JP3069919U - 情報記憶カ―ド - Google Patents

情報記憶カ―ド

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JP3069919U
JP3069919U JP1999009771U JP977199U JP3069919U JP 3069919 U JP3069919 U JP 3069919U JP 1999009771 U JP1999009771 U JP 1999009771U JP 977199 U JP977199 U JP 977199U JP 3069919 U JP3069919 U JP 3069919U
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JP1999009771U
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Inventor
昇 国武
Original Assignee
株式会社ジーエス企画
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード表面が損傷しても、情報の読取りエラ
ーが発生せず、かつ情報を改ざんされないようにする。 【解決手段】 プラスチック製のカード本体2内に、記
憶領域5を設ける。記憶領域5内に、金属製の情報部材
7を配置する。情報部材7を、支持バー7aと、金額情
報バー7bと、店番情報バー7cとで構成する。カード
1を情報読取り装置に通すと、各情報バー7b,7cの
配列パターンに倣ったセンサ出力が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、予め定められた情報を記憶させておく情報記憶カードに係り、特に パチンコ店における景品カードとして用いるのに好適な情報記憶カードに関する 。
【0002】
【従来の技術】
一般にパチンコ店においては、遊戯者がカウンタに搬入した賞球の数をカウン トするとともに、賞球の数に対応した金員の景品カードを発行するようしており 、景品カードを手にした遊戯者は、この景品カードを換金所に持ち込むことによ り、換金できるようになっている。そしてこの種の景品カードは、例えば1万円 用,5千円用,千円用,500円用および100円用等、金額に応じて予め複数 種類用意され、賞球の数に応じて複数枚遊戯者に発行する方法が採られている。
【0003】 ところで従来、この種の景品カードとしては、薄板状のカード本体の表面にバ ーコードを印刷または貼付したもの、あるいはカード本体の裏面に磁気テープを 配設したもの等が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の景品カードのうち、バーコードを用いる方式のものは、バーコード が外面に露見しているため、繰返し使用により表面が汚れた場合には、情報読取 り装置で情報を読取る際に、読取りエラーが発生し易くなるとともに、情報内容 を改ざんされるおそれがある。
【0005】 一方、磁気テープを用いる方式のものは、表面が多少汚れても、情報を読取る 際に読取りエラーが発生するおそれは少ないが、誤って磁石等を近付けた場合に は、情報内容が完全に壊れてしまうおそれがあり、また比較的簡単に情報内容を 改ざんされるおそれもある。
【0006】 本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、永年の使用によりカード本体の表 面が汚れたり損傷したとしても、情報読取り装置で情報を読取る際に、読取りエ ラーが発生するおそれが全くなく、またカード本体を分解しない限り、外部から 操作しても改ざんされるおそれが全くなく、しかも製造が容易な情報記憶カード を提供することを目的とする。
【0007】 本考案の他の目的は、改ざんをより完全に防止することができる情報記憶カー ドを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、非磁性材料で形成された薄板状のカード本 体内に、予め定められた情報を記憶させておく情報記憶部を設け、この情報記憶 部を、所定の大きさの記憶領域内に磁性材料を予め定められた位置,大きさまた は配列で配置して構成するようにしたことを特徴とする。
【0009】 本考案はまた、非磁性材料で形成された薄板状のカード本体内に、予め定めら れた情報を記憶させておく情報記憶部を設け、この情報記憶部を、所定の大きさ の記憶領域内に磁性材料を配置するとともに、この磁性材料に、開口または切欠 きを予め定められた位置,大きさまたは配列で配置して構成するようにしたこと を特徴とする。
【0010】 ところで、本考案においては、非磁性材料で形成された薄板状のカード本体内 に情報記憶部が設けられるが、この情報記憶部は、所定の大きさの記憶領域内に 磁性材料を予め定められた位置,大きさまたは配列で配置したり、あるいは所定 の大きさの記憶領域内に磁性材料を配置するとともに、この磁性材料に、開口ま たは切欠きを予め定められた位置,大きさまたは配列で配置することにより構成 されている。このため、磁性材料の存在または不存在のパターンを情報読取り装 置で読取ることにより、カード本体表面の汚れや損傷等とは無関係に、情報内容 を容易かつ正確に読取ることが可能となり、読取りエラーが発生するおそれがな い。また、外部からの操作によって情報内容を改ざんすることは不可能である。 また、磁性材料の存在または不存在のパターン検出は、磁性材料の存在部または 不存在部のエッジにおける信号の立上がりあるいは立上がりにより検出されるこ とになるが、信号の立上がりあるいは立下がりは、カード本体を高速で搬送しな がら検出した方が、より鮮明に表われるので、高速読取りが可能となる。
【0011】 本考案においてはまた、情報記憶部が不透光性を有している。このため、カー ド本体を光源にかざして見ても、透光状態によって磁性材料の存在または不存在 のパターンを確認することはできず、情報内容の改ざんをより確実に防止するこ とが可能となる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面を参照して説明する。 図1および図2は、本考案の第1の実施の形態に係る情報記憶カードを示すも ので、このカード1は、プラスチック等の非磁性材料で概略名刺程度の大きさの 薄板状に形成されたカード本体2および蓋体3を備えており、カード本体2の長 手方向一端中央部には、予め定められた情報を記憶させておく情報記憶部4が設 けられている。
【0013】 前記情報記憶部4は、図1および図2に示すように、カード本体2に形成され た枠状の記憶領域5と、この記憶領域5内に敷設された遮光性シート6と、この 遮光性シート6上に配置された情報部材7とを備えている。
【0014】 前記情報部材7は、図3に示すように、中央部の支持バー7aと、支持バー7 aの一側部に任意の間隔で設けられた任意数の金額情報バー7bと、支持バー7 aの他側部に任意の間隔で設けられた任意数の店番情報バー7cとから構成され 、これらは金属薄板を打抜き加工することにより、形成されるようになっている 。そして、金額情報バー7bの本数,バーの太さ,位置あるいは間隔を変えるこ とにより、異なる金額情報が得られるようになっているとともに、店番情報バー 7cの本数,バーの太さ,位置あるいは間隔を変えることにより、異なる店番情 報が得られるようになっている。
【0015】 次に、本実施の形態の作用について説明する。 図1および図2に示すカード1を、例えば図中左端を前向きにして情報読取り 装置(図示せず)に送り込むと、金額情報バー7bおよび店番情報バー7cが情 報読取り装置のセンサ位置を通過する際に、それらの情報が装置に読取られる。
【0016】 図4は、金額情報バー7bがセンサ位置を通過した際のセンサ出力の一例を示 すもので、3本の金額情報バー7bの部分のみに磁性材料が存在するので、それ に対応した出力波形となっている。したがって、この出力波形を予め記憶されて いる波形と比較することにより、金額情報バー7bが有する金額情報の内容を特 定することが可能となる。これは、店番情報バー7cについても同様である。
【0017】 しかして、磁性材料製の金額情報バー7bあるいは店番情報バー7cにより情 報を記憶させておくようにしているので、カード本体2や蓋体3の表面が汚れた り損傷していても、またセンサと情報部材7とが距離的に多少離れていても、誤 りなく情報内容を読取ることができる。
【0018】 また、各情報バー7b,7cは、カード1を分解しない限り、外部から操作し ても改ざんされるおそれは全くなく、また光源にカード1をかざして見ても、遮 光シート6の遮光性により、各情報バー7b,7cの配列パターンが外側から判 ってしまうといった不具合もない。また、製作が容易で安価に製作することがで きる。
【0019】 また、磁性材料の存在のパターン検出は、各情報バー7b,7cのエッジにお ける信号の立下がり部分が一番明確に表われるので、この部分で検出されること になるが、信号の立下がりは、カード1を高速で搬送しながら検出した方が、よ り鮮明に表われるので、高速読取りが可能となる。
【0020】 図5および図6は、本考案の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施 の形態における情報部材7に代え、情報部材17を用いるようにしたものである 。
【0021】 すなわち、この情報部材17は、図5に示すように、記憶領域5(図1参照) 内に装着される例えばプラスチック等の非磁性材料製の情報板17aを備えてお り、この情報板17aの上面には、図6に示すように、長手方向に一定の間隔を 置いて複数本の装着溝18が設けられている。そして、これらの装着溝18の両 端部には、任意の配列パターンで例えば金属製の金額情報バー17bおよび店番 情報バー17cがそれぞれ装着固定されている。 なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0022】 しかして、この情報部材17を用いることにより、情報板17自体により遮光 機能が得られ、前記第1の実施の形態における遮光シート6を省略することがで きる。
【0023】 図7は、本考案の第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態にお ける情報部材7に代え、情報部材27を用いるようにしたものである。
【0024】 すなわち、この情報部材27は、図7に示すように、記憶領域5(図1参照) 内に装着される例えば金属等の磁性材料製の情報板27aを備えており、この情 報板27aの幅方向両端部には、開口あるいは切欠きで形成される金額情報部2 7bおよび店番情報部27cが、任意の配列パターンでそれぞれ設けられている 。 なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0025】 しかして、この情報部材27の場合には、出力波形が図4の場合とは逆になる が、前記第1の実施の形態と同様、金額情報および店番情報の内容を特定するこ とができる。
【0026】 なお、前記各実施の形態においては、パチンコ店における景品カードを例に採 って説明したが、予め定められた情報を記憶させておく情報記憶カードであれば 、どのような目的のカードにも適用することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、非磁性材料で形成された薄板状のカード本体内 に、予め定められた情報を記憶させておく情報記憶部を設け、この情報記憶部を 、所定の大きさの記憶領域内に磁性材料を予め定められた位置,大きさまたは配 列で配置して構成するか、あるいは所定の大きさの記憶領域内に磁性材料を配置 するとともに、この磁性材料に、開口または切欠きを予め定められた位置,大き さまたは配列で配置して構成するようにしているので、磁性材料の存在または不 存在の位置あるいは配列を、情報読取り装置で読取ることにより、カード本体の 汚れや損傷等とは無関係に、情報内容を容易かつ正確に読取ることができる。ま た、情報記憶部と情報読取り装置のセンサとがある程度離間していても、情報内 容を正確に読取ることができる。このため、読取りエラーが発生するおそれがな い。また、外部からの操作により情報内容を改ざんされるおそれがない。
【0028】 また、磁性材料の存在または不存在のパターン検出は、磁性材料の存在部また は不存在部のエッジにおける信号の立上がりあるいは立下がりにより検出される ことになるが、信号の立上がりあるいは立下がりは、カード本体を高速で搬送し ながら検出した方が、より鮮明に表れるので、情報内容を高速で読取ることがで きる。
【0029】 本考案はまた、情報記憶部に不透光性を持たせるようにしているので、カード 本体を光源にかざして見ても、透光状態によって磁性材料の存在または不存在の パターンを確認することはできず、情報内容の改ざんをより確実に防止すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係る情報記憶カー
ドを示す内部構成図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の情報部材の詳細を示す拡大図である。
【図4】図3の情報部材の金額情報バーがセンサ位置を
通過した際のセンサ出力の一例を示すグラフである。
【図5】本考案の第2の実施の形態を示す図3相当図で
ある。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】本考案の第3の実施の形態を示す図3相当図で
ある。
【符号の説明】
1 カード 2 カード本体 3 蓋体 4 情報記憶部 5 記憶領域 6 遮光シート 7,17,27 情報部材 7a 支持バー 7b,17b 金額情報バー 7c,17c 店番情報バー 17a,27a 情報板 18 装着溝 27b 金額情報部 27c 店番情報部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材料で形成された薄板状のカード
    本体内に、予め定められた情報を記憶させておく情報記
    憶部を設け、この情報記憶部は、所定の大きさの記憶領
    域内に磁性材料を予め定められた位置,大きさまたは配
    列で配置して構成されていることを特徴とする情報記憶
    カード。
  2. 【請求項2】 非磁性材料で形成された薄板状のカード
    本体内に、予め定められた情報を記憶させておく情報記
    憶部を設け、この情報記憶部は、所定の大きさの記憶領
    域内に磁性材料を配置するとともに、この磁性材料に、
    開口または切欠きを予め定められた位置,大きさまたは
    配列で配置して構成されていることを特徴とする情報記
    憶カード。
  3. 【請求項3】 情報記憶部は、不透光性を有しているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の情報記憶カー
    ド。
JP1999009771U 1999-12-24 1999-12-24 情報記憶カ―ド Expired - Lifetime JP3069919U (ja)

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