JP3069893U - レ―ザプロ―ブ、ハンドピ―ス、及び医療用レ―ザ装置 - Google Patents

レ―ザプロ―ブ、ハンドピ―ス、及び医療用レ―ザ装置

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JP3069893U JP1999009736U JP973699U JP3069893U JP 3069893 U JP3069893 U JP 3069893U JP 1999009736 U JP1999009736 U JP 1999009736U JP 973699 U JP973699 U JP 973699U JP 3069893 U JP3069893 U JP 3069893U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特徴(例えば、光ファイバの太さ、先端形
状、先端角度、レーザプローブ曲げ角度等)を容易に識
別できるレーザプローブを提供する。 【解決手段】 レーザ光を治療部位に照射するために用
いられるハンドピース(22)の先端部に着脱自在に装
着されるレーザプローブ(46)において、該レーザプ
ローブ(46)の外面の少なくとも一部に、該レーザプ
ローブ(46)の特徴(例えば、光ファイバ50の太
さ、円錐角度、案内筒46の曲げ角度)を表出する印
(62、64、66)を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、レーザ光を目的の部位に照射するために利用されるハンドピース、 また、該ハンドピースの先端部に着脱自在に装着されるレーザプローブ、さらに 、該ハンドピースを備えた医療用レーザ装置に関する。
【0002】
【考案の背景】
近年、レーザ光は、工業製品の加工だけでなく、医療の分野でも広く利用され ている。これに併せて、治療の種類・治療する対象の違い・治療する部位等に応 じて適切なレーザ光出射形態が得られるように、レーザ光の導光部材も多種多様 の形態のものが提供されつつある。
【0003】 例えば、歯科治療の分野では、レーザ発生装置から出射されたレーザ光を導光 して患部に照射するまでの導光経路の最終導光手段として一般に光ファイバを有 するレーザプローブが利用されており、治療の種類(歯牙切削、歯周治療、根管 治療等)・治療する対象(エナメル質、象牙質、歯肉、歯髄等)・治療する部位 (前歯、奥歯)の違いに応じて最も適切なレーザ照射状態が得られるように、異 なる太さや先端形状を有する光ファイバを用いたレーザプローブが用意されなけ ればならない。また、歯の裏側や歯と歯の間を治療する場合を考慮すると、光フ ァイバを途中で曲線状に曲げたレーザプローブが必要であるし、様々な治療形態 を考慮して曲げ角度の異なるレーザプローブを用意しなければならない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、光ファイバは1ミリメートル以下の太さであり、歯科治療に利用され る光ファイバとしては太さ(外径)が100ミクロンメートル以下のものから数 百ミクロンメートルまでの範囲で多数の種類(十数種類)のものが用意されると 予想される。したがって、先端形状の違いや、先端を円錐形にしたものでは先端 角度(テーパ角度)の違いは、一見しただけでは容易に判別できない恐れがある 。また、異なる曲げ角度を有する多数のレーザプローブを用意すると、角度の違 いも容易に識別できない恐れがある。
【0005】 そこで、本願考案は、一見しただけで、特徴(例えば、光ファイバの太さ、先 端形状、先端角度、レーザプローブ曲げ角度等)を識別できるレーザプローブ、 該レーザプローブを備えたハンドピース、及び該ハンドピースを備えたレーザ装 置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案は、レーザ光を治療部位に照射する ために用いられるハンドピースの先端部に着脱自在に装着されるレーザプローブ において、上記レーザプローブは、外面の少なくとも一部に、該レーザプローブ の特徴を表出する印を有することを特徴とする。
【0007】 本考案の他の形態は、上記レーザレーザプローブを、 案内筒と、 上記案内筒に挿通され、上記レーザ光を導光する光ファイバと、 上記案内筒を保持し且つ上記ハンドピースの先端部に着脱自在に取り付けられ るホルダとで構成し、 上記案内筒、光ファイバ、ホルダの少なくともいずれか一つの外面に、上記印 が設けられていることを特徴とする。
【0008】 本考案の他の形態は、上記光ファイバを、 細長いコアと、 上記コアの外周部を被覆するクラッドと、 上記クラッドの外周部を被覆する外皮とで構成し、 上記外皮が上記印を有することを特徴とする。
【0009】 本考案の他の形態は、上記外皮はアルミニウムからなり、上記アルミニウムを 着色して上記印が形成されていることを特徴とする。
【0010】 本考案の他の形態は、上記印が、上記光ファイバの径、先端角度の少なくとも いずれか一方を表示していることを特徴とする。
【0011】 本考案の他の形態は、上記案内筒が所定角度をもって曲線状に曲げられており 、上記印が上記所定角度を表示していることを特徴とする。
【0012】 本考案の他の形態は、上記光ファイバは上記案内筒の先端から所定長さ突出し た突出部分を有し、上記光ファイバの突出部分は所定の間隔をあけて目盛が記さ れていることを特徴とする。
【0013】 本考案のハンドピースは、上述したレーザプローブを備えていることを特徴と する。
【0014】 本考案の他の形態のハンドピースは、上記印の索引を有することを特徴とする 。
【0015】 本考案の医療用レーザ装置は、上述したハンドピースを備えていることを特徴 とする。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本考案の実施形態を説明する。なお、以下の説明 において、方向を表す用語(例えば、「左側」、「右側」)は、説明のためのも のであって、これらの用語によって本考案の技術的範囲が限定的に解釈されるも のでない。また、以下の説明は、本考案を歯科治療装置に適用した例に関するも のであるが、本考案の適用は該歯科治療装置に限るものでなく、一般医科用や外 科用を含めレーザ加工装置等の他の装置にも適用可能である。
【0017】 図1において、全体を符号10で示す歯科治療用レーザ装置は、レーザ制御装 置12を有する。レーザ制御装置12はハウジング14を有し、ハウジング14 の中に所定波長のレーザ光を発振するレーザ発振器16が内蔵されている。ハウ ジング14は、レーザ発振器16のオン・オフ等を制御するためのスイッチ類を 備えた操作パネル18を供えており、操作パネル18に配置されている起動(停 止)スイッチを操作することにより、レーザ発振器16がレーザ光を発振(発振 停止)するようにしてある。
【0018】 レーザ発振器16で発振されたレーザ光を目的の治療部位に導光するために、 レーザ発振器16は、レーザ光導光管20を介して、オペレータが手に持って操 作するハンドピース22が接続されている。レーザ光導光管20としては、通常 に使用されるコアとクラッドとよりなる中実の光ファイバや、光ファイバと同等 の柔軟性(曲げ性能)を有する中空導波路が利用される。また、歯科治療時に必 要な水や空気をハンドピース22に供給するための水供給用チューブや空気供給 チューブ(共に図示せず)が、レーザ光導光管20に沿って、レーザ制御装置1 2からハンドピース22まで配置されており、これらレーザ光導光管20、水供 給チューブ、空気供給チューブは保護管24の中に束になって収容されている。
【0019】 ハンドピース22は、図2に示すように、該ハンドピース22の先端部(レー ザ光出射側)に、上述したレーザ光導光管20の出射端部から出射されたレーザ 光をガイドするレーザ光導光部24を有する。握持部24は、レーザ光を導光す るために、ハンドピース22の長手方向中心軸に沿って伸びる光ファイバや中光 導波路よりなるレーザ光導光路26を有する。握持部24の右側(レーザ光出射 側)には、レーザプローブホルダ28が配置されている。
【0020】 レーザプローブホルダ28は、該レーザプローブホルダ28に外装された袋ナ ット30によって、握持部24に着脱自在に連結されている。レーザプローブホ ルダ28はまた、ハンドピース22の長手方向中心軸に沿って設けられる中空の レーザ光導光路32を有し、握持部24のレーザ光導光路26から送られて来る レーザ光を導光するようにしてある。レーザ光導光路32には集光レンズ34が 配置されており、レーザ光導光路32に沿って送られるレーザ光を、後述するレ ーザプローブ40のレーザ光導光路(光ファイバ)の入射端部に集光するように してある。集光レンズ34の右側には、該レーザ導光路32を延長してレーザプ ローブ装着孔36が形成され、このレーザプローブ装着孔36にレーザプローブ 40が着脱自在に装着されている。
【0021】 レーザプローブ40は、レーザ光の入射端側から出射端側(図2の左側から右 側)に向って、レーザプローブ装着孔36に対応した形状と大きさを有する装着 部42、該装着部42よりも外径の大きなホルダ44、形状の一定した案内筒( 金属製チューブ)46を同軸上に備えている。なお、本実施形態では、案内筒4 6は、その途中で曲線状に曲げられた曲管が用いられているが、真っ直ぐに伸び る直管であってもよい。また、レーザプローブ40には、装着部42の左側端部 から案内筒46の右側端部まで連続した光ファイバ案内路48が形成されており 、この光ファイバ案内路48に対応する太さの光ファイバ50が挿入されている 。さらに、光ファイバ50は、案内筒46の先端から所定長さ突出しており、本 実施形態において、該光ファイバ50の先端部52は円錐形に加工されている。
【0022】 このように構成された歯科治療用レーザ装置10では、レーザ発振器16で生 成されたレーザ光がレーザ光導光管20を介してハンドピース22に送られる。 ハンドピース22において、レーザ光は、握持部24のレーザ光導光路26、レ ーザプローブホルダ44のレーザ光導光路32、さらに集光レンズ34を介して 光ファイバ50へと送られ、該光ファイバ50の先端部52から出射される。
【0023】 また、このような歯科治療用レーザ装置10には、治療の種類(歯牙切削、歯 周治療、根管治療等)・治療する対象(エナメル質、象牙質、歯肉、歯髄等)・ 治療する部位(前歯、奥歯)の違いに応じて最も適切なレーザ照射状態が得られ るように、異なる太さ(径)や先端形状を有する光ファイバを用いた多数のレー ザプローブが用意されなければならない。
【0024】 具体的に、現在の実施例における光ファイバ50としては、80、100、1 25、150、250、300、400、600、900μmの径を有するもの が用意される。また、光ファイバ50の先端形状としては、円錐形状(図2及び 図3を参照)、長手方向中心軸と直交する方向から押し潰した扁平形状、光ファ イバの長手方向中心軸に対して直角度又は斜めの出射端面を有する形が考えられ る。
【0025】 光ファイバ50の先端部52を円錐形状とした場合、円錐角度(図2のγ)の 大きさに応じて、先端部52から出射するレーザ光の拡散形態が異なる。具体的 に、円錐角度が小さい場合には、図2において符号54で示すように、中心軸に 沿ってレーザ光が出射する。先端の円錐角度が変化すると先端からのレーザ出射 光の拡散状態が変化する。これを図7により材質が石英ファイバの時の例で説明 すると、図7(A)は、先端角度が20°の円錐とした場合であり、この時には 先端からの出射光はテーパ状の先端部からほぼ均等のエネルギで外部に向かって 出光する。図7(B)は、先端角度が70°の円錐とした場合であり、この時の 出射光は先端を中心として約90から110°の範囲に拡散するがプローブ中心 軸から遠い位置はリング状になって中心軸に近い位置よりエネルギ密度が高い領 域が有る。又、図7(C)は、先端角度が84°の時であり、この場合は円錐の 先端から中心軸に沿って強いエネルギ密度の光がプローブの中心軸に沿う部分と 円錐の先端部を中心に約200から230°に広がる領域の外側に近い領域にエ ネルギ密度の高い領域が有る。図7(D)は先端角度が100°の時であり、こ の場合は円錐の先端部を中心に約50から70°の角度で拡散し、この時もプロ ーブ中心軸から遠い外側部の方が内側に比べてエネルギ密度が高い。図7(E) は、先端角度が120°の場合を示す。この場合は、円錐の先端部を中心として 約25から35°の角度に拡散する。又、図7(F)は、先端がフラットな場合 を示す。この場合は、10から20°の範囲に拡散する。このように円錐角度の 違いにより先端部からのレーザ出射光の拡散パターンが変化する。従って、種々 の目的の違いにより種々の先端角度を選択して使用する必要が有るので複数の先 端角度のレーザプローブを用意しておく必要が有る。
【0026】 曲線状の案内筒46の場合、種々の歯科治療状態を考慮すると、0〜90°の 曲げ角度(ハンドピース22の中心軸に対する光ファイバ50の曲がり角度であ り、図3の角度δで示す。)を有するレーザプローブ40を用意する必要がある と思われる。
【0027】 したがって、歯科治療用レーザ装置10の提供者サイドからすれば、数十種類 のレーザプローブを提供しなければならないことになる。逆に、歯科治療用レー ザ装置の利用者サイドからすれば、提供された多数のレーザプローブの中から治 療目的に応じた一つのレーザプローブを正確に識別しなければならない。しかし 、光ファイバ50は、それ自体が細いものであるために、太さ・円錐角度・曲げ 角度の僅かな違いは容易に識別し難い。
【0028】 そこで、本願考案では、レーザプローブ40の外面の少なくとも一部に、該レ ーザプローブ40の特徴(例えば、光ファイバの太さ、円錐角度、曲げ角度)を 表出する印を設け、これにより利用者が容易にレーザプローブ40の特徴を識別 できるようにしている。
【0029】 具体的に、図3に示す実施形態では、レーザプローブ40のホルダ44の先端 面60に第1から第3の印(識別マーク)62、64、66が印刷されている。 ここで、第1の印62は光ファイバの太さ(径)、第2の印64は光ファイバ5 0の先端部52の円錐角度、第3の印66は案内筒46の曲げ角度を表している 。また、太さ・円錐角度・曲げ角度を表すそれぞれの印62、64、66は、例 えば、第1の印62は三角形の目印であり、光ファイバ50を太さの違いをその 目印の色で区別し、第2の印64は四角の目印で光ファイバ先端部52の円錐角 度の違いをその目印の色で区別し、第3の印66は円形の目印で光ファイバ50 の曲げ角度δの違いをその目印の色で区別するのが好ましい。また、明度の違い により区別しても良い。
【0030】 光ファイバ50の太さ又は円錐角度の値は、光ファイバ50の外周を異なる色 で着色するか、着色した色の明度を用いて表示してもよい。例えば、光ファイバ 50の太さだけを色の違いによって表示してもよいし、光ファイバ50の太さに 応じて異なる色を着色し、円錐角度に応じて明度を違えてもよい。
【0031】 図4は、光ファイバ50を示す図で上半分が外観図を示し、下半分が断面図を 示す。光ファイバ50を着色する場合、コア70の外周面を被覆しているクラッ ド74の外周に、目的の顔料を含むアルミニウムをアルマイト加工して着色層( 外皮)76を形成し着色するのが好ましい。
【0032】 図5は、レーザプローブの特徴を識別するための印の他の形態を示す。このレ ーザプローブ40Aでは、案内筒46に3つの環状の印71、73、75が印刷 等によりマーキングされており、それぞれの印71、73、75が、光ファイバ の太さ(径)、光ファイバ先端部の円錐角度、案内筒の曲げ角度を表している。 本実施形態において、上述した図4の実施形態と同様に、色、明度を用いて、各 特徴の種類や大小を表示するのが好ましい。また、本実施形態においても、光フ ァイバ50の外周部に着色層を設け、これにより光ファイバ50の太さを表示し てもよい。
【0033】 なお、図4と図5に示す実施形態では、3つの特徴(光ファイバの太さと先端 部の円錐角度、案内筒の曲げ角度)を表示したが、その他の特徴、例えば光ファ イバの先端形状(円錐形状、扁平形状)を併せて表示することもできる。
【0034】 また、レーザプローブ40や40Aの特徴を、ホルダ44の前面、案内筒46 の外周部に設けたが、ホルダ44の外周面や装着部42に設けてもよい。
【0035】 さらに、異なる特徴をそれぞれ異なる場所に設けてもよい。具体的には、光フ ァイバの太さはホルダ44の外周面、光ファイバの先端円錐角度はホルダ44の 前面、案内筒46の曲げ角度は案内筒の外周面、又は光ファイバの太さと先端円 錐角度は光ファイバの外周面、案内筒46の曲げ角度は案内筒の外周面に設ける 等の態様が考えられる。
【0036】 さらにまた、レーザプローブホルダ28の特徴を表示する印は、バーコードに 類似した態様で表示することもできる。
【0037】 そして、上述したレーザプローブ40の特徴とそれに対応する印との対応関係 を表にした索引をレーザ装置10の外周部に表示するか、索引を表示したシール をハンドピース又は近くのテーブル等の適当な個所に貼り付け、これにより利用 者がレーザプローブの特徴を容易に識別できるようにするのが好ましい。
【0038】 また、以上の説明では、印として色や形状を利用したが、レーザプローブ40 や40Aの特徴を識別できる印であれば何でもよく、例えは、特徴を表した数値 やアルファベット(例えば、先端円錐角度であれば、該円錐角度を表す数字)を 印として設けてもよい。
【0039】 この例としては、A3、B80、C70であればAは光ファイバの太さを示し 3は300μmの直径の光ファイバを示し、Bは先端部の円錐角を示し80は先 端角80°を示し、Cは案内筒の曲げ角度で70は曲げ角度70°を示すとして も良い。
【0040】 図6は、根管治療の際に歯髄の除去、根管拡大等に利用できるレーザプローブ 40Bを示す。このレーザプローブ40Bでは、光ファイバ50の案内筒46か ら突出した部分(突出部分)82が、図3及び図5に示すレーザプローブ40、 40Aに比べて長くしてある。また、光ファイバ突出部分82には、一定の間隔 (例えば、1、2、又は5mm)の間隔で目盛84が設けてある。したがって、 このレーザプローブ40Bを使用すれば、根管治療の際に、目盛84を参照する ことで、光ファイバ50の根管内への進入深度を容易に確認できる。
【0041】 光ファイバ50の目盛84は、従来から知られているレーザマーキング法に従 い、目盛に対応した開口部を有するマスクを介して光ファイバにレーザを照射す ることで形成することができる。
【0042】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るレーザプローブ、ハンドピース 、レーザ装置によれば、それらの利用者はレーザプローブの外周面に付された印 を見るだけで、レーザプローブの特徴を識別できる。したがって、目的に応じた レーザプローブを誤り無くハンドピースに装着し、最適のレーザ加工又は治療等 を行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歯科治療用レーザ装置の全体を示す斜視図。
【図2】 ハンドピースの拡大部分断面図。
【図3】 レーザプローブの拡大斜視図。
【図4】 光ファイバの部分拡大断面側面図。
【図5】 レーザプローブの他の形態の拡大斜視図。
【図6】 レーザプローブの別の形態の拡大斜視図。
【図7】 レーザプローブの先端角と出射光を示す図。
【符号の説明】
10:歯科治療用レーザ装置 20:レーザ光導光管 22:ハンドピース 40、40A、40B:レーザプローブ 42:装着部 44:ホルダ 46:案内筒 50:光ファイバ 52:光ファイバ先端部 62、64、66、71、73、75:印 70:コア 74:クラッド 76:着色層の外皮 82:突出部分 84:目盛

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を治療部位に照射するために用
    いられるハンドピースの先端部に着脱自在に装着される
    レーザプローブにおいて、 上記レーザプローブは、外面の少なくとも一部に、該レ
    ーザプローブの特徴を表出する印を有することを特徴と
    するレーザプローブ。
  2. 【請求項2】 上記レーザプローブは、 案内筒と、 上記案内筒に挿通され、上記レーザ光を導光する光ファ
    イバと、 上記案内筒を保持し且つ上記ハンドピースの先端部に着
    脱自在に取り付けられるホルダとを有し、 上記案内筒、光ファイバ、ホルダの少なくともいずれか
    一つの外面に、上記印が設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のレーザプローブ。
  3. 【請求項3】 上記光ファイバは、 細長いコアと、 上記コアの外周部を被覆するクラッドと、 上記クラッドの外周部を被覆する外皮とを有し、 上記外皮が上記印を有することを特徴とする請求項2の
    レーザプローブ。
  4. 【請求項4】 上記外皮はアルミニウムからなり、上記
    アルミニウムを着色して上記印が形成されていることを
    特徴とする請求項3のレーザプローブ。
  5. 【請求項5】 上記印が、上記光ファイバの径、先端角
    度の少なくともいずれか一方を表示していることを特徴
    とする請求項1から4のいずれか一に記載のレーザプロ
    ーブ。
  6. 【請求項6】 上記案内筒が所定角度をもって曲線状に
    曲げられており、 上記印が上記所定角度を表示していることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか一に記載のレーザプローブ。
  7. 【請求項7】 上記光ファイバは上記案内筒の先端から
    所定長さ突出した突出部分を有し、 上記光ファイバの突出部分は所定の間隔をあけて目盛が
    記されていることを特徴とする請求項1から6のいずれ
    か一に記載のレーザプローブ。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか一に記載のレ
    ーザプローブを備えたハンドピース。
  9. 【請求項9】 請求項8のハンドピースを備えた医療用
    レーザ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104700A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Michiya Suzuki 歯肉厚測定器付き回転式歯肉切除器
JP2010068880A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Yuji Miwa 光ファイバーの先端加工を伴う歯科用レーザー治療装置、その先端加工方法及びその治療システム
KR102010695B1 (ko) * 2018-02-14 2019-08-13 손량희 안전기능이 향상된 레이저 치료장치

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