる。したが
って、装置の仕様を好適に設定すれば、変更範囲は、公
知の構成に比べて、受容開口部のサイズが2種類あれば
2倍に、3種類あれば3倍になるというように増大す
る。基本的には、2種類のサイズで実用上十分である。
切換手段によって、一方のサイズから他方へ問題なく
変更できる。また、全てのサイズの受容開口部に対して
同一の混練具を使用し、切換手段によって常に所望のサ
イズの受容開口部が混練具に搬送されるので、混練具の
位置を変更する必要がないということも利点である。一
方、本発明は、異なる体積の生地玉を混練するためには
混練処理混練処理をそのように調節しなくてはならない
という知見を基にしているので、混練具の円運動の偏心
率をそのように変更することを可能にしている。これに
よって、広い重量範囲にわたって生地玉を混練して一定
の好ましい結果を得ることができる。基本的には、生地
玉が小さいほど、混練処理での混練具の円運動はより大
きな偏心率が必要とされ、生地玉が大きいほど必要とさ
れる偏心率は小さい。また、受容開口部の各サイズに対
して混練具の運動を調節することで、質的に異なる生地
玉の混練にも対処することができる。
DE−A3,438,258には、種々の重量の生地玉を得るため
に複数のサイズの受容開口部を分割ドラムに設けること
が記述されている。しかし、この公知の装置は、生地玉
に分割するだけのため、即ち分割を目的としたものであ
り、生地玉をどこでどのように混練すべきかについては
何も教示していない。
本発明の好適な実施例によれば、ドラムの駆動手段
は、ドラムのステップ運動に対応した一列のノッチと協
働し、かつバネによって付勢された留め具を有してい
る。この留め具は、ある時間、詳しくは、ドラムのステ
ップ運動期間を受容開口部のサイズの数に対応して分割
した時間のあいだ、切換手段によって離脱させることが
できる。これによって構成は簡略化され、信頼性が上が
る。本発明の思想の範囲内において、切換手段は、バネ
の作用に抗してフレーム内で案内され、かつ留め具に作
用するタペットとしてもよい。
基本的には、ドラムに複数のサイズの受容開口部を設
けると、ドラムの周面に配置される受容開口部の数が増
倍する。即ち、上記の公知の装置の4列の受容開口部
は、本発明を適用すると少なくとも8列になる。これに
よって、上記したピストンの案内に関連する問題を生じ
る。特に、ドラムを回転方向から見て、排出ステーショ
ンおよび先行する受容開口部に配置されたピストンのな
かには、完全に前進した位置に到達していないという事
態が起こる可能性がある。その際、操作者が受容開口部
の中に手を入れ、ドラムが再び動き出して怪我をするか
もしれず、操作者の傷害の危険性に繋がる。この問題を
回避するために、本発明の別の実施例では、少なくとも
ドラムの前進回転の静止期間に、ドラムに対して相対的
に変化させることのできるガイド手段の湾曲路に沿って
ピストンが案内され、かつこの湾曲路が、相互に調節可
能な2つのセクションを有し、該2つのセクションは、
相互に調節可能なガイド手段の部材に配置されていると
いう構成を採用している。
したがって、ガイド手段の2つのセクションを支持し
ている部材を調節することで、排出ステーションでのピ
ストンが全て最外側位置に達すること、すなわち、ピス
トンの前面がドラムの表面と面一になることを確実にす
る。さらに、混練ステーションにおいても、分割ステー
ションにおいてなされた変更を考慮する必要なく混練処
理を変更することが可能になる。本発明の思想の範囲内
において、湾曲路の部分を支持する部材の相対的な調節
に関してはいくつかの可能性(変更の可能性)がある。
本発明によれば、これらの部材を共通の中心の周りを互
いに相対的に回転できる構成を採用することもでき、ま
た中心の歯車機構を用いてこれらの部材を展開可能に
し、あるいは互いに周辺部で連結するという構成を採用
することもできる。
上記した公知の構成においては、ドラムの前進回転に
費やされる時間と混練処理に費やされる時間は常に等し
い。しかし、これは、異なる受容開口部内の生地玉のあ
るサイズまたは種類に対して不都合をもたらすことがあ
る。本発明の装置は、実用に際して広い変更範囲を可能
にしている。この問題を回避するために、本発明の好ま
しい態様によれば、ドラムとガイド手段に対する駆動手
段は、湾曲路を有し、該湾曲路によつて、ドラムとガイ
ド手段との前進運動およびドラムに相対的なガイド手段
の復帰運動が得られ、ドラムのステップ運動の期間はそ
の静止期間よりも短いという構成を採用することもでき
る。これによって、単位時間あたりに生産される生地玉
の数を減らすことなく、混練処理に作用できる時間を、
ドラムの前進運動時間を削ることで延長できる。このこ
とは、あらゆる場合において、生地玉の完全な混練が、
単位時間あたり高い生産数で確実に達成される。
本発明のさらなる特徴や効果は、図にその概略が示さ
れた本発明を例示する実施例の説明から明らかである。
図1は、装置の縦断面図を示す。図2は、ドラムの軸を
通る図1の断面に垂直な拡大縦断面図である。図3、5
は、それぞれ2部材からなる規制ガイドを軸方向から見
た図である。図4、6は、それぞれ図3、5のIV−IV線
およびVI−VI線に沿う断面図である。図7、8は、図3
〜6に示す2つの部材からなるガイド手段の2つの異な
る調節状態を示す。図9、11、13は、混練処理における
連続する3状態での規制ガイドを示し、図10、12、14
は、この3状態と対応する関係にある駆動手段を示す。
図15、17は、2部材からなる規制ガイドの変形例を示
す。図16は、図15の詳細を断面図で示す。図18〜20は、
図10、12、14の変形例を示す。図21は、変形実施例の要
部を断面図で示し、図22は、図21の詳細を別の運転位置
で示すものである。図23は、混練具の調節手段を示す拡
大断面図であり、図24は、図23のXXIV−XXIV線に沿う断
面図である。図25、26は、図23、24にそれぞれ類似して
はいるが異なる調節状態を示す断面図である。図27、2
8、29は、それぞれ細部を示す断面図である。
図1の実施例において、ドラム2が、ハウジング1の
フレームの水平軸2′のまわりに回転可能に軸支されて
いる。ドラム2の周面には、生地玉を混練するための異
なったサイズの受容開口部3、4が設けられている。大
型の受容開口部3と小型の受容開口部4は、ドラム2の
周面の全周にわたって交互に等距離で配置されている。
好適には、これらの受容開口部は、ドラムの水平軸2′
に平行な列に並べられる。ドラムは、駆動手段5(図18
〜20)によってステップ駆動され、1回のドラムのステ
ップ移動ごとに、1つの受容開口部3または4が分割ス
テーション14に到達する。分割ステーション14で、プッ
シャー部材6からなる圧入具によって生地玉が対応する
受容開口部に押し込まれる。主モータ7′によって駆動
されるクランク駆動手段7の往復運動は、連結部材を介
して水平軸136を支点とする部材132の上端に伝えられ、
この部材132の上端に連結されたプッシャー部材6は、
フレームのガイド部材379(図1、図28、29)内を往復
運動可能に案内される。クランク駆動手段7には引張り
バネ8が取りつけられ、プッシャー部材6の前進運動の
際に生地玉が過度に押しつぶされるのを防止している。
分割される生地玉は、供給筒9内に充填され、前処理分
割手段として設けられた2つの星形ローラ11からなる分
割装置10によって予め分割される。2つの星形のローラ
11は、供給筒9内に同じ高さで配置され、水平軸まわり
に互いに逆方向に回転し、星形ローラ11の下方に位置す
る室13内に供給された生地玉塊12に依存して間欠的に駆
動される。生地玉塊12は、室13からプッシャー部材6に
よって押し込まれ、それによって室13から移送される。
十分な量の生地玉が室13内に存在すると、この生地玉の
移送中に、センサ15が作動して、星形ローラ11を駆動す
る制御手段へパルスを送る。このセンサは、例えば、容
量センサなど、湿気を帯びた物体の接近を検知する近接
センサまたは光電バリア、あるいは、室13内にプッシャ
ー部材6の移動路の上方に回動可能に軸支され、移動す
る生地玉によって持ち上げられるロッドなどからなる。
センサ15からパルスが発信されないとき−−必要に応じ
て、プッシャー部材6の調節可能なストローク数のパル
スが発信されないとき−−には、制御手段を作動させ
て、設定された時間またはセンサ15が再び作動するまで
の間、星形ローラ11によって生地玉を室13内へ供給す
る。
室13内の生地玉塊12は、圧入側で粉掛け装置16によっ
て粉を掛けられる。このために、粉室17内で、投与ブラ
シ18が回転し、調節可能な開口格子を有する投与格子19
を介して散布ブラシ20へ粉を振り落とし、散布ブラシ20
はその粉を開口部21を通じて室13内へ振り落とす。この
粉掛け装置16の駆動手段、特にその投与ブラシ18の駆動
手段は、分割装置10の駆動手段と同様にセンサ15によっ
て制御してもよい。
受容開口部3または4に圧入された生地玉は、ドラム
2が矢印22の方向へ再び回転すると、剪断エッジ23によ
って切り取られ、これによって分割が完了する。ドラム
2が90°回転すると、受容開口部の生地玉は、ドラムの
頂上部に位置する混練ステーション24に到達する。混練
装置25は、ハウジング1のフレームに設けられ、Vベル
ト28を介してモータ27によって駆動される。混練装置
は、混練処理において、近くの受容開口部に対して円運
動する混練具29を備え、この混練具29には、ドラム2に
対面する側に成形凹部30(図23〜26参照)が段状に形成
されている。混練具29は、偏心ピン31に回転可能に軸支
されている。偏心ピン31は、第2の偏心ピン33の下端に
設けられたディスク32に固定されている。この第2の偏
心ピンは、Vベルト28によって駆動される駆動軸35の偏
心穴を有する筒34に回転可能に挿入されており、駆動軸
35は、固定装置36に回転可能に軸支されている。固定装
置36は、モータ27をも支持し、フレームの軸26に回転可
能に固定されているので、混練装置25を洗浄目的等のた
めの回転させてフレームから離すことができる。第2の
偏心ピン33は、駆動軸内で回転可能であり、回転位置を
固定することもできる。この固定調節のために、第2の
偏心ピン33は、その上端につまみ37を有している。した
がって、混練具29の円運動の半径は、運転中でも変更す
ることができ、現在の条件、特に生地玉のサイズや品質
に合わせて、混練効果を調節することができる。これに
ついては後に詳述する。
完全に混練された生地玉38は、排出ステーション39で
受容開口部3または4から押し出され、搬送ベルト40に
載せられる。搬送ベルト40は、ドラム2の近くに配置さ
れたローラ41に掛けられている。搬送ベルト40は、排出
される生地玉38を確実に輸送するために、予め駆動して
おいてもよい。即ち、生地玉が排出される前に、搬送ベ
ルト40を矢印42の方向へ作動させてもよい。生地玉の排
出は、各受容開口部3、4内のピストン43を半径方向外
方へ移動することによって行われる。全てのピストン43
は、連結手段44によって規制ガイド46の湾曲路45に沿っ
て導かれ、湾曲部45がドラム2に対して相対的に回転す
ることによって、ピストン43は、各受容開口部内で半径
方向外方または内方へ移動する。この相対回転は、後に
詳述する駆動手段47によって行なわれる。湾曲路45は、
ドラムのステップ運動の静止期間に相対運動をすること
によって、分割ステーション14にてピストン43を後退さ
せ、分割すべき生地玉を吸い込む効果がもたらされるよ
うに形成されている。混練ステーション24において、ピ
ストン43はさらに後退して生地玉を収容する空間を増大
させ、混練処理によって生地玉は徐々に球状に成形され
る。排出ステーション39においては、ピストン43は、外
方に移動してドラム2の周面に達する。これによって生
地玉39は受容開口部3または4から排出される。
必要ならば、ドラム2に付着した生地玉の残片は、清
掃ブラシ48で捕集容器49内にそぎ落としてもよい。
常に、どちらか一方のサイズの受容開口部3または4
を使用するのが効果的である。大型受容開口部3から小
型受容開口部4への切換および逆への切換のために、切
換装置50(図21、22)が設けられている。切換装置50の
機能については後述する。調節された受容開口部のサイ
ズは、大型受容開口部3の位置に合わせてドラム2の軸
に固定された十字形発信器52と協働するセンサ手段51
(図1)によって検知される。ドラム2の移動中にセン
サ手段51が十字形発信器52の突出部の接近を検知すれ
ば、大型受容開口部3が有効位置にあることが判り、そ
うでなければ、小型受容開口部4が有効位置にある。セ
ンサ51によって発信される信号の判別は、スイッチボッ
クス53内に配置された電子的手段によって、粉掛け装置
16の駆動手段や分割装置10の駆動手段の制御と同様の態
様で行なわれる。
ドラム2の前進ステップ回転、即ち、受容開口部3ま
たは4を、例えば、分割ステーション14から混練ステー
ション24へ、さらに混練ステーション24から排出ステー
ション39へ移動させるステップ回転に要する時間より
も、混練ステーション24において生地玉38の混練に使わ
れる時間を長くする方が好都合である。図18〜20に、こ
の目的に適した駆動手段5および規制ガイド46の駆動手
段47を示す。主モータ7′(図1)によって、クランク
54がギア手段を介して回転する。クランク54は、ピン55
で軸支された回転ローラ55′を有する。回転ローラ55′
は湾曲路56を形成する回動レバー58の湾曲スロット57内
で案内される。回動レバー58は、水平軸59のまわりに回
動可能に装置のハウジング1のフレームに軸支されてお
り、ドラム2の運動もしくは規制ガイド46の運動のため
に作用する連結手段60の一部材となっている。連結手段
60は、ロッド61を有し、その一端は回動レバー58に軸支
され、他端はドラム2の軸に回転可能に軸支されたロッ
カーアーム62に回転可能に取り付けられ、かつ、規制ガ
イド46に、例えば、ドラム2の両側壁の中空軸端で、回
転可能に取りつけられている。ロッカーアーム62は、ド
ラム2の軸66に回転可能に取りつけられたノッチ65の切
り欠きに、バネ64によって押し付けられた留め具63を有
する。ドラム2の前進回転の間、ロッカーアーム62は、
駆動手段5によって矢印67(図18)の方向へ回動され、
留め具63がノッチ65の1つの切り欠きに係合して、ドラ
ム2とともに回転する。ドラムのステップ運動の静止期
間において、フレームに軸69のまわりに回動可能に軸支
された別の留め具68は、ノッチ65の1つの切り欠きに係
合し、よってドラム2の回転を抑止する。留め具68は、
この留め具に回転可能に軸支され、かつカムディスク71
の周面に沿って案内されるローラ70を有する。カムディ
スク71は、チェーン72を介して主モータ7′によって回
転される。カムディスク71の周面の形状によって、留め
具68がノッチ65から引き上げられ、ドラム2を回転させ
るタイミングが決定される。
ドラム2の側面に配置された、ピストン43の調節に使
用される規制ガイド46(図2)を回転させるための駆動
手段47は、主モータ7′によってクランク54を介して
(図18〜20)駆動され、連結手段60を動作させる。この
ために、規制ガイド46を支持する軸は、ロッカーアーム
62に回転可能に取りつけられている。ここで、説明を簡
単にするために、該軸は一本の軸であるとする。ドラム
2の矢印22(図1)方向への前進回転中であろうと、反
対方向へのドラム動作の静止期間中であろうと、ロッカ
ーアーム62の旋回動作のつど、規制ガイド46は前記軸の
軸まわりに回動する。
各種条件、特に、回動レバー58の湾曲スロット57の形
状は、ドラム2の動作(各ステーションから次のステー
ションへの前進回転)期間が、ドラム2の静止期間にお
ける規制ガイド46の回転期間よりも短くなるように設定
される。駆動手段5、47は、図1の表示された側とは反
対側のドラム側面に配置されているので、図18〜20に示
される部材の位置は左右反対になっており、分割ステー
ション14は左側に、規制ガイド46は右側に配置されてい
る。図9、11、13は、図18〜20に合わせてあり、ドラム
2と規制ガイド46との位置関係およびこれに基づくピス
トンの動作を示している。
図9、18は、混練処理開始前の状態を示している。図
示のように、クランク54が回転角度α(約120°)回転
することによって、ドラム2は、がたつくことなく滑ら
かに加速し滑らかに減速して約90°前進する。混練ステ
ーション24に位置したピストン43(図9)は、分割ステ
ーション14で分割された生地玉の体積に対応する中間位
置をとる。ドラム2の前進回転が止まるとすぐに、カム
ディスク71によって留め具68がノッチ65に係合し、これ
によってドラム2の回転は停止される。次にクランク54
がさらに回転して混練処理が開始される(図11、19)。
これによって、ロッド61は右に移動し(図19)、ロッカ
ーアーム62を矢印74の方向へ回転する。このとき、ロッ
カーアーム62の回動は初期において僅か(角度β)であ
るが、クランク54はこの間再び約120°というかなり大
きな角度γ回転する。ロッカーアーム62のこの比較的小
さな回動によって、規制ガイド46も小さく回動し、これ
によって、混練処理の開始時に混練ステーション24に位
置するピストン43は、受容開口部3内で僅かに後退す
る。混練処理のこの初期期間のために、サイクル時間の
約3分の1、即ち、ドラム2の前進回転(図18で角度
α)とほぼ同じだけの時間が利用できることになる。
回動レバー58のスロット57の形状は、混練ステーショ
ン24で必要なピストン43の後退速度が所望の速度になる
ように、規制ガイド46の湾曲路45の形状と関連してい
る。
クランク54が角度δ(図19)に続いてさらに回転する
と(図13、20)、ロッカーアーム62が加速的に回動し
て、規制ガイド46をより速く回転させる。これによっ
て、混練処理工程の終わりに受容開口部3または4内の
ピストン43の後退速度が増す。図13、20は、混練処理終
了後の状態を示し、留め具68はカムディスク71から持ち
上げられて、ドラム2は、矢印22の方向へ回転可能とな
り、90°(図18の角度δ)前進回転して、サイクルが再
開する。
図18・20に示すように、ドラム2の動作時間と混練時
間との短縮された関係が、カムディスク71の形状に反映
されている。ドラム2の前進回転中に留め具68を回動離
脱させるカムの突出部は、カムディスク71の全周の約3
分の1にわたって延設され、残りの3分の2は、混練処
理に利用できる時間に対応している。
この変形例を図21、22に示す。主モータ7′の駆動軸
75は、湾曲ループ77が固定されたディスク76を支持して
いる。湾曲ループ77には、連結手段60のロッド61に取り
付けられたピン78が案内されている。連結手段60によっ
て、ドラム2もしくは規制ガイド46のそれぞれの駆動手
段5、47は、ロッカーアーム62に連結されている。ロッ
ド61に設けられたスロット79内に、ハウジング1のフレ
ームに固定されたピン80が係合しており、これによっ
て、ロッド61を回動および往復運動させる。湾曲ループ
77を駆動軸75に対して偏心配置したことにより、図18〜
20で説明したのと同様の効果が得られる。また、図21
は、分割装置10の駆動手段と粉掛け装置16の駆動手段と
を示している。駆動軸75に掛けたチェーンによって、一
方の星形ローラの軸81に取り付けられたスプロケット82
が駆動される。このスプロケット82は軸81に磁気カップ
リングによって連結されている。この磁気カップリング
は、センサ15によって(図1)、あるいはスイッチボッ
クス53内に配置された電子的手段を介して、上記した態
様で制御される。2つの星形ローラ11は、ピニオンによ
って互いに連結されており、逆方向に同期して回転す
る。
粉掛け装置16の駆動力は、ドラム2の軸に取り付けら
れたスプロケット83によって与えられる。スプロケット
83は、チェーン84を介して粉掛け装置16、詳しくは、散
布ブラシ20、さらに清掃ブラシ48を駆動する。粉掛け装
置16の2つのブラシ18、20は、互いにチェーンによって
連結され、投与ブラシ18のスプロケットは、この散布ブ
ラシ20の軸に磁気カップリングによって連結されてい
る。なお、この磁気カップリングは、センサ15によっ
て、必要ならば調節可能な遅延時間をもって、スイッチ
ボックス53内の電子的手段を介して制御することができ
る。
小さい方の受容開口部4から大きい方の受容開口部3
への切換およびその逆の切換のための切換装置50は、ハ
ウジング1のフレームにバネ85の付勢力に抗して案内さ
れる押釦86を有している。この押釦86は、その内側端に
ローラ87を有しており、該ローラ87は、ロッカーアーム
62に回転可能に取り付けられた留め具63と協働する。切
換を所望のときは、バネ85の付勢力に抗して押釦を図22
に示す位置まで押し込むと、ドラム2の前進回転(矢印
67)の間に、ローラ87が留め具63に係合して、留め具63
をバネ64に抗して引き上げる。これによって、矢印67の
方向にロッカーアーム62が回動している間、ドラム2に
ともなう動作は、ローラ87が突起88に係合するまで中断
される突起88は、ローラ87に係合すると、押釦86をボー
ル止めノッチ89から押し出すので、押釦は、バネ85の作
用によって開始位置(図21)へ戻る。そして、留め具63
は、バネ64の作用によってノッチ65の次の切り欠きに係
合する。
規制ガイド46とドラム2との相対回動の間に押釦86が
作動されると、ロッカーアーム62が矢印67とは反対方向
へ回動し、留め具63の突起88は、ローラ87をガイド90に
沿って押し戻すので、ローラ87は邪魔にならない。ドラ
ム2の前進回転が開始されると直ちに、ローラ87は再び
ガイド90に沿って下方へ滑り、図21に示す位置に達し、
上述したようにその動作が有効になる。
混練ステーション24や排出ステーション39での条件に
影響を与えることなく生地玉38の重量を変更できるよう
に、例えば分割ステーション14の生地玉量に合わせて処
理ステーションの規制ガイド46の変更を可能にするため
に、各規制ガイド46は、互いに相対調節可能な少なくと
も2つの部材からなる。説明を簡単にするために、図で
示した例示的な実施例では、このような2つのカム部材
91、92だけ示されている(図2〜8、図16、17)。しか
し、そのような部材を3個以上設けてもよい。図2〜8
の実施例では、2つのカム部材91、92は、ドラム2の軸
94(図2)のまわりにその軸心93を共通に回動すること
ができる。2つのカム部材91、92は、それぞれ湾曲路部
分95または96を有し、その回動位置において互いを補完
して、全てのピストン43が常に確実に半径方向に案内さ
れ、外方にも内方にも逃げることがない。基本的には、
2つのカム部材91、92は、互いに部分的に重なっており
(図2)、その重なり量は両者の相対的な回動によって
決定される。前記変更の可能性は、カム部材91(図3、
4)に関していえば、湾曲路45の湾曲路部分95は、拡大
部97を有しているので、ピストン43を振動させることが
必要ならば、振動させることができる。しかし、この拡
大部97にはカム部材92の湾曲路45の湾曲路部分96が(図
5、6)重ねられているため、前記振動は防止される。
この部分がピストン43の規制ガイドにとって重要な要素
をになっている。同様に、カム部材92の湾曲路部分96
は、湾曲路45が中断されているカム部材91の扇形部98に
おいて、ピストン43のガイド部材として作用する。湾曲
路45の少なくとも一部分は、両カム部材91、92によって
規制されている。その部分は、カム部材91の湾曲路45の
端に対応する扇形部98の一部分を構成する扇形部99であ
る。湾曲路45は、扇形部98に併合されており、拡大はさ
れていない。湾曲路45は、扇形部98の外側に位置するカ
ム部材91の周縁部100によって閉じられている。湾曲路4
5の内側は、外縁が螺旋形状をなすカム部材92の板状部1
01によって閉じられている。両カム部材91、92の相対回
転は、カム部材91の止め部102、102′およびカム部材92
の止め部103、103′によってそれぞれ規制されている。
カム部材91、92の止め部102と止め部103とが互いに係合
する位置において、板状部101の先端104(図5)は、カ
ム部材91の肉厚部の側面105に係合する。両カム部材9
1、92が互いに相対的に回動できる角度は、約50°であ
る。しかし、必要とあらば、すなわち、現在の要求に照
らして必要ならば、その角度を問題なく大きくすること
ができる。
ピストン43の規制ガイド46を構成する2つのカム部材
91、92を互いに相対回転するために、両カム部材91、92
は同心シャフト107、108(図2)に固定されている。シ
ャフト107は、中空であり、シャフト108が納められてい
る。ピストン43を動かす連結手段44(図1、2)は、両
カム部材91、92からなる規制ガイド46によってガイドさ
れ、これによって、湾曲路45内で、回動レバー110(図
2)の一端に回転可能に軸支されたローラ109が動作す
る。回動レバー110の他端は、ドラム2の両側壁に回転
可能に軸支されたシャフト111に固定されている。シャ
フト111は、各ピストン43のために回動アーム113を支持
しており、該回動アーム113の自由端は、ピストン43の
内方端に蝶番114によって連結されている。
2本のシャフト107、108は、ドラム2のシャフト66
(図2)内を外方へ同心に延び、駆動手段47に連結され
ている。このために、駆動手段47は、図18〜20に示すよ
うに構成してもよいが、図9〜14に示す実施例を採用し
てもよい。しかし、この実施例では、ドラムの前進回転
および混練処理に対して互いに異なる時間を設定するこ
とはできない。図18〜20の実施例と同様に、ドラムを前
進回転させるために、主モータ7′の駆動軸75は、クラ
ンク54およびクランク54に回転可能に連結されたロッド
61を介して、ロッカーアーム62に作用する。ロッカーア
ーム62は、ドラム2が前進回転すると、バネによって付
勢された留め具63によってドラムに追従して動作する。
このとき、カムディスク71は、バネによって付勢された
留め具68をノッチの切り欠きと係合しないように引き上
げているので、ドラム2は回転することができる。ドラ
ムの前進回転が止まるとすぐに、留め具68のローラ70が
カムディスク71から滑り落ち、留め具68はノッチ65に係
合し、ドラム2は停止する。ドラム2の静止期間中、規
制ガイド46を構成する両カム部材91、92は共に回転し、
よってピストン43は各部において前進または後退する。
両カム部材91、92の回転は、図18〜20に示されているよ
うに、ロッカーアーム62によって行なってもよいが、図
2〜14に示す構成の変形例では、このために、駆動手段
47の別のカムディスク114を、外方に配置し、チェーン
ドライブを介して主モータ7′の駆動軸75によって連続
的に駆動している。このカムディスク114は、カムディ
スク71と同一のシャフトに設けられ、レバー117に軸支
されたローラ116の周面に接して作用する。レバー117
は、規制ガイドのカム部材91の中空シャフト107に固設
されている(図2)。摩擦ライニング118が、規制ガイ
ドのカム部材92のシャフト108に連結され外側に配置さ
れたディスク120に取り付けられている。両カム部材9
1、92の逆回転は、この逆回転のあいだ静止しており、
ノッチ65を有するラチェットとして働く部材に設けられ
たブレーキライニング119によって制動される。レバー1
17の回動運動の終わりの状態を図14に示す。このとき、
カムディスク114はローラ116から滑り落ち、図10に示す
開始位置へのレバー117の回帰運動が、ドラム2の前進
回転の作用によって開始される。なぜなら、ノッチ65が
ドラム2の前進回転に伴って回転すると、ブレーキライ
ニング119と摩擦ライニング118とによって、両カム部材
91、92およびレバー117が追従して回転するためであ
る。
カムディスク114の周縁形状によって、ピストン43に
対する規制ガイド46の回転角速度を変化させることがで
き、常に最適な混練条件が得られる。
分量・混練・排出の期間にレバー117によってディス
ク120をさらに捕捉することは、ディスク120の歯付リン
グ121に噛み合うピニオン122によって可能になる。該ピ
ニオン122は、レバー117の延長部123に回転可能に軸支
され、調節用のハンドル124を支持している。このピニ
オン122は、延長部123に軸支された別のピニオン125と
噛合している。ピニオン125は、ハンドル124によって調
節され分量された重量を表示器によって表示させるポテ
ンシオメータ126を調節する(図7、8参照)。
図7、8には、規制ガイド46を構成する一方のカム部
材92を回転することで、分割される生地玉の量に関する
分割ステーション14での条件が、混練ステーション24や
排出ステーション39での条件に影響を与えることなく、
最大(図7)と最小(図8)の間でどのように変化させ
ることができるかが示されている。分割される生地玉の
体積は、カム部材92の湾曲部45の部分45′の螺旋形状に
よって、無段階に変化させることができる。部分45′
は、カム部材92の外周から中心部のハブ127まで延びて
いる。
図15〜17は、規制ガイド46を構成しかつ互いに相対的
に可動なカム部材91、92の構成の変形例を示す。明確に
説明するため強調してきた湾曲路45は、カム部材91、92
として延設され、両カム部材91、92は、概ね円の一部分
としての形状を有し、蝶番128によって互いにその周縁
で連結されている。図7、8の実施例とは異なり、調節
は、互いに相対的な両カム部材91、92の回転によるもの
ではなく、両者の相対回動によっている。このため、一
方のカム部材92には、蝶番128の軸を中心とする円弧に
沿って歯129が設けられている。これらの歯129はピニオ
ン130と噛合し、ピニオン130は、他方のカム部材91に軸
支され、例えば、ハンドル124によって外から回転させ
ることができる(図2、16)。図16に示すように、カム
部材92は、カム部材91を回転させると蝶番128を介して
追従するので、図2の例を多少変形したカムディスクに
両カム部材91、92を組み込む構成がとられている。
生地玉に接する装置部分の掃除を簡単にするために、
供給筒9内に位置する全ての可動部材、即ち、2つの星
形ローラ11、粉掛け装置16の2つのブラシ18、20、およ
びプッシャー部材6は、供給筒9から簡単な方法で同一
方向(図29の矢印376)へ取り外し可能になっている。
このために、供給筒9は、星形ローラ11の軸に垂直に延
設された脱着可能な壁352(図28)を有する。壁352は、
分割装置10および粉掛け装置16の領域を覆っており、こ
の壁を取り外すと、これらの装置10、16は外部からアク
セス可能になる。2つの星形ローラ11および2つのブラ
シ18、20は、ピン・ソケット簡易連結部354によってそ
れぞれの駆動軸に脱着可能に連結されている。連結部35
4を外すと、これらは供給筒9から引き出し可能にな
る。図29に示す連結部354には2つの可能性がある。1
つの可能性は、星形ローラ11と上側に配置された投与ブ
ラシ18とに示される。これらの部材は、それぞれの駆動
軸355に取り付けられるスリーブ353を有している。回転
可能に連結するには、スリーブ353のスロット357に、軸
にこの径方向に設けられたピンからなる留め具356を係
合することによって達成される。もう1つの可能性は、
下側に配置されたブラシ20に示される。即ち、ブラシ20
は、両端に延長部359、360が設けられた中心シャフト35
8を有する。連結部354に対面していない側の延長部359
は、脱着可能な壁352のベアリング361(図28)に軸支さ
れている。他方の延長部360は、ブラシ20の駆動軸355に
連結される。これによって、延長部360は、駆動軸355の
スタブ362の端部に挿入可能になっており、スタブ362の
スロット357に軸径方向に設けられたピンからなる留め
具356を係合することによって回転可能に連結される。
これらの部材の係合位置を固定するために、ボール式
留め具(図示しない)を設けてもよい。
プッシャー部材6についても別の構成が採用されてい
る。即ち、プッシャー部材6は、そのドラム2に面して
いない側の端に、下側に開口する凹部131有している。
該凹部131は、取り外し側とは反対側の方向へも開口し
ている。この凹部131(図28、29)には、2部材からな
るロッカーレバー134(図1)の一方の部材132の上端が
係合し、簡易連結部378を形成している。下側の部材133
は、ハウジング1のフレームの水平軸136まわりに回動
可能に軸支されている。ロッカーレバー134の両部材13
2、133は、引張りバネ8によって互いに連結されてお
り、生地玉を受容開口部3、4に圧入するための力がプ
ッシャー部材6に与えられ、一方で、生地玉が過度に押
しつぶされることを防止している。凹部131に係合する
ロッカーレバー134の上端には、凹部131の壁369に係合
するローラ139が設けられている。ロッカーレバー部材1
32は、プッシャー部材6のガイド手段379の底壁138のス
ロット137を通って突出している。脱着可能な壁352と同
じ側に配設されたプシャー部材6のガイド手段379の側
壁372は、フレームに取り付けられた水平軸373のまわり
に下向き回動することができる。図28に下向きに回動し
た位置を点線で、運転時の鉛直位置を実線で示す。運転
用位置を固定するために、レバー作動による連結部380
が設けてある(図28)。壁352の下端は、U字形座部375
に嵌入され、運転用位置に固定される。このようにし
て、壁352は、簡易連結部374を外せば簡単に取り外すこ
とができる。
清掃ブラシ48についても、図29に示すものと同様の取
り外し構成を採用してもよい。この清掃ブラシ48は、壁
352と同様の方法で取り外し可能な構成の、ブラシ48の
前に配置された、図29に示されていないハウジングの部
分壁を取り外すことによってアクセス可能になってい
る。これに替えて、下方に回動可能な側壁372を清掃ブ
ラシ48の領域まで延設してもよい。
好適には、この脱着可能な壁352は、円錐状板314(図
1)に設けられた剪断エッジ23まで到達するように延設
される。円錐状板314は、食品安定性合成樹脂からな
り、ドラム2近傍の供給筒9の最下部を封じる。これに
よって、円錐状板314をハウジング1のフレームから矢
印376(図29)の方向に引き出すことが可能になり、円
錐状板314を簡便に清掃することができる。矢印376は、
駆動軸355に連結された部材の取り外し方向を示してい
る。
混練装置25および生地玉と協働する混練具29の清掃
は、混練装置25全体をハウジング1のフレームの軸26ま
わりに、矢印377(図1)の方向に回動させてドラム2
から離すことができるため容易である。
好適には、それぞれ脱着可能なまたは下方に回動可能
な壁352、372を、機械本体の操作者側に配置すれば、操
作者の側からアクセス可能である。
図23〜26は、上述した混練装置25の円運動の半径の変
更について詳細に示している。この調節は、第2の偏心
ピン33をつまみ37によって回転することによって行なわ
れる。混練装置25の円運動の半径は、2つの偏心ピン3
1、33が同じ方向のときに最大になり、両者が互いに逆
方向のときに最小になる。この偏心率を調節するため
に、第2の偏心ピン33の筒34は、上端に拡大部252(図2
3)を有し、拡大部252内には偏心ピン33の拡大頭部140
が位置している。これによって、偏心ピン33が筒34から
外れ落ちることを防止している。頭部140は、その上面
に横溝254を有し、この横溝254に、つまみ37に連結され
たピン256の下端に設けられたフィン141が係合してい
る。ピン256は、バネ142によって、下方および横溝254
へ向かって付勢されている。フィン141がバネ142の作用
に逆らって引き上げられると、2つの偏心ピン31、33を
互いに連結しているディスク32を駆動軸35に対して相対
的に回転可能になる。180°回転することで、有効偏心
率の可能な最大調節量が得られる。この偏心率e(図2
4)は、図23、24に示す運転位置において最大になり、
図25、26に示す運転位置において最小になる。偏心ピン
33は、ピン状突起144(図24、26)によって駆動軸35に
回転可能に連結されている。ピン状突起144は、フィン1
41から横に延び、偏心ピン33の回転位置にしたがって2
つのノッチ259の一方に係合する。中間的な偏心率eに
調節する必要があるときには、ノッチ259を3個以上設
ける。
混練具29が駆動軸35とともに回転するのを防ぐため
に、2つのロッド269、270を有する直線運動手段143
(図23〜26)を設ける。2つのロッド269、270に沿っ
て、混練具29がスライドベアリング271、272によって案
内される。
本発明は、既に分割された生地玉が、例えば供給コン
ベアーベルトによって、受容開口部に供給されるように
構成されているため、分割処理は行なわずに混練処理の
みを行なう装置にも適用可能である。この場合、排出ス
テーション39での条件に影響を与えずに、混練条件を随
意変更できるという効果が確実に得られる。排出ステー
ションにおいては、安全のために、常にピストン43がド
ラム2の周面と面一になり、操作者が受容開口部3、4
に手を入れられないようにすることが重要である。もち
ろん、この効果は、上記の他の装置においても得られ
る。
本発明の原理は、規制ガイド46を構成する部材が3個
以上の場合にも問題なく適用でき、各処理ステーション
14、24、39でのピストン43の複雑な動作条件を考慮する
ことが可能になる。もちろん、ドラム2の下方周面部
に、別の処理ステーションを配置することも可能であ
る。例えば、空になった受容開口部3、4の清掃、塗
油、粉掛けなどの処理ステーションを設置できる。
また、混練や分割とは異なる生地玉処理の装置であっ
ても、受容開口部内のピストンの動作が重要である装置
であれば、本発明を適用できる。
図27に示すように、供給筒9は、安全カバー146で上
方を閉鎖することができる。この安全カバー146を生地
玉147の供給のために上方へ回動すると、安全スイッチ1
48がOFFになり、分割装置10の駆動手段を阻止する。こ
れによって、操作者が分割装置10によって怪我をする可
能性を回避できる。
各受容開口部3、4の生地玉の体積は、規制ガイド46
を回転させて、分割ステーション14でのピストン43を多
少前後させることで変更できる。このために、調節ギヤ
(図示しない)を設けて、ドラム2に対する規制ガイド
46の回転の開始位置を変更することもできる。
さらに、排出ステーション39において、ローラ41とド
ラム2との間に、常時回転する移送ローラを配置して、
コンベアーベルト40のローラの運転を早めに開始するこ
とを不要にすることもできる。そうすれば、ローラをチ
ェーンを介してドラム2によって駆動することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 A1415/91 (32)優先日 1991年7月12日 (33)優先権主張国 オーストリア(AT)

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割された生地玉を混練するための装置で
    あって、該装置は、 フレームを有し、 外周面を持つ回転可能なドラムを備え、該ドラムは、前
    記フレームに支持され且つ水平軸を中心に所定の方向へ
    回転可能であり、該ドラムは、ドラムの周面に配置され
    た受容開口部を有し、該受容開口部はドラム周面に沿っ
    て互いに等間隔に配置され、該受容開口部は、ドラムの
    周面に沿って互いに交互に配置された少なくとも2つの
    異なるサイズの受容開口部からなり、 前記ドラムをステップ回転させるための駆動手段を有
    し、 前記ドラムの近傍に、生地玉を前記受容開口部に入れる
    ための分割ステーションを有し、 前記ドラム周面の近傍に混練ステーションを有し、該混
    練ステーションは、前記分割ステーションに対してドラ
    ムの回転方向に変位しており、各受容開口部は、混練ス
    テーションの近傍に位置するように設けられ、 前記混練ステーションに位置し、受容開口部内の生地玉
    を混練するための少なくとも1つのの混練具を有し、 前記混練具を円運動させる回転手段を有し、該回転手段
    は、混練具を円運動回転させるための偏心ピンを有し、
    該偏心ピンは、混練具の偏心率を変えることができるよ
    うに設けられ、 前記ドラムの周面の近傍に排出ステーションを有し、該
    排出ステーションは、混練ステーションに対してドラム
    の回転方向に変位しており、該排出ステーションは、混
    練された生地玉をドラムの受容開口部から受け取るよう
    に設けられ、 各受容開口部内にピストンを有し、該ピストンは、生地
    玉を受容開口部から排出するためにドラムの半径方向に
    移動可能であり、 前記ドラムにはガイド手段が設けられ、該ガイド手段
    は、各受容開口部内のピストンの動作を制御し、 前記駆動手段は、同一サイズの受容開口部が分割ステー
    ション、混練ステーション、排出ステーションへドラム
    が回転するように設けられ、さらに、 1方のサイズの受容開口部が分割ステーション、混練ス
    テーション、排出ステーションの近傍に存在する位置
    と、他方のサイズの受容開口部が分割ステーション、混
    練ステーション、排出ステーションの近傍に存在する位
    置との間で、ドラムを回転させるための切換手段を有
    し、一方のサイズの1つの受容開口部が常に分割ステー
    ションの近傍に在るように構成されている装置。
  2. 【請求項2】前記ドラムの駆動手段は、前記ドラムのス
    テップ運動に対応した一列のノッチと協働する留め具を
    有し、該留め具は、バネによって付勢されており、該留
    め具は、特定の時間、好ましくは、受容開口部のサイズ
    の数に対応してドラムのステップ運動時間を分割した時
    間のあいだ、前記切換手段によって離脱させることので
    きる請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記切換手段は、前記留め具に作用し且つ
    前記フレーム内で案内されるタペットからなり、該タペ
    ットは、バネの作用に抗して作用する請求項2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】前記留め具は、前記タペットをリセットす
    るための先端部を有する請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記駆動軸に対する前記偏心ピンの偏心率
    は、混練装置によって支持される迅速調節装置によって
    調節可能であり、該迅速調節装置はノッチを有する請求
    項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記駆動軸は、第2の偏心ピンを内部に受
    け入れるための筒を有し、該筒は、前記駆動軸の軸方向
    に延設され且つ該軸から偏心しており、前記第2の偏心
    ピンは、その軸に第1の偏心ピンを偏心して支持し、前
    記筒に対する回転位置を調節および固定することが可能
    である請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記第2の偏心ピンは、前記第1の偏心ピ
    ンに対面していない側の端で、調節用ハンドルに回転可
    能に連結されており、該調節用ハンドルは、混練具と対
    面していない混練ステーションの一方側に配置されてい
    る請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記駆動軸または前記第2の偏心ピンは、
    第2の偏心ピンの回転位置を固定するための少なくとも
    1つのノッチを設けられている請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記第2の偏心ピンの異なる回転位置に割
    り当てられた少なくとも2つのノッチの1つに、固定部
    材を圧入するためのバネが設けられている請求項7に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】前記ピストンは、規制ガイド部の湾曲路
    で案内され、該湾曲路は、少なくとも前記ドラムの前進
    動作の静止期間において、前記ドラムに相対的に調節可
    能であり、前記湾曲路は、相互に調節可能な少なくとも
    2つの部分を有し、該部分は、相互に調節可能な前記規
    制ガイド部の部材に設けられている請求項1に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】前記部分を支持する前記部材は、共通の
    中心のまわりに互いに相対的に回転可能である請求項10
    に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記部分を支持する前記部材は、互いに
    周縁部で蝶番によって連結されており、前記部材は中央
    歯によって展開される請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記部分の少なくとも1つは、他の部分
    に重なる湾曲路の拡大部を有する請求項10に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】前記部分の少なくとも1つは、前記部材
    の周縁からその中心に向かって螺旋形状で延設されてい
    る請求項10に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記規制ガイド部を回転するための駆動
    手段は、規制ガイド部を回転させる湾曲案内路上に湾曲
    ディスクを有する請求項10に記載の装置。
  16. 【請求項16】回転駆動される前記湾曲ディスクは、前
    記湾曲路部分を支持する前記部材に連結された少なくと
    も1つのシャフトに作用するレバーを調節する請求項15
    に記載の装置。
  17. 【請求項17】前記ドラムと前記規制ガイド部との駆動
    手段は、ドラムと規制ガイド部との前進動作およびドラ
    ムに対する前記規制ガイド部の後進動作を与える湾曲路
    からなり、ドラムの各ステップの動作期間はその間の静
    止期間よりも短い請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】モータの出力軸に、前記湾曲路を動作さ
    せる部材が取り付けられており、前記湾曲路は、ドラム
    を動かし且つドラムの軸に設けられたロッカーアーム
    に、リンク手段によって連結されている請求項17に記載
    の装置。
  19. 【請求項19】前記排出ステーションにおいて、前記ド
    ラムから生地玉を搬出するためのコンベアーベルトが設
    けられ、該コンベアーベルトは、ドラムに対する前記規
    制ガイド部の後進動作および前記ピストンの排出動作に
    先んじて駆動される請求項1に記載の装置。
  20. 【請求項20】さらに供給筒と、2つの逆駆動される星
    形ローラを有する分割装置と、2つのローラ形状のブラ
    シを有する粉掛け装置と、前記ドラムの下方周縁部に取
    りつけられたドラムの清掃ブラシとを有する請求項1に
    記載の装置。
  21. 【請求項21】前記生地玉供給筒の上方に安全カバーが
    設けられ、該カバーが引き上げられると、安全スイッチ
    をOFFして、前記分割装置の駆動手段を停止する請求項2
    0に記載の装置。
  22. 【請求項22】該装置のフレームと供給筒は、少なくと
    も1つの脱着可能または回動可能な壁部分を有し、該脱
    着可能または回動可能な壁部分を取り外すと、生地玉を
    圧入するプッシャー部材と前記前処理分割手段とを前記
    フレームから引き出すことのできる請求項20に記載の装
    置。
  23. 【請求項23】生地玉を供給し且つ水平軸まわりに互い
    に逆方向に動作する2つの前処理分割手段の軸に垂直に
    延設された前記供給筒の側壁と、分割ステーションに設
    けられたプッシャー部材を有する圧入具のガイド手段の
    側壁とは、同じ側に設けられ、取り外し可能であり、前
    記前処理分割手段は、それぞれの駆動軸に脱着可能に連
    結され、この連結を外すと供給筒から引き出すことがで
    き、さらに、前記圧入具、特にプッシャー部材は、前記
    圧入具のガイド手段の前記横方向の壁を取り外した後、
    前記圧入具を同じ方向に引っ張り出すことで離脱する迅
    速連結手段によって、駆動手段に連結されている請求項
    22に記載の装置。
  24. 【請求項24】前記供給筒の前記側壁を取り外した後
    に、前記粉掛け装置の前記ブラシは、アクセス自在とな
    り、その駆動軸から前記前処理分割手段と同じ方向に引
    き出されるように設けられている請求項23に記載の装
    置。
  25. 【請求項25】前記前処理分割手段は、高速ピン・ソケ
    ット連結によってそれぞれの駆動軸に連結されている請
    求項23に記載の装置。
  26. 【請求項26】前記前処理分割手段と前記粉掛け装置の
    ブラシとは、駆動軸に設置可能なスリーブを有し、該ス
    リーブは、これらの駆動軸に留め具によって回転可能に
    連結され且つ駆動軸から引き出すことのできる請求項23
    に記載の装置。
  27. 【請求項27】前記プッシャー部材は、プッシャー部材
    の下方に配置された駆動手段のロッカーレバーに脱着可
    能に連結されており、該ロッカーレバーは、下方および
    引き抜き側とは反対側の方向へ開口しているプッシャー
    部材の凹部にロッカーレバーの上端を挿入することで、
    プッシャー部材に連結されている請求項26に記載の装
    置。
  28. 【請求項28】前記ロッカーレバーの上端は、前記壁の
    1つの凹部に係合するローラを支持している請求項27に
    記載の装置。
  29. 【請求項29】前記前処理分割手段と粉掛け装置のブラ
    シとは、スタッドを有する駆動軸に回転可能に連結可能
    なシャフトを有し、該シャフトは、留め具を有するピン
    ・ソケット連結によって連結することのできる請求項23
    に記載の装装置。
  30. 【請求項30】前記ピン・ソケット連結と離れた側の各
    シャフトの端部は、取り外し可能または回動によって開
    くことのできる供給筒の壁のベアリング内に、その延長
    部分で軸支されている請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】前記ドラムに係合する前記清掃ブラシ
    は、前記粉掛け装置の前記ブラシと同じ方向に引き出さ
    れるように設けられている請求項23に記載の装置。
  32. 【請求項32】前記ドラム近傍の円錐状板の剪断エッジ
    が、前記圧入具と同じ方向へ引き出されるように設けら
    れている請求項23に記載の装置。
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