JP3069797U - 食品用包装体及びその包装体により被包された食品 - Google Patents

食品用包装体及びその包装体により被包された食品

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下 和 良 山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固形状の食品の識別性や消費者アピール効果
を向上させた食品用包装体及びそれに被包された固形状
食品を提供する。 【解決手段】 サンドイッチ、米飯食品又は惣菜を包装
しその製品外装を構成する包装体であって、包装体の面
の一部を透明体とし、該透明体を通して露呈された食材
が視認可能で、残余の部分を商品個性に対応させた色彩
/模様を施した非透明体とした食品用包装体である。非
透明体に、製品種類と一対一に対応させた色彩/模様を
含ませた食品用包装体とすることで、消費者へのアピー
ル効果を向上させることができる。また、その包装体に
より被包されたサンドイッチ、米飯又は惣菜製品が提供
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品を包装した商品形態で販売するための薄いシート材からなる包 装体及び該包装体によって被包された食品に関し、詳しくは、該食品の包装体に 外観上の新規な構成を施すことによって、生産、流通及び販売における商品取扱 い上の商品種類判別機能や、店頭販売における消費者への商品アピール効果を向 上させることを可能にした包装体及びその該包装体により被包された該食品に関 する。
【0002】
【従来の技術】
特別な食器を必要とせずに簡便に食することができる食品として、サンドイッ チや、和風の伝統的な食品であるおにぎりなどの米飯食品や、惣菜があるが、従 来からのベーカリーの他、最近のコンビニエンス・ストアーやファースト・フー ド店等の取扱い店舗数の拡大もあって、学生や子供を始め、忙しいビジネスマン やOLなどに人気がある大衆的な商品となっている。
【0003】 一方、製造・販売者側も、多様な消費者の嗜好に応えようとして、パンに挟む 食材として、従来からのチーズ、ハム、卵に加え、鶏肉加工品、揚げ物、レタス やキウイなどの新規な食材を用いると共にその味付けを工夫するなど、その商品 形態を多様化させている。また、同様に米飯商品は形、サイズ、中身の具などが 様々に組み合わされたものなどがある。
【0004】 サンドイッチ製品について一例を図8及び図9を用いて説明する。図8は、包 装体によって被包されたサンドイッチ製品の斜視図であり、そのサンドイッチの 形状は、積層された四角形のサンドイッチ食材をその対角線上で積層方向に切断 して得られた直角三角柱であり、食材が露呈する切断面10がその斜面に現われ ている。一方、包装体12は、図9に示すように、略三角形状のポリエチレンシ ート材25(上面)及びこれよりやや丈の短く上下端部の切除された同じくポリ エチレンシート材26(下面)が、両斜辺の各縁部30及び31並びに上方水平 部32で接合され形成される。この上方水平部32は、サンドイッチの積層され た厚みに対応する長さに設定され、その上方に残された指先大の端部33の上面 シート材26には、一対の平行切欠線13、14が上下に刻設され、包装体開封 のための舌状片15を形成している。
【0005】 この包装体12には、開封の引裂き方向を示す矢印20及びその説明文17が 上面シート材25に、その他若干の装飾18及び商品名表示19が下面シート材 26にそれぞれ印刷されているが、その大部分は、図8に示すようにサンドイッ チ両側面のパン食材大部分が透視できるように透明になっている。サンドドイッ チ食品は、開放されている座部24から挿入され、テープその他の封止手段で閉 封される。こうして包装された製品は、製造最終段階において、食材の露呈した 包装体斜面部に、商品名、製造日時、賞味期間や原材料の各表示及びバーコード を付した商品に関する説明文である表示ラベル16が添着される。
【0006】 製品構成が多様化されてきてはいるが、包装体自体はその大部分が上記の如き 構成と大同小異である。また、こうした多様化に対しては、一般商品と同様に、 生産管理や販売実績管理など一部では、バーコードの導入などで対応されてきて いるが、製造ラインでの実作業などは、大部分が、直接人手を介して行なわれて いるのが実状である。説明表示のラベリングが完了した製品は、その後、種類別 に出荷先毎に搬送容器に振り分けるが、これらはすべて作業者の目視によって行 われているのが常態である。
【0007】 内部食材を挟み込むパン食材は、いずれも同様の外観であるため、透明な包装 体で包装してもその種類判別は不可能であり、結局、その種類判別は、その積層 された切断面から見える内部の食材によって判別するか、包装体やラベルの商品 名を読取ることで行われる。しかし、商品の取扱い段階では、コンパクトに取り まとめるため切断面同士は互いに接して配列されるため、外部から切り口は目視 することは困難な場合もある。
【0008】 また、店頭陳列されるサンドイッチ製品は、その食材を消費者に確認し易くす るために、商品説明ラベルが添着される部分や、製品名、包装体開封方法及び若 干の宣伝文等の記載部分を除き、その大部分が透明な包装体で包装し、切り口断 面を前面に向けてケースや棚に配置されている。そこで、消費者は、パン食材に 挟まれた具材をサンドイッチの切り口(切断面)から見るか、及び/又は、ラベ ル表示から好みに合うものを求めている。
【0009】 しかし、具材は、通常、パン食材よりもその厚みも薄く、味付けが異なっても 色彩・模様は類似したものが多く、積層切断面即ちストライプ形状という形態上 の限界もあり、これらの外観からでは、折角のバラエティに富んだ商品種類を消 費者に対し十分にアピール出来ていないのが実状である。
【0010】 図10は、米飯食品の一種であるおにぎりの包装構造の従来例を示す。この食 品は、全体が透視できるように透明なポリエチレンシート材などの包装体によっ て被包された三角形のおにぎりとなっている。包装体12の上部には、一対の平 行切欠線13,14が上下方向に形成されることにより、包装体開封のための舌 状片15を形成している。正面には商品名、中身の具材などが記載された表示ラ ベル16が貼られ、反対面には製造日時、賞味期限、バーコードなどが記載され た他の表示ラベル(図示省略)が貼られている。消費者は、中身の具材を確認す る手段として、表示ラベル16の文字に頼っている。この表示方法では、折角の バラエティに富んだ商品種類を十分にアピールすることができない。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案は、従来どおりその切り口(切断面)を視認できる様にすると 共に販売上必要なラベル表示をも行ないながら、生産出荷段階での取扱いにおい て、目視による包装製品の種類判別性を向上させ、また、米飯商品や、惣菜をも 含めて、店頭販売における製品種類に応じた消費者アピール効果を向上させた包 装体を提供するものであり、及び該包装体によって被包された食品を提供するも のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の包装体は、以下の構成を採用する。請求項 1の考案では、固形状の食品を包装しその製品外装を構成する包装体であって、 当該食品に対接するその包装体の面の少なともその一部を、露呈された食材を視 認可能な透明体とし、残余の部分を商品個性に対応させた色彩/模様としたもの であり、これによって、従来どおり直接食材を視認できると共に、包装体のほぼ 全体に亙って商品に応じたデザインが付されているので、その外観は、ある特定 商品であること容易に表現すると共に消費者へ商品をアピールすることになる。
【0013】 また、請求項2の考案では、請求項1の考案において、色彩/模様が、商品に 関する説明表示を除き、その残余の部分の全体に亙り施されたものであり、その ため、包装体のほぼ全体が、製品種類の外観判別機能や消費者向けの商品アピー ル効果をより向上させたものとなる。商品に関する説明表示は、上記したように 製造年月日のごとき商品品質を文字にて説明するものであるから、色彩/模様と は趣の異なるものである。
【0014】 請求項3の考案では、請求項1又は2の考案において、透明体は、一又は二以 上の透明体からなるものである。このように透明体を複数とする場合には相対的 に、色彩/模様の配置にバラエティ一がもたらされる。
【0015】 請求項4の考案では、請求項1乃至3いずれかの考案において、透明体は、単 一の方形の形状を有し、透明体が設けられた面には、色彩/模様の一部が配され ているものである。従って透明体が設けられた面のみから見るだけで色彩/模様 の商品識別・アピール効果を現すことができる。
【0016】 請求項5の考案では、請求項1乃至4いずれかの考案において、商品に関する 説明表示が、透明体が設けられた面以外の面に設けられているものである。これ により透明体や色彩/模様を表示する部分を大きくとることができるので、それ らの特性をより発揮できる。
【0017】 請求項6の考案では、請求項1乃至5いずれかの考案において、前記の透明体 が包装体の斜面に設けられてあるとしたものであり、それによって、透明体、必 要に応じて、色彩/模様表示やラベル表示を最も長い斜面に余裕をもって配置で きる。
【0018】 請求項7の考案では、請求項2乃至6いずれかの考案において、商品に関する 説明表示が、食品の包装後にラベリングされたものである。従って、該説明表示 と色彩/模様とを互いに独立に設定できるので、同じ商品名・説明表示でも販売 店・場所で色彩/模様を変えるなどの自由度がある。
【0019】 請求項8の考案では、固形状の食品をサンドイッチ、米飯食品又は惣菜とする ものであり、これにより適用できる食品の範囲を広くすることができる。
【0020】 請求項9の考案では、請求項1乃至8いずれかの考案において、請求項1乃至 7いずれかの食品用包装体によって被包された食品としたため、包装体の上記し た機能効果を具現した該製品を提供できる。
【0021】 尚、以上の本考案の「色彩/模様」とは、単色の色彩、複数の色彩からなる模 様、図柄、その他意匠的効果を有するものを含むが、完全非透明である必要はな く、一部に透明要素が含まれ全体として模様を構成するものであれば良い。
【0022】
【考案の実施の形態】
本考案の第1の実施の形態を、包装体によって被包された直角三角柱のサンド イッチ製品の斜視図である図1及び図1の包装体をその後方から見た斜視図であ る図2に基づいて、以下に説明するが、図8及び図9と同様な部分は同一の参照 符号を用いる。包装体12の形状は、図9に示したものから、上方水平部32よ り上部の引き裂き開封用の端部33を取り除かれている他、これと同じものであ る。
【0023】 サンドイッチ食品11の切断面10(直角三角柱の斜面)に対接する包装体の 斜面には、透明ポリエチレンの包装素材をそのまま利用した窓状の方形透明体2 2が形成され、食材積層方向と垂直方向(図面上下方向)の上縁40及び下縁4 1には、他の包装面全面と同様、商品個性に対応させたメッシュ調の色彩/模様 23が連続して形成されている。
【0024】 透明体22は、サンドイッチ食品11の両サイドの食パン食材42、42と3 種類の具材43、44及び45をその積層方向には完全にカバーし、切断面10 をほぼ全面に亙り覗かせている。従って、図4の包装体12のように実質全体的 には透明であっても、主要な斜面が表示ラベル16で覆われてしまっているもの に比し、食材の視認効果は遥かに大きくなる。
【0025】 また、店舗で整列して陳列される場合、通例、透明体22が設けられた面(斜 面)が前面に向けて隣接配列されるから、それらが目線の高さとにある場合には 、消費者は通常その透明体22の形成された前面以外は見えにくくなる。しかし 、その前面の一部にも同時に、上下縁に色彩/模様が付されているので、製品の 前面のみから見た場合でも、十分に商品識別アピール効果がある。
【0026】 前面(斜面)がこの様に構成されているため、商品の説明表示は、図2に示す ように、その後面50の下方に表示ラベル16として添着されている。この様に 配置することで、色彩/模様の一体性を阻害するバーコードなどの表示を、あま り目立たないようにすることができる。即ち、商品の文字説明よりも、現物判断 や視覚イメージなどを優先させた包装になっている。
【0027】 また、この包装体12には、従来のような切除開封の舌状片15を設けていな いが、サンドイッチ食品11を挿入した開口部の閉封シールを剥がして開封する 。こうすることで、包装体12を破ることなく袋としての原形を保てるので、全 部を食べきることができないときには、そのまま包装体12に残しておくことが できる。
【0028】 また、色彩/模様について言えば、より具体的には、例えば本態様が、レタス サンドに卵又はトマトがミックスされた製品には、レタスを表す薄緑を色彩・模 様全体の基調とし、卵の黄色又はトマトの紅などその素材を連想させるものをメ ッシュ模様にして付加するなどといったことが考えられる。即ち色彩・模様表示 は、単なる単色の色彩、複数の色彩から成る模様、図案化したもの等を含めるこ とができる。
【0029】 上記実施の態様では、本考案の包装体が適用されるサンドイッチ食品の形状を 、積層方向切断面をその斜辺とした直角三角柱としたが、これに限るものではな く、方形のものでも良く、要は内部の具材がその端面に露呈しているサンドイッ チ食品であれば、用いることができる。
【0030】 また、透明体22は、単一の方形のものに限られるものではなく、幅を約半分 に狭めた上下に2個の方形透明体を、左右(幅)方向にずらせて設けることで、 実質的に切断面を積層方向にカバーできると共に、各透明体の脇やそれらの間 に色彩/模様を設けることもできる。更に、透明体を上下に複数設けることで、 その形状を方形以外のものにすることも可能である。
【0031】 包装体の開封手段は、適宜便利な方法を用いればよいから、その開封のための 表示は必ずしも必要なわけでもない。更に、商品説明用の表示ラベル16も、ベ ーカリーや菓子製造店舗の店頭直接販売などでは、必要ない場合も有り得る。表 示ラベル16に変えて、包装体12に予め印刷して置くことも可能であるが、こ の印刷が製品や製造日毎に容易に変更できる場合は別として、一般的には、包装 後のラベリングが行われる。
【0032】 次に、サンドイッチ製品の別の実施の態様について、図1と同様な斜視図であ る図3に基づき説明する。この形態において図1と異なる点は、先ず、図8の従 来例同様に包装体12を引き裂いて開封する構成が採られている。即ち、端部3 3に設けられた舌状片15、開封のための矢印20及び説明文17が形成されて いる。次に、斜面の上縁の他、方形の透明体22を囲むように色彩/模様23が 延在しているが、透明体の面積をあまり小さくしないため、下縁の部分はその幅 を狭めている。両サイドのパン食材42の一部と具材43及び45を確実に透視 できるようにするため、両側縁に設けられた色彩/模様の幅はパン食材の厚さよ りも幅狭く設けられている。この包装体12は、透明体22に色彩/模様の縁取 りが付された格好になっている。
【0033】 図4及び図5は、米飯食品として、おにぎり食品の包装体に適用した実施の形 態を示す。包装体12の外形形状は、図10に示した引き裂き開閉用の舌状片1 5及び一対の切欠線13,14が取り除かれている以外は同じとなっている。お にぎり食品を挿入した開口部には閉封シール14aが貼られ、これを剥がして開 封することで容易に取り出し可能となる。これにより包装体12を破ることなく 袋としての原形を保てるので、全部を食べきることができないときには、そのま ま包装体12に残しておくことができる。また、正面における上縁40及び下縁 41には、他の包装全面と同様、おにぎり食品の具材を連想させるメッシュ調の 色彩/模様23が連続して形成されている。さらに、正面における色彩/模様2 3の内方は透明体22となっており、内部を透視することができる。このおにぎ り食品の包装体12の裏側には、サンドイッチ食品の包装体と同様に表示ラベル 16が印刷等によって形成されている。
【0034】 図6は、おにぎり食品の包装体の別の実施の態様であり、図4と図5と異なる 点は、先ず、図10の従来例同様に包装体12を引き裂いて開封する舌状片15 が設けられている構成が採られている。また、色彩/模様では、透明体22に色 彩/模様の縁取りが付された格好に施され、前記透明体22を除いた全体に、お にぎり食品の具材を連想させるようにメッシュ模様が付加された格好になってい る。
【0035】 図7は惣菜の包装体における実施の形態を示す。図6同様包装体12を引き裂 いて開封する舌状片15が設けられている構成が採られており、透明体の面の周 囲にはそのお惣菜を消費者にアピールする商品個性を表す色彩/模様が施されて いる。
【0036】
【考案の効果】
従来のサンドイッチ、米飯食品又は惣菜の包装体が、実質的に大部分が透明で あったため、それら食品をそのまま透視させ、また、食品素材(具材)を露呈さ せているに過ぎないものであったため、その製品自体の識別性が薄く、かつ消費 者へのアピール効果も殆ど期待できないものであったのに比べ、請求項1記載の 考案によれば、包装体としてその一部を除き、全体に商品個性を表す色彩/模様 で構成し、没個性的な生地を該色彩/模様で覆うことにしたため、上記識別性や アピール効果を向上させることができた。
【0037】 また、請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案において、商品の説 明表示を設ける場合にはこれを除き、残余の部分を色彩/模様で表したので、そ の商品識別性や消費者アピール効果をより一層向上させることができた。請求項 3記載の考案によれば、請求項1又は2記載の考案において、透明体で食材が、 十分に判別することができ、透明体を複数とする場合には相対的に、色彩/模様 の配置にバラエティ一がもたらされる。請求項4記載の考案によれば、請求項1 乃至3いずれか記載の考案において、店頭陳列に際し消費者に向けて対向配置さ れる面にも、上記の色彩/模様の一部が設けられたため、確実に消費者にアピー ルすることができる。識別性やアピール効果を持ちながらも、従来の説明文によ る商品表示の機能を失うことはない。
【0038】 請求項5記載の考案によれば、請求項1乃至4いずれか記載の考案において、 商品に関する説明表示を透明体が設けられた面以外に設けたから、透明体の透視 性を狭めたり色彩/模様のバランスや一体性を崩すことなく、商品の文字説明が 可能となる。請求項6記載の考案によれば、請求項1乃至5いずれか記載の考案 において、他辺よりも長い斜辺に透明体を設けたので、その面に透明体や色彩/ 模様を余裕を以って容易に設けることができる。請求項7記載の考案によれば、 請求項2乃至6いずれか記載の考案において、商品に関する説明表示が、食品包 装後にラベリングされたものであるとしたため、該説明表示と色彩/模様とを互 いに独立に決めることができる、同じ商品名・説明表示でも販売店・場所で色彩 /模様を変えるなどの自由度がある。請求項8記載の考案によれば、固形状の食 品をサンドイッチ、米飯食品又は惣菜とするものであり、これにより適用できる 食品の範囲を広くすることができる。請求項9記載の考案によれば、請求項1乃 至8いずれか記載の考案の食品用包装体が有する効果を具有する食品を得ること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサンドイッチ食品を包装した包装体及
びサンドイッチ製品の第1の実施の態様を示すこれらの
斜視図である。
【図2】図1の包装体及びサンドイッチ製品をその後方
から見たこれらの斜視図である。
【図3】本考案のサンドイッチ食品を包装した包装体及
びサンドイッチ製品の第2の実施の態様を示すこれらの
斜視図である。
【図4】本考案のおにぎり食品を包装した包装体及びお
にぎり製品の第1の実施の態様を示すこれらの斜視図で
ある。
【図5】図4の包装体及びおにぎり製品をその後方から
見たこれらの斜視図である。
【図6】本考案のおにぎり食品を包装した包装体及びお
にぎり製品の第2の実施の態様を示すこれらの斜視図で
ある。
【図7】本考案の惣菜食品を包装した包装体及び惣菜製
品の第2の実施の態様を示すこれらの斜視図である。
【図8】従来のサンドイッチ食品を包装した包装体及び
サンドイッチ製品を示すこれらの斜視図である。
【図9】従来のサンドイッチ食品包装体の未包装のシー
ト状形態の平面図である。
【図10】従来のおにぎり食品を包装した包装体及びお
にぎり製品を示すこれらの斜視図である。
【符号の説明】
10 切断面 11 サンドイッチ食品 12 包装体 13、14 切欠 14a 閉封シール 15 舌状片 16 表示ラベル 17 説明文 22 透明体 23 色彩/模様

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形状の食品を包装しその製品外装を構
    成する包装体であって、当該食品に対接するその包装体
    の面の少なくともその一部を、露呈された食材を視認可
    能な透明体とし、残余の部分に商品個性に対応させた色
    彩/模様を配したことを特徴とする食品用包装体。
  2. 【請求項2】 色彩/模様が、商品に関する説明表示が
    ある場合はこれを除き、残余の部分の全体に亙り施され
    たことを特徴とする請求項1記載の食品用包装体。
  3. 【請求項3】 透明体は、一又は二以上の透明体からな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の食品用包装
    体。
  4. 【請求項4】 透明体は、単一の方形の形状を有し、透
    明体が設けられた面には、色彩/模様の一部が配されて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の食品用包装体。
  5. 【請求項5】 商品に関する説明表示が、透明体が設け
    られた面以外の面に設けられていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の食品用包装体。
  6. 【請求項6】 前記透明体が、包装体の斜面に設けてあ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    食品用包装体。
  7. 【請求項7】 商品に関する説明表示が、食品の包装後
    にラベリングされたものであることを特徴とする請求項
    2乃至6のいずれかに記載の食品用包装体。
  8. 【請求項8】 前記固形状の食品がサンドイッチ、米飯
    食品、又は惣菜であることを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれかに記載の食品用包装体。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の食品
    用包装体によって被包された食品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019104540A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社トッパンインフォメディア 開封誘導ラベル、開封誘導パウチ容器

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